74 / 94
72 ある女の回顧(5)
しおりを挟む
そうして回想は終わる。
アン、いや、ソフィアは動揺した。
まさかルドヴィカが自分を認識していたとは思わなかった。
いつも公爵家では疲れて生気のない目をしていて、使用人のことなど気にかけていないと思っていた。
「やっぱりというのは私だと気づいていたのですか」
「アリアンヌが大公家へ行く前にあなたのことも調べていたことがあったの」
あの時の立ち居振る舞いから妙に期待してしまい、ルドヴィカは彼女の身辺調査をした。
タッソ卿、父の騎士の娘であった。継母との折り合いが悪く、母親は不幸の事故でなくなった。
このあたりが引っかかりさらに調べてみると、自分と同じ鼠色の髪であったことが判明した。
同時に遠縁の叔母であることも知った。
船の中でアンの話、事件後のルフィーノの話を聞いたときにすぐにソフィア・タッソの名を思い浮かべた。
一部のことを除いて参考になればとルフィーノに情報を提供している。
その一部がソフィアの母の自殺であった。理由はおそらくは予想がつく。
「わかった上で、私に声をかけたのですか」
「あなたが私に執着しているのであればお茶を淹れにきてくれると思ったわ」
「立場が逆転になったからといっていい気にならないでくれません!?」
ソフィアはルドヴィカを怒鳴った。
「けほっ、ごほ!」
反動でソフィアは苦し気にせき込んだ。ひゅーとした声が聞こえた。
魔法を封じたチョーカーの影響である。はじめは強いめまいや不快感を伴うものであるが、繰り返し使うと血流に作用し心臓を傷めつける。
今のはずみで心臓の負担がまし、心不全を引き起こしたようである。
「すぐにフランチェスカ嬢が来るわ。少し座って安静にしなさい」
ルドヴィカはソフィアへ手を差し伸ばした。
「良い気にならないで!」
ソフィアはルドヴィカの手を払いのける。
「私を嘲笑えばいいでしょう。このまま苦しみながら死ぬのを眺めておけばいいでしょう」
「苦しいのは嫌だわ」
ルドヴィカはぽつりとつぶやいた。
「はぁはぁ、アリアンヌ嬢は苦しんで死ぬ様子をみるのを好んでいましたよ」
ソフィアはくすっと笑った。
池に放り込んだ死体の中にはただ殺されるだけではなく、アリアンヌの好みで苦しんで死んでいったものもいた。
アリアンヌは幼児的な残虐性を持っており、使用人を苦しんで死ぬ様子をみて興奮を覚えていた。
「それは、聞きたくない情報だったわ」
ルドヴィカは眉をひそめた。妹の残酷な嗜好を聞かされるとは思わなかった。
とはいえ、耳を覆ってはならない問題である。
何故アリアンヌはああなってしまったか理解に苦しむが、今はそんなことよりもソフィアのことを優先しなければならない。
「あなたを道連れにすればと思ったのに……ほんと、ざんねん」
ルドヴィカが求めたアップルティーの中には毒を盛っていた。
どうせ自分は死ぬのだし、何かをもってルドヴィカに危害を加えたいと思った。
そこでルドヴィカの目にとまりあっさりと彼女に近づける。彼女の口につきそうなものに手をつけれる。
そう思ってしまった。
冷静に考えれば罠だとわかるのに、それだけ今のソフィアには余裕がなくなっていた。
「いいわよ。もう、私はたくさん人を殺したもの。これは罰ね」
「罰を勝手に決めないで」
ルドヴィカはソフィアを叱咤した。
「あなたは生きて、事実を白日のもとにさらすのよ。あなたの手によって葬られた人たちの名誉を挽回させるの。その上で、裁判で決められた刑を受けなさい」
「どうせ死ぬのは一緒でしょ……」
ソフィアは目を細めてルドヴィカを見つめた。
忌々しい鼠色の髪、母と同じ綺麗な髪。
どうして母はあんな惨めな最期だったのに、この人は堂々とできるのだろう。
フランチェスカが部屋を訪れたときにはもう彼女の手に余る状況であった。
どれだけ自分を痛めつけながらも魔法を行使し続けたのだろう。
ルフィーノの魔法封じのチョーカーの負荷がどんどん大きくなっていくのに、そのはずみで彼女に与えられた突然死の呪いも発動してしまった。
ソフィア・タッソは名前すら忘れた状態で最期を迎えるはずであった。
ルドヴィカが彼女のことを覚えていた為、墓石には彼女の名前が刻まれることとなる。
「殿下、私の我儘を聞いてくれてありがとうございました」
ルドヴィカは葬儀を終えた後、ジャンルイジ大公にお礼を言った。
簡単な葬儀であった。
それでも、一連の事件の犯人であったソフィアの葬儀としては破格なものであっただろう。
「適当に代理をたててすませてもよかったのだろう」
「いいえ、一応私の親戚のようですし」
そういわれればジャンルイジ大公は何も言えない。
ただ、ソフィアの墓は大公城からずっと離れた場所にするようにと指定した。人里離れた寂しい場所である。
「それで、お前の部屋に関しては本当に移動はしなくてもいいのか?」
「女主人の部屋ですよ。それとも殿下は私が隣室にいるのは嫌なのですか?」
「いや、そういうわけでは……」
一応暗殺者が死んだ場所だし、不吉だと部屋を移りたいと思うかもしれないと思っての言葉であった。
「それよりも、またお前は私に怒られることをしたのだからそこに座れ」
ジャンルイジ大公はパルドンが用意した椅子にルドヴィカを座らせた。
「お前はまた危険な目に遭おうとしたな」
ジャンルイジ大公が怒っていること。それは誰にも言わずに逃亡中のアン、ソフィアを部屋へ招き入れたことだ。
「遭おうだなんて……外には騎士たちもいたし、何かあればすぐに大声出すつもりだったし。フランチェスカ嬢もすぐ来る予定だったし」
「犯罪者を自室に招くあほがどこにいる!」
ジャンルイジ大公はがみがみとルドヴィカに説教をした。
フランチェスカが仲裁に入る2時間、ルドヴィカは耳が痛くなるまでジャンルイジ大公の説教を聞き続ける羽目になった。
アン、いや、ソフィアは動揺した。
まさかルドヴィカが自分を認識していたとは思わなかった。
いつも公爵家では疲れて生気のない目をしていて、使用人のことなど気にかけていないと思っていた。
「やっぱりというのは私だと気づいていたのですか」
「アリアンヌが大公家へ行く前にあなたのことも調べていたことがあったの」
あの時の立ち居振る舞いから妙に期待してしまい、ルドヴィカは彼女の身辺調査をした。
タッソ卿、父の騎士の娘であった。継母との折り合いが悪く、母親は不幸の事故でなくなった。
このあたりが引っかかりさらに調べてみると、自分と同じ鼠色の髪であったことが判明した。
同時に遠縁の叔母であることも知った。
船の中でアンの話、事件後のルフィーノの話を聞いたときにすぐにソフィア・タッソの名を思い浮かべた。
一部のことを除いて参考になればとルフィーノに情報を提供している。
その一部がソフィアの母の自殺であった。理由はおそらくは予想がつく。
「わかった上で、私に声をかけたのですか」
「あなたが私に執着しているのであればお茶を淹れにきてくれると思ったわ」
「立場が逆転になったからといっていい気にならないでくれません!?」
ソフィアはルドヴィカを怒鳴った。
「けほっ、ごほ!」
反動でソフィアは苦し気にせき込んだ。ひゅーとした声が聞こえた。
魔法を封じたチョーカーの影響である。はじめは強いめまいや不快感を伴うものであるが、繰り返し使うと血流に作用し心臓を傷めつける。
今のはずみで心臓の負担がまし、心不全を引き起こしたようである。
「すぐにフランチェスカ嬢が来るわ。少し座って安静にしなさい」
ルドヴィカはソフィアへ手を差し伸ばした。
「良い気にならないで!」
ソフィアはルドヴィカの手を払いのける。
「私を嘲笑えばいいでしょう。このまま苦しみながら死ぬのを眺めておけばいいでしょう」
「苦しいのは嫌だわ」
ルドヴィカはぽつりとつぶやいた。
「はぁはぁ、アリアンヌ嬢は苦しんで死ぬ様子をみるのを好んでいましたよ」
ソフィアはくすっと笑った。
池に放り込んだ死体の中にはただ殺されるだけではなく、アリアンヌの好みで苦しんで死んでいったものもいた。
アリアンヌは幼児的な残虐性を持っており、使用人を苦しんで死ぬ様子をみて興奮を覚えていた。
「それは、聞きたくない情報だったわ」
ルドヴィカは眉をひそめた。妹の残酷な嗜好を聞かされるとは思わなかった。
とはいえ、耳を覆ってはならない問題である。
何故アリアンヌはああなってしまったか理解に苦しむが、今はそんなことよりもソフィアのことを優先しなければならない。
「あなたを道連れにすればと思ったのに……ほんと、ざんねん」
ルドヴィカが求めたアップルティーの中には毒を盛っていた。
どうせ自分は死ぬのだし、何かをもってルドヴィカに危害を加えたいと思った。
そこでルドヴィカの目にとまりあっさりと彼女に近づける。彼女の口につきそうなものに手をつけれる。
そう思ってしまった。
冷静に考えれば罠だとわかるのに、それだけ今のソフィアには余裕がなくなっていた。
「いいわよ。もう、私はたくさん人を殺したもの。これは罰ね」
「罰を勝手に決めないで」
ルドヴィカはソフィアを叱咤した。
「あなたは生きて、事実を白日のもとにさらすのよ。あなたの手によって葬られた人たちの名誉を挽回させるの。その上で、裁判で決められた刑を受けなさい」
「どうせ死ぬのは一緒でしょ……」
ソフィアは目を細めてルドヴィカを見つめた。
忌々しい鼠色の髪、母と同じ綺麗な髪。
どうして母はあんな惨めな最期だったのに、この人は堂々とできるのだろう。
フランチェスカが部屋を訪れたときにはもう彼女の手に余る状況であった。
どれだけ自分を痛めつけながらも魔法を行使し続けたのだろう。
ルフィーノの魔法封じのチョーカーの負荷がどんどん大きくなっていくのに、そのはずみで彼女に与えられた突然死の呪いも発動してしまった。
ソフィア・タッソは名前すら忘れた状態で最期を迎えるはずであった。
ルドヴィカが彼女のことを覚えていた為、墓石には彼女の名前が刻まれることとなる。
「殿下、私の我儘を聞いてくれてありがとうございました」
ルドヴィカは葬儀を終えた後、ジャンルイジ大公にお礼を言った。
簡単な葬儀であった。
それでも、一連の事件の犯人であったソフィアの葬儀としては破格なものであっただろう。
「適当に代理をたててすませてもよかったのだろう」
「いいえ、一応私の親戚のようですし」
そういわれればジャンルイジ大公は何も言えない。
ただ、ソフィアの墓は大公城からずっと離れた場所にするようにと指定した。人里離れた寂しい場所である。
「それで、お前の部屋に関しては本当に移動はしなくてもいいのか?」
「女主人の部屋ですよ。それとも殿下は私が隣室にいるのは嫌なのですか?」
「いや、そういうわけでは……」
一応暗殺者が死んだ場所だし、不吉だと部屋を移りたいと思うかもしれないと思っての言葉であった。
「それよりも、またお前は私に怒られることをしたのだからそこに座れ」
ジャンルイジ大公はパルドンが用意した椅子にルドヴィカを座らせた。
「お前はまた危険な目に遭おうとしたな」
ジャンルイジ大公が怒っていること。それは誰にも言わずに逃亡中のアン、ソフィアを部屋へ招き入れたことだ。
「遭おうだなんて……外には騎士たちもいたし、何かあればすぐに大声出すつもりだったし。フランチェスカ嬢もすぐ来る予定だったし」
「犯罪者を自室に招くあほがどこにいる!」
ジャンルイジ大公はがみがみとルドヴィカに説教をした。
フランチェスカが仲裁に入る2時間、ルドヴィカは耳が痛くなるまでジャンルイジ大公の説教を聞き続ける羽目になった。
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ツンデレ王子とヤンデレ執事 (旧 安息を求めた婚約破棄(連載版))
あみにあ
恋愛
公爵家の長女として生まれたシャーロット。
学ぶことが好きで、気が付けば皆の手本となる令嬢へ成長した。
だけど突然妹であるシンシアに嫌われ、そしてなぜか自分を嫌っている第一王子マーティンとの婚約が決まってしまった。
窮屈で居心地の悪い世界で、これが自分のあるべき姿だと言い聞かせるレールにそった人生を歩んでいく。
そんなときある夜会で騎士と出会った。
その騎士との出会いに、新たな想いが芽生え始めるが、彼女に選択できる自由はない。
そして思い悩んだ末、シャーロットが導きだした答えとは……。
表紙イラスト:San+様(Twitterアカウント@San_plus_)
※以前、短編にて投稿しておりました「安息を求めた婚約破棄」の連載版となります。短編を読んでいない方にもわかるようになっておりますので、ご安心下さい。
結末は短編と違いがございますので、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。
※毎日更新、全3部構成 全81話。(2020年3月7日21時完結)
★おまけ投稿中★
※小説家になろう様でも掲載しております。
「殿下、人違いです」どうぞヒロインのところへ行って下さい
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームを元にした人気のライトノベルの世界でした。
しかも、定番の悪役令嬢。
いえ、別にざまあされるヒロインにはなりたくないですし、婚約者のいる相手にすり寄るビッチなヒロインにもなりたくないです。
ですから婚約者の王子様。
私はいつでも婚約破棄を受け入れますので、どうぞヒロインのところに行って下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる