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ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿
ULTIMATE〜SECRET 邦家の秘匿 第15話
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主要登場人物一覧
赤眞翔平(26)…11代目主人公 近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 副班長 隊士長
塩崎柊斗(24)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 副班長 3等士官
吉瀬淳也(33)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 班長 2等士官
高濵翔盛(25)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班所属 隊士長
樋樫柊臣(25)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班所属 隊士長
成濱佑汰(26)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
伊敷煌大(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
崇眞稜大(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
前原裕季哉(25)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
芦澤柊太(36)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 2等士官
青村聡士(34)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 2等士官
澤田新太(39) …東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 1等士官
今西遙駕(52)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長 士官長
新城彪駕(34)…警衛庁 警務隊長 2等幹士
藤浦恭介(51)…警衛庁 警務隊 総務管理官 衛幹
椎津愛虎(31)…警衛庁 警務隊 中央警務班所属 2等士官
貴内伸介(41)…警衛庁 警務隊 中央警務班 管理官 1等幹士
正随緋斗(30)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 2等士官
中森蓮仁(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 隊士長
河城蒼空(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
天辻慶斗(30)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
夢丸奎大(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
河木涼(31)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班 管理官 2等士官
伏垨綉梧(38)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班長 1等士官
猪俣繁倖(48)…警衛庁 駐屯科長 3等将士
大須賀敦晴(45)…警衛庁 駐屯科 副科長 1等幹士
国藤尚崇(44)…警衛庁 駐屯科 巡回機動連絡部隊 部隊長 1等隊尉
坂浦聡磨(38)…警衛庁 駐屯科 巡回機動連絡部隊 管理官 3等隊尉
皇山誠士郎(30)…警衛庁 幕僚総監 第1秘書官 2等隊尉
新濱恭吾(48)…警衛庁 16代目幕僚総監
籐洲猛靖(53)…警衛庁 幕僚官房室長 幕僚補
翠谷敦也(33)…内閣府行政人事院 警衛隊総監局 局管
在暁舜也(28)…内閣府行政人事院 警衛隊総監局 局員
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「ジブチから日本への時間がかかりすぎた為、死亡が確認されたと言うことだそうだ。死亡理由だが、出血性ショックだと」
衛生科にいる同期から話を聞き関口は軽く頷いた。
「なぁ、関口お前どうする気なんだ?」
「どうするって?」
「お前が可愛がってた部下なんだろ。早まんなよ。お前すぐカッとなるんだからよ」
「早まるわけねーだろ」
そう言いながら関口はその場に立ち上がった。
「どこに行くんだよ?」
「ここ、衛生科本部フロアだったよな?」
「そうだけど」
「こっから幕僚はどう行ったらいい?」
「何する気だよ」
「直談判だよ。衛生科が常駐してれば防げた殉職事案だ。ジブチ駐屯地で交戦があり、それにより負傷した隊員が大勢いた。大したこと無かった傷が治療すれば治る傷が誰にも治療されず命を落とした。そんな隊員もいた」
「現役、衛生科隊員から言わせてくれ。常駐したところで治せる隊員なんてお前が思うほど居ない」
「何言ってんだよ」
「看護師免許を持ってないと治療する事はできないんだ。規則で決まってる」
「規則?規則だったら死なせてもいいのかよ?」
「あ?何言ってんだよ」
隊員が言うと関口は隊員の胸ぐらを掴んだ。
「規則で助けれない命があってお前、悔しくないのか?お前ら怪我治療の専門の人間だろーがよ」
「俺にも人生がある。規則破ってクビにでもなれば生活ができなくなる。わかってくれ。規則は何よりも優先しないといけないものなんだ」
「そうだよな。お前は間違ってねーよ」
そう言うと関口は隊員の胸ぐらから手を離した。
「けどお前のその意見は悪くないと思う。衛生科で看護師免許を持ってる隊員の常駐化はいい策だと思う」
そう言いながら隊員は歩き出した。
「そうか」
「おい、行かねーのか?」
「どこにだよ」
「直談判だろ?総監はむずいかもだけど、室長とか理事官ぐらいならいけるだろ。一緒に行ってやってもいいぜ?」
「何様だよ笑」
関口はその場に立ち上がると隊員の顔に目をやった。
その後、関口達2人は幕僚官房室長の籐洲のもとを訪れ、衛生科の看護師免許保有者の各部隊常駐化を提案した。
(新日本交戦規定の違反等から内閣府行政人事院により業務停止命令を受けていた新濱に変わり、幕僚官房室長の籐洲が総監代理として物事の決定事項を行うことになっていた。)
衛生科の看護師免許保有者の各部隊常駐化について予算面も含め難色を示していた籐洲であったが、内閣府行政人事院からの要請があった為、籐洲は仕方なく衛生科内に機動救護部隊を新たに発足させた。
看護師免許、医師免許、救急救命士の資格を保有している衛生科隊員を中心に創設された部隊は、各科部隊、駐屯地(国内外)、警衛隊施設に常駐小隊を、そして常駐小隊からの要請があった場合に関して、常駐小隊の支援任務を行う広域支援班から構成される事そして、これに伴い機動救護部隊の隊員育成を目的とする衛生科学校 機動救護教育課程を新たに創設したと籐洲は、記者会見を通じて発表した。
話は変わり数日後、内閣府行政人事院は新日本交戦規定に違反があったとして幕僚総監の新濱に事情聴取を行った。
新濱は新日本交戦規定の違反を認め、最後まで新日本交戦規定の一部に記載してある
何たる理由があってもこちら側が武器を使用する事これを禁じるという条文の撤回を要求した。
しかし内閣府行政人事院は撤回を認めず、新濱に対して同日付けでの幕僚総監解任、そして、幕僚総監になる前の階級であった3等将士の階級に決定し後任には幕僚官房室長だった籐洲に対して新たに幕僚総監への就任を打診した。
籐洲はそれを快諾し同日付けで17代目幕僚総監に就任した。
幕僚総監になった籐洲はこれまで幕僚総監に就任する条件に付け加えられていた
………………………………………………………………
3等隊尉以上の者による推薦を受けた者は階級に問わず幕僚総監へ就任する事ができ3年一任期で特進選抜試験を受け合格すれば最大3任期、勤めることができる。
………………………………………………………………
これを無くし、新たに上級幹部候補生学校を新設しそこに指揮幕僚過程を発足させた。
………………………………………………………………
上級幹部候補生学校 指揮幕僚過程…階級が隊将になると入校選抜試験を受験し合格した者のみ入校が許される。
約3年間の教育を受け卒業した者は幕僚官に任命されその後、中級幕僚過程(幕僚補)
上級幕僚過程(副 幕僚長)を受け上級幕僚選抜試験を受け合格すれば警衛隊のトップである幕僚総監候補生に任命される。
………………………………………………………………
「新濱さん」
幕僚総監室に入るなり皇山は荷物をまとめる新濱に目をやった。
「ノックぐらいしたらどうだ?」
そう言いながら新濱は軽く笑った。
「幕僚総監を解任されたって。籐洲さんが後任にって」
「そうだよ。それがどうかしたか?」
「新日本交戦規定は間違ってるって、現場の声を真摯に受けてたじゃないですか?何故その意見が人事院で通らなかったんですか?」
「さぁな。日本は他の国よりも銃器類を含めた武器を使うのに強く抵抗がある。よっぽどの理由があっても武器を使えば何日ものの事情聴取を受け、実態調査が入り全ての業務が止まる。そんな国の人間に私の意見が通るなんて思えない。どうだ?理解したか?」
「理解したかって。でも」
「お前はこのまま秘書官続けろ。お願いしといた」
そう言いながら新濱は荷物をまとめる手を止めその場に立ち上がった。
「新濱さんはこれからどうされるんですか?」
「幕僚総監までさせたんだ。組織としては上手く上級役職にはいさせておきたいんだろうと思う」
そう言いながら新濱は辞令書を見せた。
そこには、東部方面隊 方面副総監と記されていた。
「東方の副総監、ですか」
「ま、この歳でこの階級だからな。出世街道は登ってるいわゆる勝ち組って呼ばれる立場にいるのかもな」
そう言うと新濱は軽く笑った。
「そ、そうですか」
皇山が言うと新濱は軽く拳を突き上げながら部屋を後にした。
赤眞翔平(26)…11代目主人公 近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 副班長 隊士長
塩崎柊斗(24)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 副班長 3等士官
吉瀬淳也(33)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班 班長 2等士官
高濵翔盛(25)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班所属 隊士長
樋樫柊臣(25)…近畿方面隊 陸上科 第4区域機動第3作戦班所属 隊士長
成濱佑汰(26)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
伊敷煌大(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
崇眞稜大(22)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
前原裕季哉(25)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 隊士長
芦澤柊太(36)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 2等士官
青村聡士(34)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 2等士官
澤田新太(39) …東部地区警務中隊 刑事第1小隊所属 1等士官
今西遙駕(52)…東部地区警務中隊 刑事第1小隊 小隊長 士官長
新城彪駕(34)…警衛庁 警務隊長 2等幹士
藤浦恭介(51)…警衛庁 警務隊 総務管理官 衛幹
椎津愛虎(31)…警衛庁 警務隊 中央警務班所属 2等士官
貴内伸介(41)…警衛庁 警務隊 中央警務班 管理官 1等幹士
正随緋斗(30)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 2等士官
中森蓮仁(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 隊士長
河城蒼空(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
天辻慶斗(30)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
夢丸奎大(28)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班所属 3等士官
河木涼(31)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班 管理官 2等士官
伏垨綉梧(38)…警衛庁 駐屯科 ジブチ警戒遊撃班長 1等士官
猪俣繁倖(48)…警衛庁 駐屯科長 3等将士
大須賀敦晴(45)…警衛庁 駐屯科 副科長 1等幹士
国藤尚崇(44)…警衛庁 駐屯科 巡回機動連絡部隊 部隊長 1等隊尉
坂浦聡磨(38)…警衛庁 駐屯科 巡回機動連絡部隊 管理官 3等隊尉
皇山誠士郎(30)…警衛庁 幕僚総監 第1秘書官 2等隊尉
新濱恭吾(48)…警衛庁 16代目幕僚総監
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在暁舜也(28)…内閣府行政人事院 警衛隊総監局 局員
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
「ジブチから日本への時間がかかりすぎた為、死亡が確認されたと言うことだそうだ。死亡理由だが、出血性ショックだと」
衛生科にいる同期から話を聞き関口は軽く頷いた。
「なぁ、関口お前どうする気なんだ?」
「どうするって?」
「お前が可愛がってた部下なんだろ。早まんなよ。お前すぐカッとなるんだからよ」
「早まるわけねーだろ」
そう言いながら関口はその場に立ち上がった。
「どこに行くんだよ?」
「ここ、衛生科本部フロアだったよな?」
「そうだけど」
「こっから幕僚はどう行ったらいい?」
「何する気だよ」
「直談判だよ。衛生科が常駐してれば防げた殉職事案だ。ジブチ駐屯地で交戦があり、それにより負傷した隊員が大勢いた。大したこと無かった傷が治療すれば治る傷が誰にも治療されず命を落とした。そんな隊員もいた」
「現役、衛生科隊員から言わせてくれ。常駐したところで治せる隊員なんてお前が思うほど居ない」
「何言ってんだよ」
「看護師免許を持ってないと治療する事はできないんだ。規則で決まってる」
「規則?規則だったら死なせてもいいのかよ?」
「あ?何言ってんだよ」
隊員が言うと関口は隊員の胸ぐらを掴んだ。
「規則で助けれない命があってお前、悔しくないのか?お前ら怪我治療の専門の人間だろーがよ」
「俺にも人生がある。規則破ってクビにでもなれば生活ができなくなる。わかってくれ。規則は何よりも優先しないといけないものなんだ」
「そうだよな。お前は間違ってねーよ」
そう言うと関口は隊員の胸ぐらから手を離した。
「けどお前のその意見は悪くないと思う。衛生科で看護師免許を持ってる隊員の常駐化はいい策だと思う」
そう言いながら隊員は歩き出した。
「そうか」
「おい、行かねーのか?」
「どこにだよ」
「直談判だろ?総監はむずいかもだけど、室長とか理事官ぐらいならいけるだろ。一緒に行ってやってもいいぜ?」
「何様だよ笑」
関口はその場に立ち上がると隊員の顔に目をやった。
その後、関口達2人は幕僚官房室長の籐洲のもとを訪れ、衛生科の看護師免許保有者の各部隊常駐化を提案した。
(新日本交戦規定の違反等から内閣府行政人事院により業務停止命令を受けていた新濱に変わり、幕僚官房室長の籐洲が総監代理として物事の決定事項を行うことになっていた。)
衛生科の看護師免許保有者の各部隊常駐化について予算面も含め難色を示していた籐洲であったが、内閣府行政人事院からの要請があった為、籐洲は仕方なく衛生科内に機動救護部隊を新たに発足させた。
看護師免許、医師免許、救急救命士の資格を保有している衛生科隊員を中心に創設された部隊は、各科部隊、駐屯地(国内外)、警衛隊施設に常駐小隊を、そして常駐小隊からの要請があった場合に関して、常駐小隊の支援任務を行う広域支援班から構成される事そして、これに伴い機動救護部隊の隊員育成を目的とする衛生科学校 機動救護教育課程を新たに創設したと籐洲は、記者会見を通じて発表した。
話は変わり数日後、内閣府行政人事院は新日本交戦規定に違反があったとして幕僚総監の新濱に事情聴取を行った。
新濱は新日本交戦規定の違反を認め、最後まで新日本交戦規定の一部に記載してある
何たる理由があってもこちら側が武器を使用する事これを禁じるという条文の撤回を要求した。
しかし内閣府行政人事院は撤回を認めず、新濱に対して同日付けでの幕僚総監解任、そして、幕僚総監になる前の階級であった3等将士の階級に決定し後任には幕僚官房室長だった籐洲に対して新たに幕僚総監への就任を打診した。
籐洲はそれを快諾し同日付けで17代目幕僚総監に就任した。
幕僚総監になった籐洲はこれまで幕僚総監に就任する条件に付け加えられていた
………………………………………………………………
3等隊尉以上の者による推薦を受けた者は階級に問わず幕僚総監へ就任する事ができ3年一任期で特進選抜試験を受け合格すれば最大3任期、勤めることができる。
………………………………………………………………
これを無くし、新たに上級幹部候補生学校を新設しそこに指揮幕僚過程を発足させた。
………………………………………………………………
上級幹部候補生学校 指揮幕僚過程…階級が隊将になると入校選抜試験を受験し合格した者のみ入校が許される。
約3年間の教育を受け卒業した者は幕僚官に任命されその後、中級幕僚過程(幕僚補)
上級幕僚過程(副 幕僚長)を受け上級幕僚選抜試験を受け合格すれば警衛隊のトップである幕僚総監候補生に任命される。
………………………………………………………………
「新濱さん」
幕僚総監室に入るなり皇山は荷物をまとめる新濱に目をやった。
「ノックぐらいしたらどうだ?」
そう言いながら新濱は軽く笑った。
「幕僚総監を解任されたって。籐洲さんが後任にって」
「そうだよ。それがどうかしたか?」
「新日本交戦規定は間違ってるって、現場の声を真摯に受けてたじゃないですか?何故その意見が人事院で通らなかったんですか?」
「さぁな。日本は他の国よりも銃器類を含めた武器を使うのに強く抵抗がある。よっぽどの理由があっても武器を使えば何日ものの事情聴取を受け、実態調査が入り全ての業務が止まる。そんな国の人間に私の意見が通るなんて思えない。どうだ?理解したか?」
「理解したかって。でも」
「お前はこのまま秘書官続けろ。お願いしといた」
そう言いながら新濱は荷物をまとめる手を止めその場に立ち上がった。
「新濱さんはこれからどうされるんですか?」
「幕僚総監までさせたんだ。組織としては上手く上級役職にはいさせておきたいんだろうと思う」
そう言いながら新濱は辞令書を見せた。
そこには、東部方面隊 方面副総監と記されていた。
「東方の副総監、ですか」
「ま、この歳でこの階級だからな。出世街道は登ってるいわゆる勝ち組って呼ばれる立場にいるのかもな」
そう言うと新濱は軽く笑った。
「そ、そうですか」
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皇山誠士郎(31)…警衛庁 幕僚総監 秘書室 第2秘書官 2等隊尉
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