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1章 異世界へ
『雷光』ダンジョンの攻略 3
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ティアナさんの家から帰還した翌日。
再び『雷光ダンジョン』を攻略するため、冒険者ギルドに向かう。
「気をつけてくださいね!」
そしてレーネさんに見送られて俺たちは『雷光ダンジョン』へ足を進める。
「アキトはもっと気をつけるべき。さっきも知らない女性に話しかけられてた」
「まさか皆んなから離れた隙に話しかけられるとは思わなくて」
「だからアキトは危機感がない」
「ルナ様の言う通りです。Sランク冒険者になった自覚が足りないと思いますわ」
「それとも女の子たちからの黄色い声援を聞きたくて、わざと逸れたの?」
「そ、そんなことないぞ!」
ジト目でシャンリンから言われ、首を横に振りながら否定する。
しかし、シャンリンのジト目は収まらず、ルナやランリンまでジト目で見てきた。
「うっ。カ、カナデ!助けて!」
「はぁ、モテ男は大変だね」
そんなことを呟きつつも俺のことを助けようと動いてくれる優しい妹。
「お兄ちゃんは知らない女性から話しかけられても浮かれたりしません。だってルナさんやシャンリンさん、ランリンちゃんのような可愛い女の子が近くにいるので。ねー、お兄ちゃんっ!」
「あ、あぁ。普段からルナたちのような美少女とたくさん会話してるから、あれくらいの会話で浮かれたりしないよ」
「……ほんと?話しかけた人、かなり美人だったけど全く浮かれてないの?」
「あぁ。だってルナたちの方が可愛いと思ったし」
「「「か、可愛い……っ!」」」
3人の顔がほんのり赤くなる。
話しかけられた女性も綺麗ではあったがルナたちの方が可愛いので、あれくらいでデレデレしない。
「おぉ。私が想像した返答の500倍くらい良いこと言ったよ」
俺の返答に大満足のようで、カナデがサムズアップしている。
「な、ならこれからも私たちが近くにいてアキトを守る」
「そ、そうね。アタシたちが側にいることで話しかけてきた女性からの誘惑に耐えれるみたいだし」
「そのようですわ」
そんなことを言いながら「うんうん」と頷く3人。
(良かったぁ、無事切り抜けられたぞ)
3人の態度を見てホッと一息つく。
「はぁ、お兄ちゃん鈍感すぎ。なんで皆んながお兄ちゃんに注意してるか分かってないし」
そのため、カナデが何かを呟いていたが、俺の耳には届かなかった。
ルナたちに囲まれながら無事、『雷光ダンジョン』に辿り着く。
前回は10階層まで攻略しているため、今日は11階層からスタートする。
「11階層から魔物の数が増える。でも一体一体は弱いので冷静に対応すれば問題ないはず」
ルナが注意点を述べながら俺たちに情報を伝える。
「前回のように全員の連携を深めるのが目的。無理だけはしないように」
ルナの発言に頷き、ワープポイントを利用して11階層へ。
この階層からはランリンとペアを組み、ワイバーンが飛び交う中を進んでいく。
ちなみに他3人は俺たちを側で見守っている。
「ランリンっ!頼むっ!」
「お任せください!フリージング・ブレスっ!」
俺の援護に当たっていたランリンが氷の矢弾で敵であるワイバーン3体へ攻撃する。
「「「グォォォっ!」」」
その攻撃が見事ワイバーンの翼に当たり、ワイバーン3体が落下してくる。
「さすがランリンだ」
「いえいえっ!アキト様がわたくしをお守りしていただいたおかげですわ!」
ワイバーンからの攻撃は全て俺が〈日本刀〉で防ぎ、ランリンが攻撃に集中できるような状況を作っていた。
(確かに攻撃しやすい状況は作ったが、飛び回るワイバーンの翼をピンポイントで狙うのは難しいだろ。しかも3体同時に)
やはりランリンはAランク冒険者なのだと改めて認識する。
「『水瀬神明流』三の型〈輪舞〉」
落下してくるワイバーン3体に突っ込みながら片足を軸にして旋風のような回転切りを放つ。
「「「グォォ……」」」
その攻撃に耐えることができず、ワイバーン3体が魔石となる。
「よしっ!」
「さすがアキト様ですわっ!」
満面の笑みで近づいてくるランリン。
「ランリンのサポートが完璧だからすごく戦いやすかった。これからも俺のことをサポートしてくれると嬉しいよ」
「お任せください!わたくしはアキト様のお側にずっといますので!」
そう言って可愛い笑顔を向けてくる。
「ありがとう、ランリン」
そんなランリンを見て笑みが溢れる。
「「じーっ……」」
すると俺たちのことをルナとシャンリンがジト目で見てくる。
「な、なんだよ?」
「なんでもない。ただ私にも同じ言葉を言ってたと思っただけ」
「アタシにも同じようなことを言ってたわね。もしかしてアキトはアタシたちを口説いてるのかしら」
「そっ、そんなことないぞ!いや、口説いてないだけで伝えた言葉は本心だけど!」
シャンリンからの指摘に慌てて否定する。
そんな俺を見て「「「ふふっ」」」と3人が笑う。
「冗談よ。アキトがそんなことをするような人じゃないことは知ってるわ。残念だけどね」
「残念?」
その言葉には引っかかったが指摘する場面ではないのでスルーする。
「アタシたちはアキトにそう言ってもらえてすごい嬉しいわ」
「ん。だから私たちはアキトを一生支え続ける」
「はいっ!なのでこれからもよろしくお願いしますわ!」
そう言って3人が笑顔を向ける。
(ほんと、最高パーティーだよ)
3人の笑顔を見て、心の底からそう思った。
再び『雷光ダンジョン』を攻略するため、冒険者ギルドに向かう。
「気をつけてくださいね!」
そしてレーネさんに見送られて俺たちは『雷光ダンジョン』へ足を進める。
「アキトはもっと気をつけるべき。さっきも知らない女性に話しかけられてた」
「まさか皆んなから離れた隙に話しかけられるとは思わなくて」
「だからアキトは危機感がない」
「ルナ様の言う通りです。Sランク冒険者になった自覚が足りないと思いますわ」
「それとも女の子たちからの黄色い声援を聞きたくて、わざと逸れたの?」
「そ、そんなことないぞ!」
ジト目でシャンリンから言われ、首を横に振りながら否定する。
しかし、シャンリンのジト目は収まらず、ルナやランリンまでジト目で見てきた。
「うっ。カ、カナデ!助けて!」
「はぁ、モテ男は大変だね」
そんなことを呟きつつも俺のことを助けようと動いてくれる優しい妹。
「お兄ちゃんは知らない女性から話しかけられても浮かれたりしません。だってルナさんやシャンリンさん、ランリンちゃんのような可愛い女の子が近くにいるので。ねー、お兄ちゃんっ!」
「あ、あぁ。普段からルナたちのような美少女とたくさん会話してるから、あれくらいの会話で浮かれたりしないよ」
「……ほんと?話しかけた人、かなり美人だったけど全く浮かれてないの?」
「あぁ。だってルナたちの方が可愛いと思ったし」
「「「か、可愛い……っ!」」」
3人の顔がほんのり赤くなる。
話しかけられた女性も綺麗ではあったがルナたちの方が可愛いので、あれくらいでデレデレしない。
「おぉ。私が想像した返答の500倍くらい良いこと言ったよ」
俺の返答に大満足のようで、カナデがサムズアップしている。
「な、ならこれからも私たちが近くにいてアキトを守る」
「そ、そうね。アタシたちが側にいることで話しかけてきた女性からの誘惑に耐えれるみたいだし」
「そのようですわ」
そんなことを言いながら「うんうん」と頷く3人。
(良かったぁ、無事切り抜けられたぞ)
3人の態度を見てホッと一息つく。
「はぁ、お兄ちゃん鈍感すぎ。なんで皆んながお兄ちゃんに注意してるか分かってないし」
そのため、カナデが何かを呟いていたが、俺の耳には届かなかった。
ルナたちに囲まれながら無事、『雷光ダンジョン』に辿り着く。
前回は10階層まで攻略しているため、今日は11階層からスタートする。
「11階層から魔物の数が増える。でも一体一体は弱いので冷静に対応すれば問題ないはず」
ルナが注意点を述べながら俺たちに情報を伝える。
「前回のように全員の連携を深めるのが目的。無理だけはしないように」
ルナの発言に頷き、ワープポイントを利用して11階層へ。
この階層からはランリンとペアを組み、ワイバーンが飛び交う中を進んでいく。
ちなみに他3人は俺たちを側で見守っている。
「ランリンっ!頼むっ!」
「お任せください!フリージング・ブレスっ!」
俺の援護に当たっていたランリンが氷の矢弾で敵であるワイバーン3体へ攻撃する。
「「「グォォォっ!」」」
その攻撃が見事ワイバーンの翼に当たり、ワイバーン3体が落下してくる。
「さすがランリンだ」
「いえいえっ!アキト様がわたくしをお守りしていただいたおかげですわ!」
ワイバーンからの攻撃は全て俺が〈日本刀〉で防ぎ、ランリンが攻撃に集中できるような状況を作っていた。
(確かに攻撃しやすい状況は作ったが、飛び回るワイバーンの翼をピンポイントで狙うのは難しいだろ。しかも3体同時に)
やはりランリンはAランク冒険者なのだと改めて認識する。
「『水瀬神明流』三の型〈輪舞〉」
落下してくるワイバーン3体に突っ込みながら片足を軸にして旋風のような回転切りを放つ。
「「「グォォ……」」」
その攻撃に耐えることができず、ワイバーン3体が魔石となる。
「よしっ!」
「さすがアキト様ですわっ!」
満面の笑みで近づいてくるランリン。
「ランリンのサポートが完璧だからすごく戦いやすかった。これからも俺のことをサポートしてくれると嬉しいよ」
「お任せください!わたくしはアキト様のお側にずっといますので!」
そう言って可愛い笑顔を向けてくる。
「ありがとう、ランリン」
そんなランリンを見て笑みが溢れる。
「「じーっ……」」
すると俺たちのことをルナとシャンリンがジト目で見てくる。
「な、なんだよ?」
「なんでもない。ただ私にも同じ言葉を言ってたと思っただけ」
「アタシにも同じようなことを言ってたわね。もしかしてアキトはアタシたちを口説いてるのかしら」
「そっ、そんなことないぞ!いや、口説いてないだけで伝えた言葉は本心だけど!」
シャンリンからの指摘に慌てて否定する。
そんな俺を見て「「「ふふっ」」」と3人が笑う。
「冗談よ。アキトがそんなことをするような人じゃないことは知ってるわ。残念だけどね」
「残念?」
その言葉には引っかかったが指摘する場面ではないのでスルーする。
「アタシたちはアキトにそう言ってもらえてすごい嬉しいわ」
「ん。だから私たちはアキトを一生支え続ける」
「はいっ!なのでこれからもよろしくお願いしますわ!」
そう言って3人が笑顔を向ける。
(ほんと、最高パーティーだよ)
3人の笑顔を見て、心の底からそう思った。
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