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第6話 2度目の交尾、揺らぐ心
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「はぁ……♡ やだ……また……っ♡」
レイの体は、フェロモンの余波にすっかり呑まれていた。
ほんの少し近づいただけで、肌が泡立つように熱を持ち、腰が疼く。
「まだ発情は終わってない。……俺を欲しがってる」
「違……う♡ これ、ちが……♡」
必死に否定しても、甘く濡れた吐息がそれを裏切ってしまう。
視界の端で、カイルの瞳が獣のように光った。
「……もう、一度だけ抱かせてくれ」
「だ、め……やめ……っ♡」
言葉とは裏腹に、カイルの手がレイの太腿に触れると、ビクッと跳ねるように身をよじった。
「……こんなに濡れてるのに?」
「ちが、う……♡ いや、やめて……っ」
とろとろに濡れた奥に、ぬるりと指が沈む。
「ふぁ……あっ♡♡ んんっ♡」
敏感になった身体は、ほんのわずかな刺激にもビクビクと震えた。
最奥を探るように、ぐちゅ、ぐちゅと音を立てる指に、レイは快楽の波に抗えない。
「ほら、レイ……お前の身体は、ちゃんと俺を覚えてる」
「うそ……そんなの♡」
もう一度、太く熱いものが入り込む感覚がしたとき――
レイは悲鳴のような声を上げた。
「ひあぁっ♡♡ おおっ♡♡ やっ……♡ また……♡♡♡」
どくん、と奥まで満たされ、意識が真っ白になる。
動かされるたび、甘い痺れが全身に広がっていった。
「きもち、よくなって……」
「なってないっ♡ なってないのに……♡♡ んあっ、やぁ……おほぉ♡♡」
腰を突き上げられるたび、いやらしい声が漏れる。
頬が真っ赤に染まり、涙がこぼれても、身体は拒絶できない。
「かわいいよ、レイ。……こんな顔、他の誰にも見せるな」
「み、せ……ないっ♡ ぜったい……っ♡♡ ひあぁ♡」
奥を擦られると、また意識が飛びそうになる。
何度も何度もイって、そのたびにカイルに甘やかされて――
「はぁ……ん♡♡ もう……だめ、壊れちゃう……♡♡♡」
「壊してやるよ……俺だけの、番に」
そう囁かれて、耳元に甘く噛み跡を残されたとき、
レイの心がかすかに軋んだ。
(番……? ……そんなの、だめ……なのに……)
それでも。
カイルの体温が、酷く優しくて。
レイはもう、突き放すだけの力を残していなかった。
レイの体は、フェロモンの余波にすっかり呑まれていた。
ほんの少し近づいただけで、肌が泡立つように熱を持ち、腰が疼く。
「まだ発情は終わってない。……俺を欲しがってる」
「違……う♡ これ、ちが……♡」
必死に否定しても、甘く濡れた吐息がそれを裏切ってしまう。
視界の端で、カイルの瞳が獣のように光った。
「……もう、一度だけ抱かせてくれ」
「だ、め……やめ……っ♡」
言葉とは裏腹に、カイルの手がレイの太腿に触れると、ビクッと跳ねるように身をよじった。
「……こんなに濡れてるのに?」
「ちが、う……♡ いや、やめて……っ」
とろとろに濡れた奥に、ぬるりと指が沈む。
「ふぁ……あっ♡♡ んんっ♡」
敏感になった身体は、ほんのわずかな刺激にもビクビクと震えた。
最奥を探るように、ぐちゅ、ぐちゅと音を立てる指に、レイは快楽の波に抗えない。
「ほら、レイ……お前の身体は、ちゃんと俺を覚えてる」
「うそ……そんなの♡」
もう一度、太く熱いものが入り込む感覚がしたとき――
レイは悲鳴のような声を上げた。
「ひあぁっ♡♡ おおっ♡♡ やっ……♡ また……♡♡♡」
どくん、と奥まで満たされ、意識が真っ白になる。
動かされるたび、甘い痺れが全身に広がっていった。
「きもち、よくなって……」
「なってないっ♡ なってないのに……♡♡ んあっ、やぁ……おほぉ♡♡」
腰を突き上げられるたび、いやらしい声が漏れる。
頬が真っ赤に染まり、涙がこぼれても、身体は拒絶できない。
「かわいいよ、レイ。……こんな顔、他の誰にも見せるな」
「み、せ……ないっ♡ ぜったい……っ♡♡ ひあぁ♡」
奥を擦られると、また意識が飛びそうになる。
何度も何度もイって、そのたびにカイルに甘やかされて――
「はぁ……ん♡♡ もう……だめ、壊れちゃう……♡♡♡」
「壊してやるよ……俺だけの、番に」
そう囁かれて、耳元に甘く噛み跡を残されたとき、
レイの心がかすかに軋んだ。
(番……? ……そんなの、だめ……なのに……)
それでも。
カイルの体温が、酷く優しくて。
レイはもう、突き放すだけの力を残していなかった。
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