56 / 100
1章 異世界へ
王宮へ
しおりを挟む
親子の処刑が行われた翌日。
「今日は来て下さりありがとうございます」
王宮に招待された俺とカナデ、ルナ、シャンリン、ランリン、リナリーさんの6人をアリシアが出迎えてくれた。
「皆さんのおかげでランクルス家、並びに協力していた悪き貴族を一網打尽にすることができました」
「手を組んでた貴族が沢山いたらしいな」
「はい。なので今回の件で王都にいた貴族の半数近くが奴隷となりました」
ロイド公爵と長男のバルバルドには死刑を。他の貴族は奴隷という形で処罰されたため、大半の貴族が王都から追放されている。
「貴族が減ったことで困ることもありますが、今のところユグノー家を始め、残った貴族が頑張っておりますので大きな問題はありません。ただランクルス家に加担していた冒険者たちも奴隷となったため…」
「ん。お母さんが苦労してる」
ランクルス家が雇っていた冒険者たちはBランク冒険者以上だったため、冒険者ギルド側からすれば実力者が減って痛手らしい。
「まぁ、ランクルス家の悪事に手を貸すような冒険者なんか必要ないから奴隷落ちになったことは賛成らしいけどね」
ルナの言葉にリナリーさんが付け足す。
「冒険者が減ったことに関してはお母様も対策を考えております。手始めに王都にある冒険者学校の質を強化するようです」
「それがいいですね」
そんな会話をしながら全員で王宮内を移動する。
そして一つの部屋に案内される。
「コチラが女性専用の更衣室です。お母様とお会いされる前に皆さんには着替えていただきます」
「おぉー!どんな服に着替えるのかなー!」
地球にいた頃はドレスなど高級な服を着たことがないカナデは、目をキラキラさせている。
「女性専用ってことはアキトっちは別の部屋なの?」
「はい。別の部屋を用意しております」
「あちゃー。アキトっち残念だったね。私たちの着替えを見れるチャンスだったのに」
「ざ、残念だなんて思ってませんよ。男の俺が皆んなと着替えるなんて普通あり得ませんから」
美少女たちの着替え姿を見たくないと言えば嘘になるが、見てしまうと今後の関係性に影響しそうなので本音は心の中にしまう。
「私はアキトっちと着替えてもいいけどなー。だってもう既に同じ部屋で着替えちゃったからね」
「えっ!お兄ちゃん、リナリーさんが着替えてるとこ見たの!?」
「見てねぇよ!ちゃんと後ろ向いてたわ!」
リナリーさんが余計なことを口走ったため、カナデに突っ込まれる。
「なら私もアキトと同じ部屋で着替えたい。リナリーだけズルい」
「ルナは変な対抗意識を持たなくていいよ!」
どの辺がズルいのか全くわからないが、なぜかリナリーさんに対して対抗心を燃やす。
「ア、アタシは別にアキトと着替えてもいいけど……」
「わ、わたくしも問題ありませんわ。その……アキト様なら……」
「何で俺がみんなと一緒に着替える話になってるの!?」
「ふふっ、アキトさんは人気者ですね。でしたらアキトさんの服も持ってきますのでコチラの部屋で一緒に着替えますか?」
「はやく男性専用の更衣室に案内してくれー!」
何とか同じ部屋で着替えることを避けれたが、何故かとても疲れた。
「今日は来て下さりありがとうございます」
王宮に招待された俺とカナデ、ルナ、シャンリン、ランリン、リナリーさんの6人をアリシアが出迎えてくれた。
「皆さんのおかげでランクルス家、並びに協力していた悪き貴族を一網打尽にすることができました」
「手を組んでた貴族が沢山いたらしいな」
「はい。なので今回の件で王都にいた貴族の半数近くが奴隷となりました」
ロイド公爵と長男のバルバルドには死刑を。他の貴族は奴隷という形で処罰されたため、大半の貴族が王都から追放されている。
「貴族が減ったことで困ることもありますが、今のところユグノー家を始め、残った貴族が頑張っておりますので大きな問題はありません。ただランクルス家に加担していた冒険者たちも奴隷となったため…」
「ん。お母さんが苦労してる」
ランクルス家が雇っていた冒険者たちはBランク冒険者以上だったため、冒険者ギルド側からすれば実力者が減って痛手らしい。
「まぁ、ランクルス家の悪事に手を貸すような冒険者なんか必要ないから奴隷落ちになったことは賛成らしいけどね」
ルナの言葉にリナリーさんが付け足す。
「冒険者が減ったことに関してはお母様も対策を考えております。手始めに王都にある冒険者学校の質を強化するようです」
「それがいいですね」
そんな会話をしながら全員で王宮内を移動する。
そして一つの部屋に案内される。
「コチラが女性専用の更衣室です。お母様とお会いされる前に皆さんには着替えていただきます」
「おぉー!どんな服に着替えるのかなー!」
地球にいた頃はドレスなど高級な服を着たことがないカナデは、目をキラキラさせている。
「女性専用ってことはアキトっちは別の部屋なの?」
「はい。別の部屋を用意しております」
「あちゃー。アキトっち残念だったね。私たちの着替えを見れるチャンスだったのに」
「ざ、残念だなんて思ってませんよ。男の俺が皆んなと着替えるなんて普通あり得ませんから」
美少女たちの着替え姿を見たくないと言えば嘘になるが、見てしまうと今後の関係性に影響しそうなので本音は心の中にしまう。
「私はアキトっちと着替えてもいいけどなー。だってもう既に同じ部屋で着替えちゃったからね」
「えっ!お兄ちゃん、リナリーさんが着替えてるとこ見たの!?」
「見てねぇよ!ちゃんと後ろ向いてたわ!」
リナリーさんが余計なことを口走ったため、カナデに突っ込まれる。
「なら私もアキトと同じ部屋で着替えたい。リナリーだけズルい」
「ルナは変な対抗意識を持たなくていいよ!」
どの辺がズルいのか全くわからないが、なぜかリナリーさんに対して対抗心を燃やす。
「ア、アタシは別にアキトと着替えてもいいけど……」
「わ、わたくしも問題ありませんわ。その……アキト様なら……」
「何で俺がみんなと一緒に着替える話になってるの!?」
「ふふっ、アキトさんは人気者ですね。でしたらアキトさんの服も持ってきますのでコチラの部屋で一緒に着替えますか?」
「はやく男性専用の更衣室に案内してくれー!」
何とか同じ部屋で着替えることを避けれたが、何故かとても疲れた。
168
あなたにおすすめの小説
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活
怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。
スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。
何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる