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1章 異世界へ
潜入捜査 1
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ランクルス家近くに到着する。
「うわぁ。相変わらず護衛が多いねー」
「多いことに加え、全員がBランク冒険者以上となれば骨が折れそうですね」
屋敷全体を上から眺め、護衛の多さに感嘆する。
屋敷の庭だけで10人は冒険者がいるだろう。
「まぁ、何人居ようと俺の敵ではありません」
「そういえば、ここに来る道中、優秀なスキルがあるから任せてって言ってたね」
「はい。俺には全知全能のスキルがありますから。賢者さーん」
『お呼びでしょうか?』
「あの屋敷に入りたいんだけど、誰にもバレずに侵入することって可能?」
『肯定。褒めていただいた分、張り切ってお伝えしましょう』
いつもより少しだけ嬉しそうに答えた賢者さんが俺の視界に屋敷の地図を表示する。
そこには幾つもの黒い点が表示されており、忙しなく動いている。
『黒い点が武装した者や使用人となります』
「武装した人だけを違う色にできる?」
『肯定。武装した者だけを赤で表示します』
俺の要望を聞き入れ、冒険者が赤で表示される。
『武装した者は屋外に13人、屋内に10人います』
「ありがとう。じゃあ、地下に黒い点が密集してるんだけど、この黒い点って何?」
『解。一糸纏わぬ姿のまま縛られた女性たちです。その数、16名となります』
「ビンゴっ!」
予想通り、捕まった女性たちが閉じ込められている場所だった。
「冒険者やスタッフが多いけど、誰にも見つからずに侵入できるルートはあるんだよな?」
『肯定。私の指示通り動けば問題ありません』
「さすが賢者さんっ!」
『もっと褒めてもいいですよ』
もっと褒めろと催促してくる調子者だが、今はもっと褒めてあげたいくらいだ。
「後で目一杯褒めてやるよ。だから援護を頼む」
『了解しました』
賢者さんとの会話を辞め、リナリーさんと情報共有を行う。
「冒険者が外に13人、屋内に10人います。そして地下に閉じ込められてる女性が16人いるようです」
「おぉー!そこまで精密に分かるんだ!ほんと凄いスキルを持ってるね!」
「……疑わないんですか?」
「もちろんだよ!ルナちゃんの認めた人が、こんな所で嘘を付く理由がないからね!」
「ありがとうございます」
さすがルナの魔眼スキルに認められた女性だ。
きっと誰にでも優しい女性だろう。
「あ、でも。突然、見えない誰かと話し始めた時は『怖いなぁ。この人、頭大丈夫かなぁ。お姉さん、犯されるのかなー』って思ったけどね!」
「そんなことしませよ!」
前言撤回。揶揄ってくる部分を除いて優しい女性のようだ。
そんなことを思った。
「賢者さんって言うのかー!よろしくねー!賢者さんっ!」
『よろしくお願いします。リナリー様』
「よろしくって言ってるよ」
「おぉー!ちなみに賢者さんって男の子?女の子?」
『解。私にそのような概念はありませんが、強いて言うなら10000人に1人の巨乳美少女です』
「お前の容姿や体型は聞いてねぇ」
女の子だとは思ったが、自尊心の高い女の子のようだ。
「ねぇねぇ!どっちなの!?」
「女の子らしいですよ」
「わー!それなら友達になれそうだよ!」
どうやらリナリーさんが賢者さんを気に入ったようで、俺を挟んで賢者さんと会話している。
「じゃあ、賢者さんの指示に従ってれっつごー!」
元気よく掛け声を上げたリナリーさんとともに俺も動き出す。
早速、俺たちは隠密スキルを発動し、屋敷に近づく。
「まずは高い壁を超えます。超えた先に敵は居ないので安心してください」
「うんっ!」
俺たちは目一杯ジャンプして壁を越える。
「よし、居ないみたいです。とりあえず茂みに隠れましょう」
「だね」
すぐ側にあった茂みに隠れ、賢者さんの指示に従う。
『ここから西に100メートルの所にある窓は鍵がかかっておりません。そこから侵入しましょう』
との指示を受け、リナリーさんと動き出す。
茂みを上手く利用しつつコソコソと動くこと5分。
ようやく窓まで到着し、誰も見てないタイミングで俺たちは屋内に入る。
「無事入れましたね」
「まだ気は抜けないけどね。とりあえず何処かの部屋に入る?」
「そうですね。作戦会議もしたいので何処かの部屋に行きましょう。すぐ調べます」
俺は賢者さんへ依頼し、空き部屋を検索。
すぐにヒットしたため、俺たちは物音を立てずに空き部屋へ移動した。
「うわぁ。相変わらず護衛が多いねー」
「多いことに加え、全員がBランク冒険者以上となれば骨が折れそうですね」
屋敷全体を上から眺め、護衛の多さに感嘆する。
屋敷の庭だけで10人は冒険者がいるだろう。
「まぁ、何人居ようと俺の敵ではありません」
「そういえば、ここに来る道中、優秀なスキルがあるから任せてって言ってたね」
「はい。俺には全知全能のスキルがありますから。賢者さーん」
『お呼びでしょうか?』
「あの屋敷に入りたいんだけど、誰にもバレずに侵入することって可能?」
『肯定。褒めていただいた分、張り切ってお伝えしましょう』
いつもより少しだけ嬉しそうに答えた賢者さんが俺の視界に屋敷の地図を表示する。
そこには幾つもの黒い点が表示されており、忙しなく動いている。
『黒い点が武装した者や使用人となります』
「武装した人だけを違う色にできる?」
『肯定。武装した者だけを赤で表示します』
俺の要望を聞き入れ、冒険者が赤で表示される。
『武装した者は屋外に13人、屋内に10人います』
「ありがとう。じゃあ、地下に黒い点が密集してるんだけど、この黒い点って何?」
『解。一糸纏わぬ姿のまま縛られた女性たちです。その数、16名となります』
「ビンゴっ!」
予想通り、捕まった女性たちが閉じ込められている場所だった。
「冒険者やスタッフが多いけど、誰にも見つからずに侵入できるルートはあるんだよな?」
『肯定。私の指示通り動けば問題ありません』
「さすが賢者さんっ!」
『もっと褒めてもいいですよ』
もっと褒めろと催促してくる調子者だが、今はもっと褒めてあげたいくらいだ。
「後で目一杯褒めてやるよ。だから援護を頼む」
『了解しました』
賢者さんとの会話を辞め、リナリーさんと情報共有を行う。
「冒険者が外に13人、屋内に10人います。そして地下に閉じ込められてる女性が16人いるようです」
「おぉー!そこまで精密に分かるんだ!ほんと凄いスキルを持ってるね!」
「……疑わないんですか?」
「もちろんだよ!ルナちゃんの認めた人が、こんな所で嘘を付く理由がないからね!」
「ありがとうございます」
さすがルナの魔眼スキルに認められた女性だ。
きっと誰にでも優しい女性だろう。
「あ、でも。突然、見えない誰かと話し始めた時は『怖いなぁ。この人、頭大丈夫かなぁ。お姉さん、犯されるのかなー』って思ったけどね!」
「そんなことしませよ!」
前言撤回。揶揄ってくる部分を除いて優しい女性のようだ。
そんなことを思った。
「賢者さんって言うのかー!よろしくねー!賢者さんっ!」
『よろしくお願いします。リナリー様』
「よろしくって言ってるよ」
「おぉー!ちなみに賢者さんって男の子?女の子?」
『解。私にそのような概念はありませんが、強いて言うなら10000人に1人の巨乳美少女です』
「お前の容姿や体型は聞いてねぇ」
女の子だとは思ったが、自尊心の高い女の子のようだ。
「ねぇねぇ!どっちなの!?」
「女の子らしいですよ」
「わー!それなら友達になれそうだよ!」
どうやらリナリーさんが賢者さんを気に入ったようで、俺を挟んで賢者さんと会話している。
「じゃあ、賢者さんの指示に従ってれっつごー!」
元気よく掛け声を上げたリナリーさんとともに俺も動き出す。
早速、俺たちは隠密スキルを発動し、屋敷に近づく。
「まずは高い壁を超えます。超えた先に敵は居ないので安心してください」
「うんっ!」
俺たちは目一杯ジャンプして壁を越える。
「よし、居ないみたいです。とりあえず茂みに隠れましょう」
「だね」
すぐ側にあった茂みに隠れ、賢者さんの指示に従う。
『ここから西に100メートルの所にある窓は鍵がかかっておりません。そこから侵入しましょう』
との指示を受け、リナリーさんと動き出す。
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ようやく窓まで到着し、誰も見てないタイミングで俺たちは屋内に入る。
「無事入れましたね」
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