94 / 100
2章 婚約者編
『月光ダンジョン』の攻略 3
しおりを挟む
ボス部屋を開けてレッドドラゴンと対峙する。
「グォォォっ!」
部屋に入ると、レッドドラゴンの咆哮が響き渡る。
「賢者さん、鑑定!」
俺は脳内の賢者さんへ鑑定を依頼する。
*****
名前:レッドドラゴン
レベル:700
筋力:A
器用:B
耐久:S
俊敏:B
魔力:A
知力:D
スキル:【竜の息吹】
【竜の鉤爪】
【威圧】
装備:なし
*****
ーーーーー
【威圧】
自分よりも劣っているステータスが3つ以上ある者の動き•判断力を鈍らせる。
ーーーーー
S級の魔物と言っていいほど高ステータスなので【威圧】によるステータスダウンを受けてもおかしくはないが、俺たちのパーティーメンバーにステータスダウンの効果を受けるものはいないようだ。
(さすがのステータスだが『黒の騎士』と比べたらレベルやステータスは下だ。今の俺たちなら問題ないだろう)
「皆んな、援護を頼む!」
俺は皆んなに声をかけた後、レッドドラゴンに特攻する。
「女神よ、皆んなに祝福を!」
ランリンが支援魔法を唱え、俺たちの身体が強化される。
「ブーストっ!そして挑発!」
シャンリンが自身の身体を強化し、レッドドラゴンへ挑発スキルを発動。
レッドドラゴンの注意が俺からシャンリンへ向く。
「援護する。ディバインストライク」
シャンリンの後方からルナが聖属性魔法の球体を5つ生み出し、空を飛ぶレッドドラゴンへ攻撃する。
「ゴォォォっ!」
しかしその攻撃はレッドドラゴンの放たれた炎属性のブレスにより消滅する。
そして攻撃を行なったルナに向けて空から鉤爪が振り下ろされる。
「任せて!」
「支援します!土の精霊よ、彼女にご加護を!」
その攻撃はランリンの支援を受けたシャンリンが盾で受け、“きぃぃんっ!”という甲高い音が響き渡る。
しかしシャンリンは負けることなく攻撃を防ぎきる。
(さすがだ)
盾のスペックが高いことに加えランリンの支援を受けていることもあるが、重力落下により攻撃力の上がったレッドドラゴンの攻撃を完璧に防ぎきるシャンリンへ、心の中で褒める。
「まだよ!リフレクションっ!」
そしてシャンリンが新たな魔法を発動。
その魔法によりレッドドラゴンへダメージが跳ね返り、レッドドラゴンがのけ反る。
「グォォォっ!」
「今よ!」
「ん、アストラルウェイブ」
「了解です!エクスプロージョンっ!」
「お任せくださいっ!フリージング・ブレスっ!」
隙が生まれたレッドドラゴンへルナが聖属性魔法の衝撃波を繰り出し、カナデが爆裂魔法を放つ。
そしてランリンが氷の矢弾をレッドドラゴンに向けて放つ。
「グォォォっ!」
その攻撃を防ぐことなくまともに喰らったレッドドラゴンが痛そうな悲鳴をあげ、地面に落下。
しかし倒しきることはできない。
「アキト!」
「あぁ。あとは任せろ。作戦通り、地面に落としてくれたからな」
悲鳴をあげながら床で寝そべるレッドドラゴンへ俺はトップスピードで特攻を仕掛ける。
そんな俺に気づいたレッドドラゴンが体勢を立て直しつつ、口元にブレスを溜める。
そして俺に向けて放たれる。
「中途半端な姿勢で放ったブレスなら楽勝だ」
ルナの攻撃を防いだ時のブレスよりも格段に威力が落ちているため、斬ることは容易い。
「『水瀬神明流』四の型〈旋空〉」
俺はブレスに向けて斬撃を飛ばす。
するとブレスが真っ二つに割れる。
「!?」
「驚いてるようだけど、あの程度の攻撃なら何度されても斬れるぞ」
ブレス攻撃を防いだ俺はレッドドラゴンの懐近くへ。
そんな俺へレッドドラゴンが鉤爪攻撃を繰り出す。
「その反撃は予想済みだ」
S級の魔物というだけあり、あれだけの攻撃を喰らってもすぐに立て直し、反撃までしてきた。
しかし想定済み動作なため、振り下ろされる鉤爪に対して剣を構えて迎え撃つ。
「『水瀬神明流』六の型〈螺旋剣舞〉~三連~」
『水瀬神明流』の中でも肉体にかかる負担が大きく、連発して使用することができないほどだが、威力は『水瀬神明流』七の型に次いで2番目の威力を誇る技。
技を使用した後は筋肉を酷使し過ぎたことによる筋肉痛が訪れるが、三連程度なら『黒の騎士』戦の時のように動けなくなることはないだろう。
「うぉぉぉっ!」
俺は振り下ろされた鉤爪に一連目を見舞う。
「グォっ!?」
鉤爪攻撃を跳ね返すことに成功し、のけ反ったレッドドラゴンがガラ空きの胴体をさらす。
そこに残りの二連を見舞い、ドラゴンにトドメをさす。
「うぉぉぉっ!」
“ドゴっ!”という音が響いた後、レッドドラゴンの胴体に大きな穴が開く。
「グォ……ォォ……」
との弱々しい鳴き声の後、レッドドラゴンが魔石となる。
こうして俺たちは無傷でS級の魔物に勝利した。
「グォォォっ!」
部屋に入ると、レッドドラゴンの咆哮が響き渡る。
「賢者さん、鑑定!」
俺は脳内の賢者さんへ鑑定を依頼する。
*****
名前:レッドドラゴン
レベル:700
筋力:A
器用:B
耐久:S
俊敏:B
魔力:A
知力:D
スキル:【竜の息吹】
【竜の鉤爪】
【威圧】
装備:なし
*****
ーーーーー
【威圧】
自分よりも劣っているステータスが3つ以上ある者の動き•判断力を鈍らせる。
ーーーーー
S級の魔物と言っていいほど高ステータスなので【威圧】によるステータスダウンを受けてもおかしくはないが、俺たちのパーティーメンバーにステータスダウンの効果を受けるものはいないようだ。
(さすがのステータスだが『黒の騎士』と比べたらレベルやステータスは下だ。今の俺たちなら問題ないだろう)
「皆んな、援護を頼む!」
俺は皆んなに声をかけた後、レッドドラゴンに特攻する。
「女神よ、皆んなに祝福を!」
ランリンが支援魔法を唱え、俺たちの身体が強化される。
「ブーストっ!そして挑発!」
シャンリンが自身の身体を強化し、レッドドラゴンへ挑発スキルを発動。
レッドドラゴンの注意が俺からシャンリンへ向く。
「援護する。ディバインストライク」
シャンリンの後方からルナが聖属性魔法の球体を5つ生み出し、空を飛ぶレッドドラゴンへ攻撃する。
「ゴォォォっ!」
しかしその攻撃はレッドドラゴンの放たれた炎属性のブレスにより消滅する。
そして攻撃を行なったルナに向けて空から鉤爪が振り下ろされる。
「任せて!」
「支援します!土の精霊よ、彼女にご加護を!」
その攻撃はランリンの支援を受けたシャンリンが盾で受け、“きぃぃんっ!”という甲高い音が響き渡る。
しかしシャンリンは負けることなく攻撃を防ぎきる。
(さすがだ)
盾のスペックが高いことに加えランリンの支援を受けていることもあるが、重力落下により攻撃力の上がったレッドドラゴンの攻撃を完璧に防ぎきるシャンリンへ、心の中で褒める。
「まだよ!リフレクションっ!」
そしてシャンリンが新たな魔法を発動。
その魔法によりレッドドラゴンへダメージが跳ね返り、レッドドラゴンがのけ反る。
「グォォォっ!」
「今よ!」
「ん、アストラルウェイブ」
「了解です!エクスプロージョンっ!」
「お任せくださいっ!フリージング・ブレスっ!」
隙が生まれたレッドドラゴンへルナが聖属性魔法の衝撃波を繰り出し、カナデが爆裂魔法を放つ。
そしてランリンが氷の矢弾をレッドドラゴンに向けて放つ。
「グォォォっ!」
その攻撃を防ぐことなくまともに喰らったレッドドラゴンが痛そうな悲鳴をあげ、地面に落下。
しかし倒しきることはできない。
「アキト!」
「あぁ。あとは任せろ。作戦通り、地面に落としてくれたからな」
悲鳴をあげながら床で寝そべるレッドドラゴンへ俺はトップスピードで特攻を仕掛ける。
そんな俺に気づいたレッドドラゴンが体勢を立て直しつつ、口元にブレスを溜める。
そして俺に向けて放たれる。
「中途半端な姿勢で放ったブレスなら楽勝だ」
ルナの攻撃を防いだ時のブレスよりも格段に威力が落ちているため、斬ることは容易い。
「『水瀬神明流』四の型〈旋空〉」
俺はブレスに向けて斬撃を飛ばす。
するとブレスが真っ二つに割れる。
「!?」
「驚いてるようだけど、あの程度の攻撃なら何度されても斬れるぞ」
ブレス攻撃を防いだ俺はレッドドラゴンの懐近くへ。
そんな俺へレッドドラゴンが鉤爪攻撃を繰り出す。
「その反撃は予想済みだ」
S級の魔物というだけあり、あれだけの攻撃を喰らってもすぐに立て直し、反撃までしてきた。
しかし想定済み動作なため、振り下ろされる鉤爪に対して剣を構えて迎え撃つ。
「『水瀬神明流』六の型〈螺旋剣舞〉~三連~」
『水瀬神明流』の中でも肉体にかかる負担が大きく、連発して使用することができないほどだが、威力は『水瀬神明流』七の型に次いで2番目の威力を誇る技。
技を使用した後は筋肉を酷使し過ぎたことによる筋肉痛が訪れるが、三連程度なら『黒の騎士』戦の時のように動けなくなることはないだろう。
「うぉぉぉっ!」
俺は振り下ろされた鉤爪に一連目を見舞う。
「グォっ!?」
鉤爪攻撃を跳ね返すことに成功し、のけ反ったレッドドラゴンがガラ空きの胴体をさらす。
そこに残りの二連を見舞い、ドラゴンにトドメをさす。
「うぉぉぉっ!」
“ドゴっ!”という音が響いた後、レッドドラゴンの胴体に大きな穴が開く。
「グォ……ォォ……」
との弱々しい鳴き声の後、レッドドラゴンが魔石となる。
こうして俺たちは無傷でS級の魔物に勝利した。
85
あなたにおすすめの小説
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活
怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。
スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。
何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる