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第6章 あなたが甘くなったのは、私のせい?
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そう、だからこそ。
私はもう、迷わない。
玲央さんのものになるって──私自身で決めた。
彼のTシャツを静かに脱ぎ、何も身につけないまま、ベッドの上にそっと膝を立てて座る。
「ひより……?」
玲央さんが驚いたように私を見つめる。
「……私を、誕生日プレゼントだと思って。貰ってください。」
震える声だった。でも、目だけは逸らさなかった。
玲央さんはすぐに私を、ぎゅっと強く抱きしめてくれた。
「可愛すぎるんだけど……どうしよう。」
その呟きに、私の胸が熱くなる。
でも、私は言った。
「可愛いだけじゃ、困ります。」
その瞬間、玲央さんの瞳に灯った情熱に、心臓が跳ねた。
彼はそっと唇を重ね、優しく、そして深くキスを落とした。
柔らかな唇が、何度も私をなぞって──やがてキスは熱を帯び、私をゆっくりとベッドに押し倒していく。
「綺麗だよ、ひより。」
その言葉に、私の頬が赤く染まる。
玲央さんの指が、髪を撫で、肩を撫で、ゆっくりと私を愛でるように動いていく。
唇も、まるで確かめるように、首筋、鎖骨、胸元と……一つずつ、私の輪郭を刻む。
「ここ……弱いんだ?」
足の付け根に柔らかく触れられた瞬間、びくんと体が跳ねた。
「んっ……やだ、そんなの……」
恥ずかしくて顔をそむけると、玲央さんはいたずらっぽく笑いながら、その場所にそっと唇を落とした。
「可愛いよ、全部……」
キスはだんだんと熱を帯びて、体の奥にじんわりと火が灯る。
水音が、静かな部屋に響いた。
玲央さんの肌が触れるたび、胸がぎゅっと締めつけられる。
唇を重ね、額を寄せ合いながら、私たちはひとつになっていく準備を進めた。
「最初は、少し痛いかも……でも、ちゃんと見るから」
彼の声は優しくて、少しだけ震えていた。
私は首を振らずに、小さく頷いた。
その瞬間、鋭い痛みが体を貫いた。
「っ……!」
声が漏れて、思わず目をぎゅっと閉じた。
けれど、すぐに玲央さんの手が私の頬を撫でる。
「俺になにもかも任せて。」
低く甘い声が耳元に落ちてくる。そのたび、胸の奥が熱くなる。
唇が触れ合い、指先が髪をすくう。
呼吸が重なり合い、熱が肌へ伝わっていく。
痛みはもう、遠くへ。
代わりに、じんわりと広がる快感と、確かにそこにある想いだけが私を満たしていく。
「ああ……」
「ひより、もっと……俺を感じて。」
重ねた体が、まるで境界を失ったように一つになっていく。
そして玲央さんの欲情を耳元で感じて、腰の動きが一気に早くなる。
「……最高に、気持ちいいよ。」
その瞬間、玲央さんの熱も、声も、心も――すべてが私の中に注がれた。
私のすべてが、彼に溶けていくような夜だった。
私はもう、迷わない。
玲央さんのものになるって──私自身で決めた。
彼のTシャツを静かに脱ぎ、何も身につけないまま、ベッドの上にそっと膝を立てて座る。
「ひより……?」
玲央さんが驚いたように私を見つめる。
「……私を、誕生日プレゼントだと思って。貰ってください。」
震える声だった。でも、目だけは逸らさなかった。
玲央さんはすぐに私を、ぎゅっと強く抱きしめてくれた。
「可愛すぎるんだけど……どうしよう。」
その呟きに、私の胸が熱くなる。
でも、私は言った。
「可愛いだけじゃ、困ります。」
その瞬間、玲央さんの瞳に灯った情熱に、心臓が跳ねた。
彼はそっと唇を重ね、優しく、そして深くキスを落とした。
柔らかな唇が、何度も私をなぞって──やがてキスは熱を帯び、私をゆっくりとベッドに押し倒していく。
「綺麗だよ、ひより。」
その言葉に、私の頬が赤く染まる。
玲央さんの指が、髪を撫で、肩を撫で、ゆっくりと私を愛でるように動いていく。
唇も、まるで確かめるように、首筋、鎖骨、胸元と……一つずつ、私の輪郭を刻む。
「ここ……弱いんだ?」
足の付け根に柔らかく触れられた瞬間、びくんと体が跳ねた。
「んっ……やだ、そんなの……」
恥ずかしくて顔をそむけると、玲央さんはいたずらっぽく笑いながら、その場所にそっと唇を落とした。
「可愛いよ、全部……」
キスはだんだんと熱を帯びて、体の奥にじんわりと火が灯る。
水音が、静かな部屋に響いた。
玲央さんの肌が触れるたび、胸がぎゅっと締めつけられる。
唇を重ね、額を寄せ合いながら、私たちはひとつになっていく準備を進めた。
「最初は、少し痛いかも……でも、ちゃんと見るから」
彼の声は優しくて、少しだけ震えていた。
私は首を振らずに、小さく頷いた。
その瞬間、鋭い痛みが体を貫いた。
「っ……!」
声が漏れて、思わず目をぎゅっと閉じた。
けれど、すぐに玲央さんの手が私の頬を撫でる。
「俺になにもかも任せて。」
低く甘い声が耳元に落ちてくる。そのたび、胸の奥が熱くなる。
唇が触れ合い、指先が髪をすくう。
呼吸が重なり合い、熱が肌へ伝わっていく。
痛みはもう、遠くへ。
代わりに、じんわりと広がる快感と、確かにそこにある想いだけが私を満たしていく。
「ああ……」
「ひより、もっと……俺を感じて。」
重ねた体が、まるで境界を失ったように一つになっていく。
そして玲央さんの欲情を耳元で感じて、腰の動きが一気に早くなる。
「……最高に、気持ちいいよ。」
その瞬間、玲央さんの熱も、声も、心も――すべてが私の中に注がれた。
私のすべてが、彼に溶けていくような夜だった。
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