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ヤミイ

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 我慢できなかった。
 画面の中の先生はあまりにもいやらしく、僕の下半身に加えられるジュリの責めはあまりにツボを得ていた。
「はうっ」
 躰が跳ねた。
 とたんに、
 どびゅっ。
 ペニスがたわみ、すすり泣きながら、僕は射精した。
 しかし、後ろ向きのペニスから発射された精液は、すぐにジュリの喉に呑み込まれた。
「若いだけあって、おまえの汁は、なんて濃厚なのかしら。精子のつぶつぶが舌に感じられるくらい、ねっとりと濃い味ね。素敵。大人の男とは大違い」
 ごくんと僕のエキスを飲み干して、舌で口の周りに付着した精液を舐め取ると、ジュリが言った。 
 大人の男とは、暗に先生を指しているのだろうか。
 確かにそうかもしれないと思う。
 独りフェラチオで自分の精液を飲んだ時、僕はそのあまりの生臭さにむせそうになったものだ。
 顏を上げると、画面の中の先生も精を放ったところらしかった。
 まるで剣道の試合のように、先生のペニスにおのれの丸太ペニスを打ちつけていた佐平が、今は先生のペニスを亀頭の首を締め上げるように握りしめている。
 そのずる剥けのハート形の頭から、ミルク状の液体が滴っているのだ。
 佐平は肉竿の半ばあたりで右手を上下させ、先生のペニスから精液を絞り出しているのだった。
「まさか、これで終わりだと思ってないわよね」
 ジュリが、尻の間から突き出た僕のペニスを逆手に握ったまま、立ち上がった。
「いい? あたしはまだ全然逝ってないの。おまえひとりだけいい目を見てそれでおしまい、なんてことはあり得ない」
 ああ、そうなのだ。
 ならばそれは、隣の部屋の助清と佐平も同じだろう。
 先生だけ達して、それで事が済むはずがない。
 ジュリが僕のペニスを斜め下に引く。
 下半身を斜め下に引かれて、僕は上半身を持ち上げる。
 尻の割れ目に熱く硬いものが当たった。
 焼けた鉄串のようなジュリの性器である。
 そのまま、斜め下から、ジュリが僕の肛門に自分の勃起ペニスをスライドさせる。
 括約筋が翻り、僕の肛門が積極的にジュリの槍型亀頭を受け容れにかかる。
 めりっ。
「むきゅうっ」
 両手で自分の乳首をつまみながら、膝立ちになり、僕は伸び上がった。
 肉を裂く音とともに、ジュリの勃起男根がずぶずぶとめりこんできたのだ。
「すごい、締まり具合・・・」
 僕を突き上げながら、ジュリがハスキーな声で言う。
「きゃんっ」
 突き上げられて、僕はよろめき、ベッドにすがりつく。
 見上げた先、ベッドのヘッドボードの上部の壁には、あのモニター画面がある。
 凌辱される先生のライブ映像を映す、大型スクリーンだ。
 ジュリに貫かれ、押し上げられるようにして、僕はベッドに這い上がる。
 僕を追い立て、腰を密着させたジュリも上がってきた。
 目の前に先生の映像が迫り、僕の後ろ向きペニスがまたしても海綿体に血液を集め始める。
 今画面に大写しになっているのは、佐平に扱かれて白い精液をひり出す先生の真っ赤な亀頭である。
 その映像に、僕は先生との兜合わせを思い出し、陶然となった。
 ああ、もう一度、ぶつけてみたい。
 その思いで狂い出しそうになる。
 先生の感じやすいアレに、仮性包茎者の僕の、いつもぬるぬるの過敏亀頭を・・・。

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