83 / 159
第4章 王都 学園高等部生活編
第82話 リーナの本性
しおりを挟む
休憩を終えて、ダンジョン攻略を再開する。
「じゃあ一気に5階層まで降りるわよ」
リーナがセーフティエリアから出る時に、そう言った。
このダンジョンは元々30階層あるらしく、今日中に最下層までいくのはさすがに不可能なんだそうだ。
ていうか私、ベル、キャサリンの3人でも4階層までしか行けてないんだけど…そんなに深いのね。
ダンジョンを攻略する時は基本下に降りる為の階段を探す。だけど今回は、階段を見つけてもスルーする。
無論後で戻ってはくるけど、とりあえずそれぞれの階層を虱潰しに攻略していく。
その理由は、構造が変わってしまったので、新しいダンジョンの地図を作る為。そして、途中無事な生徒が居ないかを探す為でもある。
それ故に…遅い。
いや、文句を言うつもりはないよ?無理やり着いてきたようなもんだもの。
だけどいつまでかかるんだか……
「フィリア?疲れた?」
「あ、ううん。大丈夫」
悲壮感を感じていると、いつの間にか足が止まってしまっていたらしい。先に進んでいたマリアに走って追いつく。
「休む?」
「大丈夫だって。それより急がないと…」
そう。こうしてモタモタしていたら、手遅れになる可能性だってある。
「でも…いえ、分かったわ。でも、無理そうなら言うのよ?」
「分かってるって」
実はあの休憩の後から、マリアは私から離れようとしない。
傍から見たらマリアが我が子を守っているように見えるだろうね。
………だけど、マリアは私を守るより、私を止める為に傍にいるのよ。勿論危険な状態になったら守ってくれるとは思うのよ?でも、何かするんじゃないかって目線が突き刺さっていてね…余計疲れるのよ。私ってそんなに信用ない?自覚は…あるけど。
『あるんだ…』
うるさいわ!
あ、ちなみにガルマは影に戻ってもらっている。邪魔になるかも知れないからね。
「お、また出てきたぞ」
ドノバンさんがそう言うと、暗闇からまたしてもオーガが現れた。数は5。1階層はオーガしかいないのかな。
「ねぇねぇ。やっていい?」
思わずマリアに尋ねてみる。
だって、ただでさえ不安とマリアからの目線で不満が溜まりに溜まってるのよ。すこしくらい発散させてくれないかな?
「はぁ…なんでそんなにやりたいのよ」
「だって…暇なんだもん」
そうなのよ。それが一番の理由でもある。
不満であることに変わりはないのだけれど、暇なのよ。大体の魔物はロビンとリーナ、マリアで倒しちゃうし。たまにマルティエナさんも戦ってたけど。レビンさんは戦うというより策士だからね。
そして私はあの軍隊ネズミと戦ってから戦ってない。決して戦闘狂とか、そういうのでは無い!
それに勝手に着いてきた身ではあるけれど、それならば少しは手伝いたいという思いもあるのよ。
「いいんじゃないか?十分実力はわかってる訳だし」
ドノバンさんは賛成みたい。
「はぁー…私が心配してるのはフィリアのことじゃないのよ…」
え、そうなの?
「勿論フィリアのことは大切だけど、強いってことは重々承知しているからね。問題は…やり過ぎないかってとこよ」
どうなのよっていう視線を向けられて、思わず目を逸らした。
「とりあえず、あちらさんは待ってはくれんぞ」
そりゃ魔物だものね。寧ろ今まで待ってくれていたことに感謝だわ。
オーガが雄叫びをあげながら突進してくる。それをドノバンさんが盾専用の武闘スキルで受け止める。さ、さすがです。
「ねね、いい?」
最終手段として上目遣いでマリアを見つめる。いや、結構精神ゴリゴリ削れるからあんまりやりたくはないんだけどね。
「そんな目をしてもダメよ」
うぅ…ロビンならいけるのに。
「……まぁ手伝ってくれるのは率直に有難いけどね」
その言葉を聞いて私は瞳を輝かせる。やっていいってこと?
「一体だけよ」
「はーい!」
やったね!じゃあちょっと試したい魔法があるのよね。
イメージを固め、魔力を放出する。
するとその魔力がある形を成していく。
「え?!ちょっとフィリア?!」
流れ出した魔力量にマリアが驚いている。まぁホーリーランスとほぼ同じ量だしね…
「できた!行きなさい!」
魔力によって作られたもの。それは……武器。剣や槍、ハルバードなんかが空中を舞い、私の声に合わせて一直線に一体のオーガへと向かっていった。
グガァ?!
いきなりの攻撃にオーガも対応することが出来ず、次々と襲い来る武器たちに串刺しにされていった。
あー……ちょっとやりすぎた、かな?明らかにオーバーキルだよね。しかも飛び火して結局5体全部倒しちゃった。
今回の魔法の属性は雷。電磁浮遊を利用して、武器を浮かせたのよ。
ついでに武器は超高電圧だから、ちょっと焦げちゃった。あ、飛び火っていうのは感電ね。
……するといきなり、背中に悪寒が走った。
恐る恐る後ろを見て……固まった。いや、固定された?
「言い訳があるなら聞かせて貰いましょうか?」
私の頭をがっちりと掴み、凄みのある笑顔を至近距離で拝む。
「あ、あれぇ?」
「あれぇ?…じゃないでしょうが!!」
その直後に振り下ろされる鉄拳制裁。
「いったぁー!!なんで私が痛いのよ!」
そして痛がるマリア。
いやうん。あれだね……アンクルの効果。なんか私がとんでもなく石頭みたいな目で見られてるけど、違うからね?!
「ま、まぁ全部倒せたし、いいじゃない」
あっけらかんとそう言うリーナを涙目で睨むマリア。
「リーナは分かったでしょ!?あの魔法がとんでもない魔力がこもってたって!」
あ、やっぱりバレてた。
「分かるわよ。それと、知っている魔法ではないことも」
そう言うと、リーナは私のことを見つめてきた。な、なに?
「ちょーっと気になるのよね、ねぇ?フィリアちゃん?」
…これは、ヤバいやつだ。本能がそう告げる。
思わず逃げたくなるけど、まだマリアに頭を掴まれているから逃げれない。
「逃げられる訳ないわよ」
ニヤリと笑顔を向けてきたマリアは心底嬉しそうだった…こわい!
………その後こっぴどく叱られながら魔法についても絞られましたとさ。うぅ…
「リーナの前で新しい魔法なんて使うからよ」
なんでもリーナは賢者であったが故に、珍しい、新しい魔法にとことん執着するのだとか。
私はその時から、リーナの前で新しい魔法を試さないようにしようと肝に銘じた。
「じゃあ一気に5階層まで降りるわよ」
リーナがセーフティエリアから出る時に、そう言った。
このダンジョンは元々30階層あるらしく、今日中に最下層までいくのはさすがに不可能なんだそうだ。
ていうか私、ベル、キャサリンの3人でも4階層までしか行けてないんだけど…そんなに深いのね。
ダンジョンを攻略する時は基本下に降りる為の階段を探す。だけど今回は、階段を見つけてもスルーする。
無論後で戻ってはくるけど、とりあえずそれぞれの階層を虱潰しに攻略していく。
その理由は、構造が変わってしまったので、新しいダンジョンの地図を作る為。そして、途中無事な生徒が居ないかを探す為でもある。
それ故に…遅い。
いや、文句を言うつもりはないよ?無理やり着いてきたようなもんだもの。
だけどいつまでかかるんだか……
「フィリア?疲れた?」
「あ、ううん。大丈夫」
悲壮感を感じていると、いつの間にか足が止まってしまっていたらしい。先に進んでいたマリアに走って追いつく。
「休む?」
「大丈夫だって。それより急がないと…」
そう。こうしてモタモタしていたら、手遅れになる可能性だってある。
「でも…いえ、分かったわ。でも、無理そうなら言うのよ?」
「分かってるって」
実はあの休憩の後から、マリアは私から離れようとしない。
傍から見たらマリアが我が子を守っているように見えるだろうね。
………だけど、マリアは私を守るより、私を止める為に傍にいるのよ。勿論危険な状態になったら守ってくれるとは思うのよ?でも、何かするんじゃないかって目線が突き刺さっていてね…余計疲れるのよ。私ってそんなに信用ない?自覚は…あるけど。
『あるんだ…』
うるさいわ!
あ、ちなみにガルマは影に戻ってもらっている。邪魔になるかも知れないからね。
「お、また出てきたぞ」
ドノバンさんがそう言うと、暗闇からまたしてもオーガが現れた。数は5。1階層はオーガしかいないのかな。
「ねぇねぇ。やっていい?」
思わずマリアに尋ねてみる。
だって、ただでさえ不安とマリアからの目線で不満が溜まりに溜まってるのよ。すこしくらい発散させてくれないかな?
「はぁ…なんでそんなにやりたいのよ」
「だって…暇なんだもん」
そうなのよ。それが一番の理由でもある。
不満であることに変わりはないのだけれど、暇なのよ。大体の魔物はロビンとリーナ、マリアで倒しちゃうし。たまにマルティエナさんも戦ってたけど。レビンさんは戦うというより策士だからね。
そして私はあの軍隊ネズミと戦ってから戦ってない。決して戦闘狂とか、そういうのでは無い!
それに勝手に着いてきた身ではあるけれど、それならば少しは手伝いたいという思いもあるのよ。
「いいんじゃないか?十分実力はわかってる訳だし」
ドノバンさんは賛成みたい。
「はぁー…私が心配してるのはフィリアのことじゃないのよ…」
え、そうなの?
「勿論フィリアのことは大切だけど、強いってことは重々承知しているからね。問題は…やり過ぎないかってとこよ」
どうなのよっていう視線を向けられて、思わず目を逸らした。
「とりあえず、あちらさんは待ってはくれんぞ」
そりゃ魔物だものね。寧ろ今まで待ってくれていたことに感謝だわ。
オーガが雄叫びをあげながら突進してくる。それをドノバンさんが盾専用の武闘スキルで受け止める。さ、さすがです。
「ねね、いい?」
最終手段として上目遣いでマリアを見つめる。いや、結構精神ゴリゴリ削れるからあんまりやりたくはないんだけどね。
「そんな目をしてもダメよ」
うぅ…ロビンならいけるのに。
「……まぁ手伝ってくれるのは率直に有難いけどね」
その言葉を聞いて私は瞳を輝かせる。やっていいってこと?
「一体だけよ」
「はーい!」
やったね!じゃあちょっと試したい魔法があるのよね。
イメージを固め、魔力を放出する。
するとその魔力がある形を成していく。
「え?!ちょっとフィリア?!」
流れ出した魔力量にマリアが驚いている。まぁホーリーランスとほぼ同じ量だしね…
「できた!行きなさい!」
魔力によって作られたもの。それは……武器。剣や槍、ハルバードなんかが空中を舞い、私の声に合わせて一直線に一体のオーガへと向かっていった。
グガァ?!
いきなりの攻撃にオーガも対応することが出来ず、次々と襲い来る武器たちに串刺しにされていった。
あー……ちょっとやりすぎた、かな?明らかにオーバーキルだよね。しかも飛び火して結局5体全部倒しちゃった。
今回の魔法の属性は雷。電磁浮遊を利用して、武器を浮かせたのよ。
ついでに武器は超高電圧だから、ちょっと焦げちゃった。あ、飛び火っていうのは感電ね。
……するといきなり、背中に悪寒が走った。
恐る恐る後ろを見て……固まった。いや、固定された?
「言い訳があるなら聞かせて貰いましょうか?」
私の頭をがっちりと掴み、凄みのある笑顔を至近距離で拝む。
「あ、あれぇ?」
「あれぇ?…じゃないでしょうが!!」
その直後に振り下ろされる鉄拳制裁。
「いったぁー!!なんで私が痛いのよ!」
そして痛がるマリア。
いやうん。あれだね……アンクルの効果。なんか私がとんでもなく石頭みたいな目で見られてるけど、違うからね?!
「ま、まぁ全部倒せたし、いいじゃない」
あっけらかんとそう言うリーナを涙目で睨むマリア。
「リーナは分かったでしょ!?あの魔法がとんでもない魔力がこもってたって!」
あ、やっぱりバレてた。
「分かるわよ。それと、知っている魔法ではないことも」
そう言うと、リーナは私のことを見つめてきた。な、なに?
「ちょーっと気になるのよね、ねぇ?フィリアちゃん?」
…これは、ヤバいやつだ。本能がそう告げる。
思わず逃げたくなるけど、まだマリアに頭を掴まれているから逃げれない。
「逃げられる訳ないわよ」
ニヤリと笑顔を向けてきたマリアは心底嬉しそうだった…こわい!
………その後こっぴどく叱られながら魔法についても絞られましたとさ。うぅ…
「リーナの前で新しい魔法なんて使うからよ」
なんでもリーナは賢者であったが故に、珍しい、新しい魔法にとことん執着するのだとか。
私はその時から、リーナの前で新しい魔法を試さないようにしようと肝に銘じた。
88
あなたにおすすめの小説
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
令和日本では五十代、異世界では十代、この二つの人生を生きていきます。
越路遼介
ファンタジー
篠永俊樹、五十四歳は三十年以上務めた消防士を早期退職し、日本一周の旅に出た。失敗の人生を振り返っていた彼は東尋坊で不思議な老爺と出会い、歳の離れた友人となる。老爺はその後に他界するも、俊樹に手紙を残してあった。老爺は言った。『儂はセイラシアという世界で魔王で、勇者に討たれたあと魔王の記憶を持ったまま日本に転生した』と。信じがたい思いを秘めつつ俊樹は手紙にあった通り、老爺の自宅物置の扉に合言葉と同時に開けると、そこには見たこともない大草原が広がっていた。
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中
四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。
異世界の片隅で、穏やかに笑って暮らしたい
木の葉
ファンタジー
『異世界で幸せに』を新たに加筆、修正をしました。
下界に魔力を充満させるために500年ごとに送られる転生者たち。
キャロルはマッド、リオに守られながらも一生懸命に生きていきます。
家族の温かさ、仲間の素晴らしさ、転生者としての苦悩を描いた物語。
隠された謎、迫りくる試練、そして出会う人々との交流が、異世界生活を鮮やかに彩っていきます。
一部、残酷な表現もありますのでR15にしてあります。
ハッピーエンドです。
最終話まで書きあげましたので、順次更新していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる