73 / 100
1章 異世界へ
暗部の手伝い 1
しおりを挟む
「ならリリィたちと高級宿屋でデートをしましょう」
「………は?」
リリィの発言に俺の思考が止まる。
「それは名案だよ!」
リリィの発言に何故かリナリーさんも同意する。
「お姉ちゃんもそう思いますか」
「うんうん!」
「では、お姉ちゃんも同意したので早速行きましょう」
そう言ってリリィが俺の右腕に抱きつく。
リナリーさんほどではないが巨乳と呼べるほど大きい物が“むにゅっ!”と当たる。
「ちょっ!リリィさん!?」
「だね!アキトっち、行くよ!」
そしてリナリーさんも何故か俺の左腕に抱きつき、両手に花の状態だ。
「リナリーさんも抱きつかないでください!というより宿屋に行くんですか!?」
「はい。リリィたちの目的地は今から行く高級宿屋でしたので。元々、アキトお兄さんを誘う予定はなかったのですが、お時間あるみたいなのでお誘いしました」
「私、アキトっちと宿屋で遊びたいなー!」
「リリィもお姉ちゃんと一緒にアキトお兄さんと遊びたいです。人には言えないようなことをして」
「だね!私も人には言えないことをしたいよ!この3人で!どうかな?」
「っ!」
2人が抱きついたまま上目遣いで聞いてくる。
しかも巨乳を押し付けてくるオマケ付き。
(2人と遊ぶのはいいけど……宿屋でエッチなことをするのはダメだっ!)
“むにゅっ!”と柔らかい感触を両腕で感じ理性が吹き飛びそうだが、何とか耐えて首を横に振る。
「ダ、ダメです!俺は2人とそういうことはできません!」
硬い意志で俺は断る。
「俺は2人に言いました!もっと自分の身体を大切にしてほしいと!だから男の人を誘惑するのはやめてください!2人とも可愛い女の子なので、そんな誘惑をしたら絶対襲ってしまいます!」
そして自分の身体を大切にするよう伝える。
すると…
「ぷっ。あははっ!さすがアキトっち!」
「ふふっ。お姉ちゃんの言う通り、揶揄い甲斐がありますね」
リナリーさんとリリィさんが一緒になって笑い出す。
そんな2人に付いていけず“ぽかーん”となる。
「アキトっち、私たちはえっちぃことをするために誘ったわけじゃないよ」
「はい。アキトお兄さんの勘違いです」
「………はっ!」
(2人とも「人には言えないこと」としか言ってねぇ!)
誰1人としてエッチなこととは言ってないのに、何故かエッチなことと思い込んでしまう。
「まぁ、アキトっちが勘違いしやすいような言葉を選んだけどね!」
「リリィの意図をお姉ちゃんが汲み取ってくれたからです。さすが揶揄い上手のお姉ちゃんですね」
「もちろんだよ!だって私はリリィちゃんのお姉ちゃんだからね!」
そう言って2人が笑い合う。
「や、やられた……っ!」
まんまと手のひらで転がされた俺。
「ふふっ。もしかして私とリリィちゃんの2人でえっちぃことをしてほしかったの?」
「アキトお兄さんがお望みなら2人でご奉仕しますよ?」
「かっ、揶揄わないでくださいっ!」
「あははっ!アキトっち、顔真っ赤!」
「お姉ちゃんの言う通り、揶揄い甲斐がありますね」
(2人は混ぜたら危険だっ!俺の身が持たないぞ!)
そう思い、俺は2人を両腕から引き剥がそうと抵抗する。
しかし思いの外2人の力が強く、怪我をしないよう振り払うのが難しい。
「そ、そろそろ俺の腕から離れませんか?」
「んー、どーしょっかなー」
「アキトお兄さんがリリィのことを沢山褒めてくれたら離れます」
「あ、私もー!アキトっち、私って可愛い?」
「リリィはどうですか?」
「えぇ……」
そんな感じで2人のとこを沢山褒めるが、結局、高級宿屋に到着するまで離れてくれなかった。
2人に案内されて王都にある高級宿屋の裏口へ到着する。
「じゃあ、私が先頭を行くから2人ともついてきてね」
そう言ってリナリーさんが慎重に裏口の扉を開けて宿屋に入る。
「任務の手伝いならそう言ってくださいよ」
「あれ?私たちは任務であることを遠回しに言ったよ?人には言えないことって」
「確かに人には言えないことだけど!」
2人の揶揄い上手さに脱帽したくなる。
しかも先程まで俺に抱きついていたのは、任務と勘づかれないようにするためらしい。
「じゃあ、さっき説明したように悪い貴族を捕らえるよ」
今回の任務はロイド公爵家と繋がっていた悪い貴族を捕らえること。
ロイド公爵家から押収した証拠品で悪事を働いた貴族の大半は捕えたが、中にはロイド公爵と息子のバルバルドが王家に捕まった時点で逃走した者もいたらしく、暗部である2人が捜索にあたっていたらしい。
「いい加減、追いかけっこも飽きてきました」
もう既に逃走した3人の貴族を捕らえたようで、うんざりしながらリリィが言う。
「その気持ちは分かるけど気を抜いちゃダメだよ。追い詰められた人は何をするか分からないからね」
「もちろんです。しかも今回は護衛に凄腕冒険者を雇ってるという情報も入手済みですから」
リリィの顔を見る限り油断はしていないようだ。
「それで俺は何をすればいいんだ?」
「アキトっちは戦闘員として活躍してもらってもいいかな?凄腕冒険者を抑えるのは私たちじゃ骨が折れそうで」
「問題ないですよ。むしろ戦闘の方が分かりやすくて助かります」
俺のやることはリナリーさんたちに付いていき、凄腕冒険者を抑えることとなる。
「本当は色んな準備をして凄腕冒険者が何もできないような状況を作る予定だったんだけど、アキトっちが手伝ってくれるなら悪い貴族を捕らえる方法は一つだね」
「はい。強行突破で行きましょう」
こうして悪事を働いた貴族を捕らえるべく動き出した。
「………は?」
リリィの発言に俺の思考が止まる。
「それは名案だよ!」
リリィの発言に何故かリナリーさんも同意する。
「お姉ちゃんもそう思いますか」
「うんうん!」
「では、お姉ちゃんも同意したので早速行きましょう」
そう言ってリリィが俺の右腕に抱きつく。
リナリーさんほどではないが巨乳と呼べるほど大きい物が“むにゅっ!”と当たる。
「ちょっ!リリィさん!?」
「だね!アキトっち、行くよ!」
そしてリナリーさんも何故か俺の左腕に抱きつき、両手に花の状態だ。
「リナリーさんも抱きつかないでください!というより宿屋に行くんですか!?」
「はい。リリィたちの目的地は今から行く高級宿屋でしたので。元々、アキトお兄さんを誘う予定はなかったのですが、お時間あるみたいなのでお誘いしました」
「私、アキトっちと宿屋で遊びたいなー!」
「リリィもお姉ちゃんと一緒にアキトお兄さんと遊びたいです。人には言えないようなことをして」
「だね!私も人には言えないことをしたいよ!この3人で!どうかな?」
「っ!」
2人が抱きついたまま上目遣いで聞いてくる。
しかも巨乳を押し付けてくるオマケ付き。
(2人と遊ぶのはいいけど……宿屋でエッチなことをするのはダメだっ!)
“むにゅっ!”と柔らかい感触を両腕で感じ理性が吹き飛びそうだが、何とか耐えて首を横に振る。
「ダ、ダメです!俺は2人とそういうことはできません!」
硬い意志で俺は断る。
「俺は2人に言いました!もっと自分の身体を大切にしてほしいと!だから男の人を誘惑するのはやめてください!2人とも可愛い女の子なので、そんな誘惑をしたら絶対襲ってしまいます!」
そして自分の身体を大切にするよう伝える。
すると…
「ぷっ。あははっ!さすがアキトっち!」
「ふふっ。お姉ちゃんの言う通り、揶揄い甲斐がありますね」
リナリーさんとリリィさんが一緒になって笑い出す。
そんな2人に付いていけず“ぽかーん”となる。
「アキトっち、私たちはえっちぃことをするために誘ったわけじゃないよ」
「はい。アキトお兄さんの勘違いです」
「………はっ!」
(2人とも「人には言えないこと」としか言ってねぇ!)
誰1人としてエッチなこととは言ってないのに、何故かエッチなことと思い込んでしまう。
「まぁ、アキトっちが勘違いしやすいような言葉を選んだけどね!」
「リリィの意図をお姉ちゃんが汲み取ってくれたからです。さすが揶揄い上手のお姉ちゃんですね」
「もちろんだよ!だって私はリリィちゃんのお姉ちゃんだからね!」
そう言って2人が笑い合う。
「や、やられた……っ!」
まんまと手のひらで転がされた俺。
「ふふっ。もしかして私とリリィちゃんの2人でえっちぃことをしてほしかったの?」
「アキトお兄さんがお望みなら2人でご奉仕しますよ?」
「かっ、揶揄わないでくださいっ!」
「あははっ!アキトっち、顔真っ赤!」
「お姉ちゃんの言う通り、揶揄い甲斐がありますね」
(2人は混ぜたら危険だっ!俺の身が持たないぞ!)
そう思い、俺は2人を両腕から引き剥がそうと抵抗する。
しかし思いの外2人の力が強く、怪我をしないよう振り払うのが難しい。
「そ、そろそろ俺の腕から離れませんか?」
「んー、どーしょっかなー」
「アキトお兄さんがリリィのことを沢山褒めてくれたら離れます」
「あ、私もー!アキトっち、私って可愛い?」
「リリィはどうですか?」
「えぇ……」
そんな感じで2人のとこを沢山褒めるが、結局、高級宿屋に到着するまで離れてくれなかった。
2人に案内されて王都にある高級宿屋の裏口へ到着する。
「じゃあ、私が先頭を行くから2人ともついてきてね」
そう言ってリナリーさんが慎重に裏口の扉を開けて宿屋に入る。
「任務の手伝いならそう言ってくださいよ」
「あれ?私たちは任務であることを遠回しに言ったよ?人には言えないことって」
「確かに人には言えないことだけど!」
2人の揶揄い上手さに脱帽したくなる。
しかも先程まで俺に抱きついていたのは、任務と勘づかれないようにするためらしい。
「じゃあ、さっき説明したように悪い貴族を捕らえるよ」
今回の任務はロイド公爵家と繋がっていた悪い貴族を捕らえること。
ロイド公爵家から押収した証拠品で悪事を働いた貴族の大半は捕えたが、中にはロイド公爵と息子のバルバルドが王家に捕まった時点で逃走した者もいたらしく、暗部である2人が捜索にあたっていたらしい。
「いい加減、追いかけっこも飽きてきました」
もう既に逃走した3人の貴族を捕らえたようで、うんざりしながらリリィが言う。
「その気持ちは分かるけど気を抜いちゃダメだよ。追い詰められた人は何をするか分からないからね」
「もちろんです。しかも今回は護衛に凄腕冒険者を雇ってるという情報も入手済みですから」
リリィの顔を見る限り油断はしていないようだ。
「それで俺は何をすればいいんだ?」
「アキトっちは戦闘員として活躍してもらってもいいかな?凄腕冒険者を抑えるのは私たちじゃ骨が折れそうで」
「問題ないですよ。むしろ戦闘の方が分かりやすくて助かります」
俺のやることはリナリーさんたちに付いていき、凄腕冒険者を抑えることとなる。
「本当は色んな準備をして凄腕冒険者が何もできないような状況を作る予定だったんだけど、アキトっちが手伝ってくれるなら悪い貴族を捕らえる方法は一つだね」
「はい。強行突破で行きましょう」
こうして悪事を働いた貴族を捕らえるべく動き出した。
120
あなたにおすすめの小説
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活
怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。
スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。
何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる