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第1章 幼少期編
第9話 祭り
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「フィリア!今日は祭りだ!」
「ふぇ!?」
起きてきてすぐにそんなことを言われた。祭り?
「あなた!そんないきなり言っても分かるわけないでしょ!」
「あ、そうだな。すまんフィリア」
「ううん。それで?祭りって?」
「ああ。この前のスタンピードを撃破したお祝いみたいなもんだ」
「ほー」
なるほど。確かに勝つのが不可能に近い戦いに勝ったのだから、当然といえば当然?なのか?
「まぁ、普通はしないんだが、今回のスタンピードにはオークもかなりいたからな。それをただ燃やすのはもったいないってことで、祭りをすることにしたんだよ」
えっとー...それって祭りというより宴会じゃね?
「食べるだけ?」
もし食べてどんちゃん騒ぎするだけなら、正しく宴会だ。
「いや。もちろん、メインはそれなんだが、今日は王都から商隊がきているから午前は市が開催されるんだ」
へー。この村には商店なんてなくて、自給自足で生活しているようなもんだから、買い物するっていうのは初めてかな?
...ただ、私はこの村にあまり知り合いというか、友達がいない。
友達がいない祭りなんてねー楽しくないよねー。
「フィリアも友達と市に行ってきていいぞ?お金なら少しは渡してやるから」
「でも私、友達いない...」
「あら?何を言っているのかしら?もう家のまえにあなたと一緒に行きたいって人がきてるのよ?」
「え!?」
ありえない。だって全然話したことすらないのだから。
「ふふふっ。どうしてって顔してるわね?」
「うん。だって、話したことすらないんだよ?」
「話したことすらなくてもね?窓にいるあなたを見ていたのよ」
ストーカーだ!...いや、子供ってそんなもんか。
「初めてだっていいじゃない。これから友達になればいいんだから」
そぅだよね。友達になるってそういうこと...だよね?
「うん、分かった!」
「じゃあこれ持ってけ」
パパが渡してきたのは小さな首下げ袋だった。
「中には銅貨が15枚、銀貨が3枚はいってるから、無駄使いするんじゃないぞ?」
無駄使いするんじゃないぞっていったって、お金の価値知んないんだけど?
...まぁいっか。とりあえず、待ってるっていう子に会おう。
私はドアまで歩いていって、3歳児には少々でかいドアを開けた。
「あ!初めまして!」
そこにいたのは茶髪の可愛い女の子だった。
「私、"ベル"!あなたは?」
「私は、フィリア」
「フィリアかー。いい名前だね!じゃあいこ!」
「あ、待って!」
ベルに半ば強引に手を引かれながら、家を後にした。
「ねぇベル?」
「うん?なぁに?」
「どうして私と市に行きたかったの?」
「あー、それはねー...友達いなそうだったから!」
「グハァ!」
...ベルよ、もうちょっとオブラートに包んでくんないかなー。かなり痛い。まぁその通りなんだけどさぁ?
「あ、なんかごめんね?」
「う、ううん。大丈夫...」
3歳児って結構ズバズバ意見言うのね。そらそうか、それが3歳児ってもんだ。私が変なんだから。
「じゃあ、私と友達になってくれる?」
私は少し小さな声で頼んだ。落ち着いた顔をしているが、心臓はいまにも爆発しそうだ。
「もちろん!」
よかった...友達になってっていうのが、こんなに緊張するもんだとは思わなかった。
「あ、着いたよ!」
そこはいつも窓から見ても何もなかった場所だった。でも今はいろんなテントが立ち並び、前世で言うところのフリーマーケットみたいな感じだ。
「お!そこの嬢ちゃんたち、このアクセサリーはどうだい?」
気の良さそうなおじさんが話しかけてきた。どうやら自作のアクセサリーを売っているらしい。
「わぁ!綺麗!」
「そうだね」
確かに綺麗だ。おそらくただのガラス玉だろうけど、透き通っていて、様々な色がある。
「あ!フィリアちゃんにはこのネックレスが合いそう!」
そういってベルが見せてきたのは3つのガラス玉が付いたネックレスだ。真ん中のガラス玉が青色で、その両端がオレンジ色になっている。確かに、私の翡翠色の瞳や髪に合いそうだ。
「そうだね」
「うん!じゃあ私からプレゼントするね!」
「え!いいよ、そんな」
「いいの!友達になったんだし」
それなら、私からもなにかプレゼントしたい。どれがいいかな?せっかくだから、お揃いのネックレスにしようかな?
「うーん...あ!じゃあ私はベルにこれをプレゼントする!」
そういって私が選んだのは、同じようにガラス玉が3つ付いているネックレスだ。真ん中は私の瞳のような翡翠色で、両端が青色になっている。
「本当!嬉しい!」
「はは!仲良しだな...よし!本当は銅貨3枚なんだが、1枚でいいぞ!」
「いいの!?」
ほんとに気のいい人だな。銅貨1枚の価値はよくわからないけど、多分原価くらいしかないんじゃないかな?
そして、銅貨1枚を店主に払い、交換した。
「えへへーどう?似合う?」
「うん。よく似合ってるよ」
「やったー!ふふふっ。フィリアちゃんもよく似合ってるよ!」
「あ、ありがとう...」
そんな満面の笑みで言われたら照れるよ...
「あ!次はあっち!」
「え!あ、ちょっと!」
...ベルと付き合うのはなかなか大変かもしれない。
私たちはそのまま日が暮れるまで遊び続けた。
「ただいまー!」
「あら?ふふふっ。ずいぶん楽しんだのね」
「うん!」
...なんか精神年齢が体に引っ張られている気がする。実際ここまで気持ちを声で表すことなんてなかったのだから。
「さぁ、もう疲れたでしょ?お風呂に入ってもう寝なさい」
「はーい」
ちなみに今更だが、この家には浴槽がある。こんな風に精神的にも肉体的にも疲労しているときは、とてもありがたい。
私は自分が思うよりかなり疲れていたらしく、すぐに意識を手放した。
ーーーーーーー
「寝たか?」
「ええ」
「どうだった?」
「前までとは比べ物にならないほど、楽しそうな顔でねていたわ」
「そうか...」
実はこの祭りというのは1番はフィリアのためでもあった。いつもなにを考えているのかわからなくて、年の割にとても落ち着いているフィリアが少しでも楽しんで欲しいということで、ロビンが考えたのだ。
「あなたにしては、よく考えたわね」
「俺だって、フィリアに楽しんで欲しいからな」
いつもそんな調子ならフィリアだって見直すと思うのに...。
まぁ口にはださないけどね。
「さぁ、私たちももう寝ましょうか」
「ああ、そうだな」
私たちはいつもより心が軽くなったような気がしながら、眠りについた。
「ふぇ!?」
起きてきてすぐにそんなことを言われた。祭り?
「あなた!そんないきなり言っても分かるわけないでしょ!」
「あ、そうだな。すまんフィリア」
「ううん。それで?祭りって?」
「ああ。この前のスタンピードを撃破したお祝いみたいなもんだ」
「ほー」
なるほど。確かに勝つのが不可能に近い戦いに勝ったのだから、当然といえば当然?なのか?
「まぁ、普通はしないんだが、今回のスタンピードにはオークもかなりいたからな。それをただ燃やすのはもったいないってことで、祭りをすることにしたんだよ」
えっとー...それって祭りというより宴会じゃね?
「食べるだけ?」
もし食べてどんちゃん騒ぎするだけなら、正しく宴会だ。
「いや。もちろん、メインはそれなんだが、今日は王都から商隊がきているから午前は市が開催されるんだ」
へー。この村には商店なんてなくて、自給自足で生活しているようなもんだから、買い物するっていうのは初めてかな?
...ただ、私はこの村にあまり知り合いというか、友達がいない。
友達がいない祭りなんてねー楽しくないよねー。
「フィリアも友達と市に行ってきていいぞ?お金なら少しは渡してやるから」
「でも私、友達いない...」
「あら?何を言っているのかしら?もう家のまえにあなたと一緒に行きたいって人がきてるのよ?」
「え!?」
ありえない。だって全然話したことすらないのだから。
「ふふふっ。どうしてって顔してるわね?」
「うん。だって、話したことすらないんだよ?」
「話したことすらなくてもね?窓にいるあなたを見ていたのよ」
ストーカーだ!...いや、子供ってそんなもんか。
「初めてだっていいじゃない。これから友達になればいいんだから」
そぅだよね。友達になるってそういうこと...だよね?
「うん、分かった!」
「じゃあこれ持ってけ」
パパが渡してきたのは小さな首下げ袋だった。
「中には銅貨が15枚、銀貨が3枚はいってるから、無駄使いするんじゃないぞ?」
無駄使いするんじゃないぞっていったって、お金の価値知んないんだけど?
...まぁいっか。とりあえず、待ってるっていう子に会おう。
私はドアまで歩いていって、3歳児には少々でかいドアを開けた。
「あ!初めまして!」
そこにいたのは茶髪の可愛い女の子だった。
「私、"ベル"!あなたは?」
「私は、フィリア」
「フィリアかー。いい名前だね!じゃあいこ!」
「あ、待って!」
ベルに半ば強引に手を引かれながら、家を後にした。
「ねぇベル?」
「うん?なぁに?」
「どうして私と市に行きたかったの?」
「あー、それはねー...友達いなそうだったから!」
「グハァ!」
...ベルよ、もうちょっとオブラートに包んでくんないかなー。かなり痛い。まぁその通りなんだけどさぁ?
「あ、なんかごめんね?」
「う、ううん。大丈夫...」
3歳児って結構ズバズバ意見言うのね。そらそうか、それが3歳児ってもんだ。私が変なんだから。
「じゃあ、私と友達になってくれる?」
私は少し小さな声で頼んだ。落ち着いた顔をしているが、心臓はいまにも爆発しそうだ。
「もちろん!」
よかった...友達になってっていうのが、こんなに緊張するもんだとは思わなかった。
「あ、着いたよ!」
そこはいつも窓から見ても何もなかった場所だった。でも今はいろんなテントが立ち並び、前世で言うところのフリーマーケットみたいな感じだ。
「お!そこの嬢ちゃんたち、このアクセサリーはどうだい?」
気の良さそうなおじさんが話しかけてきた。どうやら自作のアクセサリーを売っているらしい。
「わぁ!綺麗!」
「そうだね」
確かに綺麗だ。おそらくただのガラス玉だろうけど、透き通っていて、様々な色がある。
「あ!フィリアちゃんにはこのネックレスが合いそう!」
そういってベルが見せてきたのは3つのガラス玉が付いたネックレスだ。真ん中のガラス玉が青色で、その両端がオレンジ色になっている。確かに、私の翡翠色の瞳や髪に合いそうだ。
「そうだね」
「うん!じゃあ私からプレゼントするね!」
「え!いいよ、そんな」
「いいの!友達になったんだし」
それなら、私からもなにかプレゼントしたい。どれがいいかな?せっかくだから、お揃いのネックレスにしようかな?
「うーん...あ!じゃあ私はベルにこれをプレゼントする!」
そういって私が選んだのは、同じようにガラス玉が3つ付いているネックレスだ。真ん中は私の瞳のような翡翠色で、両端が青色になっている。
「本当!嬉しい!」
「はは!仲良しだな...よし!本当は銅貨3枚なんだが、1枚でいいぞ!」
「いいの!?」
ほんとに気のいい人だな。銅貨1枚の価値はよくわからないけど、多分原価くらいしかないんじゃないかな?
そして、銅貨1枚を店主に払い、交換した。
「えへへーどう?似合う?」
「うん。よく似合ってるよ」
「やったー!ふふふっ。フィリアちゃんもよく似合ってるよ!」
「あ、ありがとう...」
そんな満面の笑みで言われたら照れるよ...
「あ!次はあっち!」
「え!あ、ちょっと!」
...ベルと付き合うのはなかなか大変かもしれない。
私たちはそのまま日が暮れるまで遊び続けた。
「ただいまー!」
「あら?ふふふっ。ずいぶん楽しんだのね」
「うん!」
...なんか精神年齢が体に引っ張られている気がする。実際ここまで気持ちを声で表すことなんてなかったのだから。
「さぁ、もう疲れたでしょ?お風呂に入ってもう寝なさい」
「はーい」
ちなみに今更だが、この家には浴槽がある。こんな風に精神的にも肉体的にも疲労しているときは、とてもありがたい。
私は自分が思うよりかなり疲れていたらしく、すぐに意識を手放した。
ーーーーーーー
「寝たか?」
「ええ」
「どうだった?」
「前までとは比べ物にならないほど、楽しそうな顔でねていたわ」
「そうか...」
実はこの祭りというのは1番はフィリアのためでもあった。いつもなにを考えているのかわからなくて、年の割にとても落ち着いているフィリアが少しでも楽しんで欲しいということで、ロビンが考えたのだ。
「あなたにしては、よく考えたわね」
「俺だって、フィリアに楽しんで欲しいからな」
いつもそんな調子ならフィリアだって見直すと思うのに...。
まぁ口にはださないけどね。
「さぁ、私たちももう寝ましょうか」
「ああ、そうだな」
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