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180度開脚した男の娘、ジュリは、陰部から子宮を、肛門から直腸を引きずり出され、半ば放心状態だ。
ジュリの子宮は、内部に卵巣がつまっているため、トウモロコシによく似ている。
直腸のほうは、使用済みのコンドームを思わせるチューブ状で、先端がスッポンの口みたいに細くなっている。
どちらもぐしょぐしょに粘液にまみれているため、よほど強く握っていないと手から飛び出てしまう。
それにしても、この手触りはどうだろう。
子宮も直腸も、どちらもとにかく官能的なのだ。
皮膚に感じる感触だけで、それこそ射精しそうになるくらいなのである。
ぬるぬるしていて底抜けに柔らかく、そのくせ、弾力に富んでいる。
しかも、人肌より若干高めの表面温度が、たまらなく気持ちいい。
人間の臓器というのは、皆こんなふうなのだろうか。
それはもしかしたら、母親の子宮内に居た頃の記憶を呼び覚まさせる触感なのかもしれなかった。
「ふたつとも、外に出しちゃって、それを、どうするつもりなの?」
息を殺すように声を低めて、塁が訊いてきた。
「楽しみ方は色々あります。まずはウォ―ミングアップに、こんなのはどうでしょうか」
僕は両手に握ったジュリの子宮と直腸を、ひとつに束ねて両手で握り直した。
縄を編むようにふたつの器官をよじり合わせると、全体をゆっくり扱き始めた。
「あう! あうう! きゅううううっ!」
と、突然、生き返ったようにジュリが烈しく腰を上下させた。
「だめっ! いくっ! いっちゃううううっ!」
あの野生の猫を思わせる美しい眼が極限まで見開かれ、丸く開いた口の中で桃色の舌が踊っている。
ジュリのピストン運動をまともにくらい、
「あんっ」
少女めいた声で喘ぎ、先生が跳ね上がる。
「塁さん、先生をお願いできますか」
僕は少々先生が放置されていることに気づき、塁に声をかけた。
「いいけど、何をすれば?」
塁の瞳に期待の輝きが宿る。
「両足を、水平から、Vの字に角度をつけてください。より肛門が強調される体位にして、狂ったジュリさんに突きまくらせたいのです」
「おもしろい。いい考えかもね」
塁が先生の背後に回り、両手で180度開かされた先生の太腿を鷲掴みにした。
そのまま、更に斜め上へと、左右同時にじりじり持ち上げていく。
股関節が鳴り、先生の顔が快感に歪む。
両脚を万歳するような角度まで持ち上げると、その高さで塁がロープを固定した。
ジュリとの間で烈しく跳ね上がる先生の勃起男根。
「ジュリさん」
子宮と直腸を粘土のようにこね合わせながら、僕は言った。
「お口が寂しいでしょう。先生のアレをおっぱいではさんで、ついでに亀頭を咥えてやったらどうですか?」
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ジュリの子宮は、内部に卵巣がつまっているため、トウモロコシによく似ている。
直腸のほうは、使用済みのコンドームを思わせるチューブ状で、先端がスッポンの口みたいに細くなっている。
どちらもぐしょぐしょに粘液にまみれているため、よほど強く握っていないと手から飛び出てしまう。
それにしても、この手触りはどうだろう。
子宮も直腸も、どちらもとにかく官能的なのだ。
皮膚に感じる感触だけで、それこそ射精しそうになるくらいなのである。
ぬるぬるしていて底抜けに柔らかく、そのくせ、弾力に富んでいる。
しかも、人肌より若干高めの表面温度が、たまらなく気持ちいい。
人間の臓器というのは、皆こんなふうなのだろうか。
それはもしかしたら、母親の子宮内に居た頃の記憶を呼び覚まさせる触感なのかもしれなかった。
「ふたつとも、外に出しちゃって、それを、どうするつもりなの?」
息を殺すように声を低めて、塁が訊いてきた。
「楽しみ方は色々あります。まずはウォ―ミングアップに、こんなのはどうでしょうか」
僕は両手に握ったジュリの子宮と直腸を、ひとつに束ねて両手で握り直した。
縄を編むようにふたつの器官をよじり合わせると、全体をゆっくり扱き始めた。
「あう! あうう! きゅううううっ!」
と、突然、生き返ったようにジュリが烈しく腰を上下させた。
「だめっ! いくっ! いっちゃううううっ!」
あの野生の猫を思わせる美しい眼が極限まで見開かれ、丸く開いた口の中で桃色の舌が踊っている。
ジュリのピストン運動をまともにくらい、
「あんっ」
少女めいた声で喘ぎ、先生が跳ね上がる。
「塁さん、先生をお願いできますか」
僕は少々先生が放置されていることに気づき、塁に声をかけた。
「いいけど、何をすれば?」
塁の瞳に期待の輝きが宿る。
「両足を、水平から、Vの字に角度をつけてください。より肛門が強調される体位にして、狂ったジュリさんに突きまくらせたいのです」
「おもしろい。いい考えかもね」
塁が先生の背後に回り、両手で180度開かされた先生の太腿を鷲掴みにした。
そのまま、更に斜め上へと、左右同時にじりじり持ち上げていく。
股関節が鳴り、先生の顔が快感に歪む。
両脚を万歳するような角度まで持ち上げると、その高さで塁がロープを固定した。
ジュリとの間で烈しく跳ね上がる先生の勃起男根。
「ジュリさん」
子宮と直腸を粘土のようにこね合わせながら、僕は言った。
「お口が寂しいでしょう。先生のアレをおっぱいではさんで、ついでに亀頭を咥えてやったらどうですか?」
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