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1章 異世界へ
『雷光』ダンジョンの攻略 4
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『雷光ダンジョン』を順調に攻略し、大きな怪我なく最終階層である20階層に到着する。
「ここのボスはA級上位にランク付けされているミノタウロス1体。大きい斧を使用した攻撃には注意が必要。だから私たちの動きは……」
等々、ルナの作戦に俺たちは頷く。
「皆んな、準備はいい?」
「あぁ、いつでも良いぞ」
「私も大丈夫です!」
「アタシたちも問題ないわ」
「ん、なら行くよ」
ルナがボス部屋を開け、中に入る。
すると中央付近に大きな斧を持つミノタウロスを見つけた。
俺の背丈の数十倍はあると思われる図体から鋭い視線で見下されるが、その視線に怯むものはいない。
「いくぞっ、皆んな!援護を頼むっ!」
皆んなへ声をかけた後、俺は〈日本刀〉を握りしめて駆け出す。
ルナとシャンリンも俺に合わせて駆け出し、一緒に並走する。
「女神よ、皆んなに祝福を!」
ランリンが支援魔法を唱え、俺たちの身体が強化される。
「まずは挨拶代わりに……螺旋爆炎柱っ!」
カナデが炎魔法を発動。
するとミノタウロスの足元から大きな火柱が生まれ、ミノタウロスの身体が焼ける。
「グォォォっ!」
それだけでかなりのダメージを与えたようだが、討伐することはできない。
(さすがA級上位の魔物だ。タフさが違うか)
「グォォゥっ!」
ミノタウロスが火柱を振り払い、カナデの方へ視線を向ける。
「させない。アストラルウェイブ」
今度は俺と並走していたルナが〈六花の魔剣〉をミノタウロスに向ける。
すると、剣先から聖属性の衝撃波が生まれ、ミノタウロスを襲う。
「グォォォっ!」
カナデの方に注意が向いていたことで防ぐことができず、まともにルナの攻撃を喰らう。
しかし討伐にはいたらず、今度は俺たちの方へ斧を振りかぶる。
「シャンリン、頼むっ!」
「えぇ、任せて。ブーストっ!」
シャンリンが自身の身体を強化。
そして頭上から落ちてくる斧に対し、〈守護の盾〉を構えて魔法を発動する。
「ランリン、お願いっ!」
「お任せくださいっ!土の精霊よ、彼女にご加護を!」
「いくわよ!リフレクションっ!」
ランリンの支援を受けたシャンリンが盾で斧を防ぎ、“きぃぃんっ!”という甲高い音が響き渡る。
「グォォォっ!」
シャンリンが発動したリフレクションにより、ダメージが跳ね返り、ミノタウロスは痛そうな声を上げる。
リフレクションとは盾を使用してダメージを攻撃者に跳ね返す魔法。
かなり優秀な魔法だが、もちろんシャンリン自身や使用している盾への負担が大きい。
シャンリン曰く、ランリンからの支援や、最強クラスの武器である〈守護の盾〉がないと使用できない魔法らしく、俺から〈守護の盾〉をプレゼントされていなければ使うことができなかったようだ。
シャンリンからの魔法を受けて怯んでいるミノタウロスへ俺は詰め寄る。
「胴体がガラ空きだぞ」
俺は〈日本刀〉に力を込めて技を発動するモーションへと移行する。
しかし、A級上位の魔物と呼ばれるだけあり怯んだのは一瞬のことで、俺へ斧を持っていない腕で殴りかかる。
「お兄ちゃんには触らせないよ!エクスプロージョンっ!」
「アキトの邪魔はさせない。ディバインストライク」
カナデが爆裂魔法で腕を吹き飛ばし、ルナが聖属性魔法の球体を5つ生み出し、ミノタウロスの顔面へ見舞う。
「グォォォォっ!」
今までで1番大きな悲鳴を上げたミノタウロス。
「さすがっ!」
「お兄ちゃんの道は私たちが作るからね!」
「ん、カッコよく決めて」
「あぁ、任せろ!」
俺は無防備なミノタウロスの胴体へ…
「『水瀬神明流』三の型〈輪舞〉」
渾身の技を喰らわせ、魔石へと変えた。
「「「「「かんぱーいっ!」」」」」
無傷でダンジョン攻略を終えた俺たちは、少し豪勢な場所で晩御飯を食べていた。
「まさかA級上位のミノタウロスを簡単に倒してしまうなんて」
「わたくしも驚いてますわ」
「それくらいアキトたちの力が大きい。ほんと、頼もしい」
「そう言ってくれて嬉しいよ」
「だね!」
帰る道中も3人が俺たちのことを絶賛しており、冗談では言ってないのが伝わってくる。
「俺たちも『彗星パーティー』に加われて嬉しいよ。今までの人生で今が1番楽しいからな」
「あ、私も!」
両親を早くに亡くした俺たちは、ほとんどの時間を二人で過ごしてきた。
しかし俺は戦場に行くことが多く、カナデは一人きりで過ごす時間が多かった。
そのため、今の賑やかさはとても好きだ。
「明日からもダンジョン攻略を続ける予定。この調子で連携を深めていこう」
「「「「おー!」」」」
ルナの言葉に俺たちは声をあげて同意する。
その後、5人で騒ぎながら楽しい時間を過ごした。
「ここのボスはA級上位にランク付けされているミノタウロス1体。大きい斧を使用した攻撃には注意が必要。だから私たちの動きは……」
等々、ルナの作戦に俺たちは頷く。
「皆んな、準備はいい?」
「あぁ、いつでも良いぞ」
「私も大丈夫です!」
「アタシたちも問題ないわ」
「ん、なら行くよ」
ルナがボス部屋を開け、中に入る。
すると中央付近に大きな斧を持つミノタウロスを見つけた。
俺の背丈の数十倍はあると思われる図体から鋭い視線で見下されるが、その視線に怯むものはいない。
「いくぞっ、皆んな!援護を頼むっ!」
皆んなへ声をかけた後、俺は〈日本刀〉を握りしめて駆け出す。
ルナとシャンリンも俺に合わせて駆け出し、一緒に並走する。
「女神よ、皆んなに祝福を!」
ランリンが支援魔法を唱え、俺たちの身体が強化される。
「まずは挨拶代わりに……螺旋爆炎柱っ!」
カナデが炎魔法を発動。
するとミノタウロスの足元から大きな火柱が生まれ、ミノタウロスの身体が焼ける。
「グォォォっ!」
それだけでかなりのダメージを与えたようだが、討伐することはできない。
(さすがA級上位の魔物だ。タフさが違うか)
「グォォゥっ!」
ミノタウロスが火柱を振り払い、カナデの方へ視線を向ける。
「させない。アストラルウェイブ」
今度は俺と並走していたルナが〈六花の魔剣〉をミノタウロスに向ける。
すると、剣先から聖属性の衝撃波が生まれ、ミノタウロスを襲う。
「グォォォっ!」
カナデの方に注意が向いていたことで防ぐことができず、まともにルナの攻撃を喰らう。
しかし討伐にはいたらず、今度は俺たちの方へ斧を振りかぶる。
「シャンリン、頼むっ!」
「えぇ、任せて。ブーストっ!」
シャンリンが自身の身体を強化。
そして頭上から落ちてくる斧に対し、〈守護の盾〉を構えて魔法を発動する。
「ランリン、お願いっ!」
「お任せくださいっ!土の精霊よ、彼女にご加護を!」
「いくわよ!リフレクションっ!」
ランリンの支援を受けたシャンリンが盾で斧を防ぎ、“きぃぃんっ!”という甲高い音が響き渡る。
「グォォォっ!」
シャンリンが発動したリフレクションにより、ダメージが跳ね返り、ミノタウロスは痛そうな声を上げる。
リフレクションとは盾を使用してダメージを攻撃者に跳ね返す魔法。
かなり優秀な魔法だが、もちろんシャンリン自身や使用している盾への負担が大きい。
シャンリン曰く、ランリンからの支援や、最強クラスの武器である〈守護の盾〉がないと使用できない魔法らしく、俺から〈守護の盾〉をプレゼントされていなければ使うことができなかったようだ。
シャンリンからの魔法を受けて怯んでいるミノタウロスへ俺は詰め寄る。
「胴体がガラ空きだぞ」
俺は〈日本刀〉に力を込めて技を発動するモーションへと移行する。
しかし、A級上位の魔物と呼ばれるだけあり怯んだのは一瞬のことで、俺へ斧を持っていない腕で殴りかかる。
「お兄ちゃんには触らせないよ!エクスプロージョンっ!」
「アキトの邪魔はさせない。ディバインストライク」
カナデが爆裂魔法で腕を吹き飛ばし、ルナが聖属性魔法の球体を5つ生み出し、ミノタウロスの顔面へ見舞う。
「グォォォォっ!」
今までで1番大きな悲鳴を上げたミノタウロス。
「さすがっ!」
「お兄ちゃんの道は私たちが作るからね!」
「ん、カッコよく決めて」
「あぁ、任せろ!」
俺は無防備なミノタウロスの胴体へ…
「『水瀬神明流』三の型〈輪舞〉」
渾身の技を喰らわせ、魔石へと変えた。
「「「「「かんぱーいっ!」」」」」
無傷でダンジョン攻略を終えた俺たちは、少し豪勢な場所で晩御飯を食べていた。
「まさかA級上位のミノタウロスを簡単に倒してしまうなんて」
「わたくしも驚いてますわ」
「それくらいアキトたちの力が大きい。ほんと、頼もしい」
「そう言ってくれて嬉しいよ」
「だね!」
帰る道中も3人が俺たちのことを絶賛しており、冗談では言ってないのが伝わってくる。
「俺たちも『彗星パーティー』に加われて嬉しいよ。今までの人生で今が1番楽しいからな」
「あ、私も!」
両親を早くに亡くした俺たちは、ほとんどの時間を二人で過ごしてきた。
しかし俺は戦場に行くことが多く、カナデは一人きりで過ごす時間が多かった。
そのため、今の賑やかさはとても好きだ。
「明日からもダンジョン攻略を続ける予定。この調子で連携を深めていこう」
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その後、5人で騒ぎながら楽しい時間を過ごした。
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