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2章 婚約者編
告白 2
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俺もルナの後に続きボス部屋へ入ると、空を飛ぶレッドドラゴンが待ち構えていた。
「グォォォォォっ!」
「昔の私じゃないことを教えてあげる」
そう言ってルナが魔法を発動する。
「ディバインストライク」
ルナが聖属性魔法の球体を10個生み出し、レッドドラゴンへ攻撃を仕掛ける。
「グォォォっ!」
しかし、その攻撃は飛翔するドラゴンが容易に回避する。
「まだまだ」
休む暇なく球体を生み出し続け、何個もの球体を上手に操る。
(さすがだ。魔法のコントロールは難しいのに、この戦況で10個の球体を完璧に操ってる)
カナデが魔法のコントロールを練習する姿を間近で見ていたからこそ、ルナのすごさが分かる。
カナデは魔法コントロールのセンスがあったらしいが、それでもかなりの時間をかけてマスターしていた。
しかし今でもルナほどのコントロールは身につけていない。
特訓を初めて1年も経っていないという点はあるが、カナデほどの天才でもルナほどの魔法コントロールを習得するには数年かかるらしいので、ルナの魔法コントロールは素晴らしいものだ。
(剣の腕も文句のつけようがない。これがルナの実力か)
時折放たれるレッドドラゴンの攻撃を〈六花の魔剣〉を使い上手く回避しており、S級の魔物であるレッドドラゴンと互角に渡り合っている。
しばらく、どちらも怪我を負わない互角の戦いを繰り広げていると、不意にルナが口角を上げる。
「ドラゴンの動きは分かった。見てて、アキト。私が倒すところを」
そう言ってルナが空を飛ぶレッドドラゴンに向けて駆け出す。
「ホーリーレイン」
ルナがとある魔法を発動。
すると空の一部に光の雲が出現する。
しかし、レッドドラゴンから数メートルは離れた位置に発動させており、レッドドラゴンは気づいていない。
「……?」
俺は首を傾げつつもルナの戦闘を見守る。
「もう一回、ディバインストライク」
本日何度目かの球体を生み出し、レッドドラゴンへ見舞う。
しかし今回もレッドドラゴンが空中で回避をする。
「っ!そうか!誘導してるのか!」
ルナの攻撃は先程出現させた光の雲へ誘導させるために行ったようで、ルナの思惑通りレッドドラゴンが光の雲の真下へ誘導される。
レッドドラゴン戦が始まってしばらくの間、ディバインストライクでの攻撃ばかりしていたのはレッドドラゴンの飛翔範囲を確認するためだったようだ。
「きた、ホーリーレインっ!」
光の雲の真下まで誘導されたレッドドラゴンへ向けて、上空から聖属性魔法の雨を降らせる。
「グォォォっ!」
その攻撃がレッドドラゴンの翼に当たり、痛そうな声を上げるとともにレッドドラゴンが落下する。
その落下地点に向けてルナが駆け出し、体勢が整う時間を与えないようレッドドラゴンに向けて跳躍する。
「シャイニングレイ~6連~」
ルナが聖属性魔法を剣に付与した状態で渾身の突き攻撃を行う。
「グォォォっ!」
落下しながら何とか反撃を行おうと鉤爪による攻撃を繰り出すが、体勢の整っていないため攻撃力は半減しており、簡単に鉤爪による攻撃を弾く。
「グォっ!?」
「遅い」
弾かれたことにより胴体がガラ空きとなったレッドドラゴンへ、シャイニングレイを見舞う。
“ドゴォォっ!”という大きな音が部屋中に響き渡り、ルナの攻撃に耐えることができなかったレッドドラゴンが魔石となって消滅する。
(簡単に鉤爪による攻撃を弾いてたが、並大抵の剣技では防げない。その後の蓮撃も見事だ)
特等席でルナの戦いを見た俺は、改めてルナの凄さを実感する。
「お疲れ、ルナ。素晴らしい戦いだったぞ」
「ん、ありがと。想定通りの戦いができた」
イメージ通りの戦い方ができたようでご満悦のルナ。
その後、ルナの戦いを褒めちぎりながら魔石を回収した俺たちはダンジョンを後にした。
ダンジョンを出て冒険者ギルドへの報告を終えた頃には夕方となっていた。
「アキト。この後時間ある?」
「あぁ。予定は何もないぞ」
「ん。なら少しだけ付き合ってほしいところがある」
とのことで俺はルナについていく。
しばらくルナの隣を歩くと噴水の綺麗な公園にたどり着いた。
「へー、こんな場所があるだ。知らなかったよ」
「ん。私のお気に入りの場所」
ルナのお気に入りと言うだけあって、何時間でも眺めていられるくらい美しい風景となっている。
しばらく噴水を眺めていると「アキト」と真剣な表情でルナが話しかけてきた。
「ん?どうかしたか?」
俺はルナの方を向き問いかけると、ルナが「すーっ、はーっ」と大きく深呼吸をする。
そして…
「私はアキトが好き。初めて会った時……ううん。ダンジョンで助けられた時からアキトのことが好き。2番目の女で構わないから私も婚約者にしてほしい」
真っ直ぐな眼で俺に告白した。
「グォォォォォっ!」
「昔の私じゃないことを教えてあげる」
そう言ってルナが魔法を発動する。
「ディバインストライク」
ルナが聖属性魔法の球体を10個生み出し、レッドドラゴンへ攻撃を仕掛ける。
「グォォォっ!」
しかし、その攻撃は飛翔するドラゴンが容易に回避する。
「まだまだ」
休む暇なく球体を生み出し続け、何個もの球体を上手に操る。
(さすがだ。魔法のコントロールは難しいのに、この戦況で10個の球体を完璧に操ってる)
カナデが魔法のコントロールを練習する姿を間近で見ていたからこそ、ルナのすごさが分かる。
カナデは魔法コントロールのセンスがあったらしいが、それでもかなりの時間をかけてマスターしていた。
しかし今でもルナほどのコントロールは身につけていない。
特訓を初めて1年も経っていないという点はあるが、カナデほどの天才でもルナほどの魔法コントロールを習得するには数年かかるらしいので、ルナの魔法コントロールは素晴らしいものだ。
(剣の腕も文句のつけようがない。これがルナの実力か)
時折放たれるレッドドラゴンの攻撃を〈六花の魔剣〉を使い上手く回避しており、S級の魔物であるレッドドラゴンと互角に渡り合っている。
しばらく、どちらも怪我を負わない互角の戦いを繰り広げていると、不意にルナが口角を上げる。
「ドラゴンの動きは分かった。見てて、アキト。私が倒すところを」
そう言ってルナが空を飛ぶレッドドラゴンに向けて駆け出す。
「ホーリーレイン」
ルナがとある魔法を発動。
すると空の一部に光の雲が出現する。
しかし、レッドドラゴンから数メートルは離れた位置に発動させており、レッドドラゴンは気づいていない。
「……?」
俺は首を傾げつつもルナの戦闘を見守る。
「もう一回、ディバインストライク」
本日何度目かの球体を生み出し、レッドドラゴンへ見舞う。
しかし今回もレッドドラゴンが空中で回避をする。
「っ!そうか!誘導してるのか!」
ルナの攻撃は先程出現させた光の雲へ誘導させるために行ったようで、ルナの思惑通りレッドドラゴンが光の雲の真下へ誘導される。
レッドドラゴン戦が始まってしばらくの間、ディバインストライクでの攻撃ばかりしていたのはレッドドラゴンの飛翔範囲を確認するためだったようだ。
「きた、ホーリーレインっ!」
光の雲の真下まで誘導されたレッドドラゴンへ向けて、上空から聖属性魔法の雨を降らせる。
「グォォォっ!」
その攻撃がレッドドラゴンの翼に当たり、痛そうな声を上げるとともにレッドドラゴンが落下する。
その落下地点に向けてルナが駆け出し、体勢が整う時間を与えないようレッドドラゴンに向けて跳躍する。
「シャイニングレイ~6連~」
ルナが聖属性魔法を剣に付与した状態で渾身の突き攻撃を行う。
「グォォォっ!」
落下しながら何とか反撃を行おうと鉤爪による攻撃を繰り出すが、体勢の整っていないため攻撃力は半減しており、簡単に鉤爪による攻撃を弾く。
「グォっ!?」
「遅い」
弾かれたことにより胴体がガラ空きとなったレッドドラゴンへ、シャイニングレイを見舞う。
“ドゴォォっ!”という大きな音が部屋中に響き渡り、ルナの攻撃に耐えることができなかったレッドドラゴンが魔石となって消滅する。
(簡単に鉤爪による攻撃を弾いてたが、並大抵の剣技では防げない。その後の蓮撃も見事だ)
特等席でルナの戦いを見た俺は、改めてルナの凄さを実感する。
「お疲れ、ルナ。素晴らしい戦いだったぞ」
「ん、ありがと。想定通りの戦いができた」
イメージ通りの戦い方ができたようでご満悦のルナ。
その後、ルナの戦いを褒めちぎりながら魔石を回収した俺たちはダンジョンを後にした。
ダンジョンを出て冒険者ギルドへの報告を終えた頃には夕方となっていた。
「アキト。この後時間ある?」
「あぁ。予定は何もないぞ」
「ん。なら少しだけ付き合ってほしいところがある」
とのことで俺はルナについていく。
しばらくルナの隣を歩くと噴水の綺麗な公園にたどり着いた。
「へー、こんな場所があるだ。知らなかったよ」
「ん。私のお気に入りの場所」
ルナのお気に入りと言うだけあって、何時間でも眺めていられるくらい美しい風景となっている。
しばらく噴水を眺めていると「アキト」と真剣な表情でルナが話しかけてきた。
「ん?どうかしたか?」
俺はルナの方を向き問いかけると、ルナが「すーっ、はーっ」と大きく深呼吸をする。
そして…
「私はアキトが好き。初めて会った時……ううん。ダンジョンで助けられた時からアキトのことが好き。2番目の女で構わないから私も婚約者にしてほしい」
真っ直ぐな眼で俺に告白した。
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