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そろそろとビキニブリーフを下げていく。
ブリーフが後退するに従い、剃毛した鼠径部と逞しい肉の棒が露わになる。
太さは、親指と人差し指で作った輪ぐらいか。
肉棒は海綿体と呼ばれる筋肉で鎧のように覆われ、収穫したばかりのバナナのようにお腹のほうに反っている。
今、海綿体には多量の血管が送り込まれ、先生の性器を石のように硬い筋肉の塊に変えている。
海綿体には青い静脈が浮き上がり、その様子はまるで節くれ立った松の木の幹のようだ。
ぶるん。
完全にブリーフを押し下げると膨れ上がった睾丸が零れ出し、解放された肉棒が伸び上がるように立ち上がった。
その偉容はもはや棒というより、竿、あるいは塔と呼ぶのにふさわしい。
その機能からいうと、頂点にハート形の核弾頭を搭載した筋肉製のミサイルと評してもいいかもしれない。
さすが成人男性の生殖器官だけあって、僕のものとは質感からして違う。
威厳に満ち、重々しいのだ。
それが、陰毛を綺麗に剃っているため、つけ根の部分から丸見えだ。
先生は、僕同様、自分の性器をより際立たせるために、いつも丁寧に剃毛しているのである。
まさに、ナルシストの変態性欲者のなせる業だといえるだろう。
匂い立つ長く逞しい肉竿がすっかり露出すると、今度はそのつけ根の裏側に生えた睾丸が現れる番だった。
股間の中でそこだけ少し色素の濃い先生の睾丸はとても丸く、大きかった。
中に精液がみっしり詰まっているせいか、いつもより皺の数が少ないようだ。
いつのまにこんなに蓄えたのだろう。あんなに連続して射精させられ、精を搾り尽くされたのに…。
僕は、夢の中だということも忘れて、先生の睾丸の大きさに感心した。
でも、まだ触るのは早すぎる。
もっと焦らしてからでないと。
お尻のほうも剥き出しにして、ビキニブリーフを右の太腿まで押し下げると、先生は下半身裸になった。
シャツのボタンは先生自身が全部外してしまったから、胸や腹も見えて、実質的には全裸に近い。
「ああ…」
自分のはしたない姿に興奮しているのだろう、先生が切なげに腰をくねらせた。
自分から両手を伸ばし、頭上で組んで、僕に躰をよく見えるような姿勢を取っている。
はだけたシャツの間からのぞく、男のものにしては異様に初々しい薔薇色の乳首は、根元に影ができるほど、すでに硬く大きく勃起してしまっている。
僕は先生の股間から顔を上げると、躰の向きを入れ替えた。
「あ…」
明らかに口淫を期待していただろう先生が、離れていく僕を見上げて、無念そうに声を上げた。
「あわてないで」
先生の両の太腿の上にまたがり、僕は言った。
「今から少しずつ、気持ちよくしてあげますから」
「ああ…頼む…」
先生がまた目を閉じ、心持ち腰を突き上げる。
「まずは、これ」
僕は腰を少し浮かせて前にずらし、先生の勃起陰茎に自分の勃起陰茎を擦り合わせた。
ぴたりとくっつけ、二本いっぺんに右手で握る。
「あふっ」
先生が瞼を開き、気障な眼鏡の奥から潤んだ瞳で僕を見た。
ブリーフが後退するに従い、剃毛した鼠径部と逞しい肉の棒が露わになる。
太さは、親指と人差し指で作った輪ぐらいか。
肉棒は海綿体と呼ばれる筋肉で鎧のように覆われ、収穫したばかりのバナナのようにお腹のほうに反っている。
今、海綿体には多量の血管が送り込まれ、先生の性器を石のように硬い筋肉の塊に変えている。
海綿体には青い静脈が浮き上がり、その様子はまるで節くれ立った松の木の幹のようだ。
ぶるん。
完全にブリーフを押し下げると膨れ上がった睾丸が零れ出し、解放された肉棒が伸び上がるように立ち上がった。
その偉容はもはや棒というより、竿、あるいは塔と呼ぶのにふさわしい。
その機能からいうと、頂点にハート形の核弾頭を搭載した筋肉製のミサイルと評してもいいかもしれない。
さすが成人男性の生殖器官だけあって、僕のものとは質感からして違う。
威厳に満ち、重々しいのだ。
それが、陰毛を綺麗に剃っているため、つけ根の部分から丸見えだ。
先生は、僕同様、自分の性器をより際立たせるために、いつも丁寧に剃毛しているのである。
まさに、ナルシストの変態性欲者のなせる業だといえるだろう。
匂い立つ長く逞しい肉竿がすっかり露出すると、今度はそのつけ根の裏側に生えた睾丸が現れる番だった。
股間の中でそこだけ少し色素の濃い先生の睾丸はとても丸く、大きかった。
中に精液がみっしり詰まっているせいか、いつもより皺の数が少ないようだ。
いつのまにこんなに蓄えたのだろう。あんなに連続して射精させられ、精を搾り尽くされたのに…。
僕は、夢の中だということも忘れて、先生の睾丸の大きさに感心した。
でも、まだ触るのは早すぎる。
もっと焦らしてからでないと。
お尻のほうも剥き出しにして、ビキニブリーフを右の太腿まで押し下げると、先生は下半身裸になった。
シャツのボタンは先生自身が全部外してしまったから、胸や腹も見えて、実質的には全裸に近い。
「ああ…」
自分のはしたない姿に興奮しているのだろう、先生が切なげに腰をくねらせた。
自分から両手を伸ばし、頭上で組んで、僕に躰をよく見えるような姿勢を取っている。
はだけたシャツの間からのぞく、男のものにしては異様に初々しい薔薇色の乳首は、根元に影ができるほど、すでに硬く大きく勃起してしまっている。
僕は先生の股間から顔を上げると、躰の向きを入れ替えた。
「あ…」
明らかに口淫を期待していただろう先生が、離れていく僕を見上げて、無念そうに声を上げた。
「あわてないで」
先生の両の太腿の上にまたがり、僕は言った。
「今から少しずつ、気持ちよくしてあげますから」
「ああ…頼む…」
先生がまた目を閉じ、心持ち腰を突き上げる。
「まずは、これ」
僕は腰を少し浮かせて前にずらし、先生の勃起陰茎に自分の勃起陰茎を擦り合わせた。
ぴたりとくっつけ、二本いっぺんに右手で握る。
「あふっ」
先生が瞼を開き、気障な眼鏡の奥から潤んだ瞳で僕を見た。
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