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21.護衛騎士は予言を受け入れる
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私はとある方々の言葉を思い出しました。
本来ならば護衛騎士でも存在を知らないはずの影の皆さまが、ここ数年、殿下との打ち合わせのために姿をよく現しているのです。
その際に我ら騎士に愚痴を零されることがありました。
それでもまだ私たちはどこか他人事だったわけです。
王城での殿下は、いつも完璧な王太子殿下であらせられましたから。
ところが影さまのお一人が「いずれ護衛騎士である君たちだって困るだろうよ」と予言めいたことを零されておりました。それを今まさに実感することになろうとは……。
王太子殿下の外出に関して、我ら騎士もよくよく話し合わなければならないようです。
影さまたちにもご協力を願いましょう。
と頭の中では色々と問題提起がされておりましたけれど、私は努めて冷静に振舞い、「もちろんでございます、殿下」とお応えするに留めます。
シンシア様のお顔がふわりと綻び、思わず声を出しそうになって口元を押さえたくなりましたが、ここはなんとか耐えました。
「本当に猫たちに会いに我が邸に来ていただけるのですか?」
「もちろんだとも。これからは何度でも通おう」
何度でもは困ります殿下。
心の中で私は囁きました。
王太子殿下がお城から出られるということは、それだけ大変なことなのです。
シンシア様だって公爵家の護衛たちがそれは重々しくお守りしお城に通っています。
本来であれば、歴代の王妃様には婚約者時代からすでにお城にお部屋を用意されることになっており、王妃となるための教育も一定期間お城に宿泊されたうえで受けられることになっているのです。
ところがシンシア様の場合は、公爵様がどうしてもシンシア様を毎日帰宅させたいということで、公爵家が責任を持つ形でこの通り通いで日々の教育を受けていらっしゃったというわけです。
この件が決まったときにも王太子殿下は影さまたちを大変困らせた、というような話を聞いたことがございますが。
さてさて、私たちも覚悟をせねばならないようです。
祭典や視察など特別な理由でもない限りは王太子殿下には常にお城にいていただきたいところですが。
公爵家へに向かわれることは決定事項であり、もはや聞く耳を持ってはいただけないことでしょう。
もちろん諦めずに、シンシア様がご帰宅された後には、私ども騎士で改めて説得を試みようとは思いますが……。
どうしてか、すでに説得出来る気がいたしません。
「何度もですか?それはさすがに──」
シンシア様はやはり素晴らしい御方でした。
すかさず心配そうな表情でこちらを窺ってくださいます。
──本当によろしいのですか?
潤んだ瞳が語り掛けてくださいました。
くっ……これがシンシア様のお伺い目線の破壊力……。
こつんと小さな音がして我に返ることが出来ました。
側にいる侍女殿がカートの上のポットの蓋を上げ下げした模様。
お城の侍女が音を出すなんてことは滅多にあるもものではありませんから、その意図を正しく理解します。
侍女殿助かりました。
私は毅然とした顔を作り、シンシア様ではなく殿下の方を向きま……したが。
「私がシアの大事な猫たちと仲良くなるためなのだぞ?問題ないな?」
その言い方は……狡いです殿下。
そこまで猫のためを想ってくださるのですか……という可憐なお声を聴いて私に何が言えましょうか。
せっかく助けていただいた侍女殿には申し訳ない限りです。
しかも殿下は、私の返事など求めておりませんでした。
「問題ないようだ。これからは君の家にも頻繁に伺うことにしよう。公爵には後ほど伝えておくが、君としてはいつがいいかな?」
あぁあぁあぁ、後で仲間から叱られることが決定しました。
何故お止めしなかったのかと小一時間詰られるに決まっています。
されどシンシア様が困ったように眉を下げながら、視線で私を気遣ってくださいました。
私は喜んで仲間から叱られることにいたしましょう。
「私はいつでも構いませんが、屋敷の者たちに準備の時間をいただけますか?」
そう言って、ちらと私を見るシンシア様です。
私たちのために準備期間まで与えてくださるとは。
「いつも聞くシアの普段通りを見た……こほん、私は猫たちに会えればそれでいいんだから。もてなそうとしなくて良いのだよ?」
殿下、そうではありません。
我々や、公爵家の皆様にこそ、準備が必要なのです。
「いえ、そういうわけには……そうです、そうです、殿下。猫たちが相手となりますので、お召のものが汚れたり破れたりすることもございますし。あぁ、それにもしもお怪我をするようなことになっては大変ですから……」
シンシア様は私に代わって、王太子殿下の暴走を止めようとしてくださっているようでした。
ところが殿下は……。
「相応の服装で伺うことにするし、多少の怪我など気にしない。どうか心配しないでおくれ、シア」
「ですが……」
「将来共に暮らす君の大事な猫たちにいち早く会って親睦を深めさせて欲しい」
もういいのですよ、シンシア様。
私は覚悟が出来ています。
シンシア様は私に向けて視線で一度頷くと、殿下に向き直られました。
「……殿下は本当に……そこまで猫たちのことを想ってくださるのですね」
「君の大事な子たちなのだから当然だよ。会うのが楽しみだな」
私には何故か、『大事なのはシンシア様で、シンシア様のお屋敷に行くのが楽しみで仕方がない』、と言っているようにしか聞こえませんでした。
隣で侍女殿が大きく頷いたときには、まさか声に出す失態を犯したのかと心配になってしまいましたが、どうやらそうではなさそうです。
今日はこの侍女殿と意思疎通が出来ている模様。
今まではお二人のお茶会の場では空気に徹してきましたので、侍女殿に意識を向けたこともなかったのですが。
今日の私たちが何か違っているのも、シンシア様と殿下の雰囲気がいつもとは異なっているせいなのかもしれませんね。
特にシンシア様の今日の周りへの影響力は、騎士としても凄まじいものを感じます。
シンシア様は本当に女神の化身か、女神から特別な加護を受けた女性で、神力のようなものを備えていらっしゃるのではないでしょうか?
本来ならば護衛騎士でも存在を知らないはずの影の皆さまが、ここ数年、殿下との打ち合わせのために姿をよく現しているのです。
その際に我ら騎士に愚痴を零されることがありました。
それでもまだ私たちはどこか他人事だったわけです。
王城での殿下は、いつも完璧な王太子殿下であらせられましたから。
ところが影さまのお一人が「いずれ護衛騎士である君たちだって困るだろうよ」と予言めいたことを零されておりました。それを今まさに実感することになろうとは……。
王太子殿下の外出に関して、我ら騎士もよくよく話し合わなければならないようです。
影さまたちにもご協力を願いましょう。
と頭の中では色々と問題提起がされておりましたけれど、私は努めて冷静に振舞い、「もちろんでございます、殿下」とお応えするに留めます。
シンシア様のお顔がふわりと綻び、思わず声を出しそうになって口元を押さえたくなりましたが、ここはなんとか耐えました。
「本当に猫たちに会いに我が邸に来ていただけるのですか?」
「もちろんだとも。これからは何度でも通おう」
何度でもは困ります殿下。
心の中で私は囁きました。
王太子殿下がお城から出られるということは、それだけ大変なことなのです。
シンシア様だって公爵家の護衛たちがそれは重々しくお守りしお城に通っています。
本来であれば、歴代の王妃様には婚約者時代からすでにお城にお部屋を用意されることになっており、王妃となるための教育も一定期間お城に宿泊されたうえで受けられることになっているのです。
ところがシンシア様の場合は、公爵様がどうしてもシンシア様を毎日帰宅させたいということで、公爵家が責任を持つ形でこの通り通いで日々の教育を受けていらっしゃったというわけです。
この件が決まったときにも王太子殿下は影さまたちを大変困らせた、というような話を聞いたことがございますが。
さてさて、私たちも覚悟をせねばならないようです。
祭典や視察など特別な理由でもない限りは王太子殿下には常にお城にいていただきたいところですが。
公爵家へに向かわれることは決定事項であり、もはや聞く耳を持ってはいただけないことでしょう。
もちろん諦めずに、シンシア様がご帰宅された後には、私ども騎士で改めて説得を試みようとは思いますが……。
どうしてか、すでに説得出来る気がいたしません。
「何度もですか?それはさすがに──」
シンシア様はやはり素晴らしい御方でした。
すかさず心配そうな表情でこちらを窺ってくださいます。
──本当によろしいのですか?
潤んだ瞳が語り掛けてくださいました。
くっ……これがシンシア様のお伺い目線の破壊力……。
こつんと小さな音がして我に返ることが出来ました。
側にいる侍女殿がカートの上のポットの蓋を上げ下げした模様。
お城の侍女が音を出すなんてことは滅多にあるもものではありませんから、その意図を正しく理解します。
侍女殿助かりました。
私は毅然とした顔を作り、シンシア様ではなく殿下の方を向きま……したが。
「私がシアの大事な猫たちと仲良くなるためなのだぞ?問題ないな?」
その言い方は……狡いです殿下。
そこまで猫のためを想ってくださるのですか……という可憐なお声を聴いて私に何が言えましょうか。
せっかく助けていただいた侍女殿には申し訳ない限りです。
しかも殿下は、私の返事など求めておりませんでした。
「問題ないようだ。これからは君の家にも頻繁に伺うことにしよう。公爵には後ほど伝えておくが、君としてはいつがいいかな?」
あぁあぁあぁ、後で仲間から叱られることが決定しました。
何故お止めしなかったのかと小一時間詰られるに決まっています。
されどシンシア様が困ったように眉を下げながら、視線で私を気遣ってくださいました。
私は喜んで仲間から叱られることにいたしましょう。
「私はいつでも構いませんが、屋敷の者たちに準備の時間をいただけますか?」
そう言って、ちらと私を見るシンシア様です。
私たちのために準備期間まで与えてくださるとは。
「いつも聞くシアの普段通りを見た……こほん、私は猫たちに会えればそれでいいんだから。もてなそうとしなくて良いのだよ?」
殿下、そうではありません。
我々や、公爵家の皆様にこそ、準備が必要なのです。
「いえ、そういうわけには……そうです、そうです、殿下。猫たちが相手となりますので、お召のものが汚れたり破れたりすることもございますし。あぁ、それにもしもお怪我をするようなことになっては大変ですから……」
シンシア様は私に代わって、王太子殿下の暴走を止めようとしてくださっているようでした。
ところが殿下は……。
「相応の服装で伺うことにするし、多少の怪我など気にしない。どうか心配しないでおくれ、シア」
「ですが……」
「将来共に暮らす君の大事な猫たちにいち早く会って親睦を深めさせて欲しい」
もういいのですよ、シンシア様。
私は覚悟が出来ています。
シンシア様は私に向けて視線で一度頷くと、殿下に向き直られました。
「……殿下は本当に……そこまで猫たちのことを想ってくださるのですね」
「君の大事な子たちなのだから当然だよ。会うのが楽しみだな」
私には何故か、『大事なのはシンシア様で、シンシア様のお屋敷に行くのが楽しみで仕方がない』、と言っているようにしか聞こえませんでした。
隣で侍女殿が大きく頷いたときには、まさか声に出す失態を犯したのかと心配になってしまいましたが、どうやらそうではなさそうです。
今日はこの侍女殿と意思疎通が出来ている模様。
今まではお二人のお茶会の場では空気に徹してきましたので、侍女殿に意識を向けたこともなかったのですが。
今日の私たちが何か違っているのも、シンシア様と殿下の雰囲気がいつもとは異なっているせいなのかもしれませんね。
特にシンシア様の今日の周りへの影響力は、騎士としても凄まじいものを感じます。
シンシア様は本当に女神の化身か、女神から特別な加護を受けた女性で、神力のようなものを備えていらっしゃるのではないでしょうか?
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