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第6話 どういう事?
①
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しばらくして、私達はお土産コーナーに向かった。
「あっ、可愛い。」
私はイルカのキーホルダーを見つけた。
イルカの部分が、ぬいぐるみになっていて、触っていてフカフカしている。
「そういうの、好き?」
「はい。特にふわふわしているのが、好きなんです。」
すると信一郎さんが、私からキーホルダーを取った。
「買ってあげるよ。」
「えっ、いや……」
「その方が、思い出になるでしょ。俺に買って貰った思い出。」
それもいいなぁと思って微笑んだら、信一郎さんはレジに向かっていた。
私も信一郎さんの後を追う。
「320円になります。」
信一郎さんが出した小銭入れは、高そうな革の物だった。
そんな小物にまで、お金持ちの雰囲気が漂っている。
「はい。」
そして、お会計が済んだキーホルダーを渡された。
「ありがとうございます。」
だんだんキーホルダーに付いているイルカが、信一郎さんに見えてきた。
不思議だな。
そして水族館の外に出た。
「この後、どうする?」
「えっ……」
もうこれで終わり?
まだ夕方だって言うのに、まだ信一郎さんと一緒にいたい。
「そうだ。お茶。お茶しませんか?」
てっきりいいねって言って貰えると思ったら、信一郎さんは渋っている。
「あっ、もしかしてこの後、用事でもありました?」
「ううん。」
じゃあなぜ、困った顔をしているの?
はっ!もしかして、もう私と一緒にいたくないとか!
うわー!だとしたら、信一郎さんと会うのは、これが最後⁉
そんなの嫌だよ!
「今日は、何時まで一緒にいられる?芹香。」
「えっと、18時くらいかな。」
「じゃあ……」
信一郎さんは、私の背中をそっと押した。
「ちょっと早いけれど、夕食にしようか。」
私はふと信一郎さんを見た。
そこには、涼しい顔をした信一郎さんがいて、こうして女性を誘う事にも、慣れているんだなと思った。
「ん?」
信一郎さんに見つめられ、ううんと頭を横に振った。
まだ、信一郎さんと一緒にいられる。
うん。嬉しくてたまらない。
「芹香、何、食べる?」
「うーんとね。イタリアンとかがいいな。」
「よし!美味しいお店、知っているんだ。そこへ行こう。」
「うん!」
私達はタクシーに乗って、街に向かって走り出した。
あまり見つめると失礼だと思うんだけど、あまりにも信一郎さんがカッコいいから、ふとした時に見てしまう。
すると、信一郎さんと目が合ってしまった。
「水族館、楽しかった?」
「うん。楽しかった。イルカのショーも見られたし。」
そして私は、さっき買って貰ったキーホルダーを取り出した。
「これも、買って貰ったし。」
私たぶん、これを見る度に、信一郎さんの事を思い出す。
「……これ、ずっと大切にしますね。」
すると信一郎さんの顔が近づいてきた。
「信一……」
その瞬間、唇が重なった。
「あっ、可愛い。」
私はイルカのキーホルダーを見つけた。
イルカの部分が、ぬいぐるみになっていて、触っていてフカフカしている。
「そういうの、好き?」
「はい。特にふわふわしているのが、好きなんです。」
すると信一郎さんが、私からキーホルダーを取った。
「買ってあげるよ。」
「えっ、いや……」
「その方が、思い出になるでしょ。俺に買って貰った思い出。」
それもいいなぁと思って微笑んだら、信一郎さんはレジに向かっていた。
私も信一郎さんの後を追う。
「320円になります。」
信一郎さんが出した小銭入れは、高そうな革の物だった。
そんな小物にまで、お金持ちの雰囲気が漂っている。
「はい。」
そして、お会計が済んだキーホルダーを渡された。
「ありがとうございます。」
だんだんキーホルダーに付いているイルカが、信一郎さんに見えてきた。
不思議だな。
そして水族館の外に出た。
「この後、どうする?」
「えっ……」
もうこれで終わり?
まだ夕方だって言うのに、まだ信一郎さんと一緒にいたい。
「そうだ。お茶。お茶しませんか?」
てっきりいいねって言って貰えると思ったら、信一郎さんは渋っている。
「あっ、もしかしてこの後、用事でもありました?」
「ううん。」
じゃあなぜ、困った顔をしているの?
はっ!もしかして、もう私と一緒にいたくないとか!
うわー!だとしたら、信一郎さんと会うのは、これが最後⁉
そんなの嫌だよ!
「今日は、何時まで一緒にいられる?芹香。」
「えっと、18時くらいかな。」
「じゃあ……」
信一郎さんは、私の背中をそっと押した。
「ちょっと早いけれど、夕食にしようか。」
私はふと信一郎さんを見た。
そこには、涼しい顔をした信一郎さんがいて、こうして女性を誘う事にも、慣れているんだなと思った。
「ん?」
信一郎さんに見つめられ、ううんと頭を横に振った。
まだ、信一郎さんと一緒にいられる。
うん。嬉しくてたまらない。
「芹香、何、食べる?」
「うーんとね。イタリアンとかがいいな。」
「よし!美味しいお店、知っているんだ。そこへ行こう。」
「うん!」
私達はタクシーに乗って、街に向かって走り出した。
あまり見つめると失礼だと思うんだけど、あまりにも信一郎さんがカッコいいから、ふとした時に見てしまう。
すると、信一郎さんと目が合ってしまった。
「水族館、楽しかった?」
「うん。楽しかった。イルカのショーも見られたし。」
そして私は、さっき買って貰ったキーホルダーを取り出した。
「これも、買って貰ったし。」
私たぶん、これを見る度に、信一郎さんの事を思い出す。
「……これ、ずっと大切にしますね。」
すると信一郎さんの顔が近づいてきた。
「信一……」
その瞬間、唇が重なった。
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