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81 さっぱり理解できないよ
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◆さっぱり理解できないよ
「あぁ、楽しいね」
騎士に向かって、怒りを向けていたぼくに。バミネが言った。
ぼくは、濃茶の甲板を足で踏み鳴らし。きつい眼差しのままで、バミネを振り返る。
髪とマントが、潮風にゆらりと揺れた。
憤激をあらわにするぼくに、ひるむこともなく。どころか、茶化すような顔でバミネは告げた。
「学園に入る前から、神童と言われていた、有能な公爵令息が? 路頭に迷って? 学園にも通えずに針仕事をするなんて。最高に面白いじゃないか?」
ぼくは。ん? と首を傾げる。
神童って、誰のこと?
「おまえは、本当に、最高に、俺を楽しませてくれたぞ? 弟も母親も死んじゃってぇ、父親には捨てられてぇ、本当に可哀想だなぁ? その転落っぷりが、天から地へと、落差があればあるほど、俺はそれを見て、楽しくて仕方がなくなるんだよぉ、クロウ」
ヒャァハ、ハハハッ、と。変な引き笑いでバミネは笑い。
周りの騎士たちも笑った。しかし。
「人のものを盗んで、自分のものになった気でいるのは、愚かなことだ。つか、僕が学園に行かなくても、おまえが学園一の秀才になったわけでもないんだろ? 僕を差し置いて、父上の養子になれたのを、誇っているのか? 養子になっても、バジリスクの魔力がなければ、おまえは公爵家を継げないらしいじゃないか? それで、おまえはいったいなにを手にしているというんだ? なにもない。なにも、だ」
言い切ってやると、バミネが目を吊り上げて、真顔になった。
「人から奪った財産で、なぜ満足することができる? 人を貶めることを、なぜ、平然とやってのけるんだ? 僕には。おまえがドヤ顔で笑う、その意味が。さっぱり理解できないよ」
陛下から王位を奪おうとして。陛下の尊厳を貶めて。それで、なぜ笑えるのだ?
ぼくは、憤っている。あのように優しく、国民思いで、崇高な方を。死の恐怖で苦しめるバミネを。
許せるものか。
そのとき。ネックレスを持っていた騎士の顔に、チョンが飛びかかった。
急に攻撃された騎士は、チョンを顔からはがし、床に叩きつける。
「…チョン!」
でも、猫特有の柔らかさで、ふわりと着地する。
ホッとしたけど。
床に落ちたネックレスに手を伸ばすと。バミネが足でそれを蹴った。
くそっ。
甲板を、四つん這いで、バミネと一緒になって、ネックレスを追いかける。
勢いよく滑っていくネックレスは、船尾の方まで来てしまうが。
一瞬早く、バミネがネックレスを手にした。
そして、それを海に投げた。
「…っ、あり得ねぇっつぅのっ」
嘘でしょ? ヤバい、マジでヤバい。
あれは、命綱だ。決して失えない、希望の、細い、糸。
驚いている間も惜しいくらいに、ぼくは躊躇なく、欄干をのぼって海に飛び込んだ。
ザブンと水しぶきが上がる。
早朝の、まだ暗い海。
でも、ぼくは構わず、海の中に潜っていく。
青と黒とグレーが重なるような、色合いの中で。小さなネックレスを探すのは、不可能かもしれない。
でも。あきらめきれない。あきらめられるわけがないよ。
あれさえあれば。
あれで、陛下をお救い出来るなら。
ぼくが死んでも、あれだけは手にする。
大丈夫、ぼくにはチョンがいる。
ネックレスを手にできれば。きっと、あとはチョンが、陛下をお救いしてくれるだろう。
だから、ぼくは。死んでも、あきらめない。
その強い気持ちで、暗い海の中で、ネックレスを探した。
そうしたら。目の端で、なにかがキラリと光って。
ネックレスが、輝きを放ちながら、海の中へ落ちていくのが見えたんだ。
だめ。行かないで。
そこへめがけて、さらに深く潜っていくと。
チェーンの部分が指先に触れ。それを手繰り寄せた。
ヤッタ。
でも、もう息が苦しい。
てかさ、元々、ぼくは肺が小さいのだ。
だって、陛下とのキスも、うまくできないのだもの。すぐに息が上がって。陛下を満足させられないのだもの。
あぁ、陛下と。もっと、ずっと、長く、キスしていたい。
唇がふやけても離さないくらい、ずっとね。
肺活量…鍛えた方が良いな?
なんて。思考の現実逃避をしながら、一生懸命もがいて。溺れる寸前で、海面に顔を出せたよ。ブハッ。
そうしたら、なんか、黒いものが空から降ってきた。
チョンだ。
バミネが船から、チョンと、ぼくの荷物を海に投げ込んでいるところだった。
木製のボックス型鞄は、ぼくの近くにボスンと落ちて。
チョンは、手のひらをいっぱいに開いて、爪を出し、空中でアワアワしているのだが。
ぼくにはその情景が、スローモーションのように見えていた。
海に落ちる前に、ぼくは子猫を見事にキャッチ。
というか。海面に顔を出したところに、チョンが落ちてきたというか。
とにかく、海にボッチャンを回避。伸ばした手の中にチョンを捕まえた。
水がかからないよう、猫を頭の上に乗せることができたが。余程怖かったのだろう。チョンはぼくの頭に、ギウギウしがみついている。
爪、爪、痛いって。
つか…はぁぁあ?
「てめぇ、バミネ、なんてことしやがるんだ? 猫は水が苦手なんだぞ? それを海に落とすとか。どんだけ、極悪非道なんだっ! ひとでなしっ、鬼か、悪魔かっ。てめぇの母ちゃんでべそかっ」
頭に思いつく限りの悪口を言ってやったら。バミネが目を吊り上げた。
「貴様、これから国母となられる母上を、愚弄したな?」
バミネは怒り心頭で、手のひらに炎の玉を出す。
つか、母ちゃんでべそって、いつの時代も効くなぁ?
あ、バミネは一応、陛下の従兄弟だから。炎が出せるんだね?
しかし、それを海の中のぼくに投げつけてくるが。
海に触れれば、バミネの炎の玉は瞬時に消えてしまう。
陛下は。陛下の炎魔法は。海に落ちても、しばらくは消火しないで、燃えながら沈んでいくという。
それほどに高火力なのだ。
しかし、バミネの炎は。弱い。
同じ王家でも、魔力に差があるようだ。
「魔力、弱っ。そしてコントロール悪っ」
バミネは、一生懸命ぼくに炎を投げつけているが。全然当たらないんですけどぉ?
そのうち、はぁはぁ、荒い息をついて、肩を上下させ始めた。
ええぇぇ? 曲がりなりにも騎士なんでしょ? 体力なさすぎぃ?
バリバリインドア派のぼくに言われるのは、かなりひどいよ?
「おまえこそ、頭が悪いのではないか? 本当に神童だったのか? こんな海のど真ん中で、落とされて。俺を怒らせたら、死ぬしかないだろうが?」
だから。神童じゃないってば。そんなの知らんし。
そして、あぁそうだ。ぼくは馬鹿だよぉだ。
死んでも、おまえに一矢報いたいんだよぉだ。
「ま、生かす気など、最初からなかったがな? ひと月前に、予言しただろう? おまえが本土の地を踏むことは決してない、と」
「納品書は、いらないのか? これがなかったら、さすがに王宮も金を出さないんじゃね?」
海にぷかぷか浮きながら、バミネに投げかける。
別に助けの手を期待したわけじゃないが、バミネが手を伸ばして来たら、落としてやろうと思って。
つか、もう、やけくそな感じです。
「金は腐るほどある。ま、いくらあっても良いものだがな? クロウ、おまえは。島で陛下に成敗されたことにしてやる。陛下は、ご乱心だ。なんの咎もない平民を手にかけたのだからな。俺がすぐにも、御諫めしてやらなければな? 本土に戻って報告したら。すぐにも騎士団を島に派遣する。おまえの死に装束を、陛下が着るのは、もう間近だ。あの世で、陛下をお迎えしてやれ? 公爵令息、クロウ・バジリスクよ」
ハハハッという、バミネの高笑いが響く中。帆船は本土に向かって、進んでいった。
海の真ん中に。ポツリとぼくたちを残して。
「あぁ、楽しいね」
騎士に向かって、怒りを向けていたぼくに。バミネが言った。
ぼくは、濃茶の甲板を足で踏み鳴らし。きつい眼差しのままで、バミネを振り返る。
髪とマントが、潮風にゆらりと揺れた。
憤激をあらわにするぼくに、ひるむこともなく。どころか、茶化すような顔でバミネは告げた。
「学園に入る前から、神童と言われていた、有能な公爵令息が? 路頭に迷って? 学園にも通えずに針仕事をするなんて。最高に面白いじゃないか?」
ぼくは。ん? と首を傾げる。
神童って、誰のこと?
「おまえは、本当に、最高に、俺を楽しませてくれたぞ? 弟も母親も死んじゃってぇ、父親には捨てられてぇ、本当に可哀想だなぁ? その転落っぷりが、天から地へと、落差があればあるほど、俺はそれを見て、楽しくて仕方がなくなるんだよぉ、クロウ」
ヒャァハ、ハハハッ、と。変な引き笑いでバミネは笑い。
周りの騎士たちも笑った。しかし。
「人のものを盗んで、自分のものになった気でいるのは、愚かなことだ。つか、僕が学園に行かなくても、おまえが学園一の秀才になったわけでもないんだろ? 僕を差し置いて、父上の養子になれたのを、誇っているのか? 養子になっても、バジリスクの魔力がなければ、おまえは公爵家を継げないらしいじゃないか? それで、おまえはいったいなにを手にしているというんだ? なにもない。なにも、だ」
言い切ってやると、バミネが目を吊り上げて、真顔になった。
「人から奪った財産で、なぜ満足することができる? 人を貶めることを、なぜ、平然とやってのけるんだ? 僕には。おまえがドヤ顔で笑う、その意味が。さっぱり理解できないよ」
陛下から王位を奪おうとして。陛下の尊厳を貶めて。それで、なぜ笑えるのだ?
ぼくは、憤っている。あのように優しく、国民思いで、崇高な方を。死の恐怖で苦しめるバミネを。
許せるものか。
そのとき。ネックレスを持っていた騎士の顔に、チョンが飛びかかった。
急に攻撃された騎士は、チョンを顔からはがし、床に叩きつける。
「…チョン!」
でも、猫特有の柔らかさで、ふわりと着地する。
ホッとしたけど。
床に落ちたネックレスに手を伸ばすと。バミネが足でそれを蹴った。
くそっ。
甲板を、四つん這いで、バミネと一緒になって、ネックレスを追いかける。
勢いよく滑っていくネックレスは、船尾の方まで来てしまうが。
一瞬早く、バミネがネックレスを手にした。
そして、それを海に投げた。
「…っ、あり得ねぇっつぅのっ」
嘘でしょ? ヤバい、マジでヤバい。
あれは、命綱だ。決して失えない、希望の、細い、糸。
驚いている間も惜しいくらいに、ぼくは躊躇なく、欄干をのぼって海に飛び込んだ。
ザブンと水しぶきが上がる。
早朝の、まだ暗い海。
でも、ぼくは構わず、海の中に潜っていく。
青と黒とグレーが重なるような、色合いの中で。小さなネックレスを探すのは、不可能かもしれない。
でも。あきらめきれない。あきらめられるわけがないよ。
あれさえあれば。
あれで、陛下をお救い出来るなら。
ぼくが死んでも、あれだけは手にする。
大丈夫、ぼくにはチョンがいる。
ネックレスを手にできれば。きっと、あとはチョンが、陛下をお救いしてくれるだろう。
だから、ぼくは。死んでも、あきらめない。
その強い気持ちで、暗い海の中で、ネックレスを探した。
そうしたら。目の端で、なにかがキラリと光って。
ネックレスが、輝きを放ちながら、海の中へ落ちていくのが見えたんだ。
だめ。行かないで。
そこへめがけて、さらに深く潜っていくと。
チェーンの部分が指先に触れ。それを手繰り寄せた。
ヤッタ。
でも、もう息が苦しい。
てかさ、元々、ぼくは肺が小さいのだ。
だって、陛下とのキスも、うまくできないのだもの。すぐに息が上がって。陛下を満足させられないのだもの。
あぁ、陛下と。もっと、ずっと、長く、キスしていたい。
唇がふやけても離さないくらい、ずっとね。
肺活量…鍛えた方が良いな?
なんて。思考の現実逃避をしながら、一生懸命もがいて。溺れる寸前で、海面に顔を出せたよ。ブハッ。
そうしたら、なんか、黒いものが空から降ってきた。
チョンだ。
バミネが船から、チョンと、ぼくの荷物を海に投げ込んでいるところだった。
木製のボックス型鞄は、ぼくの近くにボスンと落ちて。
チョンは、手のひらをいっぱいに開いて、爪を出し、空中でアワアワしているのだが。
ぼくにはその情景が、スローモーションのように見えていた。
海に落ちる前に、ぼくは子猫を見事にキャッチ。
というか。海面に顔を出したところに、チョンが落ちてきたというか。
とにかく、海にボッチャンを回避。伸ばした手の中にチョンを捕まえた。
水がかからないよう、猫を頭の上に乗せることができたが。余程怖かったのだろう。チョンはぼくの頭に、ギウギウしがみついている。
爪、爪、痛いって。
つか…はぁぁあ?
「てめぇ、バミネ、なんてことしやがるんだ? 猫は水が苦手なんだぞ? それを海に落とすとか。どんだけ、極悪非道なんだっ! ひとでなしっ、鬼か、悪魔かっ。てめぇの母ちゃんでべそかっ」
頭に思いつく限りの悪口を言ってやったら。バミネが目を吊り上げた。
「貴様、これから国母となられる母上を、愚弄したな?」
バミネは怒り心頭で、手のひらに炎の玉を出す。
つか、母ちゃんでべそって、いつの時代も効くなぁ?
あ、バミネは一応、陛下の従兄弟だから。炎が出せるんだね?
しかし、それを海の中のぼくに投げつけてくるが。
海に触れれば、バミネの炎の玉は瞬時に消えてしまう。
陛下は。陛下の炎魔法は。海に落ちても、しばらくは消火しないで、燃えながら沈んでいくという。
それほどに高火力なのだ。
しかし、バミネの炎は。弱い。
同じ王家でも、魔力に差があるようだ。
「魔力、弱っ。そしてコントロール悪っ」
バミネは、一生懸命ぼくに炎を投げつけているが。全然当たらないんですけどぉ?
そのうち、はぁはぁ、荒い息をついて、肩を上下させ始めた。
ええぇぇ? 曲がりなりにも騎士なんでしょ? 体力なさすぎぃ?
バリバリインドア派のぼくに言われるのは、かなりひどいよ?
「おまえこそ、頭が悪いのではないか? 本当に神童だったのか? こんな海のど真ん中で、落とされて。俺を怒らせたら、死ぬしかないだろうが?」
だから。神童じゃないってば。そんなの知らんし。
そして、あぁそうだ。ぼくは馬鹿だよぉだ。
死んでも、おまえに一矢報いたいんだよぉだ。
「ま、生かす気など、最初からなかったがな? ひと月前に、予言しただろう? おまえが本土の地を踏むことは決してない、と」
「納品書は、いらないのか? これがなかったら、さすがに王宮も金を出さないんじゃね?」
海にぷかぷか浮きながら、バミネに投げかける。
別に助けの手を期待したわけじゃないが、バミネが手を伸ばして来たら、落としてやろうと思って。
つか、もう、やけくそな感じです。
「金は腐るほどある。ま、いくらあっても良いものだがな? クロウ、おまえは。島で陛下に成敗されたことにしてやる。陛下は、ご乱心だ。なんの咎もない平民を手にかけたのだからな。俺がすぐにも、御諫めしてやらなければな? 本土に戻って報告したら。すぐにも騎士団を島に派遣する。おまえの死に装束を、陛下が着るのは、もう間近だ。あの世で、陛下をお迎えしてやれ? 公爵令息、クロウ・バジリスクよ」
ハハハッという、バミネの高笑いが響く中。帆船は本土に向かって、進んでいった。
海の真ん中に。ポツリとぼくたちを残して。
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