66 / 159
第4章 王都 学園高等部生活編
第66話 その後、そして明日について
しおりを挟む
なんで章に(仮)が付いているのかというと、今後変更するかもしれないからです...なのであんまり気にしなくても大丈夫です。
────────────────────────────────────────
さてさて。私たちは13歳になりました。
え?またいきなりすぎだって?うーん...確かにそうなんだけど、やっぱりなんもなかったんだよねぇ。あったとすればミシャちゃんとの模擬戦...あと、アッシュの洗礼をしたことかな。
アッシュの洗礼は、なんか凄かったらしい。なんでらしいなのかっていうと、私は行けなかったから。え?説明出来てない?
...まぁ色々と、ね?私の仕事がなんか増えちゃってね...ほんと勘弁して欲しいよ...っと、話が逸れたね。アッシュの洗礼のどこが凄かったのかというと、教会にあるエルザの像が光ったらしい。そんなこと今までなかったらしくて、物凄い騒ぎになったんだって。
エルザに聞いたら、
「だってお姉ちゃんの弟だし!」
と、訳分からんことを言われた。どうやら加護を与えたらしい。そんなことしなくて良かったのにね。余計アッシュと関係が拗れそうだし。
...あと、教会にあるエルザの像は、とても美化されているとだけ伝えておこう。
アッシュのステータスなんだけど、やっぱり勇者があったらしい。勇者っていうのは、言わば成長が促進されるような特典。だから、アッシュのステータスはまだ弱い。それでも並の人より高いらしいけどね。
5歳になってから本格的に特訓をしたそうで、かなり上がっているみたい。
アッシュは6歳違いだから、今7歳。だけど、学園には来てない。と言うより来れないらしい。勇者と聖女の子供、さらに勇者であることも知られてるせいで一躍有名人になってしまい、王都に来ることができないそうだ。だから村で勉強をしている。友達いるかなぁ...
弟であるアッシュのことがとても心配ではあるのだけれど、マリアから来ない方がいいかもと言われてしまった。理由はやっぱり私の事を姉だと信じてないから。
私が本当の姉だと言えるまで、あと3年かぁ...長いなぁ。まぁ光学迷彩と気配隠蔽でこっそり会うことはできるだろうけど、どうせならしっかりと会いたいしね。なので私は学園の卒業までアッシュとは会わないことにした。悲しい...
「フィリアさん?!聞いてます?!」
「あ、うん」
なんでアッシュの話をしたのかというと、今まさにキャサリンからその話聞いていたから。キャサリンって六大英雄のファンらしい。
...しかも熱烈な。
「あぁ!マリア様とロビン様の間に産まれたアッシュ様...1度でいいから会ってみたいですわ!」
...うん。私、これほどまでに死んだことにされてよかったと思ったことはないと思う。ほんとに助かった...
「フィリアさん?!」
「聞いてるって」
もう耳にタコが出来るぐらい聞いたよ...
「それより、明日からのこと話さない?」
「あ、それもそうですわね」
明日からのこと。それはこの学園にあるダンジョンのこと。明日から入れるようになる。だから明日入るか入らないか話し合おうという訳だ。なので今はキャサリンの屋敷に来ている。ちなみに、もう顔パスで入れちゃったりする。
「とりあえず、偵察も兼ねて入ってみてはどうでしょう?」
「偵察かぁ...」
学園にあるダンジョンはとても広いらしく、最奥まで行くには時間がかかるらしい。それに情報もない。どこにどんな魔物がでるかとか、罠はあるのかとか、そんなことが一切分からない。だから、偵察は必要だとは思う。
「うん、それでいいかな」
「決まりですわね」
ダンジョンに入るのは、別にグループでなくてもいい。でも、グループでもいい。とにかく卒業までに最奥にたどり着ければ、それでいいらしい。
「そうなると色々と準備しなきゃね」
死なないということだけど、それは攻撃で怪我を負った場合のみ。だから、餓死とかそういうのは対象外らしい。だから食料とかも必要だし、治癒魔法が妨害されるらしいので、ポーションなんかも必要だね。
「ではそれぞれが必要な物を持ってこればいいのでは?」
「うーん...それだとベルがね...」
キャサリンは、収納魔法が使えるから荷物には困らないだろうけど、ベルは使えないしね...ちなみに、ベルは今依頼を受けている。あの依頼から、私がいなかったとしても大丈夫なように頑張っているみたい。わたし的には、頑張りすぎな気もするけどね。
「荷物のことですか?」
「そう...どうにかなるかな?」
「うーん...それでしたら、マジックポーチなどを用意してはどうです?」
「マジックポーチ?」
なんだそれ?
「マジックポーチとは、空間魔法で容量を拡張したものですわ。学園で使っているバックを小さくして、より使いやすくしたような物ですわ」
へー!そう言えば学園のバックってそんな感じだったね。全然使わないから忘れてたよ。確かに学園のバックはちょっと大きめだし、ポーチみたいなサイズのほうが使いやすいかな。
「それ売ってるの?」
「売ってはいますが...容量が大きいほど高くなりますし、それなりに貴重なものです。なのでそう簡単には見つからないかと...」
まじかぁ~...いい解決策だと思ったんだけどなぁ...
「...あ、それって作れるの?」
手に入らないなら、作ればいいじゃない!
「...まさか作る気ですか?」
なんかありえないみたいな反応されたけど...そんな難しいのかな?
「難しいの?」
「難しいというか...作り方が分からないのです」
...うん?
「どうして?」
あるってことは作ることができるってことだよね?
「もともとマジックポーチの制作方法は国の極秘機密とされているのです。なので作ることが出来るのは国から認められた職人のみなのです」
は?!
「なんで機密なの?」
「想像してください。大量のマジックポーチが生産され、それが軍事利用されたら...」
「あ...」
大量の物資を運ぶことができる...それは戦争でもっとも重要視されること。戦争は消耗戦だ。この世界ならば矢やポーション、食料などだろうか?それを大量に運ぶことができるマジックポーチは、まさに脅威となる。
「そっかぁー...」
作る方法が分からない...なら作れないよね。
「まぁこちらでもマジックポーチは探してみますわ」
「うん。ありがとね」
「友達なのですから当然ですわ」
キャサリンはそう言って静かに微笑んだ。ありがたや~
「...なぜ手を合わせているのです?」
「いや、なんとなく」
思わず拝んでしまった。
「では、また明日ですわね」
「そうだね。また明日」
そう言って私は、キャサリンの屋敷を後にした。
『ねぇねぇ、主?』
うん?どうしたの?
『主、検索っていう祝福持ってたよね?』
持ってるけど...それが?
『それでマジックポーチの作り方調べたらいいんじゃない?』
「あ!」
そうだよ!検索すればいいんじゃん!
早速検索...うん、出てきたけど...
「...もうちょっと性能低いのの作り方ないかなぁ」
出てきたのは、時間停止、容量ほぼ無限のマジックポーチの作り方だった。さすがにこれは...
『まぁ悪いよりましなんじゃない?』
いやまぁそうだけど...
「...まぁ、ベル最近頑張ってるしね。ご褒美だと思えばいい...かなぁ?」
とりあえず、作るためには普通のポーチが必要そうなので、まだ保留かな。
私は屋敷に帰ると、明日の用意を済ませた。ポーションとかは買っておいたからね。でも治癒魔法の妨害ってどういうことなんだろ?
「ま、明日になったら分かるか」
ご飯を食べ、そのときベルに明日の予定を伝えた。マジックポーチに関しては秘密にした。なんか驚かせたいし?
その後お風呂に入ってベッドに潜り込むと、私は意識を手放した。
────────────────────────────────────────
さてさて。私たちは13歳になりました。
え?またいきなりすぎだって?うーん...確かにそうなんだけど、やっぱりなんもなかったんだよねぇ。あったとすればミシャちゃんとの模擬戦...あと、アッシュの洗礼をしたことかな。
アッシュの洗礼は、なんか凄かったらしい。なんでらしいなのかっていうと、私は行けなかったから。え?説明出来てない?
...まぁ色々と、ね?私の仕事がなんか増えちゃってね...ほんと勘弁して欲しいよ...っと、話が逸れたね。アッシュの洗礼のどこが凄かったのかというと、教会にあるエルザの像が光ったらしい。そんなこと今までなかったらしくて、物凄い騒ぎになったんだって。
エルザに聞いたら、
「だってお姉ちゃんの弟だし!」
と、訳分からんことを言われた。どうやら加護を与えたらしい。そんなことしなくて良かったのにね。余計アッシュと関係が拗れそうだし。
...あと、教会にあるエルザの像は、とても美化されているとだけ伝えておこう。
アッシュのステータスなんだけど、やっぱり勇者があったらしい。勇者っていうのは、言わば成長が促進されるような特典。だから、アッシュのステータスはまだ弱い。それでも並の人より高いらしいけどね。
5歳になってから本格的に特訓をしたそうで、かなり上がっているみたい。
アッシュは6歳違いだから、今7歳。だけど、学園には来てない。と言うより来れないらしい。勇者と聖女の子供、さらに勇者であることも知られてるせいで一躍有名人になってしまい、王都に来ることができないそうだ。だから村で勉強をしている。友達いるかなぁ...
弟であるアッシュのことがとても心配ではあるのだけれど、マリアから来ない方がいいかもと言われてしまった。理由はやっぱり私の事を姉だと信じてないから。
私が本当の姉だと言えるまで、あと3年かぁ...長いなぁ。まぁ光学迷彩と気配隠蔽でこっそり会うことはできるだろうけど、どうせならしっかりと会いたいしね。なので私は学園の卒業までアッシュとは会わないことにした。悲しい...
「フィリアさん?!聞いてます?!」
「あ、うん」
なんでアッシュの話をしたのかというと、今まさにキャサリンからその話聞いていたから。キャサリンって六大英雄のファンらしい。
...しかも熱烈な。
「あぁ!マリア様とロビン様の間に産まれたアッシュ様...1度でいいから会ってみたいですわ!」
...うん。私、これほどまでに死んだことにされてよかったと思ったことはないと思う。ほんとに助かった...
「フィリアさん?!」
「聞いてるって」
もう耳にタコが出来るぐらい聞いたよ...
「それより、明日からのこと話さない?」
「あ、それもそうですわね」
明日からのこと。それはこの学園にあるダンジョンのこと。明日から入れるようになる。だから明日入るか入らないか話し合おうという訳だ。なので今はキャサリンの屋敷に来ている。ちなみに、もう顔パスで入れちゃったりする。
「とりあえず、偵察も兼ねて入ってみてはどうでしょう?」
「偵察かぁ...」
学園にあるダンジョンはとても広いらしく、最奥まで行くには時間がかかるらしい。それに情報もない。どこにどんな魔物がでるかとか、罠はあるのかとか、そんなことが一切分からない。だから、偵察は必要だとは思う。
「うん、それでいいかな」
「決まりですわね」
ダンジョンに入るのは、別にグループでなくてもいい。でも、グループでもいい。とにかく卒業までに最奥にたどり着ければ、それでいいらしい。
「そうなると色々と準備しなきゃね」
死なないということだけど、それは攻撃で怪我を負った場合のみ。だから、餓死とかそういうのは対象外らしい。だから食料とかも必要だし、治癒魔法が妨害されるらしいので、ポーションなんかも必要だね。
「ではそれぞれが必要な物を持ってこればいいのでは?」
「うーん...それだとベルがね...」
キャサリンは、収納魔法が使えるから荷物には困らないだろうけど、ベルは使えないしね...ちなみに、ベルは今依頼を受けている。あの依頼から、私がいなかったとしても大丈夫なように頑張っているみたい。わたし的には、頑張りすぎな気もするけどね。
「荷物のことですか?」
「そう...どうにかなるかな?」
「うーん...それでしたら、マジックポーチなどを用意してはどうです?」
「マジックポーチ?」
なんだそれ?
「マジックポーチとは、空間魔法で容量を拡張したものですわ。学園で使っているバックを小さくして、より使いやすくしたような物ですわ」
へー!そう言えば学園のバックってそんな感じだったね。全然使わないから忘れてたよ。確かに学園のバックはちょっと大きめだし、ポーチみたいなサイズのほうが使いやすいかな。
「それ売ってるの?」
「売ってはいますが...容量が大きいほど高くなりますし、それなりに貴重なものです。なのでそう簡単には見つからないかと...」
まじかぁ~...いい解決策だと思ったんだけどなぁ...
「...あ、それって作れるの?」
手に入らないなら、作ればいいじゃない!
「...まさか作る気ですか?」
なんかありえないみたいな反応されたけど...そんな難しいのかな?
「難しいの?」
「難しいというか...作り方が分からないのです」
...うん?
「どうして?」
あるってことは作ることができるってことだよね?
「もともとマジックポーチの制作方法は国の極秘機密とされているのです。なので作ることが出来るのは国から認められた職人のみなのです」
は?!
「なんで機密なの?」
「想像してください。大量のマジックポーチが生産され、それが軍事利用されたら...」
「あ...」
大量の物資を運ぶことができる...それは戦争でもっとも重要視されること。戦争は消耗戦だ。この世界ならば矢やポーション、食料などだろうか?それを大量に運ぶことができるマジックポーチは、まさに脅威となる。
「そっかぁー...」
作る方法が分からない...なら作れないよね。
「まぁこちらでもマジックポーチは探してみますわ」
「うん。ありがとね」
「友達なのですから当然ですわ」
キャサリンはそう言って静かに微笑んだ。ありがたや~
「...なぜ手を合わせているのです?」
「いや、なんとなく」
思わず拝んでしまった。
「では、また明日ですわね」
「そうだね。また明日」
そう言って私は、キャサリンの屋敷を後にした。
『ねぇねぇ、主?』
うん?どうしたの?
『主、検索っていう祝福持ってたよね?』
持ってるけど...それが?
『それでマジックポーチの作り方調べたらいいんじゃない?』
「あ!」
そうだよ!検索すればいいんじゃん!
早速検索...うん、出てきたけど...
「...もうちょっと性能低いのの作り方ないかなぁ」
出てきたのは、時間停止、容量ほぼ無限のマジックポーチの作り方だった。さすがにこれは...
『まぁ悪いよりましなんじゃない?』
いやまぁそうだけど...
「...まぁ、ベル最近頑張ってるしね。ご褒美だと思えばいい...かなぁ?」
とりあえず、作るためには普通のポーチが必要そうなので、まだ保留かな。
私は屋敷に帰ると、明日の用意を済ませた。ポーションとかは買っておいたからね。でも治癒魔法の妨害ってどういうことなんだろ?
「ま、明日になったら分かるか」
ご飯を食べ、そのときベルに明日の予定を伝えた。マジックポーチに関しては秘密にした。なんか驚かせたいし?
その後お風呂に入ってベッドに潜り込むと、私は意識を手放した。
78
あなたにおすすめの小説
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
令和日本では五十代、異世界では十代、この二つの人生を生きていきます。
越路遼介
ファンタジー
篠永俊樹、五十四歳は三十年以上務めた消防士を早期退職し、日本一周の旅に出た。失敗の人生を振り返っていた彼は東尋坊で不思議な老爺と出会い、歳の離れた友人となる。老爺はその後に他界するも、俊樹に手紙を残してあった。老爺は言った。『儂はセイラシアという世界で魔王で、勇者に討たれたあと魔王の記憶を持ったまま日本に転生した』と。信じがたい思いを秘めつつ俊樹は手紙にあった通り、老爺の自宅物置の扉に合言葉と同時に開けると、そこには見たこともない大草原が広がっていた。
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中
四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。
異世界の片隅で、穏やかに笑って暮らしたい
木の葉
ファンタジー
『異世界で幸せに』を新たに加筆、修正をしました。
下界に魔力を充満させるために500年ごとに送られる転生者たち。
キャロルはマッド、リオに守られながらも一生懸命に生きていきます。
家族の温かさ、仲間の素晴らしさ、転生者としての苦悩を描いた物語。
隠された謎、迫りくる試練、そして出会う人々との交流が、異世界生活を鮮やかに彩っていきます。
一部、残酷な表現もありますのでR15にしてあります。
ハッピーエンドです。
最終話まで書きあげましたので、順次更新していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる