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31 本日の萌えを反芻するオタク ①
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◆本日の萌えを反芻するオタク
イアン様を見送ったぼくは、サロンの真ん中で立ち尽くす。
今日は、ご褒美満載デーだった。
オタクとして、本日の萌えを反芻せずにはいられない。
午前中、ラヴェルの案内で庭を散策した。
ぼくはゴリゴリのインドア派なので、ずっと部屋の中にいても、苦はないのだが。
チョンは猫として。やはり外に少しは出たいだろうからな?
元々、チョン…猫ではないシオンも、外で遊ぶことが好きな子だったし。呪いのせいで、容易に外に遊びに行けない体になってしまったから。
彼を外へ連れ出せる機会があれば、それには乗るべきなのである。
まぶしい日差しに、溶けてしまいそうだったけど。
でも、噴水の前に来て、俄然、目がガン開いた。
あれはっ。王族の剣士が海賊に勝利したときの、英雄のポーズでは?
そんなふうに思っていたら。
本日の、第一萌え案件であるイアン様が、サカサカと歩いてきた。
「おい、おまえ。勝手に出歩くんじゃないっ」
でも、怒られた。
そういえば、部屋から出ないから許してくださいって、言ったこと、あったっけ。
でも。今日はラヴェルが監視役としてついているから大丈夫ですよ、と説明したら。許してくれたよ。ホッ。
それにつけても。早足で、こちらに歩いてくる、陛下の神々しさったら、ないよ。
春の麗らかな日差しが、黄金色の髪をきらびやかに輝かせているのだもの。
怒っているから、眉が力強く引き上がって、それでなくても男らしい顔貌が、さらに際立っているのだが。それを中和するかのごとき、落ち着いた色合いのブルーアイズ。最高です。
そのあと、なんでかハチに襲われて、ぼくは噴水の周りを走って、逃げなくてはならなくなったけど。
結局、振り切れなくて。
そうしたらイアン様が、ぼくの手を引いて一緒に走ってくれたんだ。
あわわ、いけません。陛下がハチに刺されたらどうするのですか?
そんな危険があるのに。ぼくに付き合ってハチから一緒に逃げてくださるなんて。
どんだけお優しいんですか? と。そのときは、感激していたのだった。
「兄上、ハチなんかいません。クソ陛下に騙されているのです」
チョンに、そう言われるまでは。
イアン様が、ぼくをハチから守ってくださっているのだと、本気で思っていたんだ。
でもさ。確かにさ。
走っているとき、イアン様、薄っすら笑っていた。
その顔が、ちょっとヤンチャ入ってて。普段、高貴な陛下が、セクシーワイルドになってて。そのギャップが吐血もので、見惚れちゃったりもしたけれど。
走りながら鼻血出したら、死亡案件だったな。陛下を腐った目で見た、不敬罪で。
ま、推しのお姿を堪能していたぼくが、言えることではありませんが。
嘘はいかんよ、嘘は。
「ハチはいないのですか? イアン様は、僕をからかったのですか?」
「嘘ではない。ハチは本当にいたのだ。しかし…情けない死神だな」
そう言って。イアン様は声を立てて笑い始めた。
ハチ、いたの? 本当かよっ?
とは、思ったけれど。
大きな口を開けて笑っているイアン様は、毅然とした、いつもの王様の顔ではなくて。
年齢相応の、青年に見えた。
高潔な陛下も、もちろん素敵だが。空気感が柔らかい、今の笑顔も、とっても素敵で。
なんだか、怒りが削がれてしまった。
イアン様が、あんまり楽しそうに笑うから。ぼくも楽しい気分になってきちゃって。
自然、笑みが浮かんじゃうよねぇ?
噴水ランニング二周分の、眼福はいただきました、ということで。
そして夕食後には、麗しの騎士様がサロンに現れた。
本日の、第二萌え案件です。
「我が名はシヴァーディ・キャンベル。陛下の護衛騎士だ。クロウ・エイデン。陛下を魔法でたぶらかした罪で成敗するっ」
え、成敗? と。その言葉に驚いたものの。
絹糸のごとく銀の髪がさらりと揺れて、アメジストがはまっているかのような、お美しい瞳を、怒りに赤く染めた、その御姿が。凛々しくて。
もう、マジで、スマホで連写したいレベルです。
だけど、その美しい顔に、横一線、赤く光る傷があって…。
ぼくは。成敗とは別の意味で、驚愕したのだ。
「うっ、麗しいお顔に、傷がっ。シヴァーディ様、手当いたしましょう」
早く消毒しないと、傷が残ってしまうかもっ。
ぼくはシヴァーディに椅子をすすめると、部屋の中をうろついた。
救急箱、どこだっけ?
シオンは猫のとき、外へ出ると、傷を作って帰ってくることがある、まだまだヤンチャさんなので。先に送っていた大荷物の中に、救急箱を入れておいたのだ。
あ、あった。用意しておいてよかった。
「あぁ、こんなに大きな傷が。残らないといいのですが…」
消毒液を湿したガーゼを、ピンセットで持つと。騎士様は自分の顔に手を当てた。
「クロウ、これは古傷だ」
ええ? こんなに赤々として、今斬りつけたように見えるのに?
でも、手当てしないよりは、する方が良いと思って。消毒した。
近くで、シヴァーディのご尊顔を見ると。鼻の高さとか、まつ毛の長さとか、配置のバランスとか。
もう、本当に完璧なんですけどぉ?
白皙の顔に、銀の髪。唇の、ほんのりとした紅。色味も美麗で。
公式が、陛下の次に、もしくは陛下と並んで、推しキャラにするべく創り上げた、最高傑作だとわかるのだ。
だからこそ、この顔の傷の違和感が、半端ない。
攻略本には、騎士様に、このような傷などなかったはずだもの。
「公式が美しく構築した最高傑作を傷つけるなど。公式への冒涜だ。いったい誰が、このようなことを…」
憤りのままつぶやくと。騎士様は言った。
「バミネだ」
きいぃぃぃぃっ。
「あの野郎、とうとう公式に立てついたかっ。許せんっ!!」
ぼくにはモブという、バミネには悪役令息という役目がある。
そこを逸脱しないよう、この世界の物語を進めていかなければならないと、ぼくは思っていたのだが。
公式が思いもよらない暴挙を、バミネはしでかしていたということだ。
しかも、一番手を出してはならない、最高傑作を傷つけるという暴挙。
あり得ないっ。
ぼくは、歯をギリギリさせて憤った。
あいつ、本当にろくなことしねぇなっ?
イアン様を見送ったぼくは、サロンの真ん中で立ち尽くす。
今日は、ご褒美満載デーだった。
オタクとして、本日の萌えを反芻せずにはいられない。
午前中、ラヴェルの案内で庭を散策した。
ぼくはゴリゴリのインドア派なので、ずっと部屋の中にいても、苦はないのだが。
チョンは猫として。やはり外に少しは出たいだろうからな?
元々、チョン…猫ではないシオンも、外で遊ぶことが好きな子だったし。呪いのせいで、容易に外に遊びに行けない体になってしまったから。
彼を外へ連れ出せる機会があれば、それには乗るべきなのである。
まぶしい日差しに、溶けてしまいそうだったけど。
でも、噴水の前に来て、俄然、目がガン開いた。
あれはっ。王族の剣士が海賊に勝利したときの、英雄のポーズでは?
そんなふうに思っていたら。
本日の、第一萌え案件であるイアン様が、サカサカと歩いてきた。
「おい、おまえ。勝手に出歩くんじゃないっ」
でも、怒られた。
そういえば、部屋から出ないから許してくださいって、言ったこと、あったっけ。
でも。今日はラヴェルが監視役としてついているから大丈夫ですよ、と説明したら。許してくれたよ。ホッ。
それにつけても。早足で、こちらに歩いてくる、陛下の神々しさったら、ないよ。
春の麗らかな日差しが、黄金色の髪をきらびやかに輝かせているのだもの。
怒っているから、眉が力強く引き上がって、それでなくても男らしい顔貌が、さらに際立っているのだが。それを中和するかのごとき、落ち着いた色合いのブルーアイズ。最高です。
そのあと、なんでかハチに襲われて、ぼくは噴水の周りを走って、逃げなくてはならなくなったけど。
結局、振り切れなくて。
そうしたらイアン様が、ぼくの手を引いて一緒に走ってくれたんだ。
あわわ、いけません。陛下がハチに刺されたらどうするのですか?
そんな危険があるのに。ぼくに付き合ってハチから一緒に逃げてくださるなんて。
どんだけお優しいんですか? と。そのときは、感激していたのだった。
「兄上、ハチなんかいません。クソ陛下に騙されているのです」
チョンに、そう言われるまでは。
イアン様が、ぼくをハチから守ってくださっているのだと、本気で思っていたんだ。
でもさ。確かにさ。
走っているとき、イアン様、薄っすら笑っていた。
その顔が、ちょっとヤンチャ入ってて。普段、高貴な陛下が、セクシーワイルドになってて。そのギャップが吐血もので、見惚れちゃったりもしたけれど。
走りながら鼻血出したら、死亡案件だったな。陛下を腐った目で見た、不敬罪で。
ま、推しのお姿を堪能していたぼくが、言えることではありませんが。
嘘はいかんよ、嘘は。
「ハチはいないのですか? イアン様は、僕をからかったのですか?」
「嘘ではない。ハチは本当にいたのだ。しかし…情けない死神だな」
そう言って。イアン様は声を立てて笑い始めた。
ハチ、いたの? 本当かよっ?
とは、思ったけれど。
大きな口を開けて笑っているイアン様は、毅然とした、いつもの王様の顔ではなくて。
年齢相応の、青年に見えた。
高潔な陛下も、もちろん素敵だが。空気感が柔らかい、今の笑顔も、とっても素敵で。
なんだか、怒りが削がれてしまった。
イアン様が、あんまり楽しそうに笑うから。ぼくも楽しい気分になってきちゃって。
自然、笑みが浮かんじゃうよねぇ?
噴水ランニング二周分の、眼福はいただきました、ということで。
そして夕食後には、麗しの騎士様がサロンに現れた。
本日の、第二萌え案件です。
「我が名はシヴァーディ・キャンベル。陛下の護衛騎士だ。クロウ・エイデン。陛下を魔法でたぶらかした罪で成敗するっ」
え、成敗? と。その言葉に驚いたものの。
絹糸のごとく銀の髪がさらりと揺れて、アメジストがはまっているかのような、お美しい瞳を、怒りに赤く染めた、その御姿が。凛々しくて。
もう、マジで、スマホで連写したいレベルです。
だけど、その美しい顔に、横一線、赤く光る傷があって…。
ぼくは。成敗とは別の意味で、驚愕したのだ。
「うっ、麗しいお顔に、傷がっ。シヴァーディ様、手当いたしましょう」
早く消毒しないと、傷が残ってしまうかもっ。
ぼくはシヴァーディに椅子をすすめると、部屋の中をうろついた。
救急箱、どこだっけ?
シオンは猫のとき、外へ出ると、傷を作って帰ってくることがある、まだまだヤンチャさんなので。先に送っていた大荷物の中に、救急箱を入れておいたのだ。
あ、あった。用意しておいてよかった。
「あぁ、こんなに大きな傷が。残らないといいのですが…」
消毒液を湿したガーゼを、ピンセットで持つと。騎士様は自分の顔に手を当てた。
「クロウ、これは古傷だ」
ええ? こんなに赤々として、今斬りつけたように見えるのに?
でも、手当てしないよりは、する方が良いと思って。消毒した。
近くで、シヴァーディのご尊顔を見ると。鼻の高さとか、まつ毛の長さとか、配置のバランスとか。
もう、本当に完璧なんですけどぉ?
白皙の顔に、銀の髪。唇の、ほんのりとした紅。色味も美麗で。
公式が、陛下の次に、もしくは陛下と並んで、推しキャラにするべく創り上げた、最高傑作だとわかるのだ。
だからこそ、この顔の傷の違和感が、半端ない。
攻略本には、騎士様に、このような傷などなかったはずだもの。
「公式が美しく構築した最高傑作を傷つけるなど。公式への冒涜だ。いったい誰が、このようなことを…」
憤りのままつぶやくと。騎士様は言った。
「バミネだ」
きいぃぃぃぃっ。
「あの野郎、とうとう公式に立てついたかっ。許せんっ!!」
ぼくにはモブという、バミネには悪役令息という役目がある。
そこを逸脱しないよう、この世界の物語を進めていかなければならないと、ぼくは思っていたのだが。
公式が思いもよらない暴挙を、バミネはしでかしていたということだ。
しかも、一番手を出してはならない、最高傑作を傷つけるという暴挙。
あり得ないっ。
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