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ゴム管の先を、塁が剥き出しになったアキラの肛門に突っ込んだ。
そのまま、容赦なく、ぐいぐい中へ押し込んでいく。
「や、やめろ、あああっ」
やはりアキラは肛門処女のようだ。
大人の同性愛者の風上にもおけぬ食わせ者である。
こいつはマゾヒストの先生を虐待し、犯すことだけをセックスだと思い込んでいるのだろう。
こんなやつには、天誅を加えてやらねばならない。
そう考えると、これから僕らが行おうとする”儀式”への罪悪感がすーっと薄れていくようだった。
ゴム管が奥まで差し込まれ、塁が手を離してもはずれないようになると、
「これでも食らえ。このケダモノ」
ジュリが吐き捨てるようにつぶやいて、大型注射器のシリンダーを押し始めた。
「ああ、ああ、ああーっ」
尻を上に向け、両の太腿を自分で持ったちんぐり返しの姿勢のまま、アキラが泣き叫んだ。
その股間では、ただでさえ勃っている狂気のような棍棒ペニスが、またぞろにょきにょき勃起し始めている。
ジュリは容赦なく石鹸水をアキラの肛門に注入する。
それが意外に快感なのか、アキラは恥ずかしい姿勢を解こうとしない。
もしかしたら、恥辱まみれのおのれの姿を他人に見られる快感に、目覚めたのかもしれなかった。
「おまえら、アキラに、何を…?」
僕に羽交い絞めされた先生が、うわ言のように、つぶやいた。
アキラの腹は、注入される石鹸水でどんどん膨らんでいく。
その姿は、まるで子供に悪戯されたトノサマガエルのようだ。
僕も以前、母の実家である田舎に遊びに行った時、田んぼで蛙をつかまえて、やったことがある。
蛙の肛門に、自転車の空気入れのチューブを突き刺して、限界まで空気を入れ、破裂させる―。
残酷な子供だからこそできる、あの外道な遊びを。
だが、あの時と違うのは、アキラに注入されているのは、腸内洗浄や便秘解消に使われる浣腸水だということだ。
その証拠にー。
「あああっ! だめだっ! と、トイレに行かせてくれ! このままじゃ、ち、ちびっちゃううっ!」
絶叫するアキラに、
「抜くよ。栓を」
冷たくひと言、ジュリが宣告した。
そのまま、容赦なく、ぐいぐい中へ押し込んでいく。
「や、やめろ、あああっ」
やはりアキラは肛門処女のようだ。
大人の同性愛者の風上にもおけぬ食わせ者である。
こいつはマゾヒストの先生を虐待し、犯すことだけをセックスだと思い込んでいるのだろう。
こんなやつには、天誅を加えてやらねばならない。
そう考えると、これから僕らが行おうとする”儀式”への罪悪感がすーっと薄れていくようだった。
ゴム管が奥まで差し込まれ、塁が手を離してもはずれないようになると、
「これでも食らえ。このケダモノ」
ジュリが吐き捨てるようにつぶやいて、大型注射器のシリンダーを押し始めた。
「ああ、ああ、ああーっ」
尻を上に向け、両の太腿を自分で持ったちんぐり返しの姿勢のまま、アキラが泣き叫んだ。
その股間では、ただでさえ勃っている狂気のような棍棒ペニスが、またぞろにょきにょき勃起し始めている。
ジュリは容赦なく石鹸水をアキラの肛門に注入する。
それが意外に快感なのか、アキラは恥ずかしい姿勢を解こうとしない。
もしかしたら、恥辱まみれのおのれの姿を他人に見られる快感に、目覚めたのかもしれなかった。
「おまえら、アキラに、何を…?」
僕に羽交い絞めされた先生が、うわ言のように、つぶやいた。
アキラの腹は、注入される石鹸水でどんどん膨らんでいく。
その姿は、まるで子供に悪戯されたトノサマガエルのようだ。
僕も以前、母の実家である田舎に遊びに行った時、田んぼで蛙をつかまえて、やったことがある。
蛙の肛門に、自転車の空気入れのチューブを突き刺して、限界まで空気を入れ、破裂させる―。
残酷な子供だからこそできる、あの外道な遊びを。
だが、あの時と違うのは、アキラに注入されているのは、腸内洗浄や便秘解消に使われる浣腸水だということだ。
その証拠にー。
「あああっ! だめだっ! と、トイレに行かせてくれ! このままじゃ、ち、ちびっちゃううっ!」
絶叫するアキラに、
「抜くよ。栓を」
冷たくひと言、ジュリが宣告した。
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