異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

潜入捜査 2

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 屋内に潜入後、誰もいない部屋に転がり込む。
 カーテンで外が見えなくなっており部屋も真っ暗なため何の部屋かは分からないが、外からコチラの様子がバレない点はありがたい。

「賢者さん。次はどうすればいい?」

『解。先ずは証拠集めとなりますので怪しい部屋を幾つかピックアップしております』

 そう告げた後、マップ上に青い点と紫の点が表示される。

『青い点の部屋は鍵が掛かった部屋となります。ちなみに当主と長男の居る部屋は紫の点で表示しております』

「さすが賢者さん!」

『もっと褒めてもいいですよ』

 このように簡単に調子に乗るが、素晴らしい働きをしているのは間違いないのでツッコミは控える。

「どうだった?」
「はい。証拠のありそうな部屋は五カ所あります。その内、2カ所は当主と長男の居る部屋です」
「なるほど。だったら先ずは……」
「しーっ!」

 リナリーさんが話している途中だったが、俺は人差し指を立てて言葉を遮る。

「使用人が2人通ります」

 俺の言葉に真剣な表情でリナリーさんが頷く。

「ちょっと休もー」
「だねー」

 そんなことを言いながら、俺たちがいる部屋で立ち止まる。

「マズイです!この部屋に入ります!」
「っ!こっちだよ!」

 リナリーさんの手に引かれ、俺たちは部屋の隅っこに置かれたボロボロなソファーの裏に隠れる。
 そのタイミングで“ガチャ”っと扉が開き、2人のメイドが入ってきた。

「サボると怒られるけど少しくらいの休憩は大丈夫よね」
「だって服を着替えるついでだもん。許してもらえるよ」

 そんなことを言いながら“シュルシュル”っと、服が擦れる音が聞こえる。

「ここ、更衣室じゃないよね?」
「は、はい。多分、倉庫的なところだと思います。おそらくですがコッソリ着替えてるだけのようです」

 声量を最小限に落としつつリナリーさんと会話する。

「そ、それより……少し離れることは出来ませんか?さっきからリナリーさんの胸が当たって……」

 急なことで隠れる場所を選べず、俺とリナリーさんはソファーの裏でお互い正面から密着している。
 理由は隠れたソファーが1人用だったため、2人並んで隠れることができなかったから。
 そのため、あぐらをかいている俺の足の上にリナリーさんが乗り、密着した状態となっている。
 ただ、お互いの身体に手を回さず2人とも地面に両手を付いているので、密着度が最小限なのが救いだ。

「ダメだよ。これ以上離れると私の身体がソファーから出ちゃうもん」
「そ、それはそうですが……」
「だから我慢してね」

 そう言ってリナリーさんが俺の首に両手を回して更に密着してくる。

「っ!」

 俺の胸板にリナリーさんの巨乳が“むにゅっ”と押しつぶされ、リナリーさんの息遣いが間近で聞こえる。

(マズイっ!色々とマズイぞっ!)

 先程まで地面に付いてた手を俺の首へ回したため、先ほどよりもリナリーさんの巨乳を胸板で感じ、女性特有の甘い香りが鼻腔をくすぐる。
 俺がテンパっている間もメイド2人は「アンタ、ちょっと胸が大きくなったんじゃない?」など、着替えをストップして話をしていた。

「リ、リナリーさん。この体勢が長く続くと色々とヤバくて……」
「そ、そう言われても、これ以上はどうしようもないし……」

 言ってることは正しいが、キスできる距離感でお互いが密着しており、今もリナリーさんの匂いや息遣い、感触を感じてクラクラしそうになっている。

「もうちょっとだけ頑張って。私が重たくてキツイかもしれないけど」
「リナリーさんの体重は問題じゃないですよ。むしろ軽すぎて心配になるくらいです」
「っ!お姉さん、凄く嬉しいこと言われちゃったよ。後でえっちぃお礼してあげるね」
「こっ、こんな時に何てこと言ってるんですか」
「ふふっ。アキトっち可愛いー」

 きっとリナリーさんの言葉を聞いて顔を真っ赤にしているだろうが、今の俺に反論する余裕などない。

「着替え終わったし、そろそろ仕事に戻るかー」
「戻らないと怒られちゃうからね」

 そんな会話をしている内に着替え終えたようで、メイド2人が部屋から出ていく。

「ふぅ。もう大丈夫そうですね」
「だね」

 ゆっくりとリナリーさんが俺から離れる。
 そしてお互い、すぐに距離を取る。

(や、ヤバかった。あのままの姿勢が続いてたら絶対、俺の息子が反応していた)

 反応した場合、リナリーさんから絶交される可能性しかなかったため、興奮しないよう理性をフル稼働させて我慢していた。

(良くやった俺。とっととリナリーさんの感触は忘れよう)

 そんなことを思いつつ、自分自身を褒める。

 そのため…

「ヤ、ヤバかったよ。アキトっちの身体があんなに筋肉質だったなんて。しかもアキトっちから凄く良い匂いしたし。あのまま抱きついてたら絶対、私の方がおかしくなってたよ。こ、今夜はアキトっちのせいで眠れないかも……」

 そんな呟きを俺は聞き逃していた。
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