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ヤミイ

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「どうです? 気持ち、いいですか?」
 先生の腰の上にまたがり、勃起陰茎同士を押しつけて、片手で一緒くたに握りながら、僕は訊く。
「い、いい…」
 悩ましげ首を動かし、先生がうなずく。
 先生の勃起ペニスは恐ろしく熱い。
 裏筋同士を密着させた僕のペニスに、そのケダモノめいた熱がが伝わってくる。
「行きますよ」
 二本いっぺんにゆっくりと扱いてやる。
 先生のペニスのエラに、僕のペニスの包皮が引っかかり、扱きに合わせて上下する。
 その度に先端から隠れていた亀頭が露出し、先生の亀頭の裏にこすれて気持ちいい。
「うう・・・」
 自分でも、次第に亀頭が濡れてくるのがわかった。
 ぴょこぴょこ包皮から顔を出すたびに、濡れ具合が激しくなる。
 先生の亀頭はもうぬるぬるで、その感触がたまらない快感を僕のペニスに呼び覚ますのだ。
 手だけでなく、腰も使ってペニス同士を擦りつける。
 これがいわゆる”兜合わせ”というやつで、男同士の性技の中ではマイルドな入門編に入るだろう。
 それだけにやり方も簡単で、誰でも快感を得られるという利点がある。
 肛門プレイに比べればスリルや刺激は少ないけれど、相手が愛する者であるならその至福感は何物にも代えがたい。
「乳首は?」
 僕は空いたほうの左手を先生の胸板に這わせながら、わかり切ったことを訊いてやる。
「乳首はどうします? やっぱり触ってほしいですか?」
「た…頼む」
 待ちきれずがくがくと首肯する先生。
 両手を頭上に伸ばしたまま、僕が触りやすいように、胸を衝き出してきた。
 右の乳首を抓み、コリコリとねじってやる。
 そうしながら、同時に束ねた勃起ペニスを扱く右手に力を加えていく。
「ああ、ああ、ああっ」
 先生が鳴く。
 悦びに身悶えながら。
 僕の右手の中で先生のフランクフルトがどんどん硬く大きく育っていく。
 さすが変態性欲者。
 ただでさえ硬かったのに、まだまだ勃起する余地があるというのだろう。
 僕の右手はもうべちょべちょだ。
 先生の亀頭から滲むカウパー腺液と、僕自身の亀頭から分泌されるカウパー腺液が、混じり合っているのだ。
 それが潤滑油の役割を果たし、僕の右手の動きは更に速くなる。
「あん、あは、ひいっ」
 切ない喘ぎ声とともに、先生の腰が、僕を乗せたままブリッジでもするかのように高く持ち上がった。
 
 

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