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第四章 レヴィの想い
<7>レヴィの想い2
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なぜか魔法にでもかかったように体が動かない。レヴィは視線を俺に固定させたまま低く甘い掠れた声で呟く。
「魔力の供給、お願いしてもよろしいでしょうか」
声が出てこない。無言で首を縦に振ると、綺麗な顔がどんどん近づいてきた。心臓が飛び出してしまうんじゃないかというほど早く強く動き出す。
耐えきれなくなってぎゅっと目を閉じると、すぐに唇に熱く湿った柔らかいものが触れた。
この行為は2回しているけれど、驚くほど冷たかったとは思えないほど今日の彼の唇は熱い。
(それに、なんかいつもより長いな)
唇を合わせる時間が、随分と長い気がする。もしかして魔力の供給がうまくいっていないのだろうか。俺のほうにはそんな感覚はないので、少し不安になる。
だが、その後すぐに唇は離れた。そっと目を開けると、まだ至近距離でレヴィが覆いかぶさっている。
「わっ!」
驚く俺に小さく笑って、レヴィは片手の甲で俺の頬をそっと撫でた。驚くことに姿はまだ元に戻っていない。
「どうした? 今日のアレ、いつもより長かったよな。供給、うまくいかないのか?」
心配になって尋ねると、レヴィも真剣な顔で答えた。
「はい。どうやらそのようです。エリス様、大変申し訳ないのですがいつもとは少し違う方法を試してみてもよろしいでしょうか」
「わかった! やってみてくれ」
「はい。それではレヴィ様、舌を出していただけますか?」
「なに? 舌を出す? ほうは?」
言われた通りに口を開いて舌をべえと突き出してみる。おかげでうまくしゃべれない。
「ええ。それで合ってます。そのままにしておいてくださいね」
「わはっは」
何をするのだろうと不思議に思っていると、レヴィの顔がどんどん近づいてきた。目を閉じると、舌の表面をべろりと舐められる。
「んうっ!?」
驚いて反射的に引っ込めようとした舌はじゅうと音を立てて吸われてしまう。何が起きているのかわからず頭の中が真っ白になる。
その間にも絡められたり表面を舐められたり、先ほどのように優しく吸われたりと今までに経験したことのない行為を執拗に施された。
「ん……っく……っ、ん、んんっ……」
「……っは、エリス、さま……っ」
(なんだこれ、なんなんだよこれは!!)
心の中では大声で叫んでいるのに、口からは自分の声とは思えないような甘い喘ぎだけが漏れている。
次第に腰のあたりが疼き、体が甘く痺れるような感じを抱く。なんだかこのままではいけないような気がして、首を左右に振って逃げようと試みるが、いつの間にか両手で挟みこまれて動けない。
「ン……んんっ……んぁ……」
抗うこともできず、ただただレヴィに翻弄される。だが不思議と嫌悪感はない。もちろんこれは魔力を供給するための行為だから、嫌だとか言ってられないのだが。
(やべえ……これ、なんか気持ちいいかも……)
そのうち俺は魔力供給の行為に夢中になり、自ら舌を動かし始めてしまう。
ようやくレヴィが唇を離してくれた時には、俺は肩で息をしていた。
「はぁっ……んっ……もと、もどった、な……」
まだ俺の上に乗っかっているレヴィの姿は実年齢に戻っている。
「っ、はい……ありがとうございます」
レヴィも少し息が上がっている。どちらからともなく体を起して、俺たちはベッドの上に向かい合うようにして座る。
「エリス様、この方法のほうが効率的に魔力が供給できるようです。これからは今回の方法でお願いしてもよろしいでしょうか」
「わ、わかった」
「ふふ。ありがとうございます」
レヴィは嬉しそうに笑って俺のことを優しく抱き締める。昔からハグが好きな子どもだったが、大きくなっても変わらないらしい。
(そういうとこはデカくなっても可愛いよなあ)
俺は比較にならないほど広く逞しくなった愛弟子の背中に腕を回して、昔と同じように優しく撫でてやった。
「魔力の供給、お願いしてもよろしいでしょうか」
声が出てこない。無言で首を縦に振ると、綺麗な顔がどんどん近づいてきた。心臓が飛び出してしまうんじゃないかというほど早く強く動き出す。
耐えきれなくなってぎゅっと目を閉じると、すぐに唇に熱く湿った柔らかいものが触れた。
この行為は2回しているけれど、驚くほど冷たかったとは思えないほど今日の彼の唇は熱い。
(それに、なんかいつもより長いな)
唇を合わせる時間が、随分と長い気がする。もしかして魔力の供給がうまくいっていないのだろうか。俺のほうにはそんな感覚はないので、少し不安になる。
だが、その後すぐに唇は離れた。そっと目を開けると、まだ至近距離でレヴィが覆いかぶさっている。
「わっ!」
驚く俺に小さく笑って、レヴィは片手の甲で俺の頬をそっと撫でた。驚くことに姿はまだ元に戻っていない。
「どうした? 今日のアレ、いつもより長かったよな。供給、うまくいかないのか?」
心配になって尋ねると、レヴィも真剣な顔で答えた。
「はい。どうやらそのようです。エリス様、大変申し訳ないのですがいつもとは少し違う方法を試してみてもよろしいでしょうか」
「わかった! やってみてくれ」
「はい。それではレヴィ様、舌を出していただけますか?」
「なに? 舌を出す? ほうは?」
言われた通りに口を開いて舌をべえと突き出してみる。おかげでうまくしゃべれない。
「ええ。それで合ってます。そのままにしておいてくださいね」
「わはっは」
何をするのだろうと不思議に思っていると、レヴィの顔がどんどん近づいてきた。目を閉じると、舌の表面をべろりと舐められる。
「んうっ!?」
驚いて反射的に引っ込めようとした舌はじゅうと音を立てて吸われてしまう。何が起きているのかわからず頭の中が真っ白になる。
その間にも絡められたり表面を舐められたり、先ほどのように優しく吸われたりと今までに経験したことのない行為を執拗に施された。
「ん……っく……っ、ん、んんっ……」
「……っは、エリス、さま……っ」
(なんだこれ、なんなんだよこれは!!)
心の中では大声で叫んでいるのに、口からは自分の声とは思えないような甘い喘ぎだけが漏れている。
次第に腰のあたりが疼き、体が甘く痺れるような感じを抱く。なんだかこのままではいけないような気がして、首を左右に振って逃げようと試みるが、いつの間にか両手で挟みこまれて動けない。
「ン……んんっ……んぁ……」
抗うこともできず、ただただレヴィに翻弄される。だが不思議と嫌悪感はない。もちろんこれは魔力を供給するための行為だから、嫌だとか言ってられないのだが。
(やべえ……これ、なんか気持ちいいかも……)
そのうち俺は魔力供給の行為に夢中になり、自ら舌を動かし始めてしまう。
ようやくレヴィが唇を離してくれた時には、俺は肩で息をしていた。
「はぁっ……んっ……もと、もどった、な……」
まだ俺の上に乗っかっているレヴィの姿は実年齢に戻っている。
「っ、はい……ありがとうございます」
レヴィも少し息が上がっている。どちらからともなく体を起して、俺たちはベッドの上に向かい合うようにして座る。
「エリス様、この方法のほうが効率的に魔力が供給できるようです。これからは今回の方法でお願いしてもよろしいでしょうか」
「わ、わかった」
「ふふ。ありがとうございます」
レヴィは嬉しそうに笑って俺のことを優しく抱き締める。昔からハグが好きな子どもだったが、大きくなっても変わらないらしい。
(そういうとこはデカくなっても可愛いよなあ)
俺は比較にならないほど広く逞しくなった愛弟子の背中に腕を回して、昔と同じように優しく撫でてやった。
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