184 / 201
第3章 帝都の客人
第130話 宴
しおりを挟む
「なんと……。無惨な姿じゃのう……」
東の荒れ地にて、焼け焦げた大株を目にした皇女は痛ましそうな顔付きで呟いた。
「伐り倒されていなければ、天を突かんばかりの大樹であったじゃろうに……」
「私の魔術の師は正にそうだったと言っていました」
皇女の言葉にミナも続く。
「根元にあった大岩を貫き、天高く幹を伸ばし、四方に枝葉を広げる様に、神聖さすら感じたそうです」
「だねぇ。お祖母ちゃん、そんなこと言ってたねぇ」
「なんじゃ? クリスの祖母がヴィルヘルミナの師匠じゃったのか?」
「はい。幼い頃、クリスと一緒にここまで連れて来てもらったのです。実に惜しいことをしてしまった。悔やんでも悔やみきれないと」
「お祖母ちゃん、大株が伐られらた時にその場にいたらしいんですよぇ」
「そうなのか? もしや、ここの開発に関わっておったのか?」
「そうですよぉ。お祖母ちゃんも魔法師兼魔道具師だったんですけどぉ、森を切り開くために駆り出されたらしいんですよぉ。一度は拒否したけどぉ、時の皇帝陛下の命令だって言われて拒み切れなかったらしいですねぇ」
「そうじゃったか……。では、魔法で開発を手伝ったのか? 風魔法を上手く使えば木は切れるじゃろうし、火魔法ならばこの大株のように森を焼き尽くせるのじゃ」
「最初はそうしてたって聞きましたねぇ。でもぉ、ここって荒れ地になる前はすごく深い森だったじゃないですかぁ? だからキリがなかったんですってぇ。それで、魔道具を使った方法に切り替えたんですぅ」
「魔道具じゃと? はて? 木を伐る魔道具なぞ聞いたこともないが……。ヘレンよ。主はどうじゃ?」
「わたくしもございません。そんな都合の良いものがあるとは思えませんが……」
「そうそう! そうなんですよぉ! だからぁ、結局使われたのは毒魔法を展開できる魔道具なんですねぇ。葉を枯らしたりぃ、根を腐らせたりする類のぉ。お祖母ちゃん、その魔道具の開発までやらされたんですよぉ。めっちゃ嫌だったって言ってましたねぇ」
「その結果がこれ、か……」
皇女は大株の元から荒れ地を見渡しながら唇を噛む。
「効き目は抜群のようじゃな。三十年経っても森は再生されておらん。草木がまばらに生えるだけの不毛の荒野じゃ」
「でしょお? お祖母ちゃん、腕だけは間違いなく良かったからぁ。めっちゃ後悔してましたけどぉ。そりゃもう亡くなるその日までぇ。お祖母ちゃん一人なら断れたんですよぉ? どっかに逃げればいいだけですしぃ。でもぉ、ママはまだ小さかったしぃ、将来が閉ざされても困るからぁ、渋々受けたんですよねぇ? ただそのせいでぇ、ママと不仲になっちゃいましたけどぉ。二人共、森が大好きだったのは一緒だったんですけどねぇ? ママは魔道具をこんなことに使ったのが許せなかったみたいなんですよぉ。おかげで未だにお祖母ちゃんのお墓参りに行こうとしない有り様でぇ――」
おや?
クリスの奴……。
口調はいつもと変わらんのだが、「めっちゃ嫌だった」だの、「めっちゃ後悔していた」だの「渋々」だのと、それを命じた先帝の孫を相手に、チクチクと嫌味のように繰り返しておる。
挙句、祖母と母の不仲まで口にし始めた。
左様になったのも先帝のせいだと言わんばかりにな。
斯様にしつこい性格ではないと思っていたが……。
ミュンスター殿やヘスラッハ殿らもそのことには気付いている。
咎め立てはせぬが、決して良い顔もしておらぬ。
左様な気配を察したのか、ミナが庇うように口を開いた。
「シャルロッテ殿下、お許しください。師匠はかつてここにあった森を深く愛していたのです。そのため先帝陛下の御命令とは言え――――」
「よい。先帝陛下の御命令とあれば、断ろうにも断ることなぞ出来んはずじゃ」
鷹揚に頷く皇女。
左様に見せておるだけかと思うたが、どうやら嘘ではないらしい。
口振りや態度に怒気も不快の念も一切感じないのだ。
如何なるつもりであろうか?
度量が広いのか、それとも腹の底で別のことを考えておるのか……。
ただ、皇女の様子を見てクリスも嫌味を口にするのを止めてしまった。
毒気を抜かれてしまったような顔をしておる。
皇女がアルテンブルクへ参って以来、いつか申してやろうと思うていたのやもしれんが、斯様な態度を取られては勢いも続くまい。
「クリスよ、主の祖母には気の毒なことをしてしもうた。先帝陛下に代わって妾が詫びるのじゃ」
皇女がわずかに頭を下げた。
只人ならばとても謝っておるような頭の下げ方ではないが、帝室に名を連ねる者がしておるのだと見れば、この上なき謝罪と申せよう。
ミュンスター殿が止めるかと思うたが、何を思うてか止めなかった。
むしろ、何か申そうとしたヘスラッハ殿らを制しておる。
この女子もなかなか懐が深いのやもしれん。
まさか斯様な反応が返って来るとは思いもしなかったのであろう。
クリスは「も、もういいですからぁ!」と、嫌味を申すことなど忘れて恐縮してしまっている。
ふむ……。
クリスが恐縮する姿が見られるとは……。
明日は槍が降るのではあるまいか?
「――――む? ちょっと待つのじゃ」
「な、なんですかぁ!? もしかしてやっぱり許さない! とか……?」
「違うのじゃ。どうして主やヴィルヘルミナは、カヤノに何もされておらんのじゃ?」
「へ?」
「ようよう考えてみればおかしいのじゃ。妾もヴィルヘルミナもクリスも、祖父母が開発に関わっておることは同じじゃ。だのに主らはカヤノと普通に付き合ってたんじゃろう?」
「あっ……! そう言えばぁ……」
「言われてみれば、私達がカヤノ様に何かをされたことはありません。開発のことで文句一つ言われた覚えも……」
「この違いは一体何じゃ? 何が違うと言うんじゃ?」
「答えはすぐに分かりましょうぞ」
「サイトー……。主、心当たりがあるのか?」
「多少は……。最後はカヤノ本人を問い質さねば分からぬ事でござりますが。とりあえず、一度呼び掛けてみると致しましょうぞ」
大株に歩み寄り、手を当ててみる。
辺境伯屋敷や三野城と同じ。
ここでも何も感じることは出来ぬ。
「お――――いっ! カヤノっ!」
しばし待ってみても、カヤノは姿を表す気配もない。
「う~む……。ここも結局ダメなのじゃ。サイトーよ、主の当ても外れたか?」
「いいえ。まだに、ござります。ここからが本番にて……。おいっ! 丹波っ!」
「ほっほっほ! 準備万端整っておりますぞ!」
「準備じゃと? それは何の――――な、何じゃ!? この者らは!?」
後ろを振り返った皇女が驚く。
そこには、大坂屋敷からぞろぞろと、着飾った者達が列を成して大株の丘へと登って参るところであった。
着飾っているだけでない。
挟箱を担ぐ者。
笛に笙、法螺貝や琵琶を持つ者、背負い太鼓を負うた者。
野点傘や毛氈を抱える者。
樽やら甕やらを背に載せた馬の手綱を引く者。
僧や神主の姿まである。
斯様な場所に似つかわしくない者達が、続々とこちらへ向かって来るのだ。
列の中には母上と弟妹達、利暁の伯父上、そして大坂屋敷で養生している父上の姿まであった。
「何を始めるつもりじゃ!?」
「引き籠った神の前で、人が集まって成すことにござりますぞ? たった一つしかござりませぬ」
異界の衆には斯様に言われても分かるまい。
皇女も御側付きらも首を捻る。
あらかじめ伝えておいたミナだけは「本当にどうにかなるんだろうな?」と疑わしそうな目で俺を見つめていた。
「さあ、宴にござります!」
東の荒れ地にて、焼け焦げた大株を目にした皇女は痛ましそうな顔付きで呟いた。
「伐り倒されていなければ、天を突かんばかりの大樹であったじゃろうに……」
「私の魔術の師は正にそうだったと言っていました」
皇女の言葉にミナも続く。
「根元にあった大岩を貫き、天高く幹を伸ばし、四方に枝葉を広げる様に、神聖さすら感じたそうです」
「だねぇ。お祖母ちゃん、そんなこと言ってたねぇ」
「なんじゃ? クリスの祖母がヴィルヘルミナの師匠じゃったのか?」
「はい。幼い頃、クリスと一緒にここまで連れて来てもらったのです。実に惜しいことをしてしまった。悔やんでも悔やみきれないと」
「お祖母ちゃん、大株が伐られらた時にその場にいたらしいんですよぇ」
「そうなのか? もしや、ここの開発に関わっておったのか?」
「そうですよぉ。お祖母ちゃんも魔法師兼魔道具師だったんですけどぉ、森を切り開くために駆り出されたらしいんですよぉ。一度は拒否したけどぉ、時の皇帝陛下の命令だって言われて拒み切れなかったらしいですねぇ」
「そうじゃったか……。では、魔法で開発を手伝ったのか? 風魔法を上手く使えば木は切れるじゃろうし、火魔法ならばこの大株のように森を焼き尽くせるのじゃ」
「最初はそうしてたって聞きましたねぇ。でもぉ、ここって荒れ地になる前はすごく深い森だったじゃないですかぁ? だからキリがなかったんですってぇ。それで、魔道具を使った方法に切り替えたんですぅ」
「魔道具じゃと? はて? 木を伐る魔道具なぞ聞いたこともないが……。ヘレンよ。主はどうじゃ?」
「わたくしもございません。そんな都合の良いものがあるとは思えませんが……」
「そうそう! そうなんですよぉ! だからぁ、結局使われたのは毒魔法を展開できる魔道具なんですねぇ。葉を枯らしたりぃ、根を腐らせたりする類のぉ。お祖母ちゃん、その魔道具の開発までやらされたんですよぉ。めっちゃ嫌だったって言ってましたねぇ」
「その結果がこれ、か……」
皇女は大株の元から荒れ地を見渡しながら唇を噛む。
「効き目は抜群のようじゃな。三十年経っても森は再生されておらん。草木がまばらに生えるだけの不毛の荒野じゃ」
「でしょお? お祖母ちゃん、腕だけは間違いなく良かったからぁ。めっちゃ後悔してましたけどぉ。そりゃもう亡くなるその日までぇ。お祖母ちゃん一人なら断れたんですよぉ? どっかに逃げればいいだけですしぃ。でもぉ、ママはまだ小さかったしぃ、将来が閉ざされても困るからぁ、渋々受けたんですよねぇ? ただそのせいでぇ、ママと不仲になっちゃいましたけどぉ。二人共、森が大好きだったのは一緒だったんですけどねぇ? ママは魔道具をこんなことに使ったのが許せなかったみたいなんですよぉ。おかげで未だにお祖母ちゃんのお墓参りに行こうとしない有り様でぇ――」
おや?
クリスの奴……。
口調はいつもと変わらんのだが、「めっちゃ嫌だった」だの、「めっちゃ後悔していた」だの「渋々」だのと、それを命じた先帝の孫を相手に、チクチクと嫌味のように繰り返しておる。
挙句、祖母と母の不仲まで口にし始めた。
左様になったのも先帝のせいだと言わんばかりにな。
斯様にしつこい性格ではないと思っていたが……。
ミュンスター殿やヘスラッハ殿らもそのことには気付いている。
咎め立てはせぬが、決して良い顔もしておらぬ。
左様な気配を察したのか、ミナが庇うように口を開いた。
「シャルロッテ殿下、お許しください。師匠はかつてここにあった森を深く愛していたのです。そのため先帝陛下の御命令とは言え――――」
「よい。先帝陛下の御命令とあれば、断ろうにも断ることなぞ出来んはずじゃ」
鷹揚に頷く皇女。
左様に見せておるだけかと思うたが、どうやら嘘ではないらしい。
口振りや態度に怒気も不快の念も一切感じないのだ。
如何なるつもりであろうか?
度量が広いのか、それとも腹の底で別のことを考えておるのか……。
ただ、皇女の様子を見てクリスも嫌味を口にするのを止めてしまった。
毒気を抜かれてしまったような顔をしておる。
皇女がアルテンブルクへ参って以来、いつか申してやろうと思うていたのやもしれんが、斯様な態度を取られては勢いも続くまい。
「クリスよ、主の祖母には気の毒なことをしてしもうた。先帝陛下に代わって妾が詫びるのじゃ」
皇女がわずかに頭を下げた。
只人ならばとても謝っておるような頭の下げ方ではないが、帝室に名を連ねる者がしておるのだと見れば、この上なき謝罪と申せよう。
ミュンスター殿が止めるかと思うたが、何を思うてか止めなかった。
むしろ、何か申そうとしたヘスラッハ殿らを制しておる。
この女子もなかなか懐が深いのやもしれん。
まさか斯様な反応が返って来るとは思いもしなかったのであろう。
クリスは「も、もういいですからぁ!」と、嫌味を申すことなど忘れて恐縮してしまっている。
ふむ……。
クリスが恐縮する姿が見られるとは……。
明日は槍が降るのではあるまいか?
「――――む? ちょっと待つのじゃ」
「な、なんですかぁ!? もしかしてやっぱり許さない! とか……?」
「違うのじゃ。どうして主やヴィルヘルミナは、カヤノに何もされておらんのじゃ?」
「へ?」
「ようよう考えてみればおかしいのじゃ。妾もヴィルヘルミナもクリスも、祖父母が開発に関わっておることは同じじゃ。だのに主らはカヤノと普通に付き合ってたんじゃろう?」
「あっ……! そう言えばぁ……」
「言われてみれば、私達がカヤノ様に何かをされたことはありません。開発のことで文句一つ言われた覚えも……」
「この違いは一体何じゃ? 何が違うと言うんじゃ?」
「答えはすぐに分かりましょうぞ」
「サイトー……。主、心当たりがあるのか?」
「多少は……。最後はカヤノ本人を問い質さねば分からぬ事でござりますが。とりあえず、一度呼び掛けてみると致しましょうぞ」
大株に歩み寄り、手を当ててみる。
辺境伯屋敷や三野城と同じ。
ここでも何も感じることは出来ぬ。
「お――――いっ! カヤノっ!」
しばし待ってみても、カヤノは姿を表す気配もない。
「う~む……。ここも結局ダメなのじゃ。サイトーよ、主の当ても外れたか?」
「いいえ。まだに、ござります。ここからが本番にて……。おいっ! 丹波っ!」
「ほっほっほ! 準備万端整っておりますぞ!」
「準備じゃと? それは何の――――な、何じゃ!? この者らは!?」
後ろを振り返った皇女が驚く。
そこには、大坂屋敷からぞろぞろと、着飾った者達が列を成して大株の丘へと登って参るところであった。
着飾っているだけでない。
挟箱を担ぐ者。
笛に笙、法螺貝や琵琶を持つ者、背負い太鼓を負うた者。
野点傘や毛氈を抱える者。
樽やら甕やらを背に載せた馬の手綱を引く者。
僧や神主の姿まである。
斯様な場所に似つかわしくない者達が、続々とこちらへ向かって来るのだ。
列の中には母上と弟妹達、利暁の伯父上、そして大坂屋敷で養生している父上の姿まであった。
「何を始めるつもりじゃ!?」
「引き籠った神の前で、人が集まって成すことにござりますぞ? たった一つしかござりませぬ」
異界の衆には斯様に言われても分かるまい。
皇女も御側付きらも首を捻る。
あらかじめ伝えておいたミナだけは「本当にどうにかなるんだろうな?」と疑わしそうな目で俺を見つめていた。
「さあ、宴にござります!」
0
あなたにおすすめの小説
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
勇者パーティのサポートをする代わりに姉の様なアラサーの粗雑な女闘士を貰いました。
石のやっさん
ファンタジー
年上の女性が好きな俺には勇者パーティの中に好みのタイプの女性は居ません
俺の名前はリヒト、ジムナ村に生まれ、15歳になった時にスキルを貰う儀式で上級剣士のジョブを貰った。
本来なら素晴らしいジョブなのだが、今年はジョブが豊作だったらしく、幼馴染はもっと凄いジョブばかりだった。
幼馴染のカイトは勇者、マリアは聖女、リタは剣聖、そしてリアは賢者だった。
そんな訳で充分に上位職の上級剣士だが、四職が出た事で影が薄れた。
彼等は色々と問題があるので、俺にサポーターとしてついて行って欲しいと頼まれたのだが…ハーレムパーティに俺は要らないし面倒くさいから断ったのだが…しつこく頼むので、条件を飲んでくれればと条件をつけた。
それは『27歳の女闘志レイラを借金の権利ごと無償で貰う事』
今度もまた年上ヒロインです。
セルフレイティングは、話しの中でそう言った描写を書いたら追加します。
カクヨムにも投稿中です
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる