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ヤミイ

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 配置は意外にすんなりと決まった。
 僕と塁の願望を充足させ、更に四人同時プレイを完成させる配置は、これしかないと思われたからだ。
 唯一ジュリの肉体の特異性に依存したフィニッシュの部分に不安が残ったが、これだけはやってみるしかない。
 4人が連結するため、邪魔にならぬよう、先生の躰からは、肛門内以外の電極板を取り去ることにした。
 肛門の中のひとつを残したのは、ひとえに僕の希望である。
 合宿三日目の最後を飾るこの四人プレイでは、僕が先生の肛門を責めることになっている。
 その時、是が非でも、電撃の刺激をも一緒に味わってみたかったのだ。
 ベッドのヘッドボードのデジタル時計に目をやると、深夜零時を過ぎたところだった。
 早いものでもう、合宿最終日、一月二日が始まろうとしている。
 僕は汗と精液と愉悦にまみれて年を越し、裸で先生と絡み合ったまま元日を過ごしてしまったというわけだ。
「配置が決まったところで、そろそろ始めようか」
 塁が言い、ベッドに横たわるジュリの裸身をうつ伏せにし、横から手を伸ばして膝立ちで腰を上げさせた。
 このプレイ、要となるのは、なんといっても、両性具有の男の娘、ジュリである。
 アイドル顔負けの美少年でもあり、また同時に美少女でもあるジュリ。
 そのきらびやかな衣装の下に隠されていた淫蕩な裸体が今、ここにある。
 可愛い尻を持ち上げ、勃起陰茎と肛門の間に開いた女性器から、脱肛状態の子宮を改めて引きずり出してやる。
 ミニコーンのような子宮を太腿の間に垂らした格好でジュリを四つん這いにすると、
「念願が果たせるわ」
 腰に例のペニスベルトを巻いた塁が、その背後で膝立ちになった。
 塁の股間からは、先生の肛門汁をたっぷり吸った黒光りする極太の天狗の鼻が凶器のごとく反り返っている。
 それで、今度は婚約者を奪った憎い恋敵に復讐しようというのである。
 ジュリの白桃のような尻肉を両手で掴み、塁が左右に割った。
 僕はその横にひざまずくと、下から両手を伸ばし、右手で塁の天狗の鼻を、左手でジュリの子宮を掴んだ。
 そうしておいて、皮が破れないように、慎重に子宮の中に天狗の鼻を押し込んでいく。
 いや、押し込むというより、子宮のほうを被せていくといったほうが正しいかもしれない。
 つぶつぶの浮き出た袋の中に、めりめりと先太りの人工物がめり込んでいく。
 半分ほど被せ終わったところで、
「あうううう…」
 ジュリが呻いて薄目を開けた。
 そのジュリに背中から覆い被さり、塁が両手を回して片手で乳房を、片手で突き出た陰茎を鷲掴みにした。
 これで、まずは第一段階が終了したというわけだ。

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