異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

ルナたちの師匠 4

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 皆んなと談笑しながら楽しい時間を過ごしていると、ティアナさんが俺とカナデを呼ぶ。

「アキトくん、カナデちゃん。少しいいかな?ルナちゃんたちには内緒の話をしたくて」

 そう言われ、ティアナさんと共にルナたちのいない場所へ移動する。

「ごめんね、2人とも」
「問題ありませんよ。それよりルナたちには聞かれたくない話とはなんですか?」

 俺の問いかけに少し声のトーンを落としたティアナさんが話し始める。

「ルナちゃんたちの夢がどんな夢か聞いた?」
「はい。『魔物からの脅威に怯えず、人々が安心して暮らすことができる世界を作ること』だと聞いてます。そして、その夢がティアナさんの夢だったことも聞いてますよ」
「そっか。まだウチの夢を叶えるために3人は頑張ってるんだね」

 少し残念そうな声色でティアナさんが話す。
 まるで自分の夢を引き継いでほしくないようだ。

「嬉しくはないのですか?」

 カナデもそう思ったようで、ティアナさんに問いかける。

「嬉しい気持ちが全くないわけじゃないよ。でもウチは3人に自分の夢を叶えるために頑張ってほしいんだ。だって3人とも、ウチの夢を叶えるために冒険者になったわけじゃないからね」

 先程伝えたルナたちの夢はティアナさんが冒険者として活動出来なくなってからの夢だ。
 ティアナさんへ弟子入りした時は違う目標や夢があったのだろう。

「シャンリンちゃんやランリンちゃんもウチの夢を引き継ぐために冒険者になったわけじゃない。きっと弟子入りした当初は違う夢や目標を持ってたはず。だからウチのために頑張ってくれることが申し訳なくて」

 悲しそうな声で話すティアナさん。
 だが、俺はルナたちがティアナさんの夢を叶えるために無理をしているとは思えない。
 そのため、俺はティアナさんに思ったことを伝える。

「正直、俺は3人が無理をしているようには思えません。むしろティアナさんの夢を叶えるために頑張る3人がカッコ良く見えました」

 3人ともティアナさんの夢を叶えるためにSランクやAランク冒険者まで上り詰めた。
 そんな3人を俺は心の中で尊敬している。

「ティアナさんの夢を引き継ぐことが足枷にはなってはいません。むしろ夢や目標があることで研鑽を積むことができ、今の実力を手に入れることができたのだと思います。なのでティアナさんは申し訳ないなど思わず、3人を応援し続けてください。それがルナたちにとって一番嬉しいことだと思いますよ」
「そうです!だって私たちがパーティーに加わるキッカケを作ったのは、ルナさんの夢に心を打たれたからですよ!」

 俺の言葉を引き継ぐようにカナデが言う。

「そっか。私の夢が3人の足枷にはなってないんだね」

 俺たちの言葉を聞き、どこかスッキリした表情を見せるティアナさん。

「ありがと、2人とも。これからは3人のこと、もっと応援するよ。だからアキトくん、カナデちゃん。これからもルナちゃんたちをよろしくね」
「「はいっ!」」

 俺たちはティアナさんの言葉に元気よく答える。
 その返答に満足したのか、ティアナさんが明るい表情を取り戻す。

「それにしてもホントに2人とも良い子だね!特にアキトくん!」
「え、俺ですか?」
「うんっ!私、アキトくんほどの好青年は見たことないよ!まるでお伽話に出てくる王子様みたいだね!」
「そ、それは言い過ぎだと思います」
「そんなことないよ!」
「私もそう思います!」

 ティアナさんの発言にカナデが力強く同意する。

「私もお兄ちゃん以上の好青年は王都に来てから見たことありません!あ、もちろん、故郷にいた頃もお兄ちゃん以上の好青年は見なかったけどね!」

 地球で生活していた頃を含め、カナデまで俺のことを絶賛する。

「俺は誰かを悲しませたくないだけです。特別なことは一切やってませんよ」
「うんうんっ!その気持ちはすごく大事だよ!王都の男たちは基本的に邪な考えを持ってる人が多いからね!」
「分かります!私もそう思ってました!」
「だよね!露店の店主でさえ邪な考えを持つ男が多くて……」

 などなど、ティアナさんとカナデが王都に住む男たちについて悪口を言いまくっている。
 その様子を側から見ていると、ティアナさんが俺の方を向く。

「つまりアキトくんは私の生きてきた中で1番の好青年だよ!出会って数時間の関係だけど堂々と言えるくらいに!だから私がもう少し若かったら絶対アキトくんに求婚を申し込んでたよ!」
「そ、そこまで高く評価されるのは嬉しいですね」

 お世辞だとは思うが、ティアナさんにそう言われて嬉しく思う。
 すると隣にいたカナデが口を開く。

「そんなこと言わないでください!ティアナさんはルナさんたちと同じくらい綺麗ですから!ねー、お兄ちゃんっ!」
「えっ、そ、そうですね。俺もティアナさんはルナたちと同じくらい綺麗で可愛いと思います。28歳と聞いてますが、信じられないくらいですよ」
「そっ、そんなことないと思うけど……あ、ありがとう」

 俺たちの褒め言葉にティアナさんが頬を染める。

「だからお兄ちゃんへの求婚は遅くないですよ!お兄ちゃんもティアナさんの容姿を絶賛してますから!」
「そうだね。ならアキトくんへ求婚しちゃおっかなー」
「えっ!えーっと……」
「あはは、冗談だよ!さすがに出会って数時間で求婚は速すぎるからね!」

 そう言ってティアナさんが笑う。

「それに私よりもアキトくんに相応しい女の子がたくさんいるみたいだからね」

 ティアナさんがチラッと扉の方へ視線を向ける。
 そこにはルナとシャンリン、ランリンが“じーっ”とした視線で俺たちを見ていた。

「またアキトが女性を口説いてた」
「そうね。相変わらず手際が良いわ」
「アキト様は女性の扱いもSランクのようですわ」
「口説いてたわけじゃないから!」

 その後、数分かけて口説いてないことを説明した。
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