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第3章 王都 学園中等部生活編
第60話 空間創作教室
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『主、起きてー!』
「うぅぅん...」
翡翠の声によって私は目を覚ました。
『早くいこ!』
「そんなに急がなくても...」
なにせまだ部屋の時計を見ると6時前なのだ。これはいつも起きる時間より早い。
『早く早く!』
「分かったってば!」
翡翠の声は私にしか聞こえないので、はたから見たら独り言を喋っているようにしか見えない。
とにかく翡翠がうるさいので、顔を洗って服を着替えたら下に降りた。まだ起きてないかなって思ったら、ちゃんとセバスチャンさんがいた。
「おはようございます」
「おや、おはようございます。今日は早いですね」
「ちょっと用事がありまして...リーナは?」
「カトリーナ様でしたら今朝方お出かけになられました」
リーナが朝早くから出かけるなんて、どうしたんだろう?
「なぜ出かけたのか分かります?」
「さぁ...私には分かりかねます。なにせ私が支度をしている間にお出かけになられましたので...」
申し訳なさそうにセバスチャンさんはそう言った。多分主より先に支度は済まさなければならないのに、間に合わなかったからだろうか?執事の人ってそういうの厳しかったりするよね。
「そうですか、ありがとうございます」
「いえ、お力になれず申し訳ありません」
セバスチャンさんが頭を下げた。けど、私自身はそこまで気にしてなかったし、これはすこし気まずい。
「大丈夫ですよ。ですから頭を上げてください」
そう言って私はセバスチャンさんに微笑んだ。その顔を見てセバスチャンさんはほっとしたような顔になった。
「ありがとうございます。では朝食の用意を致します。昼食は如何なさいますか?」
「うーん...昼食はいいです」
「かしこまりました」
昼食には、やっと手に入った土鍋でお米を炊くのだ!せっかく貰ったのに使わないなんてもったいないからね。
その後朝食を食べて屋敷を後にした...けど、どこ行くの?
『うーん...主は自分の力を全然理解してないし、手加減が曖昧だから、街から離れたとこがいいかもね』
...なんか翡翠からディスられた。まぁその通りなんだけどさぁ?
「街から離れたところねぇ...」
思い浮かぶのはいつも行っている森だけど、あそこはいろんなハンターがいるから使えない。それどころかギルディア魔国の森と同じことになりかねない。どうするかなぁ...
ー空間魔法使えば?ー
またいきなりエルザの声が聞こえた。空間魔法?
ーそう、お姉ちゃんの力はかなりのものだし、普通の場所じゃだめだと思うのー
エルザもそう思ってるのね...
ーだから自分の力で創った空間なら心配ないでしょ?ー
確かにそうだけど...え、てか空間を創るの?
ーお姉ちゃんならできると思うよ?ー
なんか軽いな。
ーじゃ、がんばって!ー
この原因を作った張本人が言うな!
ー大丈夫だって!あ、それとお姉ちゃんの魔力内包症なんだけど、もう起きないようにしておいたから、安心していいよ!ー
さらっとかなり重要なことを言わないで?!
ーじゃあねー
「はぁ...」
とりあえず安心していいのか?魔力内包症が起きないってどういうことか分かんないけど...。
『で、どうするの?』
うーん...ひとまずエルザに言われたことを試してみるか。
「...って、どうやるのよ」
方法分かんないんじゃあなんも出来ないよ?!
ピコンッ!
「うん?」
いきなり機械音が鳴ったと思ったらアイテムボックスの中身一覧が目の前に出てきた。そしてなんか激しく光ってる物があった。
「これ見ればいいの?」
ひとまずそれを取り出す。あ、今は人通りが少ない脇道にいる。だから見られる心配はない。
出てきたのは、1冊の本だった。
【エルザ直伝!簡単!便利!使い方無限大の亜空間の創り方!】
...ちょっと燃やしていいかな?これ。だめ?
「はぁ...」
出てきた胡散臭い本をパラパラとめくっていく。中はいたって真面目な内容が書いてあった。
ステップ1:まず創りたい亜空間をイメージする。これがしっかりしてないと後で大変なことになる。
...大変なことってなに?!
ステップ2:しっかりイメージできたら、目を閉じてそれを思い浮かべながら空間属性の魔力を練る。
魔力を練るっていうのは、要するに魔力にしっかりとイメージを持たせること。
ステップ3:魔力を途切れさせないよう集中しながら空間を広げていく。
空間を広げるっていっても、そこに見えてる訳じゃないから、感覚を研ぎ澄まさないといけないらしい。
ステップ4:十分な広さになったと思ったら魔力を切る。すると空間はその状態で固定される。目を開ければあら不思議!目の前にイメージした空間に続く扉が!
...最後のはもう少し真面目にして欲しかった。この扉は創った本人以外に見えないのだとか。そして消えてと思えば消えて、どこでも、いつでも設置できる。あれだ、○こでもドアの限定版みたいなの。
「ひとまずやってみますか」
ここでは流石に不味いので、一旦街をでて森へ。そこで結界を張り、本の通りに進めていく。
「うーん...訓練するためだけど、休むとこも欲しいよね...」
なかなかイメージが固まらない。
「...闘技場みたいなのと、休めるとこを別の建物にして創る...できるかな?まぁやってみますか」
イメージを固め、目を瞑り、魔力を練る。そして空間を広げていく。ごっそりと魔力が抜ける感じがしたけど、ギリギリ足りた。
「ふぅー...」
これくらいかな?ってとこで魔力を切る。そして目を開けると...
「...扉がある」
ほんとに出来ちゃったよ。目の前には木製?の縦2メートルくらいの扉があった。さっそく中に入ってみる。
「うわぁ...」
足を踏み入れると、まるで空気が変わったかのようだった。そして想像した通りの闘技場と休む建物が出来ていた。
「すごい...」
『主、私も見たい!』
「あれ?今まで見えてなかったの?」
『うん。だから早く!』
急かされたので翡翠刀をアイテムボックスから出す。すると直ぐに光りだして、人型になった。
「うわぁ!流石主だね!」
「うーん...なんか私も出来ちゃったみたいな感覚だから、実感がないんだよね」
今でも信じらんないよ。あ、ちなみにこちらから扉を閉めると、あっちに扉は無くなる。私しか見えないけど、この空間に入ったことがある人は見えるようになるんだって。でも、この扉を出すことができるのは創った本人だけらしい。
「さっそく特訓したいけど...あっちの建物も気になる!」
「じゃあ探索してみようか」
実際どんな感じになっているのか気になるし。まずは休憩する所として創った建物。落ち着くイメージにしたからか、ログハウス風になっている。
「うわぁ!」
「これは...」
建物...まぁ家だよね。家に入ると、そこはまさにイメージ通りの空間だった。ソファにテーブル。ベットに浴室。トイレにキッチン。
「主、これなに?」
翡翠が指さしたのは...炊飯器だった。
「え、嘘?!」
私は炊飯器に駆け寄った。それは前世で使っていた炊飯器に酷似していた。
「でも、電気ないし、使えるのかな?」
そう思ってスイッチを入れると、なんと、どこにも繋がってないのに動いた。
「え?!どうして!?」
「主、多分それ魔道具だよ」
あ、魔道具か...この世界に合うように作り替えたのかな?するとしたら1人だけしかいないけど。
ー私がやっといたよー
やっぱりそうか。ありがとね、エルザ。
ーどういたしましてー
「ねね、これどう使うの?」
「うん?これはねーお米を炊くのに使うんだよ」
「オコメ?」
せっかく貰った土鍋がーって思ったけど、土鍋ってご飯炊く以外でも使えるから問題ない。翡翠がお米を知らなかったので、ひとまず炊いてみることに。
「えっと、3合くらいでいいかな」
とはいえどれくらいか分からないので、3合のお米出ろ!ってやったら出ましたよ。しかも精米済み。アイテムボックスまじ便利。
お米を洗って水に浸して、スイッチを入れれば準備完了!
「よし、これで待てばできるよ」
「楽しみー!」
「そういえば翡翠ってご飯食べれるの?」
「本来必要ないけど、別に食べれるよ」
なるほど。
「じゃあ炊いてる間に特訓しようか」
「うん!いこ!」
お米を炊いている間に、隣りの闘技場で特訓することにした。
「うぅぅん...」
翡翠の声によって私は目を覚ました。
『早くいこ!』
「そんなに急がなくても...」
なにせまだ部屋の時計を見ると6時前なのだ。これはいつも起きる時間より早い。
『早く早く!』
「分かったってば!」
翡翠の声は私にしか聞こえないので、はたから見たら独り言を喋っているようにしか見えない。
とにかく翡翠がうるさいので、顔を洗って服を着替えたら下に降りた。まだ起きてないかなって思ったら、ちゃんとセバスチャンさんがいた。
「おはようございます」
「おや、おはようございます。今日は早いですね」
「ちょっと用事がありまして...リーナは?」
「カトリーナ様でしたら今朝方お出かけになられました」
リーナが朝早くから出かけるなんて、どうしたんだろう?
「なぜ出かけたのか分かります?」
「さぁ...私には分かりかねます。なにせ私が支度をしている間にお出かけになられましたので...」
申し訳なさそうにセバスチャンさんはそう言った。多分主より先に支度は済まさなければならないのに、間に合わなかったからだろうか?執事の人ってそういうの厳しかったりするよね。
「そうですか、ありがとうございます」
「いえ、お力になれず申し訳ありません」
セバスチャンさんが頭を下げた。けど、私自身はそこまで気にしてなかったし、これはすこし気まずい。
「大丈夫ですよ。ですから頭を上げてください」
そう言って私はセバスチャンさんに微笑んだ。その顔を見てセバスチャンさんはほっとしたような顔になった。
「ありがとうございます。では朝食の用意を致します。昼食は如何なさいますか?」
「うーん...昼食はいいです」
「かしこまりました」
昼食には、やっと手に入った土鍋でお米を炊くのだ!せっかく貰ったのに使わないなんてもったいないからね。
その後朝食を食べて屋敷を後にした...けど、どこ行くの?
『うーん...主は自分の力を全然理解してないし、手加減が曖昧だから、街から離れたとこがいいかもね』
...なんか翡翠からディスられた。まぁその通りなんだけどさぁ?
「街から離れたところねぇ...」
思い浮かぶのはいつも行っている森だけど、あそこはいろんなハンターがいるから使えない。それどころかギルディア魔国の森と同じことになりかねない。どうするかなぁ...
ー空間魔法使えば?ー
またいきなりエルザの声が聞こえた。空間魔法?
ーそう、お姉ちゃんの力はかなりのものだし、普通の場所じゃだめだと思うのー
エルザもそう思ってるのね...
ーだから自分の力で創った空間なら心配ないでしょ?ー
確かにそうだけど...え、てか空間を創るの?
ーお姉ちゃんならできると思うよ?ー
なんか軽いな。
ーじゃ、がんばって!ー
この原因を作った張本人が言うな!
ー大丈夫だって!あ、それとお姉ちゃんの魔力内包症なんだけど、もう起きないようにしておいたから、安心していいよ!ー
さらっとかなり重要なことを言わないで?!
ーじゃあねー
「はぁ...」
とりあえず安心していいのか?魔力内包症が起きないってどういうことか分かんないけど...。
『で、どうするの?』
うーん...ひとまずエルザに言われたことを試してみるか。
「...って、どうやるのよ」
方法分かんないんじゃあなんも出来ないよ?!
ピコンッ!
「うん?」
いきなり機械音が鳴ったと思ったらアイテムボックスの中身一覧が目の前に出てきた。そしてなんか激しく光ってる物があった。
「これ見ればいいの?」
ひとまずそれを取り出す。あ、今は人通りが少ない脇道にいる。だから見られる心配はない。
出てきたのは、1冊の本だった。
【エルザ直伝!簡単!便利!使い方無限大の亜空間の創り方!】
...ちょっと燃やしていいかな?これ。だめ?
「はぁ...」
出てきた胡散臭い本をパラパラとめくっていく。中はいたって真面目な内容が書いてあった。
ステップ1:まず創りたい亜空間をイメージする。これがしっかりしてないと後で大変なことになる。
...大変なことってなに?!
ステップ2:しっかりイメージできたら、目を閉じてそれを思い浮かべながら空間属性の魔力を練る。
魔力を練るっていうのは、要するに魔力にしっかりとイメージを持たせること。
ステップ3:魔力を途切れさせないよう集中しながら空間を広げていく。
空間を広げるっていっても、そこに見えてる訳じゃないから、感覚を研ぎ澄まさないといけないらしい。
ステップ4:十分な広さになったと思ったら魔力を切る。すると空間はその状態で固定される。目を開ければあら不思議!目の前にイメージした空間に続く扉が!
...最後のはもう少し真面目にして欲しかった。この扉は創った本人以外に見えないのだとか。そして消えてと思えば消えて、どこでも、いつでも設置できる。あれだ、○こでもドアの限定版みたいなの。
「ひとまずやってみますか」
ここでは流石に不味いので、一旦街をでて森へ。そこで結界を張り、本の通りに進めていく。
「うーん...訓練するためだけど、休むとこも欲しいよね...」
なかなかイメージが固まらない。
「...闘技場みたいなのと、休めるとこを別の建物にして創る...できるかな?まぁやってみますか」
イメージを固め、目を瞑り、魔力を練る。そして空間を広げていく。ごっそりと魔力が抜ける感じがしたけど、ギリギリ足りた。
「ふぅー...」
これくらいかな?ってとこで魔力を切る。そして目を開けると...
「...扉がある」
ほんとに出来ちゃったよ。目の前には木製?の縦2メートルくらいの扉があった。さっそく中に入ってみる。
「うわぁ...」
足を踏み入れると、まるで空気が変わったかのようだった。そして想像した通りの闘技場と休む建物が出来ていた。
「すごい...」
『主、私も見たい!』
「あれ?今まで見えてなかったの?」
『うん。だから早く!』
急かされたので翡翠刀をアイテムボックスから出す。すると直ぐに光りだして、人型になった。
「うわぁ!流石主だね!」
「うーん...なんか私も出来ちゃったみたいな感覚だから、実感がないんだよね」
今でも信じらんないよ。あ、ちなみにこちらから扉を閉めると、あっちに扉は無くなる。私しか見えないけど、この空間に入ったことがある人は見えるようになるんだって。でも、この扉を出すことができるのは創った本人だけらしい。
「さっそく特訓したいけど...あっちの建物も気になる!」
「じゃあ探索してみようか」
実際どんな感じになっているのか気になるし。まずは休憩する所として創った建物。落ち着くイメージにしたからか、ログハウス風になっている。
「うわぁ!」
「これは...」
建物...まぁ家だよね。家に入ると、そこはまさにイメージ通りの空間だった。ソファにテーブル。ベットに浴室。トイレにキッチン。
「主、これなに?」
翡翠が指さしたのは...炊飯器だった。
「え、嘘?!」
私は炊飯器に駆け寄った。それは前世で使っていた炊飯器に酷似していた。
「でも、電気ないし、使えるのかな?」
そう思ってスイッチを入れると、なんと、どこにも繋がってないのに動いた。
「え?!どうして!?」
「主、多分それ魔道具だよ」
あ、魔道具か...この世界に合うように作り替えたのかな?するとしたら1人だけしかいないけど。
ー私がやっといたよー
やっぱりそうか。ありがとね、エルザ。
ーどういたしましてー
「ねね、これどう使うの?」
「うん?これはねーお米を炊くのに使うんだよ」
「オコメ?」
せっかく貰った土鍋がーって思ったけど、土鍋ってご飯炊く以外でも使えるから問題ない。翡翠がお米を知らなかったので、ひとまず炊いてみることに。
「えっと、3合くらいでいいかな」
とはいえどれくらいか分からないので、3合のお米出ろ!ってやったら出ましたよ。しかも精米済み。アイテムボックスまじ便利。
お米を洗って水に浸して、スイッチを入れれば準備完了!
「よし、これで待てばできるよ」
「楽しみー!」
「そういえば翡翠ってご飯食べれるの?」
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