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1章 異世界へ
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『ココナツ村』を出発して1週間後。
何事もなく王都へ辿り着いた。
「ミナミちゃん!運転ありがと!」
「ん。またお願いしたい」
「報酬をこんなにたくさん……っ!」
俺たちはミナミとの旅が気楽で楽しかったため、相場以上の報酬をプレゼントし、ミナミの生活を応援する。
「いつでもウチに依頼してくださいっ!ウチもアキトさんたちとの旅が1番楽しいので!」
「さすが魔眼スキルに認められたミナミ。超優しい」
そう言ってルナさんがミナミを抱きしめる。
「あ、私もー!」
「わぷっ!」
その様子を見たカナデもミナミに抱きつき、カナデの巨乳にミナミが押し潰される。
「また機会があればお願いするよ。俺もミナミとの旅は楽しかったから」
「はいっ!またよろしくお願いします!」
とのやり取りをした後、ミナミと別れる。
「まずはギルドに報告する。S級ダンジョンがあったとなれば無視はできない」
「分かりました」
ルナさんの発言に異論などなく、俺たちは王都の冒険者ギルドへ足を運ぶ。
「皆さん、お帰りなさい!予定よりも帰りが遅くて心配してました!怪我は……なさそうですね!」
俺たちがギルドの中に入ると、レーネさんが駆け寄ってくる。
「ん。私とカナデは大丈夫。アキトは見た目だけ大丈夫」
「お兄ちゃん、無茶し過ぎて全身の筋肉がズタボロなんですよ」
「お恥ずかしい話ですが、ダンジョンに入るにはもう少しかかりそうです」
戦えるといえば戦える状況だが完全回復しているわけではないため、ダンジョンに潜るのは控えた方がいいだろう。
「恥ずかしい話じゃない。アキトは私たちを守るために無茶をした」
「うんうん!だから今はゆっくり休んでいいよ!」
そんな俺を2人が労う。
「ルナさんが2人と仲良くなって私も嬉しいです」
「ん。2人とも良い子。レーネのように」
「ふふっ。私のことも褒めていただき、ありがとうございます」
ルナさんの言葉に嬉しそうなレーネさん。
「あ、そうです。皆さんが到着したらギルドマスターの部屋まで案内するようお願いされておりました。アキトさんの体調が問題なければ今すぐご案内したいのですが、よろしいでしょうか?」
「俺は大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。ではご案内しますね」
とのことでレーネさんの後に続き、俺たちはギルドマスターのいる部屋に到着する。
“コンコン”とノックすると中から「入れ」との言葉が聞こえてきた。
「お母さん。ただいま」
「ただ今戻りました」
「お、帰ったか。調査のはずなのに帰りが遅かったから心配したぞ」
「ん。アキト以外問題ない。それより報告がある」
そう言ってルナさんがダンジョン崩壊の件を報告する。
崩壊したダンジョンがS級ダンジョンだったこと。崩壊のレベルがワンランク上がる前だったから調査予定から崩壊を止めてきたことを話す。
その際、『黒の騎士』の魔石を見せてフィリアさんに信じてもらった。
「この大きさの魔石は見たことがない。S級ダンジョンが崩壊したってのは本当だろう。信じられないが」
「信じられないのも仕方ないけど事実」
「もちろんルナたちを疑ったりはしない。これは私が預かっていいか?」
「お願いします」
とのことでフィリアさんに魔石を預ける。
「アキトとカナデで倒したのか?」
「私は『黒の騎士』を魔法で誘導しただけです。なのでお兄ちゃん1人で倒したと言って問題ありません」
「なるほど。この件も上に報告しよう。おそらくだが2人とも冒険者ランクの大幅アップとなるだろう」
「やったー!」
「それはありがたいです」
冒険者ランクが上がると入れるダンジョンが増えるなど、恩恵が大きいため嬉しい。
ちなみに今はEランク冒険者なので、アップすれば過去に例を見ない大幅アップらしい。
「それにしても久々にS級ダンジョンが出現したな。これは早急に管理体制を構築しなければ」
「ん。近くに『ココナツ村』があるから、もう一度崩壊が起きたら大変」
「あぁ。レーネに依頼して体制を整えてもらおう」
との報告を終えた後、フィリアさんがギルドマスターの顔から娘を心配する優しい顔へ変わる。
「そういえばルナ。2人との旅は楽しかったか?」
「ん。超楽しかった。馬車を運転するミナミも良い子だったから充実した日々だった」
「それは良かった」
そう言ってフィリアさんが安堵の表情をする。
「それと、これからアキトとカナデが私のパーティーに加わることになった」
「本当か!?」
「ん。2人とも実力、性格ともにパーティーメンバーとして文句無し。それにアキトが『これからは俺がずっとルナの側にいるから』って言ってくれた」
「なんだと!?」
“ガタっ!”と勢いよくフィリアさんが椅子から立ち上がる。
「お、お前ら結婚するのか!?」
「ちっ、違います!その言葉は流れというか雰囲気で言ってしまった言葉で!」
慌てて弁明するが、俺の発言に付け加えるようにルナさんが爆弾発言をする。
「結婚はまだしない。でも、アキトが私のそばにずっといるということは実質結婚のようなもの。だからゆくゆくは結婚する」
「違いますよ!?パーティーメンバーとして一緒にいるだけですよ!?」
「ん。楽しみにしてる」
「ルナさーんっ!俺の話を聞いてー!」
といった感じで終始揶揄われる。
「あははっ!そうか。ルナにも心を開ける男が現れたか」
そんな俺たちを見て、フィリアさんが笑う。
「悪い、突然笑って。でもルナが男性と仲良くしてる様子を見てつい嬉しくなってな。レーネやシャンリン、ランリン含め、今まで女性しか仲良くしなかったから」
そう言った後、真剣な表情で俺に向き合う。
「ルナがアキトのことを信頼してるのは分かった。これからはパーティーメンバーとしてルナを支えてやってくれ」
「もちろんです!」
フィリアさんに誓いを立てるように俺は応える。
「良い返事だ。あ、ルナとの結婚報告も待ってるからな」
「だから違うんですって!」
フィリアさんからも揶揄われつつ、ダンジョン崩壊の件を報告した。
何事もなく王都へ辿り着いた。
「ミナミちゃん!運転ありがと!」
「ん。またお願いしたい」
「報酬をこんなにたくさん……っ!」
俺たちはミナミとの旅が気楽で楽しかったため、相場以上の報酬をプレゼントし、ミナミの生活を応援する。
「いつでもウチに依頼してくださいっ!ウチもアキトさんたちとの旅が1番楽しいので!」
「さすが魔眼スキルに認められたミナミ。超優しい」
そう言ってルナさんがミナミを抱きしめる。
「あ、私もー!」
「わぷっ!」
その様子を見たカナデもミナミに抱きつき、カナデの巨乳にミナミが押し潰される。
「また機会があればお願いするよ。俺もミナミとの旅は楽しかったから」
「はいっ!またよろしくお願いします!」
とのやり取りをした後、ミナミと別れる。
「まずはギルドに報告する。S級ダンジョンがあったとなれば無視はできない」
「分かりました」
ルナさんの発言に異論などなく、俺たちは王都の冒険者ギルドへ足を運ぶ。
「皆さん、お帰りなさい!予定よりも帰りが遅くて心配してました!怪我は……なさそうですね!」
俺たちがギルドの中に入ると、レーネさんが駆け寄ってくる。
「ん。私とカナデは大丈夫。アキトは見た目だけ大丈夫」
「お兄ちゃん、無茶し過ぎて全身の筋肉がズタボロなんですよ」
「お恥ずかしい話ですが、ダンジョンに入るにはもう少しかかりそうです」
戦えるといえば戦える状況だが完全回復しているわけではないため、ダンジョンに潜るのは控えた方がいいだろう。
「恥ずかしい話じゃない。アキトは私たちを守るために無茶をした」
「うんうん!だから今はゆっくり休んでいいよ!」
そんな俺を2人が労う。
「ルナさんが2人と仲良くなって私も嬉しいです」
「ん。2人とも良い子。レーネのように」
「ふふっ。私のことも褒めていただき、ありがとうございます」
ルナさんの言葉に嬉しそうなレーネさん。
「あ、そうです。皆さんが到着したらギルドマスターの部屋まで案内するようお願いされておりました。アキトさんの体調が問題なければ今すぐご案内したいのですが、よろしいでしょうか?」
「俺は大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。ではご案内しますね」
とのことでレーネさんの後に続き、俺たちはギルドマスターのいる部屋に到着する。
“コンコン”とノックすると中から「入れ」との言葉が聞こえてきた。
「お母さん。ただいま」
「ただ今戻りました」
「お、帰ったか。調査のはずなのに帰りが遅かったから心配したぞ」
「ん。アキト以外問題ない。それより報告がある」
そう言ってルナさんがダンジョン崩壊の件を報告する。
崩壊したダンジョンがS級ダンジョンだったこと。崩壊のレベルがワンランク上がる前だったから調査予定から崩壊を止めてきたことを話す。
その際、『黒の騎士』の魔石を見せてフィリアさんに信じてもらった。
「この大きさの魔石は見たことがない。S級ダンジョンが崩壊したってのは本当だろう。信じられないが」
「信じられないのも仕方ないけど事実」
「もちろんルナたちを疑ったりはしない。これは私が預かっていいか?」
「お願いします」
とのことでフィリアさんに魔石を預ける。
「アキトとカナデで倒したのか?」
「私は『黒の騎士』を魔法で誘導しただけです。なのでお兄ちゃん1人で倒したと言って問題ありません」
「なるほど。この件も上に報告しよう。おそらくだが2人とも冒険者ランクの大幅アップとなるだろう」
「やったー!」
「それはありがたいです」
冒険者ランクが上がると入れるダンジョンが増えるなど、恩恵が大きいため嬉しい。
ちなみに今はEランク冒険者なので、アップすれば過去に例を見ない大幅アップらしい。
「それにしても久々にS級ダンジョンが出現したな。これは早急に管理体制を構築しなければ」
「ん。近くに『ココナツ村』があるから、もう一度崩壊が起きたら大変」
「あぁ。レーネに依頼して体制を整えてもらおう」
との報告を終えた後、フィリアさんがギルドマスターの顔から娘を心配する優しい顔へ変わる。
「そういえばルナ。2人との旅は楽しかったか?」
「ん。超楽しかった。馬車を運転するミナミも良い子だったから充実した日々だった」
「それは良かった」
そう言ってフィリアさんが安堵の表情をする。
「それと、これからアキトとカナデが私のパーティーに加わることになった」
「本当か!?」
「ん。2人とも実力、性格ともにパーティーメンバーとして文句無し。それにアキトが『これからは俺がずっとルナの側にいるから』って言ってくれた」
「なんだと!?」
“ガタっ!”と勢いよくフィリアさんが椅子から立ち上がる。
「お、お前ら結婚するのか!?」
「ちっ、違います!その言葉は流れというか雰囲気で言ってしまった言葉で!」
慌てて弁明するが、俺の発言に付け加えるようにルナさんが爆弾発言をする。
「結婚はまだしない。でも、アキトが私のそばにずっといるということは実質結婚のようなもの。だからゆくゆくは結婚する」
「違いますよ!?パーティーメンバーとして一緒にいるだけですよ!?」
「ん。楽しみにしてる」
「ルナさーんっ!俺の話を聞いてー!」
といった感じで終始揶揄われる。
「あははっ!そうか。ルナにも心を開ける男が現れたか」
そんな俺たちを見て、フィリアさんが笑う。
「悪い、突然笑って。でもルナが男性と仲良くしてる様子を見てつい嬉しくなってな。レーネやシャンリン、ランリン含め、今まで女性しか仲良くしなかったから」
そう言った後、真剣な表情で俺に向き合う。
「ルナがアキトのことを信頼してるのは分かった。これからはパーティーメンバーとしてルナを支えてやってくれ」
「もちろんです!」
フィリアさんに誓いを立てるように俺は応える。
「良い返事だ。あ、ルナとの結婚報告も待ってるからな」
「だから違うんですって!」
フィリアさんからも揶揄われつつ、ダンジョン崩壊の件を報告した。
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