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1章 異世界へ
ルナたちの師匠 5
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ルナたちに口説いてないことを説明した後も楽しい時間が続き、気がつけば外が真っ暗になっていた。
「あちゃー。外が真っ暗になったね。どうする?ここに泊まっていく?」
「いいの?」
「もちろんだよ!マリアンヌが準備してくれるから!」
「お任せください」
そう答えたマリアンヌさんがテキパキと動き、散らかっていた物置き部屋があっという間に寝室へと変わった。
「この家ってほとんどが研究資料や実験室、物置き部屋だからね。誰かが泊まる時は小さな物置き部屋を片付けてるんだ。でも、さすがに5人は無理かな?」
その言葉通り、俺たちの目の前には隙間もないくらい綺麗に5つの布団が敷き詰められている。
「寝る部屋がここしかないからアキトくんも皆んなと一緒に寝ることにるけど問題ないかな?ダメなら別の方法を考えるけど」
「ん、全く問題ない」
「問題しかないわ!」
5人全員が女子であれば敷き詰められた布団でも寝れるだろうが、男である俺が同じ部屋で寝るのは問題しかない。
たとえ隙間があったとしても男である俺が皆んなと一緒に寝れるわけではないが。
「男の俺と一緒に寝るのはアウトだよね!?」
「全然そんなことない。むしろアキトだけ除け者は可哀想」
「この部屋以外となれば馬車の中しかありません。アキト様にそのような仕打ちは心苦しいですわ」
「ランリンの言う通りよ。アタシたちは気にしないから、この部屋で寝ましょ」
この部屋以外となればティアナさんのように宙に浮いて寝るか、マリアンヌさんのように椅子に座って寝るしかない。
「いやでも……」
「お兄ちゃんは皆んなと寝るのが嫌なの?」
「嫌じゃないが世間的にアウトだと思って」
「なら問題ない。私たちは誰もアキトと寝たくないと言ってないから」
「そうですわ。なのでアキト様も一緒に寝ましょう」
「それともアタシたちと寝ると変なことをしそうなの?」
「そ、そんなことしないぞ!」
「なら問題ないわね」
馬車で寝る俺を気遣って皆んながこの部屋で寝るよう促す。
「皆んながアキトくんを信頼してる証拠だね!さすがルナちゃんの魔眼に認められた男の子だよ!」
ティアナさんの言葉にマリアンヌさんも頷いている。
「お兄ちゃん、諦めて一緒に寝よ?」
「……分かった」
俺はおかしくないと思うが、皆んなの言葉に折れる。
「なら寝る場所を決める。ちなみにアキトが真ん中で寝るのは決定事項」
「なんで!?普通、端だろ!」
「アキトは取り合わず平等にする。だから真ん中」
「全く説明になってねぇ!」
その後も端っこで寝ることを提案し続けるがルナたちから却下され、俺は美少女4人に囲まれて寝ることとなる。
当然、一睡もできず朝となり、寝不足のまま過ごす羽目となった。
翌日もティアナさんの家で過ごす。
「む、難しいですね」
「わたくしも習得には時間がかかりましたから」
「コツを掴むまで時間がかかるからね。根気強く頑張ることが1番の近道だよ。だから頑張ってね」
「はいっ!ティアナ先生!」
カナデがティアナさんに弟子入りし、ランリンとともに魔法の同時使用について学んでいる。
そして俺はというと…
「その通りです。アキトさんは覚えるのが早いですね」
「いえ、マリアンヌさんの教えが素晴らしいからです」
「ありがとうございます。これでも元学者ですので教えるのは得意です」
マリアンヌさんからマンツーマンで、この世界のことや魔法について学んでいた。
「アキトさんは地頭がいいので教え甲斐があります。1つ教えたら3つくらい学びますね」
「覚えることと頭を使うことは嫌いじゃないので」
地球にいた頃は戦闘に役立つ化学反応や敵地のマップ等を覚えていたため、暗記系は得意としている。
「なので他にも教えてください」
「分かりました」
そんな感じで、夕方まで過ごした。
さすがにもう一泊は俺の精神的に厳しいため、ティアナさんの家を出発することとなった。
「本当に頂いて良かったのですか?フルポーションなんて。しかも10本も」
「もちろんだよ!」
最近開発に成功したフルポーションは、ほとんどの傷を回復できる効果があるらしい。
市場に出れば一瞬で売り切れるほどの効果を持っているが、材料が限られているため、なかなか量産には至っていないようだ。
「俺やシャンリンは回復魔法が使えないので、すごく助かります」
「えぇ、大切に使わせてもらうわ」
「うんうん!」
ティアナさんが嬉しそうに応える。
「師匠、また来る」
「私もティアナ先生から学びたいことが沢山あるので、必ず来ます!」
「うん!待ってるよ!」
ティアナさんと別れの挨拶をする。
「マリアンヌさん、色々と教えていただきありがとうございました。次も色々と教えてください」
「もちろんです。私が手取り足取り教えてあげます」
そう言ってマリアンヌさんが口角を上げる。
「見てください。お兄ちゃんがマリアンヌさんと良い感じみたいです」
「きっと2人きりの時間に何かあったんだよ。多分、えっちイベントだね。マリアンヌって年下好きだから」
「変なことを口走ってる悪い口はどこですかね?」
「痛たっ!マリアンヌっ!それめっちゃ痛いからっ!」
変なことを口走ったティアナさんをマリアンヌさんが魔法で攻撃していた。
「仲がいいな」
「ん。いつもこんな感じ」
「変わらない2人で安心しましたわ」
そんな2人を見て、俺たちは笑い合った。
「あちゃー。外が真っ暗になったね。どうする?ここに泊まっていく?」
「いいの?」
「もちろんだよ!マリアンヌが準備してくれるから!」
「お任せください」
そう答えたマリアンヌさんがテキパキと動き、散らかっていた物置き部屋があっという間に寝室へと変わった。
「この家ってほとんどが研究資料や実験室、物置き部屋だからね。誰かが泊まる時は小さな物置き部屋を片付けてるんだ。でも、さすがに5人は無理かな?」
その言葉通り、俺たちの目の前には隙間もないくらい綺麗に5つの布団が敷き詰められている。
「寝る部屋がここしかないからアキトくんも皆んなと一緒に寝ることにるけど問題ないかな?ダメなら別の方法を考えるけど」
「ん、全く問題ない」
「問題しかないわ!」
5人全員が女子であれば敷き詰められた布団でも寝れるだろうが、男である俺が同じ部屋で寝るのは問題しかない。
たとえ隙間があったとしても男である俺が皆んなと一緒に寝れるわけではないが。
「男の俺と一緒に寝るのはアウトだよね!?」
「全然そんなことない。むしろアキトだけ除け者は可哀想」
「この部屋以外となれば馬車の中しかありません。アキト様にそのような仕打ちは心苦しいですわ」
「ランリンの言う通りよ。アタシたちは気にしないから、この部屋で寝ましょ」
この部屋以外となればティアナさんのように宙に浮いて寝るか、マリアンヌさんのように椅子に座って寝るしかない。
「いやでも……」
「お兄ちゃんは皆んなと寝るのが嫌なの?」
「嫌じゃないが世間的にアウトだと思って」
「なら問題ない。私たちは誰もアキトと寝たくないと言ってないから」
「そうですわ。なのでアキト様も一緒に寝ましょう」
「それともアタシたちと寝ると変なことをしそうなの?」
「そ、そんなことしないぞ!」
「なら問題ないわね」
馬車で寝る俺を気遣って皆んながこの部屋で寝るよう促す。
「皆んながアキトくんを信頼してる証拠だね!さすがルナちゃんの魔眼に認められた男の子だよ!」
ティアナさんの言葉にマリアンヌさんも頷いている。
「お兄ちゃん、諦めて一緒に寝よ?」
「……分かった」
俺はおかしくないと思うが、皆んなの言葉に折れる。
「なら寝る場所を決める。ちなみにアキトが真ん中で寝るのは決定事項」
「なんで!?普通、端だろ!」
「アキトは取り合わず平等にする。だから真ん中」
「全く説明になってねぇ!」
その後も端っこで寝ることを提案し続けるがルナたちから却下され、俺は美少女4人に囲まれて寝ることとなる。
当然、一睡もできず朝となり、寝不足のまま過ごす羽目となった。
翌日もティアナさんの家で過ごす。
「む、難しいですね」
「わたくしも習得には時間がかかりましたから」
「コツを掴むまで時間がかかるからね。根気強く頑張ることが1番の近道だよ。だから頑張ってね」
「はいっ!ティアナ先生!」
カナデがティアナさんに弟子入りし、ランリンとともに魔法の同時使用について学んでいる。
そして俺はというと…
「その通りです。アキトさんは覚えるのが早いですね」
「いえ、マリアンヌさんの教えが素晴らしいからです」
「ありがとうございます。これでも元学者ですので教えるのは得意です」
マリアンヌさんからマンツーマンで、この世界のことや魔法について学んでいた。
「アキトさんは地頭がいいので教え甲斐があります。1つ教えたら3つくらい学びますね」
「覚えることと頭を使うことは嫌いじゃないので」
地球にいた頃は戦闘に役立つ化学反応や敵地のマップ等を覚えていたため、暗記系は得意としている。
「なので他にも教えてください」
「分かりました」
そんな感じで、夕方まで過ごした。
さすがにもう一泊は俺の精神的に厳しいため、ティアナさんの家を出発することとなった。
「本当に頂いて良かったのですか?フルポーションなんて。しかも10本も」
「もちろんだよ!」
最近開発に成功したフルポーションは、ほとんどの傷を回復できる効果があるらしい。
市場に出れば一瞬で売り切れるほどの効果を持っているが、材料が限られているため、なかなか量産には至っていないようだ。
「俺やシャンリンは回復魔法が使えないので、すごく助かります」
「えぇ、大切に使わせてもらうわ」
「うんうん!」
ティアナさんが嬉しそうに応える。
「師匠、また来る」
「私もティアナ先生から学びたいことが沢山あるので、必ず来ます!」
「うん!待ってるよ!」
ティアナさんと別れの挨拶をする。
「マリアンヌさん、色々と教えていただきありがとうございました。次も色々と教えてください」
「もちろんです。私が手取り足取り教えてあげます」
そう言ってマリアンヌさんが口角を上げる。
「見てください。お兄ちゃんがマリアンヌさんと良い感じみたいです」
「きっと2人きりの時間に何かあったんだよ。多分、えっちイベントだね。マリアンヌって年下好きだから」
「変なことを口走ってる悪い口はどこですかね?」
「痛たっ!マリアンヌっ!それめっちゃ痛いからっ!」
変なことを口走ったティアナさんをマリアンヌさんが魔法で攻撃していた。
「仲がいいな」
「ん。いつもこんな感じ」
「変わらない2人で安心しましたわ」
そんな2人を見て、俺たちは笑い合った。
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