55 / 92
#54
しおりを挟む
急いで玉座の間へとやって来た俺だったが、部屋の中ほどまで進んだタイミングで、隠形魔法が解けてしまう。
「貴様! どうやってここまで!」
当然、護衛騎士たちに見つかりあっという間に取り囲まれてしまう。
「やれやれ。思ったより解けるのが早いよ……」
感覚的にもうちょい持つかと思っていたのだが、それは間違いだったらしい。
そう考えている間にも、騎士達が警戒しつつも包囲の輪を狭めてくる。
と、その時だった。
「待ちなさい。……少しその男に話を聞きたいのです」
玉座から立ち上がり前に進み出た金髪碧眼の青年――勇者ナギサが、そう言って護衛騎士達を制止する。
「……ですが」
「あの男は恐らく邪神ステラシオンが遣わした存在です。あなた達では、抑えるのは難しいでしょう」
そう言いつつ、ナギサは腰から剣を引き抜き、臨戦態勢を取る。
その動きに応じて、残りの2人もそれに習う。
「一人でこんなところにノコノコと出て来て、一体どういうつもりです? まさか僕たち勇者3人を相手にして、一人で勝てるとでも?」
ナギサが訝し気な表情で、そう俺に問うてくる。
「まあ、やってみないと分からないけど、多分、行けるんじゃね?」
構えから察するに、黒髪眼鏡の青年――勇者サトルには体術が、黒髪ポニーテールの女性――勇者ツバキには剣道の心得があると見える。
だが、そんな常識的な技は、南宮流古武術の前には通用しない。
「……魔力に関するギフトをあなたは持ってるようですね? 確かに凄い魔力だ。ですがね、魔法なんかよりも強い力がこの世には存在するんですよ!」
ナギサが構えていた剣が消えたかと思うと、いつの間にか大型の機関銃らしき物体を構えていた。
普通は一人で扱えるような代物ではないが、勇者としての膂力のおかげか、軽々と持ち上げている。
「あはははっ! 死になさい!」
そんな言葉と共に、ナギサが持つ重機関銃が火を噴く。
そして無数にも思える銃弾の雨が一斉に俺を襲う。
……おいおい、いきなりかよ。
面倒だと思いつつも、俺は対処に動く。
直後、銃弾によって抉られた床の破片たちが大きく宙を舞い、俺の姿を覆い隠した。
「あははっ! 女神様やりましたよ!」
俺の死体を確認することもなく、ナギサが勝利を確信したかのような哄笑を上げる。
「いや、何喜んでるんだ?」
ナギサのお気楽さ加減に呆れた俺は、思わずそうツッコミを入れる。
「なっ、どうして!?」
その理由にはなんの捻りも存在しない。
ただ俺の周囲に展開した風魔法の結界によって、銃弾を全て逸らしたに過ぎない。
「で、魔法より強い力ってのは、一体どこにあるんだ?」
俺は挑発めいた声色で、そうナギサに尋ねる。
「くっそぉぉぉ! 僕を馬鹿にするなぁっ!」
ナギサがそう叫びながら、重機関銃を消し、何かを生み出そうとするが、
「やめなさい、ナギサ!」
これまで事態を静観していたツバキが一歩前へと進み出て、ナギサに対し制止の言葉をかける。
「ですがっ!」
「いいからナギサは黙ってなさい。……ねぇ、あなた、名前は?」
尚も言い募るナギサを黙らせ、ツバキがこちらへと視線を向ける。
「うん? ああ、俺の名前はミナミヤコウヤ。まあ、今は只のコウヤだな」
「嘘は言っていないようね……」
握った大剣を撫でながら、そんな事を呟くツバキ。
大剣の持つ能力で、こちらが嘘をついていないか確認しているのだろう。
とここで、何かに気付いたかのように、ツバキの顔色が急速に変化する。
「って、え? ミナミヤコウヤ……? あなたまさか、ミナミヤビャクヤの関係者?」
俺と同じ世界の、まして日本人なら爺の事を知っていてもおかしい事はない。
一応、各国政府が必死に情報統制を掛けていたはずだが、ネットがある今の時代に、そんなもので隠し通せる人間じゃないからなぁ……。
「まあ、そのなんだ、一応孫だ」
「……そ、そう」
自分で聞いておいて、ツバキはどこか気まずそうに目を逸らしてくる。
失礼な奴め。
「おい、コウヤと言ったか? お前、本当に"ビッグスマッシャー"の孫なのか?」
これまでずっと無言だったサトルが、食い入るような表情でそう聞いて来る。
ちなみに"ビッグスマッシャー"とは、爺さんが持つ渾名の一つだ。
この渾名は、以前に爺さんが日本の隣の某国一帯を、丸ごと消滅させた事件に由来する。
それによって、某大国全てと周辺国家の一部が世界地図から消え、日本は領海を大きく広げる事態となった。
そして何より酷いのが、そんなトンデモない事を爺さんがやらかした理由が「ただ気に食わなかっただけ」である事は、一生墓まで持っていくつもりだ。
俺もあの辺りの連中には大分嫌がらせを受けていたが、「何もそこまでやらなくとも……」と、当時は同情した覚えがある。
「あ、ああ、不本意ながらな」
「なるほど。これは楽しくなってきた。"ビッグスマッシャー"の孫もかなりのやり手だったと噂に聞いている。ここは一つ手合わせ願おうか」
そう言ってサトルが、素手で構えを取る。
こいつら、なんか俺よりも好戦的じゃね?
「いやいや待て待て。俺はお前らと戦いに来た訳じゃない。ただちょっと話を聞かせて欲しいだけだ」
「……話って何よ?」
黙ったサトルに代わり、ツバキがそう返してくる。
「なぁ、お前らさ。一体何が目的なんだ?」
「何が目的って……。女神様から下された使命を果たす事よ」
何を当たり前のことを、そう言わんばかりの強い口調でツバキは言う。
「ふむ、その下された使命ってのは具体的には?」
「邪神の支配からこの国の民たちを救うことよ!」
邪神とは女神ステラシオンの事を指しているのだろう。
……まあとても善良な神とは言い難い存在だし、邪神扱いも已む無しだな。
「だからって、クーデター画策して、戦争引き起こすのは流石にやり過ぎじゃね?」
俺らしくない極真っ当なツッコミを入れる。
「うっ、まあそれは……」
ツバキもその辺りについては、実は内心かなり気にしていたのだろう。
図星を刺されたように押し黙る。
「うるさい! 女神様の言葉は絶対なんだ! 大体、この国の連中がいくら死のうが僕の知ったこっちゃない!」
「ナギサ、あなたっ……!」
吐き捨てるように叫ぶナギサを、キッとツバキが睨み付ける。
大体だが、勇者たちがそれぞれが、どんな連中なのかなんとなく俺にも見えてきた。
……よし、まずはこのナギサとかいう奴をちょっとシメる事にしよう。
「貴様! どうやってここまで!」
当然、護衛騎士たちに見つかりあっという間に取り囲まれてしまう。
「やれやれ。思ったより解けるのが早いよ……」
感覚的にもうちょい持つかと思っていたのだが、それは間違いだったらしい。
そう考えている間にも、騎士達が警戒しつつも包囲の輪を狭めてくる。
と、その時だった。
「待ちなさい。……少しその男に話を聞きたいのです」
玉座から立ち上がり前に進み出た金髪碧眼の青年――勇者ナギサが、そう言って護衛騎士達を制止する。
「……ですが」
「あの男は恐らく邪神ステラシオンが遣わした存在です。あなた達では、抑えるのは難しいでしょう」
そう言いつつ、ナギサは腰から剣を引き抜き、臨戦態勢を取る。
その動きに応じて、残りの2人もそれに習う。
「一人でこんなところにノコノコと出て来て、一体どういうつもりです? まさか僕たち勇者3人を相手にして、一人で勝てるとでも?」
ナギサが訝し気な表情で、そう俺に問うてくる。
「まあ、やってみないと分からないけど、多分、行けるんじゃね?」
構えから察するに、黒髪眼鏡の青年――勇者サトルには体術が、黒髪ポニーテールの女性――勇者ツバキには剣道の心得があると見える。
だが、そんな常識的な技は、南宮流古武術の前には通用しない。
「……魔力に関するギフトをあなたは持ってるようですね? 確かに凄い魔力だ。ですがね、魔法なんかよりも強い力がこの世には存在するんですよ!」
ナギサが構えていた剣が消えたかと思うと、いつの間にか大型の機関銃らしき物体を構えていた。
普通は一人で扱えるような代物ではないが、勇者としての膂力のおかげか、軽々と持ち上げている。
「あはははっ! 死になさい!」
そんな言葉と共に、ナギサが持つ重機関銃が火を噴く。
そして無数にも思える銃弾の雨が一斉に俺を襲う。
……おいおい、いきなりかよ。
面倒だと思いつつも、俺は対処に動く。
直後、銃弾によって抉られた床の破片たちが大きく宙を舞い、俺の姿を覆い隠した。
「あははっ! 女神様やりましたよ!」
俺の死体を確認することもなく、ナギサが勝利を確信したかのような哄笑を上げる。
「いや、何喜んでるんだ?」
ナギサのお気楽さ加減に呆れた俺は、思わずそうツッコミを入れる。
「なっ、どうして!?」
その理由にはなんの捻りも存在しない。
ただ俺の周囲に展開した風魔法の結界によって、銃弾を全て逸らしたに過ぎない。
「で、魔法より強い力ってのは、一体どこにあるんだ?」
俺は挑発めいた声色で、そうナギサに尋ねる。
「くっそぉぉぉ! 僕を馬鹿にするなぁっ!」
ナギサがそう叫びながら、重機関銃を消し、何かを生み出そうとするが、
「やめなさい、ナギサ!」
これまで事態を静観していたツバキが一歩前へと進み出て、ナギサに対し制止の言葉をかける。
「ですがっ!」
「いいからナギサは黙ってなさい。……ねぇ、あなた、名前は?」
尚も言い募るナギサを黙らせ、ツバキがこちらへと視線を向ける。
「うん? ああ、俺の名前はミナミヤコウヤ。まあ、今は只のコウヤだな」
「嘘は言っていないようね……」
握った大剣を撫でながら、そんな事を呟くツバキ。
大剣の持つ能力で、こちらが嘘をついていないか確認しているのだろう。
とここで、何かに気付いたかのように、ツバキの顔色が急速に変化する。
「って、え? ミナミヤコウヤ……? あなたまさか、ミナミヤビャクヤの関係者?」
俺と同じ世界の、まして日本人なら爺の事を知っていてもおかしい事はない。
一応、各国政府が必死に情報統制を掛けていたはずだが、ネットがある今の時代に、そんなもので隠し通せる人間じゃないからなぁ……。
「まあ、そのなんだ、一応孫だ」
「……そ、そう」
自分で聞いておいて、ツバキはどこか気まずそうに目を逸らしてくる。
失礼な奴め。
「おい、コウヤと言ったか? お前、本当に"ビッグスマッシャー"の孫なのか?」
これまでずっと無言だったサトルが、食い入るような表情でそう聞いて来る。
ちなみに"ビッグスマッシャー"とは、爺さんが持つ渾名の一つだ。
この渾名は、以前に爺さんが日本の隣の某国一帯を、丸ごと消滅させた事件に由来する。
それによって、某大国全てと周辺国家の一部が世界地図から消え、日本は領海を大きく広げる事態となった。
そして何より酷いのが、そんなトンデモない事を爺さんがやらかした理由が「ただ気に食わなかっただけ」である事は、一生墓まで持っていくつもりだ。
俺もあの辺りの連中には大分嫌がらせを受けていたが、「何もそこまでやらなくとも……」と、当時は同情した覚えがある。
「あ、ああ、不本意ながらな」
「なるほど。これは楽しくなってきた。"ビッグスマッシャー"の孫もかなりのやり手だったと噂に聞いている。ここは一つ手合わせ願おうか」
そう言ってサトルが、素手で構えを取る。
こいつら、なんか俺よりも好戦的じゃね?
「いやいや待て待て。俺はお前らと戦いに来た訳じゃない。ただちょっと話を聞かせて欲しいだけだ」
「……話って何よ?」
黙ったサトルに代わり、ツバキがそう返してくる。
「なぁ、お前らさ。一体何が目的なんだ?」
「何が目的って……。女神様から下された使命を果たす事よ」
何を当たり前のことを、そう言わんばかりの強い口調でツバキは言う。
「ふむ、その下された使命ってのは具体的には?」
「邪神の支配からこの国の民たちを救うことよ!」
邪神とは女神ステラシオンの事を指しているのだろう。
……まあとても善良な神とは言い難い存在だし、邪神扱いも已む無しだな。
「だからって、クーデター画策して、戦争引き起こすのは流石にやり過ぎじゃね?」
俺らしくない極真っ当なツッコミを入れる。
「うっ、まあそれは……」
ツバキもその辺りについては、実は内心かなり気にしていたのだろう。
図星を刺されたように押し黙る。
「うるさい! 女神様の言葉は絶対なんだ! 大体、この国の連中がいくら死のうが僕の知ったこっちゃない!」
「ナギサ、あなたっ……!」
吐き捨てるように叫ぶナギサを、キッとツバキが睨み付ける。
大体だが、勇者たちがそれぞれが、どんな連中なのかなんとなく俺にも見えてきた。
……よし、まずはこのナギサとかいう奴をちょっとシメる事にしよう。
192
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる