異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

ルナたちの決意

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~カナデ視点~

 お兄ちゃんがティアナさんの下へ向かうため冒険者ギルドを後にする。
 残された私たち4人はダンジョンへ向かわず王都にある飲食店へ移動し、とある話を行う。

「ついにアキトが恋愛面に思考を巡らすようになった」
「やっぱり告白が1番有効な手だったようね」
「お兄ちゃんの鈍さは筋金入りですから。想いを伝えるのが1番手っ取り早かったですね」

 私の発言にルナさんたちが頷く。

「今までは仲良く3人でアキトを平等に共有してきた。そして各々がバラバラにアプローチするのではなく、協力してアキトにアプローチもした。でもアリシアの告白を機に私たちも動く必要がある」

 以前、私たち4人で話し合った結果、お兄ちゃんのことが大好きな3人は告白をせずに協力してアプローチを行うことを決めた。
 そのため先日、王宮で開かれたパーティーでは平等にお兄ちゃんとイチャイチャしており、誰かを蹴落とすような素振りは見せなかった。

「前回話し合った時は私たちから告白されても混乱すると思い、アキト自身が恋愛に興味を持つのを待つことで皆んな納得した。しかし協力してアプローチを行ったがどれも有効打にならず、結局は告白が1番有効な手になった」

 ルナさんの発言に私たちが頷く。

(お兄ちゃんのあほぉ!告白が1番有効ならそう言ってよぉ!)

 心の中でそう叫び、帰ったらお兄ちゃんにプチ復讐を行うことを決める。

「そうね。だからアタシたちの見通しが甘かった……いえ、ただ単に想いを伝える勇気がなかっただけね」

 シャンリンさんの発言にルナさんとランリンちゃんが頷く。
 お兄ちゃんに想いを伝えるという方法はあったが、お兄ちゃんの鈍さを理由に誰もこの方法を提案できなかった。
 皆んな想いを伝えて振られた時のことを考えて。

「ん。だからアリシアは尊敬する。そして私たちもアリシアを見習う必要がある」

 ルナの発言に2人が力強く頷く。

「考え込んでるアキトに追い打ちをかけてしまうのは申し訳ないけど、私は一生アキトの隣にいたい。それくらいアキトのことが好き」
「アタシもよ。ランクルス家の件で助けてくれた日からアタシもアキトのことが好き。そして関わる内にもっと好きになったわ」
「わたくしもアキト様のことが好きです。お姉様やルナ様と同じくらいアキト様のことを愛してます」

 3人の言葉に嘘偽りは見られず、本心からの言葉だということが伝わってくる。

「皆んなの気持ちは分かりました。その気持ちが必ず報われるよう、私がお兄ちゃんへ告白できる機会を作ります。まぁ、告白の前にアリシアさんから許可をもらわなければならないと思いますが」
「ん。よろしく」

 こうして私たちはお兄ちゃんへ告白できる機会を設けるための作戦会議を始めた。



~アキト視点~

 ルナたちに見送られ、俺はティアナさんの下へ向かう。
 俺1人ということで走って向かい、馬車で約3時間かかる距離を1時間弱で移動した。

「突然すみません。アキトなのですがティアナさんに少しお話しがありまして」

 屋根のないティアナさん宅に向けて声を出す。
 すると家の中から“ドタドタっ!”との物音が聞こえてきた。

「えっ!アキトくん来たの!?どうしよ!アキトくんを家に上げれる状態じゃないよ!」
「だから毎度言ってるではありませんか。少しは片付けをしましょうと」
「それが出来たら苦労しないよ!」
「では私が定期的に片付けをしてもよろしいのですね?」
「ダメ!マリアンヌが片付けると何処に片付けたか分からなくなるもん!とりあえずアキトくんに無駄な時間を過ごしてもらうのは悪いから何か講義してきて!1時間くらい!」
「分かりました」
「あ、アキトくんに手を出したらダメだよ!いくら歳下好きだからってアキトくんはルナちゃんたちの想い人……っ!痛てててっ!」
「アキトさんへ指導する前にティアナさんへの指導が必要のようですね」
「ごめんっ!ごめんってばーっ!」

 そんな楽しそうなやり取りが聞こえてくる。

「相変わらず元気そうだなぁ」

 2人の話し声を聞き、笑みをこぼす。

「お待たせしました。数日ぶりですね、アキトさん。本日はどのようなご用で?」
「はい。ティアナさんにお話ししたいことがありまして。その……人生相談を」
「なるほど。恋愛絡みですね」
「っ!」

 マリアンヌさんから核心をつかれ、身体が“ビクっ!”と跳ねる。

「ふふっ。大丈夫です。ティアナさんならきっと解決してくれると思いますよ。少し片付けに手間取っておりますので、家に上がるまでの間、私と勉強会でもして待ちましょうか」

 何故バレたか分からないがマリアンヌさんは話題を広げず手に持っている資料を俺に渡す。
 その後、ティアナさんの片付けが終わるまで、マリアンヌさんの講義を受けた。
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