552 / 854
1人
しおりを挟む
パチパチ...。
私は1人夜の森で火を起こしていた。
(...思えばいつぶりだろうか? 1人で夜を明かすのは...)
この世界に来てから...?。
いや、以前の世界でも1人になることなんて殆どなかった。
私の側には必ず誰かがいたのを今でも覚えている。
そう考えれば考えるほどに私の肩は軽くなった。
(...これからは思う存分に刀を振るえる)
私はこの刀【あまみん☆=バスター】に秘められた力をこの世界に来てからは使った事はない。
その力を使わない理由はただ一つ、仲間を巻き込んでしまうからだ。
以前の世界の仲間であれば巻き込んでしまったとしても死に至る事はなかっただろうけど、この世界の仲間に記憶を取り戻した私の【極限】の技が当たってしまえば骨も残らないだろう事は明白だった。
私は何よりもそれを恐れた。
(自分の技で仲間を殺してしまったら...)
私はそれが恐ろしくて堪らない。
昨日まで一緒に戦っていた友を巻き込んでしまうかも知れないと言う恐怖に私は耐えられなかったのだ。
私は目の前に燃えている篝火を眺めながら息を吐いた。
「これで良かったんだ...、何も皆を巻き込む事はない、私が【次元龍】も【大帝】も消し去ればいいだけの話だ」
私がそう呟いた時でした。
『ふ~ん...、いつか僕たちを消すつもりなんだ~?』
胸の奥底から声が聞こえたのは。
私は1人夜の森で火を起こしていた。
(...思えばいつぶりだろうか? 1人で夜を明かすのは...)
この世界に来てから...?。
いや、以前の世界でも1人になることなんて殆どなかった。
私の側には必ず誰かがいたのを今でも覚えている。
そう考えれば考えるほどに私の肩は軽くなった。
(...これからは思う存分に刀を振るえる)
私はこの刀【あまみん☆=バスター】に秘められた力をこの世界に来てからは使った事はない。
その力を使わない理由はただ一つ、仲間を巻き込んでしまうからだ。
以前の世界の仲間であれば巻き込んでしまったとしても死に至る事はなかっただろうけど、この世界の仲間に記憶を取り戻した私の【極限】の技が当たってしまえば骨も残らないだろう事は明白だった。
私は何よりもそれを恐れた。
(自分の技で仲間を殺してしまったら...)
私はそれが恐ろしくて堪らない。
昨日まで一緒に戦っていた友を巻き込んでしまうかも知れないと言う恐怖に私は耐えられなかったのだ。
私は目の前に燃えている篝火を眺めながら息を吐いた。
「これで良かったんだ...、何も皆を巻き込む事はない、私が【次元龍】も【大帝】も消し去ればいいだけの話だ」
私がそう呟いた時でした。
『ふ~ん...、いつか僕たちを消すつもりなんだ~?』
胸の奥底から声が聞こえたのは。
0
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ギルド受付嬢は今日も見送る~平凡な私がのんびりと暮らす街にやってきた、少し不思議な魔術師との日常~
弥生紗和
ファンタジー
【完結】私はギルド受付嬢のエルナ。魔物を倒す「討伐者」に依頼を紹介し、彼らを見送る毎日だ。最近ギルドにやってきたアレイスさんという魔術師は、綺麗な顔をした素敵な男性でとても優しい。平凡で代わり映えのしない毎日が、彼のおかげでとても楽しい。でもアレイスさんには何か秘密がありそうだ。
一方のアレイスは、真っすぐで優しいエルナに次第に重い感情を抱き始める――
恋愛はゆっくりと進展しつつ、アレイスの激重愛がチラチラと。大きな事件やバトルは起こりません。こんな街で暮らしたい、と思えるような素敵な街「ミルデン」の日常と、小さな事件を描きます。
大人女性向けの異世界スローライフをお楽しみください。
西洋風異世界ですが、実際のヨーロッパとは異なります。魔法が当たり前にある世界です。食べ物とかファッションとか、かなり自由に書いてます。あくまで「こんな世界があったらいいな」ということで、ご容赦ください。
※サブタイトルで「魔術師アレイス~」となっているエピソードは、アレイス側から見たお話となります。
この作品は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです
竹桜
ファンタジー
無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。
だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。
その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる