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あなたは僕の、女神です
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(上等じゃないの)
希美は思わず息を呑み、そしてにやりとした。
壮二の肉体に期待しながら、やはりどこかであきらめていた。どうせ、貧弱な身体をしているに決まっている……と。
それが、期待以上の胸板が現れたものだから、喜びを隠しきれない。
(本当に発達してる。しかもこれは、肉体労働のみで作られた筋肉じゃないわ)
壮二は希美の顔に、じっと目をあてている。その瞳はやはり濡れて、これから"されること"を期待しているかのようだ。
「スポーツ経験があるようね」
低い声で話しかけつつ、上下する胸板に手の平を置いた。胸毛処理はされていないが、密生しているわけではなく、ほどよい加減のワイルドさである。
「はい……野球なら、やったことがあります」
「高校時代?」
「いえ、スポーツ少年団と、中学の部活までです。高校は演劇部でした」
「へえ」
演劇部とは、目立たぬ男のわりにアクティブな選択だ。
希美は少し驚くが、壮二のことだから裏方仕事を受け持っていたのだろうと思い直す。
「ふうん、野球かあ。で、今は何を?」
大学時代はアルバイトに追われ、運動する間もなかっただろう。
しかし、この大胸筋は中学の部活ていどで得られるものではなく、野球以外にも経験があるはずだ。それは社会人になってからのことだと踏んで質問した。
「いえ、あの……あ」
希美に胸を撫でまわされて、気持ちがいいらしい。壮二の双眸はますます潤み、声も上ずり始めている。
「なあに?」
希美は手の動きを止めず、返事を促した。
まるで、初心な花嫁の胸を開き、それが巨乳であったことに興奮する花婿である。エロティックな気分が高まり、いよいよ"男"の心境になってきた。
「ま、毎晩、筋トレを……あとは、走り込みするくらいで、特には……」
「ジムに通ったりしないの?」
「ええ、なかなか、余裕が……なくて……ううっ」
壮二は敏感に反応し、電気が走ったように、全身をびくびくと震わせている。
「の、希美さん……」
汗ばんだ胸板から、速い鼓動が伝わってくる。
(童貞って、これくらいのことで感じちゃうのね)
もともと男は能動的な生き物だ。上手に刺激してあげれば、彼自身の本能的欲求が覚醒し、衝動のままに襲いかかってくるのでは?
そうなったら話が早い。こっちは女に戻って、激しく抱き合えばいい。
楽観的になった希美は、肩の力を抜いた。男を潰さないよう浮かせていた腰をゆっくりと下げ、腹部に乗っかる。胸板と同じように腹筋は硬く、引き締まっているのが分かった。
壮二は間違いなく、筋肉質のカラダをしている。
(これまでのオトコに比べたら細いけど、それなりに発達してる。いいわ……いいじゃないの、壮二)
理想の夫に付いてきた素晴らしいオプションに、希美は満足の笑みを浮かべた。
こんな身体を地味なスーツに隠していたとは思わぬこと。欲を言えば切りが無いけれど、今の段階では十分すぎる肉体といえる。
決してガチではないが、将来性のあるこのマッチョを、希美以外の女は誰一人として知らない。その事実に、不可思議な悦びを覚えた。
「……の、希美さん?」
「こっちを見て、壮二」
希美は自分のバスローブの帯に指をかけ、忙しない手つきで解いた。はらりと前が開き、白い肌が惜しげもなく晒される。
「……」
突然の披露に度肝を抜かれたのか、壮二は言葉を失った。
(ふふん、どう? 生で見るのは初めてでしょう、童貞クン)
バスローブを脱いでベッド下に落とすと、後ろの髪をかき上げて挑発的なポーズを作った。官能的な姿態に、壮二は気の毒なくらい動揺している。
だけど、心身ともに希美の支配下にある彼には、どうすることもできない。
希美は思わず息を呑み、そしてにやりとした。
壮二の肉体に期待しながら、やはりどこかであきらめていた。どうせ、貧弱な身体をしているに決まっている……と。
それが、期待以上の胸板が現れたものだから、喜びを隠しきれない。
(本当に発達してる。しかもこれは、肉体労働のみで作られた筋肉じゃないわ)
壮二は希美の顔に、じっと目をあてている。その瞳はやはり濡れて、これから"されること"を期待しているかのようだ。
「スポーツ経験があるようね」
低い声で話しかけつつ、上下する胸板に手の平を置いた。胸毛処理はされていないが、密生しているわけではなく、ほどよい加減のワイルドさである。
「はい……野球なら、やったことがあります」
「高校時代?」
「いえ、スポーツ少年団と、中学の部活までです。高校は演劇部でした」
「へえ」
演劇部とは、目立たぬ男のわりにアクティブな選択だ。
希美は少し驚くが、壮二のことだから裏方仕事を受け持っていたのだろうと思い直す。
「ふうん、野球かあ。で、今は何を?」
大学時代はアルバイトに追われ、運動する間もなかっただろう。
しかし、この大胸筋は中学の部活ていどで得られるものではなく、野球以外にも経験があるはずだ。それは社会人になってからのことだと踏んで質問した。
「いえ、あの……あ」
希美に胸を撫でまわされて、気持ちがいいらしい。壮二の双眸はますます潤み、声も上ずり始めている。
「なあに?」
希美は手の動きを止めず、返事を促した。
まるで、初心な花嫁の胸を開き、それが巨乳であったことに興奮する花婿である。エロティックな気分が高まり、いよいよ"男"の心境になってきた。
「ま、毎晩、筋トレを……あとは、走り込みするくらいで、特には……」
「ジムに通ったりしないの?」
「ええ、なかなか、余裕が……なくて……ううっ」
壮二は敏感に反応し、電気が走ったように、全身をびくびくと震わせている。
「の、希美さん……」
汗ばんだ胸板から、速い鼓動が伝わってくる。
(童貞って、これくらいのことで感じちゃうのね)
もともと男は能動的な生き物だ。上手に刺激してあげれば、彼自身の本能的欲求が覚醒し、衝動のままに襲いかかってくるのでは?
そうなったら話が早い。こっちは女に戻って、激しく抱き合えばいい。
楽観的になった希美は、肩の力を抜いた。男を潰さないよう浮かせていた腰をゆっくりと下げ、腹部に乗っかる。胸板と同じように腹筋は硬く、引き締まっているのが分かった。
壮二は間違いなく、筋肉質のカラダをしている。
(これまでのオトコに比べたら細いけど、それなりに発達してる。いいわ……いいじゃないの、壮二)
理想の夫に付いてきた素晴らしいオプションに、希美は満足の笑みを浮かべた。
こんな身体を地味なスーツに隠していたとは思わぬこと。欲を言えば切りが無いけれど、今の段階では十分すぎる肉体といえる。
決してガチではないが、将来性のあるこのマッチョを、希美以外の女は誰一人として知らない。その事実に、不可思議な悦びを覚えた。
「……の、希美さん?」
「こっちを見て、壮二」
希美は自分のバスローブの帯に指をかけ、忙しない手つきで解いた。はらりと前が開き、白い肌が惜しげもなく晒される。
「……」
突然の披露に度肝を抜かれたのか、壮二は言葉を失った。
(ふふん、どう? 生で見るのは初めてでしょう、童貞クン)
バスローブを脱いでベッド下に落とすと、後ろの髪をかき上げて挑発的なポーズを作った。官能的な姿態に、壮二は気の毒なくらい動揺している。
だけど、心身ともに希美の支配下にある彼には、どうすることもできない。
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