R指定

ヤミイ

文字の大きさ
570 / 855

562

しおりを挟む
 ジュリの興奮の度合いは、僕が頬張ったペニスの具合でよくわかる。
 ただでさえ勃起して硬くなっていたペニスの表面に、網の目のように血管が浮かび上がり始めたのだ。 
 そのゴツゴツした感触を楽しみながら、僕はジュリの怒張した肉の茎をしゃぶりまくる。
 アイスバーを舐めるように、つけ根から亀頭のエラの裏側まで、あまさずじっくり舐めてやる。
 ジュリの亀頭はすでにカウパー腺液でぬるぬるしている。
 両生類の口みたいな鈴口を舌先でつついてやると、生臭い汁が面白いほどにじみ出てくるからだ。
 そうしてペニスを責めながら、指でヴァギナの肉襞をつまんで、軽くこすり合わせてみる。
 ジュリの場合、いきなり指をや性器を挿入するより、前戯で限界までエクスタシーを高めた方がいい。
 なぜって、両性具有者は僕らのような単性者より性感帯が多いのだ。
 これを責めない手はないだろう。
 予想通り、肉襞への愛撫は、かなり効果的だった。
 ハアハアハアハア・・・。
 ジュリの息遣いが荒くなり、襞と襞との狭間から、生暖かい液体が沁み出し始めたのである。
 亀頭の先にカウパー腺液を、膣の入口に愛液を溢れさせ、ジュリはゆっくり腰を前後に揺すっている。
 ひと通り周りの肉襞を愛撫し終えると、いよいよ女性器の内側の攻略だ。
 立派な男根が生えているため、ジュリには陰核がない。
 だからその分、小陰唇の中のつくりはあっさりしている。
 指で探って穴の入口を見つけると、開口部をつんつんつついてみた。
「きゅんっ」
 ジュリが喘いだとたん、指に熱い肉が絡みついてきた。
 肛門への挿入時と同様に、括約筋が作動したに違いない。
 圧力に逆らって無理に中に突っ込むと、吸いつくように肉の膜が僕の人差し指を締めつけてくる。
 頭の中で女体に関する知識を反芻する。
 確か僕らの前立腺にあたるところが女性ではGスポットと呼ばれ、それは膣の前庭部にあるはずだ。
 蜜のあふれ返る肉の壺の中で、人差し指を第二関節で曲げ、腹の部分を壁に押し当てる。
 しばらく探ると他よりザラザラした部位にぶつかった。
 これだ。
 これが噂のあのGスポットだ。
 予想は当たった。
「いやあんっ」
 ちょっとこすり上げただけで、緊縛されたジュリが、巨乳を揺らし、革紐をよじって大きくのけぞったのだ。
 よし、右手の位置はこれで決まった。
 僕は口だけでペニスを咥え直すと、左手を自由にした。
 さあ、残るはこの左手。
 どこをどうしてやるのが、一番効率よくアンドロギュノスを逝かせられるだろうか。
 乳房?
 乳首? 
 口の中?
 それとも・・・。
 
 

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...