異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

潜入捜査 3

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 お互い、距離を取って落ち着くこと約1分。

「で、では証拠集めに動きましょう」
「だ、だね」

 まだ少しぎこちないが、俺たちに無駄な時間を過ごしている暇はないので気持ちを切り替える。

「先ずは左に出て3つ目の部屋です。その部屋は鍵が掛かったますが、開錠とかできますか?」
「任せて!不法侵入とか得意だから!」
「威張って言えることではありませんね」

 胸を“ぷるんっ!”と揺らしながら堂々と言うリナリーさんにツッコミを入れる。

「ですが助かります。では俺が合図を出したら移動しましょう」
「あ、待って!」

 リナリーさんの静止を聞き、俺は動きを止める。
 するとリナリーさんが先ほど来たメイドたちが置いていったメイド服を手に取る。

「どうしましたか?」
「人が着た服には抵抗があるけど万が一があるからね。これ、持っててもらってもいいかな?」
「構いませんけど……使う時とかありますか?」
「念のためだよ。さ、行こ!」

 とのことで深くは考えずに受け取ったメイド服を異空間ボックスに収納する。
 そして視界の隅にあるマップを確認し、使用人が居なくなったタイミングでリナリーさんと部屋を飛び出す。
 そして左に出て3つ目の部屋に到着する。

「今なら近くに誰も居ませんので1分は問題ありません」
「1分も要らないよ。10秒でできるからね」

 そう言いながら手際よく道具を取り出し、鍵穴に刺す。
 そして5秒後。“ガチャっ”という音が聞こえた。

「開いたよー」
「はやっ」
「ふふっ。どう?お姉さんに惚れちゃった?」
「これで惚れるのは泥棒くらいですよ」
「むぅー。アキトっち、ガード硬いー」

 リナリーさんが不満そうに可愛く頬を膨らませる。

「そんなことより速く入りましょう」
「はーい」

 俺たちは部屋に入り、鍵を閉める。

「さてここは何の部屋でしょうか」
「んー。見たところ寝室だね」

 リナリーさんの言う通り、ここには大きなベッドが置かれており、壁際には棚や机などが置かれている。

「とりあえず全て調べてみますか」
「だね」

 俺たちは手分けして棚などを調べることにする。
 手始めに近くにあった棚を開ける。

 するとそこには…

「首輪や鞭。それとロウソク?」

 何故か拷問器具が出てきた。

「な、何なのこの部屋ー!」

 そのタイミングでリナリーさんが変な声を上げたため、俺はすぐに駆け寄る。

「どうしましたか?」
「こ、これ見て……」

 と言われ、リナリーさんが指差した方を見ると、沢山のエッチな道具があった。

「………」

 これらを見て、この部屋が何の部屋か分かった。

「………とりあえず、全てを確認して速く出ましょう」
「そ、そうだね」

 リナリーさんも何の部屋か分かったようで、顔を赤らめながら同意する。

『マスター。1つ耳寄りな情報があります』

 そのタイミングで賢者さんが話しかけてくる。

(お、何か見つけたのか?)

『解。この部屋は防音魔法が施されております。そのため、どんなに大声を上げても絶対外には漏れなくなっております』

(……何が言いたい?)

『解。ここでリナリー様とえっちぃことをしても誰かにバレることはありません。いかが致しますか?』

(襲わねぇよ!)

 真面目に聞いて損した気分だ。

「どうしたの?アキトっち?」
「いえ。賢者さんのアホさ加減に頭を抱えてました」
「……?」

 不思議そうな顔をされたが事実なので否定できない。

「と、とりあえず、この部屋全てを調べますか」

 俺は無理やり話を切り上げて調査を再開する。
 そして3分後、徹底的に調べたことで、この部屋の存在意義を理解する。

「ここ、えっちぃことをするためだけの部屋だったね」
「地下への入り口もありましたので、おそらく捕らえられている人たちへ色々なことをする部屋のようです」

 俺たちは顔を見合わせる。

「とっとと出ましょう」
「だね」

 この部屋に証拠品などなく、俺たちは部屋を後にした。



 部屋を出た俺たちは鍵のかかった部屋を2つ調べる。
 しかしどれもハズレで、欲しい証拠は手に入らなかった。
 今は作戦会議のために、再び空き部屋に忍び込んだところだ。

「残すは当主がいる部屋と長男がいる部屋ですね」
「だね。まぁ、普通は自分の部屋に隠すよね」
「おそらくですが」

 分かりきってたことだが、俺でも自分の部屋に証拠類は隠す。
 その2つの部屋になかったら手当たり次第探すしかなくなるので、できれば2つの部屋にあってほしいと心の中で願う。

「問題はどうやって部屋の中にいる人に気づかれずに証拠品を探すかですね」
「それなら大丈夫だよ!私に作戦があるから!」

 巨乳を“ぷるんっ!”と揺らしながらリナリーさんが胸を張る。

「私って幻術を使えるんだ。制限はすごくあって使うタイミングは難しいけどね」
「え、幻術が使えるんですか!?すごいですね!」
「そ、そんなに褒めなくても良いよ。ほんとに使い所が難しい魔法だから」

 少し照れた表情を見せるリナリーさん。

「どんな作戦ですか?」
「うん。まずは私がメイド服を着て当主や長男に接触するの。警戒はされるかもだけど、そこは私が上手くやってみるよ」

 接触には危険が伴うが、ここは暗部として数々の経験を積んでるリナリーさんを信じるしかない。

「何とか接触できたら幻術をかける。その間にアキトっちが部屋を調べるってのはどうかな?」
「そうですね。それが一番良い作戦だと思います。当主たちを気絶させるわけにもいきませんから」
「だね。で、ここでアキトっちにお願いがあるんだ」
「何ですか?」
「私の幻術って魔力消費が激しい上にずっと幻術を使い続けるから動くことができないんだ」

 詳しく聞くと、幻術をかけるには相手に接触している必要があり、接触を解いてしまうと幻術が解けてしまうようだ。
 そのため1人しか幻術をかけることができず、幻術を使って屋敷に忍び込むとかは難しかったようだ。

「だから私は動くことができないの。何かあった時はサポートをお願いね」
「分かりました」

 こうして作戦会議を終え、作戦を開始するために動き出した。
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