異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

『雷光ダンジョン』の攻略 2

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 その後、大きな問題なく連携を深めた俺たちは賢者さんのマップ効果もあり、4時間ほどで10階層まで到着する。

「10階層のフロアボスはファイヤーウルフ10体。群れを成し、意思疎通の取れた連携をするためA級下位の魔物に認定されてる。油断せず行こう」
「連携ならアタシたちも負けてないわ」
「ん、シャンリンの言う通り、今日結成されたパーティーとは思えないほど完成度は高い。でもまだ連携が完璧とは言えない部分もある」

 ルナの言う通りまだまだな部分もあるため、こればかりはパーティーでの攻略を続けて経験を積むしかない。

「行くよ」

 ルナの言葉に全員が頷き、ボス部屋へ入る。
 そこには事前の情報通り、ファイヤーウルフ10体がいた。

「事前に話した通り、ランリンとカナデはアキトの援護。シャンリンはランリンとカナデの護衛件、敵の引きつけ役。私は臨機応変に対応するからアキトは自由にやって」
「サポートは任せてください!」
「お兄ちゃんの援護、頑張るね!」
「2人のことは気にしなくて良いわ。アタシがしっかり守るから」
「ありがとう、みんな」

 俺に合わせて戦闘してくれる皆んなに頭が上がらない。

(期待にはしっかり応えないとな。ここに来るまででレベルも上がったし)

 A級ダンジョンと呼べるだけのことはあり、魔物から得られる経験値が多く、筋力値などのステータスは変化してないがレベルが上がったことで身体が動きやすくなっている。

「いくぞっ!」

 俺の掛け声とともに皆んなが動き出す。

「支援します!女神よ、皆んなに祝福を!」

 ランリンが支援魔法を唱え、俺たちの身体が強化される。

「アタシは何体か引きつけるよ。挑発!」
「私も手伝う」

 シャンリンの挑発スキルが発動し、ファイヤーウルフ5体がシャンリンとルナの方に向かう。
 その様子を見つつ、俺は右脚を前に出して剣の柄を握る。

「カナデ!頼む!」
「任せてー!ウォーターボール!」

 カナデが10個のウォーターボールを生成し、ファイヤーウルフ5体に攻撃を仕掛ける。

「「「「「バウっ!」」」」」

 しかし、カナデの攻撃はジャンプで躱される。
 だが、この援護は100点満点だ。

「さすがカナデ。俺のやってほしいことが分かってるよ」
「お兄ちゃんの妹だからね!お兄ちゃんの構えを見ただけで繰り出そうとしている技が分かるよ!」

 俺の構えから繰り出そうとしている技を推理し、どう援護すれば良いかを瞬時に把握して実行する。
 本当に頼りになる妹だ。
 俺は「ふぅー」と息を吐いた後、握っていた剣の柄を力強く握る。

「『水瀬神明流』四の型〈旋空〉~5蓮~」

 闘気を込めた斬撃を5つ放つ。

「「「「「うぉんっ!」」」」」

 放たれた斬撃に驚くファイヤーウルフたち。
 しかし、カナデの魔法をジャンプして回避したことで逃げ場がないため、顔面にクリンヒットする。
 そして5体のファイヤーウルフが魔石となる。

「次だ」
「うんっ!速くルナさんたちのとこに行こ!」

 俺たちは頷き合い、ルナたちの下へ駆けつける。

「お姉様!回避を!サンダーボルト!」

 ランリンの魔法がファイヤーウルフ5体に当たる。
 ファイヤーウルフ5体を引きつけていたシャンリンは、ランリンの攻撃が当たる寸前で回避していたため、無傷だ。

(どの攻撃がどのタイミングで繰り出されるかが分かってないと上手に回避は出来ない。さすが姉妹だ)

 加勢に向かいながら2人の連携に感心する。

「ルナ様!お願いします!」
「ん、シャイニングスター」

 雷属性の攻撃により怯んだファイヤーウルフは、遠距離から飛んでくる聖属性魔法を回避できない。
 そのため、俺たちが駆けつけた頃にはファイヤーウルフ5体が魔石となっていた。

「お疲れ」

 駆けつけた俺たちにルナが労いの言葉をかける。

「ルナたちもお疲れ様。駆けつけながら見てたけど見事な連携だ」

 無駄のない動きで完璧な連携だと思った。
 元々3人でパーティーを組んでいたので、これくらいの連携は朝飯前だろう。

「ありがとう。でも本来の予定とは違う形になった。結局、元々のパーティーだったシャンリンたちと倒してしまったし」
「俺たちもカナデとの連携で勝ってしまった」

 本来の目的は俺たち全員の連携を深めること。
 しかし相手が弱すぎて全員での連携を行うことなく終えてしまった。

「やってしまったことは仕方ない。明日以降は組んだことのない人と組んで倒していこう。そして20階層まで攻略しよう」

 ルナの発言に誰も異論は唱えず、全員が頷く。

「じゃあ帰ろうか」

 5階層ごとに設置されているワープポイントを利用して、俺たちは帰還した。
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