61 / 86
芸能界編
クリスマスデート side香織 1
しおりを挟む
クリスマス当日となる。
俺は早朝、桜と穂乃果から簡単に1日の流れを説明される。
「当初の予定では私と桜の3人でクリスマスを過ごす予定だった。でも今年はできなくなった。だから今日、私と桜もシロと二人きりでデートするから」
「でね!今日、お兄ちゃんは私たち5人と3時間ずつデートしてもらうことになったの!コレがお兄ちゃんのスケジュール表ね!」
俺は桜から渡された紙を見る。
そこには…
①9時~ 涼宮さんと遊園地デート
②12時~ 桜と昼食&ショッピングデート
③15時~ 穂乃果さんと映画デート
④18時~ 星野さんと夕食&街ぶらデート
⑤21時~ ミレーユさんとお家デート
と、書かれていた。
「ちなみにこのスケジュールを作るために何時間も揉めたんだよ!」
「ん、シロのお母さんが監修しなきゃいけないレベルだった」
どうやら、かなり苦労したらしい。
「そ、そうか。お疲れ様」
(これは掘り下げない方がよさそうだな)
そんなことを思いながら紙に目を通していると桜が口を開く。
「それでね。これが一番伝えたいことなんだけど――私や穂乃果さん以外に変なことしたら許さないからね!」
「欲求不満があれば私たちの時間で解消すること。えっちぃことも私たちは問題ない」
「やらんわ!」
2人の言葉を即座に否定する。
「あと、涼宮さんたちとデートできるからって舞い上がらないようにね!」
「私たちの時間は舞い上がっていい。むしろ裸躍りする勢いで舞い上がってほしい」
「そこまでしねぇよ!皆んなとは遊んでくるだけだから!」
そんな忠告のような言葉を聞き、俺は前髪を全て下ろした状態で涼宮さんとの集合場所へと向かった。
涼宮さんとの集合場所にたどり着く。
そこにはマスクとサングラスをした涼宮さんがいた。
「おはよう、涼宮さん」
「あ、おはよー!シロくん!」
俺が声をかけると、涼宮さんが俺のもとに駆け寄ってくる。
「ごめん、少し遅れたかな?」
「そんなことないよ!私がはやく集合場所に着いてしまっただけだから!」
俺はその言葉を聞いて安堵する。
「シロくん。私は今日、この格好で過ごすことになるけどいいかな?」
「ん?それくらい構わないぞ?」
「ありがと。さすがに男の子と二人きりで遊園地っていうのはスキャンダルに繋がるからね」
(確かに。なら俺は出来るだけ涼宮さんから距離をとった方がいいな)
そう思って少し離れようとすると…
「ちょっと!何で私から離れるの!?」
「えっ!いや、だって男と一緒に歩いてるだけでスキャンダルに――」
「もう!そんなことシロくんは気にしなくていいの!」
そう言って何故か俺の腕に抱きついてくる涼宮さん。
「なっ、何してんの!?」
「そ、それはシロくんが私から離れようとしたから体で止めただけだよ!」
そして先ほど以上に密着してくる。
(うぉっ、柔らかっ!それに良い匂いもするし!)
穂乃果や桜よりも大きい胸の感触にドキドキしてしまう。
「わ、わかった。俺は涼宮さんから離れないから、抱きつくのをやめてくれ」
「ホント!なら、このままスキャンダルなんか気にせずに遊園地へレッツゴー!」
「いや、腕に抱きつくのをやめてほしいんだが――」
とは言うものの、俺の言葉を無視して笑顔で涼宮さんが歩き出す。
「おーい。聞いてますかー?」
「んー?何か言ったー?」
「絶対聞こえてるだろ」
「ふふっ。まぁ、そんなこと言わずに楽しみましょ!」
そんな感じで全く聞く耳を持ってくれない涼宮さんに抱きつかれたまま、遊園地を目指した。
遊園地に到着する。
今日がクリスマスということもあり、大勢の人がいた。
ちなみに涼宮さんに抱きつかれたまま移動していたが、お互い恥ずかしくなったため、途中で抱きつくのをやめてくれた。
「まずはどこに行こうか?」
「それはね!これだよ!」
そう言って涼宮さんは一枚のチラシを見せる。
「ふむふむ、お化け屋敷か」
「どうかな?」
「いいぞ。お化け屋敷は久しぶりだから行ってみたくなった」
「うん!じゃあ、まずはお化け屋敷だね!」
とのことでお化け屋敷を目指した。
お化け屋敷の順番待ちをしている間、俺は疑問に思ったことを聞いてみる。
「なぁ、涼宮さんは怖いのが好きなのか?」
「ううん。全然好きじゃないよ?」
「そうなのか?お化け屋敷を選んだから、てっきり好きなのかと」
「え、えーっと。そ、そんなことはどうでもいいんだよ!行ってみたかっただけだから!」
目を泳がせながら涼宮さんが答える。
「そ、そうか」
(どうでも良くはないと思うが、詮索するのはやめよう)
そんなことを思いながら、順番が来るのを待った。
俺は早朝、桜と穂乃果から簡単に1日の流れを説明される。
「当初の予定では私と桜の3人でクリスマスを過ごす予定だった。でも今年はできなくなった。だから今日、私と桜もシロと二人きりでデートするから」
「でね!今日、お兄ちゃんは私たち5人と3時間ずつデートしてもらうことになったの!コレがお兄ちゃんのスケジュール表ね!」
俺は桜から渡された紙を見る。
そこには…
①9時~ 涼宮さんと遊園地デート
②12時~ 桜と昼食&ショッピングデート
③15時~ 穂乃果さんと映画デート
④18時~ 星野さんと夕食&街ぶらデート
⑤21時~ ミレーユさんとお家デート
と、書かれていた。
「ちなみにこのスケジュールを作るために何時間も揉めたんだよ!」
「ん、シロのお母さんが監修しなきゃいけないレベルだった」
どうやら、かなり苦労したらしい。
「そ、そうか。お疲れ様」
(これは掘り下げない方がよさそうだな)
そんなことを思いながら紙に目を通していると桜が口を開く。
「それでね。これが一番伝えたいことなんだけど――私や穂乃果さん以外に変なことしたら許さないからね!」
「欲求不満があれば私たちの時間で解消すること。えっちぃことも私たちは問題ない」
「やらんわ!」
2人の言葉を即座に否定する。
「あと、涼宮さんたちとデートできるからって舞い上がらないようにね!」
「私たちの時間は舞い上がっていい。むしろ裸躍りする勢いで舞い上がってほしい」
「そこまでしねぇよ!皆んなとは遊んでくるだけだから!」
そんな忠告のような言葉を聞き、俺は前髪を全て下ろした状態で涼宮さんとの集合場所へと向かった。
涼宮さんとの集合場所にたどり着く。
そこにはマスクとサングラスをした涼宮さんがいた。
「おはよう、涼宮さん」
「あ、おはよー!シロくん!」
俺が声をかけると、涼宮さんが俺のもとに駆け寄ってくる。
「ごめん、少し遅れたかな?」
「そんなことないよ!私がはやく集合場所に着いてしまっただけだから!」
俺はその言葉を聞いて安堵する。
「シロくん。私は今日、この格好で過ごすことになるけどいいかな?」
「ん?それくらい構わないぞ?」
「ありがと。さすがに男の子と二人きりで遊園地っていうのはスキャンダルに繋がるからね」
(確かに。なら俺は出来るだけ涼宮さんから距離をとった方がいいな)
そう思って少し離れようとすると…
「ちょっと!何で私から離れるの!?」
「えっ!いや、だって男と一緒に歩いてるだけでスキャンダルに――」
「もう!そんなことシロくんは気にしなくていいの!」
そう言って何故か俺の腕に抱きついてくる涼宮さん。
「なっ、何してんの!?」
「そ、それはシロくんが私から離れようとしたから体で止めただけだよ!」
そして先ほど以上に密着してくる。
(うぉっ、柔らかっ!それに良い匂いもするし!)
穂乃果や桜よりも大きい胸の感触にドキドキしてしまう。
「わ、わかった。俺は涼宮さんから離れないから、抱きつくのをやめてくれ」
「ホント!なら、このままスキャンダルなんか気にせずに遊園地へレッツゴー!」
「いや、腕に抱きつくのをやめてほしいんだが――」
とは言うものの、俺の言葉を無視して笑顔で涼宮さんが歩き出す。
「おーい。聞いてますかー?」
「んー?何か言ったー?」
「絶対聞こえてるだろ」
「ふふっ。まぁ、そんなこと言わずに楽しみましょ!」
そんな感じで全く聞く耳を持ってくれない涼宮さんに抱きつかれたまま、遊園地を目指した。
遊園地に到着する。
今日がクリスマスということもあり、大勢の人がいた。
ちなみに涼宮さんに抱きつかれたまま移動していたが、お互い恥ずかしくなったため、途中で抱きつくのをやめてくれた。
「まずはどこに行こうか?」
「それはね!これだよ!」
そう言って涼宮さんは一枚のチラシを見せる。
「ふむふむ、お化け屋敷か」
「どうかな?」
「いいぞ。お化け屋敷は久しぶりだから行ってみたくなった」
「うん!じゃあ、まずはお化け屋敷だね!」
とのことでお化け屋敷を目指した。
お化け屋敷の順番待ちをしている間、俺は疑問に思ったことを聞いてみる。
「なぁ、涼宮さんは怖いのが好きなのか?」
「ううん。全然好きじゃないよ?」
「そうなのか?お化け屋敷を選んだから、てっきり好きなのかと」
「え、えーっと。そ、そんなことはどうでもいいんだよ!行ってみたかっただけだから!」
目を泳がせながら涼宮さんが答える。
「そ、そうか」
(どうでも良くはないと思うが、詮索するのはやめよう)
そんなことを思いながら、順番が来るのを待った。
85
あなたにおすすめの小説
髪を切った俺が『読者モデル』の表紙を飾った結果がコチラです。
昼寝部
キャラ文芸
天才子役として活躍した俺、夏目凛は、母親の死によって芸能界を引退した。
その数年後。俺は『読者モデル』の代役をお願いされ、妹のために今回だけ引き受けることにした。
すると発売された『読者モデル』の表紙が俺の写真だった。
「………え?なんで俺が『読モ』の表紙を飾ってんだ?」
これは、色々あって芸能界に復帰することになった俺が、世の女性たちを虜にする物語。
※『小説家になろう』にてリメイク版を投稿しております。そちらも読んでいただけると嬉しいです。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
普段高校生ゲーム実況者として活動している俺だが、最近仲良くなりつつあるVTuberが3人とも幼馴染だった件について。
水鳥川倫理
青春
主人公、目黒碧(めぐろあお)は、学校では始業時間になっても現れない遅刻常習犯でありながら、テストでは常に学年トップの高得点を叩き出す「何とも言えないクズ」として教師たちから扱いにくい存在とされている。しかし、彼には誰にも明かせない二つの大きな秘密があった。
一つ目の秘密は、碧が顔を隠し、声を変えて活動する登録者数158万人を誇るカリスマゲーム実況者「椎崎(しいざき)」であること。配信中の彼は、圧倒的なゲームスキルと軽妙なトークでファンを熱狂させ、学校での「クズ」な自分とは真逆の「カリスマ」として存在していた。
二つ目の秘密は、彼が三人の超絶可愛い幼馴染に囲まれて育ったこと。彼らは全員が同じ誕生日で、血の繋がりにも似た特別な絆で結ばれている。
習志野七瀬(ならしのななせ): 陽光のような明るい笑顔が魅力のツンデレ少女。碧には強い独占欲を見せる。
幕張椎名(まくはりしいな): 誰もが息をのむ美貌を持つ生徒会副会長で、完璧な優等生。碧への愛情は深く、重いメンヘラ気質を秘めている。
検見川浜美波(けみがわはまみなみ): クールな外見ながら、碧の前では甘えん坊になるヤンデレ気質の少女。
だが、碧が知らない三重目の秘密として、この三人の幼馴染たちもまた、それぞれが人気VTuberとして活動していたのだ。
七瀬は元気いっぱいのVTuber「神志名鈴香」。
椎名は知的な毒舌VTuber「神楽坂遥」。
美波はクールで真摯なVTuber「雲雀川美桜」。
学校では周囲の視線を気にしながらも、家では遠慮なく甘え、碧の作った料理を囲む四人。彼らは、互いがカリスマ実況者、あるいは人気VTuberという四重の秘密を知らないまま、最も親密で甘い日常を謳歌している。
幼馴染たちは碧の「椎崎」としての姿を尊敬し、美波に至っては碧の声が「椎崎」の声に似ていると感づき始める。この甘くも危険な関係は、一つの些細なきっかけで秘密が交錯した時、一体どのような結末を迎えるのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる