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57 王城へ至る道 ③(イアンside)
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◆王城へ至る道(イアンside)
おまえを好いていると言って、我はクロウの指先に、キスをした。
突然の告白に、クロウは。いろいろな表情を見せた。
戸惑ったり、頬をじんわりと紅潮させたり、なにかを思いついたり、眉間を寄せて我を憐れんだり…最後の方の感情は、汲み取れないが。
まぁ、クロウが非常に動揺しているということはわかる。
その顔を見て、おかしいと思って、笑いが込み上げそうにもなったのだが。
目の前のクロウに、触れたいという思いの方が強く高まった。
彼を、優しく包み込みたい。そして、優しく包まれたい。
温かい感情が、満ちあふれ。体も熱くなって変化する。汗をかき、吐息が震えた。
おまえは、我をどう想っている?
たずねると。彼は、なにやら言い淀んで。
そこで初めて、もしかしたら、嫌われているのではないかと、不安になる。
嫌われても仕方がないことを、今まで、さんざんクロウにしてきたのに。それを失念して。ズバリ聞いてしまった。
馬鹿みたいだが、クロウに拒絶されることを考えていなかったのだ。
どうしよう、拒絶されたら。嫌いと言われたら…。
国王だから、どんな相手でも選り取り見取り、などという時代ではないし。
それでなくても、我は、なにも成していない、情けない王だ。
剣を突き付けて脅したり、ハチがいると言って走らせたりもして。
さらには、男性同士であるし。
クロウの恋愛対象が女性なら、突っぱねてくることは大いにあり得た。
昨日は、ずっとそばにいると誓ってくれたけれど。
クロウ、本心はどうなのだ?
我のことを、嫌いになってはいないか?
心配で、問うようにみつめてしまう。
「お、お慕いしております」
顔を真っ赤にした、はにかむ顔で、クロウはそう言ってくれた。
悪い想像ばかりしていたから、クロウが『お慕いしております』と言ったときは。本当に、夢心地になった。
クロウは、究極に恥じらっているようで。耳や頬や、鼻の頭まで、赤くなっている。
とても直視できません、と言わんばかりに、目もオドオドさせていて。
初心で純情なクロウを目にし、その可憐さに。
我の心拍は、わかりやすく乱れ。息苦しさを感じた。
本当に、心臓の動きがヤバい。初恋心不全で死ぬかもしれない。
「それは、触れてもいいという意味か?」
可愛い仕草のクロウを見て、我は、もう我慢できなかった。
クロウが返事をする前に。
ずっと触れたいと思っていた、そのサクランボ色の唇に、己の唇を押し当てる。
柔らかい。
想像以上に、ふんわりとした弾力。
先ほど指先にしたキスとは、感触がまるで違った。
みずみずしい果物のようにしっとりとして。甘露なぬくもりに包み込まれて。
クロウの唇は、サクランボのような甘酸っぱい味はしなかったけれど、天にも昇る心地よさだった。
キスを続けたまま、クロウの顔の輪郭を手でなぞる。
己の手の動きが、ぎこちない。
クロウ相手に、とても緊張しているのだ。
そんな自分の不器用さに、笑いそうになる。
彼の髪も撫でた。海風に揺れる黒髪は、我の手に優しくからんで。指の間をスルリとすり抜ける。
そんな些細な感触までも、心地よかった。
ヒクリとクロウの体が揺れて、我は唇を離した。
すると、彼の瞳が涙ぐんでいて。
我は。胸になにかが刺さったかのような痛みを受けた。
どうしたのだ? どこか痛くしてしまったのか?
それとも、泣くほど、我とのキスが嫌だったのか?
クロウが泣くと、どうしたらいいかわからなくなる。
「申し訳ございません…でも。これからご結婚される陛下が、僕のような、平民の男に、触れてはなりません」
震える声で、なにやら必死な様子で、クロウは言った。
声だけではない。全身がぶるぶると震えている。
可哀想になって、我は、悲痛な声を出して謝る、クロウの肩を抱き寄せ。背中を撫でた。
小さい背中だな。
王への敬愛を、言葉でも態度でも示していたクロウが、王の所業を遮るのは、ものすごい葛藤があったのだろう。それでも、我の立場を思いやって、苦言を呈した。
的外れではあるが、優しい気遣いだ。
自分は、結婚などしないが。
我が結婚すると思い込んでいるクロウには、王族の男が男に触れることが、禁忌に思えたのかもしれない。
さて、どう説明したらよいか。
今、仕立てている衣装が、死に装束だとは言えないから。
婚礼衣装の態で。うまく辻褄を合わせなければならない。
この、小さき者を。我はもう、大事に想っている。傷つけたくはない。
そして、クロウに拒絶されたくもないのだ。
だから、うまくやらなければな。
「…我は、結婚はしない。いずれ…その話の片はつける。だが今は。すぐには、なにも決められない。けじめをつけぬうちに、おまえに手を伸ばすのは、不実なことだと、わかっている。だが…おまえのそばは、心地好い。ずっとそばに、いたいのだ」
黒瞳を潤ませているクロウが、我の腕の中、戸惑う様子でみつめる。
目の表情で、どういうことなのかと、問いかけているようだった。
「おまえは、我の心を初めて揺さぶった、特別な者だ。我を慕っていると、言ってくれて。とても嬉しかった。おまえは、柔らかくて、温かくて。こうして触れていると。なんだか、心が和むのだ。触れたいと思う、好きなのだ。だから…どうか。我が…おまえに触れることを、許してほしい」
「僕のような者が、許すなど…」
背を抱く手に、力を入れると。クロウは『陛下』とせつなげにつぶやいた。
その声音に、守ってやりたい、優しくしたい、この腕の中にずっと閉じ込めたい、という庇護の想いが高まった。
「この気持ちは、決して戯れではない。クロウが、好きだ。信じてくれ」
「信じます。イアン様のお気持ち、とても嬉しいです」
先ほどまで、とても心もとない顔をしていたのに。
今は、凛とした瞳の輝きで、クロウは我を、みつめている。
「昨日、そばにいると、誓いました。僕のこの気持ちも、戯れなどではありません。イアン様が望むものを、僕はイアン様にすべて捧げます」
そうして、クロウは微笑んだ。
あぁ、その顔。その空気感だ。
明るい笑顔なら、ギラギラしい太陽のように豪快に笑う、セドリックで見飽きている。
造形の美しさなら、シヴァーディの右に出る者はいないだろう。
でもクロウは。そのほのぼのとした、ささやかな微笑みが、可愛らしくて。
そして、心を柔らかくするような、楽しくなるような、安心するような…そんな空気感に。我は癒される。
それだ。癒しだな。
クロウと一緒にいると、我の心は癒されるのだ。だから、そばにいたいと思ってしまうのだ。
バミネにつけ入られぬように、我はいつも心を厳しく律し。隙を作らぬようにしてきた。
そんな刺々しい我を。クロウは包み込んでくれる。
あのささやかな微笑みは、我に、安らぎをもたらすのだ。
まるで、聖母に抱かれるように。心に安寧をくれる。
死神だと称したクロウを、聖母にたとえるなんてな。
しかし、死が目の前に見えている我には。相応しいのかもしれない。
クロウが許しをくれたから、我は唇と唇を合わせるだけの、キスをする。
あぁ、柔らかい。温かい。
腕の中の小さなクロウが、愛おしい。
今の我の願いは…死神に抱かれ、このぬくもりに包まれて、安らかに旅立ちたい、ということ。
おまえを好いていると言って、我はクロウの指先に、キスをした。
突然の告白に、クロウは。いろいろな表情を見せた。
戸惑ったり、頬をじんわりと紅潮させたり、なにかを思いついたり、眉間を寄せて我を憐れんだり…最後の方の感情は、汲み取れないが。
まぁ、クロウが非常に動揺しているということはわかる。
その顔を見て、おかしいと思って、笑いが込み上げそうにもなったのだが。
目の前のクロウに、触れたいという思いの方が強く高まった。
彼を、優しく包み込みたい。そして、優しく包まれたい。
温かい感情が、満ちあふれ。体も熱くなって変化する。汗をかき、吐息が震えた。
おまえは、我をどう想っている?
たずねると。彼は、なにやら言い淀んで。
そこで初めて、もしかしたら、嫌われているのではないかと、不安になる。
嫌われても仕方がないことを、今まで、さんざんクロウにしてきたのに。それを失念して。ズバリ聞いてしまった。
馬鹿みたいだが、クロウに拒絶されることを考えていなかったのだ。
どうしよう、拒絶されたら。嫌いと言われたら…。
国王だから、どんな相手でも選り取り見取り、などという時代ではないし。
それでなくても、我は、なにも成していない、情けない王だ。
剣を突き付けて脅したり、ハチがいると言って走らせたりもして。
さらには、男性同士であるし。
クロウの恋愛対象が女性なら、突っぱねてくることは大いにあり得た。
昨日は、ずっとそばにいると誓ってくれたけれど。
クロウ、本心はどうなのだ?
我のことを、嫌いになってはいないか?
心配で、問うようにみつめてしまう。
「お、お慕いしております」
顔を真っ赤にした、はにかむ顔で、クロウはそう言ってくれた。
悪い想像ばかりしていたから、クロウが『お慕いしております』と言ったときは。本当に、夢心地になった。
クロウは、究極に恥じらっているようで。耳や頬や、鼻の頭まで、赤くなっている。
とても直視できません、と言わんばかりに、目もオドオドさせていて。
初心で純情なクロウを目にし、その可憐さに。
我の心拍は、わかりやすく乱れ。息苦しさを感じた。
本当に、心臓の動きがヤバい。初恋心不全で死ぬかもしれない。
「それは、触れてもいいという意味か?」
可愛い仕草のクロウを見て、我は、もう我慢できなかった。
クロウが返事をする前に。
ずっと触れたいと思っていた、そのサクランボ色の唇に、己の唇を押し当てる。
柔らかい。
想像以上に、ふんわりとした弾力。
先ほど指先にしたキスとは、感触がまるで違った。
みずみずしい果物のようにしっとりとして。甘露なぬくもりに包み込まれて。
クロウの唇は、サクランボのような甘酸っぱい味はしなかったけれど、天にも昇る心地よさだった。
キスを続けたまま、クロウの顔の輪郭を手でなぞる。
己の手の動きが、ぎこちない。
クロウ相手に、とても緊張しているのだ。
そんな自分の不器用さに、笑いそうになる。
彼の髪も撫でた。海風に揺れる黒髪は、我の手に優しくからんで。指の間をスルリとすり抜ける。
そんな些細な感触までも、心地よかった。
ヒクリとクロウの体が揺れて、我は唇を離した。
すると、彼の瞳が涙ぐんでいて。
我は。胸になにかが刺さったかのような痛みを受けた。
どうしたのだ? どこか痛くしてしまったのか?
それとも、泣くほど、我とのキスが嫌だったのか?
クロウが泣くと、どうしたらいいかわからなくなる。
「申し訳ございません…でも。これからご結婚される陛下が、僕のような、平民の男に、触れてはなりません」
震える声で、なにやら必死な様子で、クロウは言った。
声だけではない。全身がぶるぶると震えている。
可哀想になって、我は、悲痛な声を出して謝る、クロウの肩を抱き寄せ。背中を撫でた。
小さい背中だな。
王への敬愛を、言葉でも態度でも示していたクロウが、王の所業を遮るのは、ものすごい葛藤があったのだろう。それでも、我の立場を思いやって、苦言を呈した。
的外れではあるが、優しい気遣いだ。
自分は、結婚などしないが。
我が結婚すると思い込んでいるクロウには、王族の男が男に触れることが、禁忌に思えたのかもしれない。
さて、どう説明したらよいか。
今、仕立てている衣装が、死に装束だとは言えないから。
婚礼衣装の態で。うまく辻褄を合わせなければならない。
この、小さき者を。我はもう、大事に想っている。傷つけたくはない。
そして、クロウに拒絶されたくもないのだ。
だから、うまくやらなければな。
「…我は、結婚はしない。いずれ…その話の片はつける。だが今は。すぐには、なにも決められない。けじめをつけぬうちに、おまえに手を伸ばすのは、不実なことだと、わかっている。だが…おまえのそばは、心地好い。ずっとそばに、いたいのだ」
黒瞳を潤ませているクロウが、我の腕の中、戸惑う様子でみつめる。
目の表情で、どういうことなのかと、問いかけているようだった。
「おまえは、我の心を初めて揺さぶった、特別な者だ。我を慕っていると、言ってくれて。とても嬉しかった。おまえは、柔らかくて、温かくて。こうして触れていると。なんだか、心が和むのだ。触れたいと思う、好きなのだ。だから…どうか。我が…おまえに触れることを、許してほしい」
「僕のような者が、許すなど…」
背を抱く手に、力を入れると。クロウは『陛下』とせつなげにつぶやいた。
その声音に、守ってやりたい、優しくしたい、この腕の中にずっと閉じ込めたい、という庇護の想いが高まった。
「この気持ちは、決して戯れではない。クロウが、好きだ。信じてくれ」
「信じます。イアン様のお気持ち、とても嬉しいです」
先ほどまで、とても心もとない顔をしていたのに。
今は、凛とした瞳の輝きで、クロウは我を、みつめている。
「昨日、そばにいると、誓いました。僕のこの気持ちも、戯れなどではありません。イアン様が望むものを、僕はイアン様にすべて捧げます」
そうして、クロウは微笑んだ。
あぁ、その顔。その空気感だ。
明るい笑顔なら、ギラギラしい太陽のように豪快に笑う、セドリックで見飽きている。
造形の美しさなら、シヴァーディの右に出る者はいないだろう。
でもクロウは。そのほのぼのとした、ささやかな微笑みが、可愛らしくて。
そして、心を柔らかくするような、楽しくなるような、安心するような…そんな空気感に。我は癒される。
それだ。癒しだな。
クロウと一緒にいると、我の心は癒されるのだ。だから、そばにいたいと思ってしまうのだ。
バミネにつけ入られぬように、我はいつも心を厳しく律し。隙を作らぬようにしてきた。
そんな刺々しい我を。クロウは包み込んでくれる。
あのささやかな微笑みは、我に、安らぎをもたらすのだ。
まるで、聖母に抱かれるように。心に安寧をくれる。
死神だと称したクロウを、聖母にたとえるなんてな。
しかし、死が目の前に見えている我には。相応しいのかもしれない。
クロウが許しをくれたから、我は唇と唇を合わせるだけの、キスをする。
あぁ、柔らかい。温かい。
腕の中の小さなクロウが、愛おしい。
今の我の願いは…死神に抱かれ、このぬくもりに包まれて、安らかに旅立ちたい、ということ。
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