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46 猫は王様!
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◆猫は王様!
疲れ目には、緑を見るのが良いと言って。森に案内してくださると、陛下が言うので。
ぼくは嬉しくて、ウキウキッと立ち上がったのだが。
そこに、チョンの、なにやら切羽詰った声が聞こえてきた。
「兄上ーっ、兄上ぇぇーっ」
一目散に駆けてくるので、ぼくは地に膝をつくと。
チョンは、ぼくに這い上がって、コートの襟の後ろに隠れてしまった。
「どうした? チョン。なにかに追いかけられたのか?」
聞いた直後、スカートの裾を手で持ち上げて、シャーロット殿下が走ってきた。
その後ろには、アイリスがついている。
「く、クロウ…さま? その、クロちゃんをお寄越しなさい。それは私の猫よ?」
シャーロット殿下は、チョンがぼくの後ろに隠れたことに、驚いたようだが。なにやら高飛車に、命令してきた。
ハハーン、チョンったら、後宮の情報を探ろうとして、殿下に捕まったんだな?
もう、情報収集なんかしなくていいのに。
そうはいっても、チョンを殿下に取られてしまうわけにはいかないな。
ぼくは膝を地につけたまま、殿下に頭を下げた。
「シャーロット殿下。恐れながら、チョンは、本土から僕と一緒に参りました、僕の家族なのです。なので、チョンを殿下に差し上げることはできません」
「な、なにを言っているの? 私は陛下の妹、王族なのよ? 王族の私が欲しいと言ったら、無条件で引き渡すべきでしょう?」
「でも、チョンは、僕の家族ですので。殿下は、僕が陛下を欲しいと言ったら、渡せますか?」
「わ、わ、渡せるわけないでしょう? お兄様は、私のお兄様よっ」
「もちろんでございます。そのように、僕もチョンを大事に思っております。なにとぞお許しくださいませ」
なんとか穏便に済ませたいと思っているのに。
チョンったら、ぼくの頭にしがみついて、ニャーニャー言いよる。
「兄上っ、さすがです。王族に歯向かってまで、ぼくのことを大事に思ってくださるなんて。やっぱり、ぼくには兄上だけですぅ」
もう、おまえのせいでこじれているんだからね? ちょっと静かにしていなさい。
「シャーロット、王族の権威で、なんでも思い通りにしようとするのは、良くない。この城から出られたとき、王の妹だと、鼻にかけるようでは。友達のひとりも作れないぞ?」
そうしたら、陛下が助け舟を出してくれた。お優しいいぃぃ。
「お、お兄様ぁ」
駄々をこねるように、甘い声をシャーロット殿下は出すが。
陛下は毅然としていた。
「それに、クロウがこの猫をここへ持ち込んだのは、事実だ。コレは、クロウの猫に相違ない」
「もうっ! 子猫一匹いなくなったって、大したことないでしょう?」
「なら、我はクロウのものになる」
陛下が、びっくりするようなことを言い出すから。ぼくは目を丸くして、陛下を見上げた。
すると、陛下は。優しい目元になるよう、目を細めて。ぼくを見下ろす。
ひえぇぇ、その顔はヤバいっす。慈愛にあふれて、勘違いしてしまいそう。
「子猫一匹いなくなっても、などと言うのなら。兄ひとりいなくなっても良かろう?」
「なにをおっしゃるの? お兄様っ」
「クロウにとっては、この猫と引き離されることは、それぐらいの重要性があるということだ。シャーロット。人の気持ちに寄り添える、優しい王族になるよう努めなさい」
殿下は、柔らかそうなホッペを膨らませて。それでも、ぼくの気持ちを組んでくれたみたいだった。
「わかったわよぉ。クロちゃん…チョンのことはあきらめるわ」
良かったです。
それに黒猫にクロちゃんは、ネーミングが安直すぎです、殿下。
「殿下、猫と遊ぶことまで、取り上げたりはいたしません。どうか、チョンと仲良くしてくださいませ」
そう言うと、頭の後ろにへばりついているチョンが、物申した。
ちょっと。爪が痛いんだけど。
「嫌です、兄上。あいつはぼくを、ギューッとするのです。痛いのです。苦しいのですっ」
「あぁ、なるほどね。殿下、チョンを強い力で掴みましたか?」
ぼくが殿下にたずねると、シャーロット殿下は、陛下によく似た青い瞳を、丸くした。
「どうして、わかったの? 猫と、話せるの?」
「いえ、でも、脅えているから、わかるのです。殿下。猫は、柔らかくて、小さくて、脆いものですから。優しく接してください。まずはこうして、手をそっと差し出して。猫さまのお許しをいただいたら、頭を撫でます。こうして、指先で、毛並みに沿わせるように」
ぼくの肩口にやってきたチョンに、言ったようにやってみせる。
「猫さまに、お許し?」
不思議そうに、殿下が聞いてくる。
殿下は、王族。自分よりも偉い者などない。
だが、猫はそのスタンスでは駄目なのだ。
傅く、下僕と化す、お世話に徹する。それでようやく心を開く生き物なのであるっ。
「えぇ、猫は、王族よりも偉いのです。と言っては、不敬かもしれませんが。そのくらいの気持ちで接しないと、猫には好かれません。猫は王様! そういう生き物なのですっ」
って、前世の爺ちゃんが言っていましたっ。
断言したら。隣で陛下が、冷ややかに、ぼくを見下ろしてくる。
「おい。王である我の目の前で、そんなことを言い切って良いのか?」
「も、申し訳ありません。でも、猫はそういう生き物なので」
大事なことなので、二回言いましたっ。
すると陛下は苦笑して。訂正なしか、とつぶやいた。
「抱っこはそっと。包み込むように」
手の中で丸くなるチョンを、殿下に差し出す。
殿下は、そっと手を差し出して、チョンが許すのを待っていた。とても素直な方ですね?
チョンは、ちょっと嫌そうな顔をしたが。
ぼくがうなずくと、渋々、殿下の指先の匂いを嗅いで。彼女の手の中におさまった。
「猫は、拘束されるのが嫌いです。自由にさせていれば。気が向いたら、遊んでくれるでしょう。猫は気まぐれですので、訪問を気長にお待ちくださいませ」
「わかったわ、クロウさま」
そばにいたアイリスに、良かったですね、と言われながら。ぎこちない手つきで、チョンを抱っこするシャーロット殿下。ふたりは、庭の奥の方へ歩いていった。
ま、しばらくは殿下の遊びに付き合ってやりなさい、チョンよ。
「クロウ…」
陛下が手を差し出してきたので。立ち上がらせてくれるのかと思い。手を握った。
陛下は、やはりぼくを立ち上がらせて。
そうして。頭をそろそろと撫でてきたのだ。
「? イアン様?」
「手を差し出して、お許しをいただいたら、撫でても良いのだろう? こうして、指先で毛並みに沿わせて…」
それで、先ほどのくだりをからかわれているのだと気づいた。
…あ、その手つき、気持ち良いのでヤバいんですけどぉ。と、うっとりしている場合ではなかった。
「僕は、猫ではありません」
「猫は、柔らかくて、小さくて、脆いのだろう? クロウそのものではないか」
ハハハッと大らかに笑って。陛下はぼくの手を握る。
そうして、森の方へと歩いて行ったのだ。
森を案内してくれるという約束を、忘れていなくて、良かったです。
疲れ目には、緑を見るのが良いと言って。森に案内してくださると、陛下が言うので。
ぼくは嬉しくて、ウキウキッと立ち上がったのだが。
そこに、チョンの、なにやら切羽詰った声が聞こえてきた。
「兄上ーっ、兄上ぇぇーっ」
一目散に駆けてくるので、ぼくは地に膝をつくと。
チョンは、ぼくに這い上がって、コートの襟の後ろに隠れてしまった。
「どうした? チョン。なにかに追いかけられたのか?」
聞いた直後、スカートの裾を手で持ち上げて、シャーロット殿下が走ってきた。
その後ろには、アイリスがついている。
「く、クロウ…さま? その、クロちゃんをお寄越しなさい。それは私の猫よ?」
シャーロット殿下は、チョンがぼくの後ろに隠れたことに、驚いたようだが。なにやら高飛車に、命令してきた。
ハハーン、チョンったら、後宮の情報を探ろうとして、殿下に捕まったんだな?
もう、情報収集なんかしなくていいのに。
そうはいっても、チョンを殿下に取られてしまうわけにはいかないな。
ぼくは膝を地につけたまま、殿下に頭を下げた。
「シャーロット殿下。恐れながら、チョンは、本土から僕と一緒に参りました、僕の家族なのです。なので、チョンを殿下に差し上げることはできません」
「な、なにを言っているの? 私は陛下の妹、王族なのよ? 王族の私が欲しいと言ったら、無条件で引き渡すべきでしょう?」
「でも、チョンは、僕の家族ですので。殿下は、僕が陛下を欲しいと言ったら、渡せますか?」
「わ、わ、渡せるわけないでしょう? お兄様は、私のお兄様よっ」
「もちろんでございます。そのように、僕もチョンを大事に思っております。なにとぞお許しくださいませ」
なんとか穏便に済ませたいと思っているのに。
チョンったら、ぼくの頭にしがみついて、ニャーニャー言いよる。
「兄上っ、さすがです。王族に歯向かってまで、ぼくのことを大事に思ってくださるなんて。やっぱり、ぼくには兄上だけですぅ」
もう、おまえのせいでこじれているんだからね? ちょっと静かにしていなさい。
「シャーロット、王族の権威で、なんでも思い通りにしようとするのは、良くない。この城から出られたとき、王の妹だと、鼻にかけるようでは。友達のひとりも作れないぞ?」
そうしたら、陛下が助け舟を出してくれた。お優しいいぃぃ。
「お、お兄様ぁ」
駄々をこねるように、甘い声をシャーロット殿下は出すが。
陛下は毅然としていた。
「それに、クロウがこの猫をここへ持ち込んだのは、事実だ。コレは、クロウの猫に相違ない」
「もうっ! 子猫一匹いなくなったって、大したことないでしょう?」
「なら、我はクロウのものになる」
陛下が、びっくりするようなことを言い出すから。ぼくは目を丸くして、陛下を見上げた。
すると、陛下は。優しい目元になるよう、目を細めて。ぼくを見下ろす。
ひえぇぇ、その顔はヤバいっす。慈愛にあふれて、勘違いしてしまいそう。
「子猫一匹いなくなっても、などと言うのなら。兄ひとりいなくなっても良かろう?」
「なにをおっしゃるの? お兄様っ」
「クロウにとっては、この猫と引き離されることは、それぐらいの重要性があるということだ。シャーロット。人の気持ちに寄り添える、優しい王族になるよう努めなさい」
殿下は、柔らかそうなホッペを膨らませて。それでも、ぼくの気持ちを組んでくれたみたいだった。
「わかったわよぉ。クロちゃん…チョンのことはあきらめるわ」
良かったです。
それに黒猫にクロちゃんは、ネーミングが安直すぎです、殿下。
「殿下、猫と遊ぶことまで、取り上げたりはいたしません。どうか、チョンと仲良くしてくださいませ」
そう言うと、頭の後ろにへばりついているチョンが、物申した。
ちょっと。爪が痛いんだけど。
「嫌です、兄上。あいつはぼくを、ギューッとするのです。痛いのです。苦しいのですっ」
「あぁ、なるほどね。殿下、チョンを強い力で掴みましたか?」
ぼくが殿下にたずねると、シャーロット殿下は、陛下によく似た青い瞳を、丸くした。
「どうして、わかったの? 猫と、話せるの?」
「いえ、でも、脅えているから、わかるのです。殿下。猫は、柔らかくて、小さくて、脆いものですから。優しく接してください。まずはこうして、手をそっと差し出して。猫さまのお許しをいただいたら、頭を撫でます。こうして、指先で、毛並みに沿わせるように」
ぼくの肩口にやってきたチョンに、言ったようにやってみせる。
「猫さまに、お許し?」
不思議そうに、殿下が聞いてくる。
殿下は、王族。自分よりも偉い者などない。
だが、猫はそのスタンスでは駄目なのだ。
傅く、下僕と化す、お世話に徹する。それでようやく心を開く生き物なのであるっ。
「えぇ、猫は、王族よりも偉いのです。と言っては、不敬かもしれませんが。そのくらいの気持ちで接しないと、猫には好かれません。猫は王様! そういう生き物なのですっ」
って、前世の爺ちゃんが言っていましたっ。
断言したら。隣で陛下が、冷ややかに、ぼくを見下ろしてくる。
「おい。王である我の目の前で、そんなことを言い切って良いのか?」
「も、申し訳ありません。でも、猫はそういう生き物なので」
大事なことなので、二回言いましたっ。
すると陛下は苦笑して。訂正なしか、とつぶやいた。
「抱っこはそっと。包み込むように」
手の中で丸くなるチョンを、殿下に差し出す。
殿下は、そっと手を差し出して、チョンが許すのを待っていた。とても素直な方ですね?
チョンは、ちょっと嫌そうな顔をしたが。
ぼくがうなずくと、渋々、殿下の指先の匂いを嗅いで。彼女の手の中におさまった。
「猫は、拘束されるのが嫌いです。自由にさせていれば。気が向いたら、遊んでくれるでしょう。猫は気まぐれですので、訪問を気長にお待ちくださいませ」
「わかったわ、クロウさま」
そばにいたアイリスに、良かったですね、と言われながら。ぎこちない手つきで、チョンを抱っこするシャーロット殿下。ふたりは、庭の奥の方へ歩いていった。
ま、しばらくは殿下の遊びに付き合ってやりなさい、チョンよ。
「クロウ…」
陛下が手を差し出してきたので。立ち上がらせてくれるのかと思い。手を握った。
陛下は、やはりぼくを立ち上がらせて。
そうして。頭をそろそろと撫でてきたのだ。
「? イアン様?」
「手を差し出して、お許しをいただいたら、撫でても良いのだろう? こうして、指先で毛並みに沿わせて…」
それで、先ほどのくだりをからかわれているのだと気づいた。
…あ、その手つき、気持ち良いのでヤバいんですけどぉ。と、うっとりしている場合ではなかった。
「僕は、猫ではありません」
「猫は、柔らかくて、小さくて、脆いのだろう? クロウそのものではないか」
ハハハッと大らかに笑って。陛下はぼくの手を握る。
そうして、森の方へと歩いて行ったのだ。
森を案内してくれるという約束を、忘れていなくて、良かったです。
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