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第3章 帝都の客人
第134.5話 忍ぶ者達 その弐【決断の巻】
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「八千代、そこの帳面を取ってくれ」
ネッカーの辺境伯邸の一室。
頼まれた帳面を手渡すと、兄上様が「すまんな」と一言申して受け取りました。
机の上は帳面や書状で一杯。
兄上様は左手で紙をめくりつつ、右手で算盤を弾いております。
「せわしなきことにござりますね? 評定衆たる兄上様が、自ら帳面をお付けになるなど……」
「致し方あるまい。藤佐殿、隼人殿、山県殿は出陣中、弾正殿はビーナウにて虜共の相手。おまけに件の皇女殿下に人手が取られた。今は猫の手も借りねばならぬ時なのだ」
「だからと申して、わたくしまでネッカーにて留守居とは……。わたくしも若に同道しとうござりましたわ」
「すねるでない。冒険者組合が怪しげな動きを見せておる。今こそ若の背をお守りする時ぞ?」
「わたくしは若の御身を直接お守りしたいのです。それはもう、手取り足取り、しっぽりと……。うふふふふふ……」
「左様なことばかり申す故、若は頭を冷やせと仰せなのではないか?」
「あら? 女子の忍びは色で惑わせるものと仰せになられたのは兄上様ではござりませぬか?」
「仇なす者は惑わせても構わんが、若を惑わせてどうする?」
「うふふ……。だって、きっと良い御声で哭いてくださいますもの……。うふふふふ……」
「お前の態度を、若が忌避なさっておるのやもしれんぞ? 若はあれで奥ゆかしい御方だ」
「指南役を指南してしまうような御方が奥ゆかしいのでござりますか?」
「それはそれ。これはこれ、だ」
「嫌よ嫌よも好きの内、と申すではござりませぬか?」
「まったくお前は――――」
「――――しっ……。お静かに……」
兄上様をお止めします。
この部屋に近付く気配を感じたのです。
相手は気配を消す様子もなく、控えめながら足音もさせています。
おそらくは望月の家に仕える侍女の一人でしょう。
間もなく、部屋の扉が「こんこん」と叩かれました。
「由利にござります。白湯をお持ち致しました」
「そうですか。お入りなさい」
扉を開けたのは、わたくしと同年代の女子――先の戦が終わった直後、ネッカーへ呼び寄せた侍女の一人にございます。
名を滋野由利。
黒い漆塗りの盆に、八分目まで白湯の入った白い茶碗が二つ。
…………まあ、由利ったら面白きものを持って参りましたね?
何事が起ったのでしょうか?
気になりますね?
うふふふふふ…………。
「机の上にはお置きしない方がよろしゅうございますね? どちらへお置きしましょうか?」
「そちらの小さな机の上でよい」
「かしこまりました」
「ところで由利よ。まだ数日に過ぎぬが、こちらでの暮らしには慣れたか?」
兄上様は何気ない世間話をするかのように話し掛けました。
あたかも家人の身に思いを致す、心優しき主人の如き姿にござります。
もちろん、左様な姿は世を欺くまやかしに過ぎぬのですが……。
由利も素知らぬ顔で答えます。
「はい、お陰様で……。辺境伯家の方々も親切にしてくださいます」
「左様か。困っておる事はないか?」
「ござりません。ああ……。でも……」
「如何した?」
「いえ……。私に困り事はござりませぬが、実は他の者が……」
「ほう? 他の者? 許す。申してみよ」
「ですが……。若殿様の御手を煩わせても……」
「構わぬ。家人の身を案じるのも主たる者の責めぞ?」
「では……」
少し畏まったような態度で、由利は語り始めました。
「六郎殿の元へ、山城から客人がお越しになられたのでござります」
「山城だと? それは珍しい。古い知己か?」
「いいえ。古馴染みから紹介された方々とのことで……」
「何であれ、この時期に客人とは困ったことよ。六郎は馳走に窮しておるのではあるまいか?」
「左様にござります。しかも客人の数は供回りを含めて二十人近くとか……」
「なんと! それは多い!」
「おまけに当の客人は、美濃介殿と大変な不仲とのことでござりまして……」
「それはいかん。騒動になるぞ?」
「やもしれませぬ。故に、六郎殿は気を揉んでおられるご様子。古馴染みからの紹介とは申せ、斯様な方々が転がり込んでは大変な迷惑だと」
「まったくよな。大きな喧嘩となっては困ったもの。せめて半分ほど帰らせることは出来ぬものか。数が減れば減った分、喧嘩の種も消えよう?」
「はい……」
「しかし半分帰ったにせよ、六郎だけでは馳走の手が足りまい? 誰かに手伝わせることは出来ぬものか?」
「うってつけの者がおりまする。十子殿が暇を持て余しておられるとか」
「なんだと? 十子の奴め……。また怠けておるのではあるまいな?」
「十子殿にござりますからね……」
「よし分かった。十子に手助けをするよう伝えよ」
「承知致しました。若殿様が左様仰せになられたとお伝え致します」
「そうせい。何かあれば左馬助も手を貸す、とな」
「ありがとう存じまする……」
由利は深々と頭を下げた後、部屋からさがっていきます。
兄上様は茶碗を手に取り、静かに白湯を口に含まれました。
「よろしかったのですか? 若が御留守の時にあのような……」
「あらかじめ御指図を受けておる。喧嘩は騒動の元。芽は必ず断て、とな」
「まあ、左様な御指図を? さすがは若にございます」
「これにて喧嘩の芽は摘んだ。世はすべて事も無し、よ」
兄上様は「肩の荷が一つ下りた」と朗らかな笑顔を浮かべられました。
…………………ところで皆様?
お分りになられましたか?
兄上様と由利が、一体何を話していたのか?
うふふふ……。
さすがに分かろうはずもござりませんね?
お知りになりたい御方は、ずうっと下の方をご覧になって下さいね?
よくぞお越しになられました。
答えをお知りになりたい皆様方。
何もかもを詳らかに語る訳には参りませぬが、少しだけ、手掛かりとなる話を残しておきましょう。
まず、黒い盆と白い茶碗……。
これには重大な意味がござります。
黒白をつける――すなわち、兄上様の御決断を求めるの意。
茶碗の数が二つ――すなわち、剣呑なる報せの意。
白湯の量は八分目……もう少しで溢れそうですね?
これはすなわち、今すぐに御決断を願うの意。
次からは二人が口にした言の葉について見ていきましょう。
『六郎』とは、冒険者に身をやつして間者働きをしている海野六郎のこと――すなわち、冒険者組合の組合長たる、『エッカルト・ジンデル』の意にござります。
『山城』とは、山城国――京の都のこと―――すなわち、異界においては『帝都』の意にござります。
『美濃介』殿とは、斎藤新九郎様――すなわち『若』の意にござります。
ちなみに、斎藤左近大夫様――『殿』の隠語は『美濃守』にござりますね。
『帰る』とは、すなわち『消える』という意。
何がどのように消えるかは、皆様のご想像にお任せします。
最後に、『十子が暇を持て余している』とは、『十子はいつでも動ける』、すなわち、『十子がヤってよいか?』の意。
何をどのようにヤるのかは、これも皆様のご想像にお任せしますね?
さて皆様。
この後は如何にお進みになられますか?
このまま次のお話しに進むも良し。
あるいは、兄上様と由利の会話に戻り、言の葉の意味を変えて読み直す……これも良いかもしれません。
如何に御決心なされるか、皆様にお任せ致します。
うふふふふふ…………。
ネッカーの辺境伯邸の一室。
頼まれた帳面を手渡すと、兄上様が「すまんな」と一言申して受け取りました。
机の上は帳面や書状で一杯。
兄上様は左手で紙をめくりつつ、右手で算盤を弾いております。
「せわしなきことにござりますね? 評定衆たる兄上様が、自ら帳面をお付けになるなど……」
「致し方あるまい。藤佐殿、隼人殿、山県殿は出陣中、弾正殿はビーナウにて虜共の相手。おまけに件の皇女殿下に人手が取られた。今は猫の手も借りねばならぬ時なのだ」
「だからと申して、わたくしまでネッカーにて留守居とは……。わたくしも若に同道しとうござりましたわ」
「すねるでない。冒険者組合が怪しげな動きを見せておる。今こそ若の背をお守りする時ぞ?」
「わたくしは若の御身を直接お守りしたいのです。それはもう、手取り足取り、しっぽりと……。うふふふふふ……」
「左様なことばかり申す故、若は頭を冷やせと仰せなのではないか?」
「あら? 女子の忍びは色で惑わせるものと仰せになられたのは兄上様ではござりませぬか?」
「仇なす者は惑わせても構わんが、若を惑わせてどうする?」
「うふふ……。だって、きっと良い御声で哭いてくださいますもの……。うふふふふ……」
「お前の態度を、若が忌避なさっておるのやもしれんぞ? 若はあれで奥ゆかしい御方だ」
「指南役を指南してしまうような御方が奥ゆかしいのでござりますか?」
「それはそれ。これはこれ、だ」
「嫌よ嫌よも好きの内、と申すではござりませぬか?」
「まったくお前は――――」
「――――しっ……。お静かに……」
兄上様をお止めします。
この部屋に近付く気配を感じたのです。
相手は気配を消す様子もなく、控えめながら足音もさせています。
おそらくは望月の家に仕える侍女の一人でしょう。
間もなく、部屋の扉が「こんこん」と叩かれました。
「由利にござります。白湯をお持ち致しました」
「そうですか。お入りなさい」
扉を開けたのは、わたくしと同年代の女子――先の戦が終わった直後、ネッカーへ呼び寄せた侍女の一人にございます。
名を滋野由利。
黒い漆塗りの盆に、八分目まで白湯の入った白い茶碗が二つ。
…………まあ、由利ったら面白きものを持って参りましたね?
何事が起ったのでしょうか?
気になりますね?
うふふふふふ…………。
「机の上にはお置きしない方がよろしゅうございますね? どちらへお置きしましょうか?」
「そちらの小さな机の上でよい」
「かしこまりました」
「ところで由利よ。まだ数日に過ぎぬが、こちらでの暮らしには慣れたか?」
兄上様は何気ない世間話をするかのように話し掛けました。
あたかも家人の身に思いを致す、心優しき主人の如き姿にござります。
もちろん、左様な姿は世を欺くまやかしに過ぎぬのですが……。
由利も素知らぬ顔で答えます。
「はい、お陰様で……。辺境伯家の方々も親切にしてくださいます」
「左様か。困っておる事はないか?」
「ござりません。ああ……。でも……」
「如何した?」
「いえ……。私に困り事はござりませぬが、実は他の者が……」
「ほう? 他の者? 許す。申してみよ」
「ですが……。若殿様の御手を煩わせても……」
「構わぬ。家人の身を案じるのも主たる者の責めぞ?」
「では……」
少し畏まったような態度で、由利は語り始めました。
「六郎殿の元へ、山城から客人がお越しになられたのでござります」
「山城だと? それは珍しい。古い知己か?」
「いいえ。古馴染みから紹介された方々とのことで……」
「何であれ、この時期に客人とは困ったことよ。六郎は馳走に窮しておるのではあるまいか?」
「左様にござります。しかも客人の数は供回りを含めて二十人近くとか……」
「なんと! それは多い!」
「おまけに当の客人は、美濃介殿と大変な不仲とのことでござりまして……」
「それはいかん。騒動になるぞ?」
「やもしれませぬ。故に、六郎殿は気を揉んでおられるご様子。古馴染みからの紹介とは申せ、斯様な方々が転がり込んでは大変な迷惑だと」
「まったくよな。大きな喧嘩となっては困ったもの。せめて半分ほど帰らせることは出来ぬものか。数が減れば減った分、喧嘩の種も消えよう?」
「はい……」
「しかし半分帰ったにせよ、六郎だけでは馳走の手が足りまい? 誰かに手伝わせることは出来ぬものか?」
「うってつけの者がおりまする。十子殿が暇を持て余しておられるとか」
「なんだと? 十子の奴め……。また怠けておるのではあるまいな?」
「十子殿にござりますからね……」
「よし分かった。十子に手助けをするよう伝えよ」
「承知致しました。若殿様が左様仰せになられたとお伝え致します」
「そうせい。何かあれば左馬助も手を貸す、とな」
「ありがとう存じまする……」
由利は深々と頭を下げた後、部屋からさがっていきます。
兄上様は茶碗を手に取り、静かに白湯を口に含まれました。
「よろしかったのですか? 若が御留守の時にあのような……」
「あらかじめ御指図を受けておる。喧嘩は騒動の元。芽は必ず断て、とな」
「まあ、左様な御指図を? さすがは若にございます」
「これにて喧嘩の芽は摘んだ。世はすべて事も無し、よ」
兄上様は「肩の荷が一つ下りた」と朗らかな笑顔を浮かべられました。
…………………ところで皆様?
お分りになられましたか?
兄上様と由利が、一体何を話していたのか?
うふふふ……。
さすがに分かろうはずもござりませんね?
お知りになりたい御方は、ずうっと下の方をご覧になって下さいね?
よくぞお越しになられました。
答えをお知りになりたい皆様方。
何もかもを詳らかに語る訳には参りませぬが、少しだけ、手掛かりとなる話を残しておきましょう。
まず、黒い盆と白い茶碗……。
これには重大な意味がござります。
黒白をつける――すなわち、兄上様の御決断を求めるの意。
茶碗の数が二つ――すなわち、剣呑なる報せの意。
白湯の量は八分目……もう少しで溢れそうですね?
これはすなわち、今すぐに御決断を願うの意。
次からは二人が口にした言の葉について見ていきましょう。
『六郎』とは、冒険者に身をやつして間者働きをしている海野六郎のこと――すなわち、冒険者組合の組合長たる、『エッカルト・ジンデル』の意にござります。
『山城』とは、山城国――京の都のこと―――すなわち、異界においては『帝都』の意にござります。
『美濃介』殿とは、斎藤新九郎様――すなわち『若』の意にござります。
ちなみに、斎藤左近大夫様――『殿』の隠語は『美濃守』にござりますね。
『帰る』とは、すなわち『消える』という意。
何がどのように消えるかは、皆様のご想像にお任せします。
最後に、『十子が暇を持て余している』とは、『十子はいつでも動ける』、すなわち、『十子がヤってよいか?』の意。
何をどのようにヤるのかは、これも皆様のご想像にお任せしますね?
さて皆様。
この後は如何にお進みになられますか?
このまま次のお話しに進むも良し。
あるいは、兄上様と由利の会話に戻り、言の葉の意味を変えて読み直す……これも良いかもしれません。
如何に御決心なされるか、皆様にお任せ致します。
うふふふふふ…………。
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