98 / 854
決戦ガーディン邸!!
しおりを挟む
しっかり一夜をかけて作戦を練った私達は夜にガーディン邸の後ろにやってきていた。
「そろそろ奴らが寝静まる時間帯だ、サラ作戦の方は分かっているな?」
「うん! 大丈夫、私とカイナ姉さんが早くソーラを倒してガーディンを盗賊団の皆でタコ殴りにするんだよね?」
「ああ、ソーラさえ倒せればあとはどうにでもなるからね」
彼女がウィンクを決めると作戦は決行される。
素早く移動しながらも音は立てないように動く。
これは昨日カイナ姉さんに教えて貰った盗賊流の走り方だ。
この走り方を覚えてしまえば音を立てずに動く事ができる。
無論、その場に適した靴を履いていればの話だが、今の私は音の出にくいスニーカーを用意してもらっているので問題ない。
なぜスニーカーなら音が出にくいのかと言うと、靴底にゴムが貼られていて、それが結果的に静音効果となり盗賊の中でも使われ始めたと言う。
スニーカーと盗賊の走り方の二つが合わされば、相当ヘマをしない限り足音が出ることはない。
これからは盗賊や斥候職の足元を見てみるのも悪くはないのかもしれないと思う。
敵として現れたのなら足音を戦闘中に聞いてどこにいるのかを判断できるし、もしも静音だったのなら油断できない相手だと判断する事ができるからだ。
やはりプロの言葉を聞くだけでも勉強になるので、これからも沢山の人と関わっていきたいとは思う。
(...まあ犯罪者の手を借りるのはこれが最後だといいんだけどね)
けど今はそんな事も言ってられないのも事実。
ケロナお姉ちゃんが【洗脳】の毒牙にかかったのはほんの2日前だ。
きっとまだ【洗脳】の魔法が完全に定着していないだろうからどうにかなると思う。
ガーディンには1発火炎魔法でも放ってから逃げるつもりではあるのだが、最悪ケロナお姉ちゃんを助け出した瞬間に逃げてもいいと私は考えている。
ガーディンみたいな奴が貴族として統治している町なんか今すぐにでも脱出したい気分なのだ。
月が暗雲に隠れるのを見てカイナ姉さんは突入の合図を出すのでした。
「そろそろ奴らが寝静まる時間帯だ、サラ作戦の方は分かっているな?」
「うん! 大丈夫、私とカイナ姉さんが早くソーラを倒してガーディンを盗賊団の皆でタコ殴りにするんだよね?」
「ああ、ソーラさえ倒せればあとはどうにでもなるからね」
彼女がウィンクを決めると作戦は決行される。
素早く移動しながらも音は立てないように動く。
これは昨日カイナ姉さんに教えて貰った盗賊流の走り方だ。
この走り方を覚えてしまえば音を立てずに動く事ができる。
無論、その場に適した靴を履いていればの話だが、今の私は音の出にくいスニーカーを用意してもらっているので問題ない。
なぜスニーカーなら音が出にくいのかと言うと、靴底にゴムが貼られていて、それが結果的に静音効果となり盗賊の中でも使われ始めたと言う。
スニーカーと盗賊の走り方の二つが合わされば、相当ヘマをしない限り足音が出ることはない。
これからは盗賊や斥候職の足元を見てみるのも悪くはないのかもしれないと思う。
敵として現れたのなら足音を戦闘中に聞いてどこにいるのかを判断できるし、もしも静音だったのなら油断できない相手だと判断する事ができるからだ。
やはりプロの言葉を聞くだけでも勉強になるので、これからも沢山の人と関わっていきたいとは思う。
(...まあ犯罪者の手を借りるのはこれが最後だといいんだけどね)
けど今はそんな事も言ってられないのも事実。
ケロナお姉ちゃんが【洗脳】の毒牙にかかったのはほんの2日前だ。
きっとまだ【洗脳】の魔法が完全に定着していないだろうからどうにかなると思う。
ガーディンには1発火炎魔法でも放ってから逃げるつもりではあるのだが、最悪ケロナお姉ちゃんを助け出した瞬間に逃げてもいいと私は考えている。
ガーディンみたいな奴が貴族として統治している町なんか今すぐにでも脱出したい気分なのだ。
月が暗雲に隠れるのを見てカイナ姉さんは突入の合図を出すのでした。
0
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです
竹桜
ファンタジー
無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。
だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。
その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる