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17話 私しーらないっ!
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順調に匂いを辿っていくと、次第に私に向かってくるモンスターも出てきた。私が倒そうかと思ったのだけれど、それよりも早く私の背から魔法が飛び出して倒してしまった。
私はてっきりミリアさんは戦いが専門じゃないと思っていたから、予想外の事に少しビクっとしてしまった。
「あっ…ごめんなさい、驚かせてしまいましたね」
私が怖がってしまったと思ったのか、ミリアさんが優しい声を掛けながら私の背を撫でる。ふむ……やっぱりミリアさんも撫でるのが上手だ。
「私達冒険者は不測の事態に備え、一人でも最低限戦えるようにならなければなりません。なので基本後方支援の私も、ちゃんと一人で戦えるのですよ」
ミリアさんの説明に成程と頷く。確かにパーティーを組んでいたとしても、前衛が倒れたりなんかしたら後衛がその分戦わなきゃいけないもんね。意外としっかりしてるんだなぁと思わず関心するよ。
「とはいえアヤメの戦うところも見てみたいので……次はお任せしても良いですか?」
「ガウッ!」
力強く頷く。ミリアさんに良いところ見せるんだから!
そう意気込んだところで私の耳が新たな足音を捉えた。二足歩行の足音だけれど、匂いが違うからリサさん達じゃない。それに首筋にピリピリとした嫌な感覚があるから、敵で間違いないはずだ。
この先の曲がり角の奥から聞こえてくる足音はミリアさんには聞こえていないらしく、じゃあ見えた瞬間に倒して見せようと魔法を準備する。んー……グロいのも嫌だし、限界まで温度を高めた炎の矢で焼いちゃうか。
そうイメージを固めた瞬間、ぼわりと私の両脇から青白いを通り越して最早白く見える炎の矢が現れた。よしよし……さて、そろそろかな? いくよー? さーん、にー、いーち……GO!
「ひっひっひ…まだ生きているとは運のいい――――」
(あっ……)
……今なんか声が聞こえたような気がしたけど、多分空耳だ。うん、きっとそうに違いない。あれは敵だったんだ。
「……アヤメ?」
「………」
ち、違うもん! なんか嫌な感じがしたから敵に違いないんだよ! 怪しい感じの笑い方してたし! だから私は悪くないもん!
そう内心必死に言い訳したところで、ミリアさんに一ミリとして伝わる訳もなく。ツンツンと背中を無言で突かれて、ただ耳を垂らす事しか出来ない。
「……まぁ、見るからに怪しそうでしたし、アヤメはテイムもされていない野生のモンスターという扱いですからね。それがもし仮に人型の生き物を殺したとしても、それは自然の摂理ですから罪にはなりません。大丈夫ですよ」
「クゥン……」
それで良いの? ほんとに? やっぱり危険なモンスターだって殺処分されたりしない? ……ミリアさんが大丈夫って言うなら信じよう。どの道やってしまった事はどうしようも無いんだから。
「にしても凄まじい威力でしたね…アヤメは火属性を扱うのですか?」
あからさまな話の転換にこれ幸いと乗っかっておく。でも属性か……イメージしたものは基本実現出来たから、自分が使える属性についてはあまり考えた事が無かったね。
取り敢えず歩きながら小さな火の玉を出して、次に水の玉を出す。
「水属性も使えるのですか? ……もしかして地属性や風属性も使えますか?」
それがこの世界の基本的な属性なのかな? 地属性は土の塊でも出せばいいかな。風属性は…風って目で見えないけどどうしようか。風の玉に地属性で砂埃を混ぜてみる?
「四大属性全て使えるのですか……本当に凄い子ですね、アヤメは」
火、水、地、風の四つで四大属性と呼ぶのかな。でもそれが全部使えると凄いの?
そんな私の疑問に気付いたのか、ミリアさんが説明し始めた。
「いいですか? この世界には魔法属性と呼ばれるものが存在しています。先程言った四大属性などの事ですね。これは全ての基礎となる属性とされていて、そこから様々な属性に派生します。例を挙げるなら…雷や氷、治癒などですね。そして人は生まれつき何らかの属性に適性を持っていて、その適性がある属性しか使えません。私の場合は水と治癒ですが、適性を三つや四つ持つ人もいますよ」
ふむふむ。適性がないとそもそも魔法が使えないのか。
「ただここで重要となるのは、四大属性に対する適性を持っているかどうかになります。今存在する魔法属性は四大属性から派生したものだと説明しましたね? つまり四大属性に対する適性を持っていると、そこから派生した属性も後天的に獲得出来る可能性があるんです」
ほほぅ。つまり四大属性は持っているとお得な属性って感じなんだね。で私はその四大属性全てに適性を持っているから、凄いっていう評価になるんだ。
とすると私がイメージした内容を魔法で実現出来るのも、そうした要因が関係しているのかもね。
「そうした理由から、魔法使いは四大属性の内、二つでも持っていると尊敬されるレベルになります。ちなみにアリーシャがそうです」
どうやらアリーシャさんは地属性と風属性に対する適性を持っているらしい。となるとパーティーで属性が被っていないから、かなりバランスが良いね。パーティーを組んでいるのはそうした理由からなのかもしれない。いつか結成理由を聞いてみたいな。
「ちなみに私も水属性と風属性の適性を持った凄い魔法使いなのよ」
「っ!?」
突然会話に割り込んできた声にミリアさんがビクッと身体を強ばらせたのが分かった。私? 私は足音と匂いで分かってたよ。
「アヤメ! また会いましたね!」
そう言いながら私の胸元に飛び込んできたリサさん。記憶が正しければリサさんも同じく二属性持ちだったよね? 確か火属性と地属性だっけ。
「えっと…貴女方は…」
「そのアヤメと知り合いね。私はアイナ。こっちはシオン。それで、そこに抱き着いてるのがリサよ。アヤメと一緒に居るって事は、ガレフ達が言っていたお仲間さんかしら?」
「貴女方がそうだったんですね…はい、私はガレフ達と冒険者をしているミリアと言います。実はお話があって貴女方を探していました」
「話?」
「はい。アヤメの事に関するものなのですが……」
そう前置きすればアイナさん達は真面目に聞く態勢になったものの、肝心のその内容を聞くと困惑顔になった。
「えっと…アヤメの事を話さないだけでいいの?」
「自慢しちゃ駄目なんですか…?」
「駄目です。これはアヤメという存在が悪用されない為に必要な事なのですから」
「まぁ何処にでも馬鹿はいるものだからね。でも誰かに話さないようにするだけで、アヤメに会う事自体は構わないんでしょう?」
「それは大丈夫です。アヤメには他の人とも関わりを持って欲しいですし、寧ろ大歓迎ですね」
その言葉に私からも頷いておく。多くの人と関わればそれだけ味方も増えるし、過ごしやすくなるもんね。それで関わりが増えたら、当初の予定だった物々交換のお店みたいな事もしたいね。
「基本は私達と共に居ますから、恐らくはこの付近の階層で出会う事になるかと」
「アヤメと一緒!? 羨ましい…」
……リサさんに後ろから刺されないでね、ミリアさん。
私はてっきりミリアさんは戦いが専門じゃないと思っていたから、予想外の事に少しビクっとしてしまった。
「あっ…ごめんなさい、驚かせてしまいましたね」
私が怖がってしまったと思ったのか、ミリアさんが優しい声を掛けながら私の背を撫でる。ふむ……やっぱりミリアさんも撫でるのが上手だ。
「私達冒険者は不測の事態に備え、一人でも最低限戦えるようにならなければなりません。なので基本後方支援の私も、ちゃんと一人で戦えるのですよ」
ミリアさんの説明に成程と頷く。確かにパーティーを組んでいたとしても、前衛が倒れたりなんかしたら後衛がその分戦わなきゃいけないもんね。意外としっかりしてるんだなぁと思わず関心するよ。
「とはいえアヤメの戦うところも見てみたいので……次はお任せしても良いですか?」
「ガウッ!」
力強く頷く。ミリアさんに良いところ見せるんだから!
そう意気込んだところで私の耳が新たな足音を捉えた。二足歩行の足音だけれど、匂いが違うからリサさん達じゃない。それに首筋にピリピリとした嫌な感覚があるから、敵で間違いないはずだ。
この先の曲がり角の奥から聞こえてくる足音はミリアさんには聞こえていないらしく、じゃあ見えた瞬間に倒して見せようと魔法を準備する。んー……グロいのも嫌だし、限界まで温度を高めた炎の矢で焼いちゃうか。
そうイメージを固めた瞬間、ぼわりと私の両脇から青白いを通り越して最早白く見える炎の矢が現れた。よしよし……さて、そろそろかな? いくよー? さーん、にー、いーち……GO!
「ひっひっひ…まだ生きているとは運のいい――――」
(あっ……)
……今なんか声が聞こえたような気がしたけど、多分空耳だ。うん、きっとそうに違いない。あれは敵だったんだ。
「……アヤメ?」
「………」
ち、違うもん! なんか嫌な感じがしたから敵に違いないんだよ! 怪しい感じの笑い方してたし! だから私は悪くないもん!
そう内心必死に言い訳したところで、ミリアさんに一ミリとして伝わる訳もなく。ツンツンと背中を無言で突かれて、ただ耳を垂らす事しか出来ない。
「……まぁ、見るからに怪しそうでしたし、アヤメはテイムもされていない野生のモンスターという扱いですからね。それがもし仮に人型の生き物を殺したとしても、それは自然の摂理ですから罪にはなりません。大丈夫ですよ」
「クゥン……」
それで良いの? ほんとに? やっぱり危険なモンスターだって殺処分されたりしない? ……ミリアさんが大丈夫って言うなら信じよう。どの道やってしまった事はどうしようも無いんだから。
「にしても凄まじい威力でしたね…アヤメは火属性を扱うのですか?」
あからさまな話の転換にこれ幸いと乗っかっておく。でも属性か……イメージしたものは基本実現出来たから、自分が使える属性についてはあまり考えた事が無かったね。
取り敢えず歩きながら小さな火の玉を出して、次に水の玉を出す。
「水属性も使えるのですか? ……もしかして地属性や風属性も使えますか?」
それがこの世界の基本的な属性なのかな? 地属性は土の塊でも出せばいいかな。風属性は…風って目で見えないけどどうしようか。風の玉に地属性で砂埃を混ぜてみる?
「四大属性全て使えるのですか……本当に凄い子ですね、アヤメは」
火、水、地、風の四つで四大属性と呼ぶのかな。でもそれが全部使えると凄いの?
そんな私の疑問に気付いたのか、ミリアさんが説明し始めた。
「いいですか? この世界には魔法属性と呼ばれるものが存在しています。先程言った四大属性などの事ですね。これは全ての基礎となる属性とされていて、そこから様々な属性に派生します。例を挙げるなら…雷や氷、治癒などですね。そして人は生まれつき何らかの属性に適性を持っていて、その適性がある属性しか使えません。私の場合は水と治癒ですが、適性を三つや四つ持つ人もいますよ」
ふむふむ。適性がないとそもそも魔法が使えないのか。
「ただここで重要となるのは、四大属性に対する適性を持っているかどうかになります。今存在する魔法属性は四大属性から派生したものだと説明しましたね? つまり四大属性に対する適性を持っていると、そこから派生した属性も後天的に獲得出来る可能性があるんです」
ほほぅ。つまり四大属性は持っているとお得な属性って感じなんだね。で私はその四大属性全てに適性を持っているから、凄いっていう評価になるんだ。
とすると私がイメージした内容を魔法で実現出来るのも、そうした要因が関係しているのかもね。
「そうした理由から、魔法使いは四大属性の内、二つでも持っていると尊敬されるレベルになります。ちなみにアリーシャがそうです」
どうやらアリーシャさんは地属性と風属性に対する適性を持っているらしい。となるとパーティーで属性が被っていないから、かなりバランスが良いね。パーティーを組んでいるのはそうした理由からなのかもしれない。いつか結成理由を聞いてみたいな。
「ちなみに私も水属性と風属性の適性を持った凄い魔法使いなのよ」
「っ!?」
突然会話に割り込んできた声にミリアさんがビクッと身体を強ばらせたのが分かった。私? 私は足音と匂いで分かってたよ。
「アヤメ! また会いましたね!」
そう言いながら私の胸元に飛び込んできたリサさん。記憶が正しければリサさんも同じく二属性持ちだったよね? 確か火属性と地属性だっけ。
「えっと…貴女方は…」
「そのアヤメと知り合いね。私はアイナ。こっちはシオン。それで、そこに抱き着いてるのがリサよ。アヤメと一緒に居るって事は、ガレフ達が言っていたお仲間さんかしら?」
「貴女方がそうだったんですね…はい、私はガレフ達と冒険者をしているミリアと言います。実はお話があって貴女方を探していました」
「話?」
「はい。アヤメの事に関するものなのですが……」
そう前置きすればアイナさん達は真面目に聞く態勢になったものの、肝心のその内容を聞くと困惑顔になった。
「えっと…アヤメの事を話さないだけでいいの?」
「自慢しちゃ駄目なんですか…?」
「駄目です。これはアヤメという存在が悪用されない為に必要な事なのですから」
「まぁ何処にでも馬鹿はいるものだからね。でも誰かに話さないようにするだけで、アヤメに会う事自体は構わないんでしょう?」
「それは大丈夫です。アヤメには他の人とも関わりを持って欲しいですし、寧ろ大歓迎ですね」
その言葉に私からも頷いておく。多くの人と関わればそれだけ味方も増えるし、過ごしやすくなるもんね。それで関わりが増えたら、当初の予定だった物々交換のお店みたいな事もしたいね。
「基本は私達と共に居ますから、恐らくはこの付近の階層で出会う事になるかと」
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