異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

リリィとの出会い 1

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 ミノタウロスを討伐した翌日は休養日となり、俺は買い物のため1人で王都を歩いていた。

(カナデからハニートラップには気をつけろと言われてるが……迫ってくる女の子たちの対応が疲れる)

 今まではカナデやルナなど、誰かが俺と一緒にいたため声をかけられることはなかったが、1人で出歩いていると至る所で声をかけられた。

(こんなペースで歩いてたら宿まで辿り着かないぞ。仕方ない、こうなったら屋根の上を移動して帰るか)

 そう思い、俺は近くの屋根にジャンプして飛び乗り、宿屋まで屋根伝いで帰る。

 そして数分ほど移動していると…

(尾行されてるな)

 索敵スキルが尾行されていることを感知。

(危機察知スキルは作動してないから攻撃されることはなさそうだが、このまま宿屋まで連れていくわけにはいかない)

 カナデの安全が最優先のため俺は今すぐ対処することに決める。
 俊敏値SSを活かして一瞬で物陰に姿を隠す。
 すると、俺が消えた場所へ1人の女の子が現れた。

「バレてしまいましたか。さすがSランク冒険者です。お姉ちゃんが敵わないと言うだけありますね」
「褒めてくれてありがとう。可愛いお嬢さん」
「っ!」

 背後から聞こえた俺の声に慌てて振り返る女の子。
 その瞬間、俺は女の子の動きを封じるため、体術Lv.MAXを使用。
 女の子を屋根の上に仰向けで倒し、両腕を右手で押さえ込む。
 そして馬乗りになり、両足の動きを封じる。

「俺に何か用か?」

 振り解こうと暴れているが、俺の筋力値と差があるためか振り解けない。

「安心しろ。危害は加えない。君から殺意を感じなかったからな。だから純粋に気になっている。何のために尾行していたのかを」

 俺は馬乗りのままで女の子に問いかける。
 すると暴れるのをやめて素直に口を開く。

「さすがお姉ちゃんの認めたアキトさんです。強すぎてビックリしました」
「お姉ちゃん?」
「はい。リリィの顔に似た女の子を最近、見てませんか?」

 そう言われて女の子の顔をよく見る。
 薄い紫色の髪をツインテールに結んだ美少女。
 先ほど暴れていた時に揺れまくるほどの巨乳を兼ね備えており、おそらく歳はカナデと同じくらいだろう。
 しかも服装はリナリーさんが着ていた忍者装束と似たものを着ており、リナリーさん同様、露出が激しい。

 俺の周りに薄い紫色の髪をした忍者はリナリーさんしか思いつかないため…

「え、もしかしてリナリーさんの妹さん?」
「はい。リリィと言います」

 何処となくリナリーさんの面影を感じた俺はリナリーさんの妹と断定すると、頷きが返ってくる。

(似てるのでリナリーさんの妹だとは思うが、この世界は魔法が使える。もしかして幻術とかで化けている可能性だってある)

 その言葉だけで信じるほど俺は甘くないので拘束は解かず、もう少し会話をする。

「なるほど。だが、その言葉だけで信じられるほど俺は甘くない」
「もちろん理解してます。なのでリリィの胸元を見てください」
「胸元?」

 そう言われ、シミ一つない綺麗な胸元を見る。
 忍者装束を着ているため露出が多く、リナリーさんと同じく大胆に胸元が現れている。
 リナリーさんほどではないがカナデやランリン並みに大きい巨乳なので目の保養にはなるが、見たところで特に何もない。

「……見てるけど何もないぞ?」
「あれ?お姉ちゃんと同じおっぱいだなーとか思いませんか?」
「思わんわ!」

 思わず声を上げてツッコむ。

「お姉ちゃんがアキトさんに胸元を舐め回すように見られたと嬉しそうに語ってましたが」
「みっ、見てない……ぞ」
「見てるんですね」
「………」

 少しニヤニヤしながらリリィさんが言う。

「妹のリリィも嫉妬してしまうほど魅力的な身体ですからね。アキトさんもそう思いますよね?」
「俺に同意を求めないでくれ」

 拘束されているのに危機感のないリリィさん。

「ですが困りました。お姉ちゃんの妹であることを証明したいのですが……あ、そうです。リリィのおっぱい触りますか?」
「何でだよ!」
「いえ、お姉ちゃんのおっぱいも触ったと聞きましたので、感触が同じなら信じてもらえるかなと」
「そもそも俺はリナリーさんの胸を触ってなんかない……とも言えない」

 否定しようとしたが、ロイド公爵家に潜入した時、ソファーの裏にリナリーさんと密着して隠れるイベントがあった。
 その時、俺は自分の胸板でリナリーさんの巨乳の感触を味わっていたため、否定できなかった。

「ならリリィのを触ってもいいですよ?」
「それはダメだ。リナリーさんとは不可抗力だったから正直、感触なんて覚えてない。だからこの方法は却下だ」
「………」

 俺の返答に“ぽかーん”としたリリィさんが「ふふっ」と笑う。

「普通なら喜んで触りそうなのに。さすがお姉ちゃんがベタ褒めするアキトさんです」
「……なんだよ?」
「いえ。お姉ちゃんに自分を大切にしろと言ったことは本当だったんですね。こんな状況でもリリィの身体を触らないことが何よりの証拠です」

 何故か笑みを見せるリリィさん。

「俺に拘束されてるってこと分かってる?」
「もちろんです。今からアキトさんに無理やり犯されることも理解してます」
「一つも理解してないわ!」
「ふふっ。冗談です」

(この揶揄い方、リナリーさんの妹にしかできない気がする)

 そんなことを思うが直感を信じるのも危険なため、拘束を解かずにもう少し話をする。

「で、他には何かないのか?リナリーさんの妹である証拠は」
「そうですね」

 少し間をおいたリリィさんが「それなら」と言って続きを話す。

「最近のお姉ちゃんを話します。それも家族でなければ気づかない話を」
「ほう、それなら信じれそうだ」

 そう思い、続きを促す。

「最近、お姉ちゃんは夜な夜な自分の布団でモゾモゾしている事が増えました。元々、リリィたちの家系は性欲が強いため、性奴隷にならないよう訓練をされています」
「……ん?」

 何故か性欲の話へ変わり、首を傾げる。

「そんなお姉ちゃんですが、最近は夜な夜な布団でモゾモゾする事が増えました。そのため魔法を使って布団の中を覗いてみると、アキトさんの名前を呟きながら……んむっ!」
「なっ!なに喋ってるのよーっ!」

 突然、リリィさんの口が魔法で塞がれる。
 その直後、俺たちの隣にリナリーさんが着地する。

「リ、リナリーさん?」
「ごめんね、アキトっち。私の妹が迷惑をかけちゃったね」
「あ、やっぱりリナリーさんの妹だったんですね」

 俺の予想通り、リリィさんはリナリーさんの妹のようだ。

「それでね。さっきリリィちゃんが言ったことは忘れてね」
「えーっと、さっきと言えば布団の中でリナリーさんが……」
「忘れてね」
「………あい」

 有無を言えないほどの迫力を感じ、俺は首を縦に振った。
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