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ヤミイ

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 お互いの穴を貫きながら、肛門汁とカウパー腺液にまみれた僕らー。
 先生の躰の動きに合わせて、肉と肉のぶつかる湿った音が、深夜の静寂の中に響き渡る。
 何十回と先生が上下し、その肛門を真下から同じ回数、僕が突き通した頃…。
 僕らはほとんど同時に臨界点に達し、獣のように叫びながらそれぞれ相手の直腸内に莫大な量の精を放出した。
 僕の中に注ぎ込まれた先生の精子の量ときたら、それこそ男でも孕むのではないかと思われるほどだった。
 むろん、僕も負けてはいなかった。
 真剣に先生を孕ませるつもりで、カチコチに勃った肉棒の口から、熱いミルクをぶちまけた。
「ああ…」
「く…」
 先生の尻が引き上げられると、互いの精液でどろどろになった二本の陰茎が、ふたつの穴から現れた。
 青臭い多量のミルクが僕の陰嚢の裏側にぼとぼとと滴り落ち、下半身を濡らしてベッドにまで垂れてくる。
「ふたりとも、すっごくたくさん出たけど、これでおしまい?」
 先生の勃起ペニスの先から粘つくミルクを指ですくい取り、口に運んで味見しながら、塁が訊く。
 ロープの動きはすでに止められていて、僕と先生はそれぞれ恥辱に満ちた姿勢のまま、荒い息を吐いている。
 お互い、精を放った後に訪れる、男だけの特権である澄み切った境地、”賢者タイム”に浸っている証拠だった。
「まだ…です」
 全身に広がる脱力感に逆らって、僕は言った。
 まだ、先生を解放したくない。
 僕だけの時間を、楽しみつくさなくては。
 しかし、この大量射精後の”賢者タイム”から、再びケダモノじみた劣情を取り戻すことは、並大抵の方法では不可能だ。
 何かないだろうか。
 これまでしてきたことの、アレンジでもいい。
 幸い、この部屋には、何でもある。
 先生と我を忘れて乳繰り合ったどの行為も、ここなら再現可能なはずなのだ。
 思い出せ。
 僕と先生が、一番感じること…それはー。
「もう無理じゃない? それとも、今度は、あたしが相手になろうか?」
 欲情を瞳にたぎらせ、畳みかけるように塁が言う。
 そうはさせない。
 先生に女体による奉仕は不要なのだ。
「いえ、まだ逝けます。こうしましょう。ちょっと、耳を貸してください」
 僕は塁を呼んだ。
 耳元で話し終えると、塁が眼を見開いた。
「ま、まさか…あなた、そこまでする気…? 信じられない…。どっちかが死んでも、あたしは責任取らないわよ?」
 
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