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第4章~⑯~
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さっきよりも、交通量が多いこともあり、無音状態から、一転して轟音と言っても良い周囲からの音量に包まれ、一瞬たじろぐ。
周囲に自分の存在を気にしている人間が居ないことは幸運だった。
再度、スマホの待ち受け画面を表示させ、午前十一時四十六分から時刻が進んでいないことを確認する。
そして、首に掛けたコカリナの小窓のカウンターを覗き、数字が、『34』になっていることを確かめた。
ここからなら、徒歩でも十分と掛からずに、駅前のバス停に到着することができる。
横断した場所から、再び北側に進路をとって、全国チェーンの家具量販店の大型店舗の角を右折して、酒蔵通りと呼ばれる石畳の歩道に入った。
そこで、ふと違和感を覚える。
平日の昼間にも関わらず、いつもより人の流れが格段に多い気がするのだ。
スポーツドリンクで喉を潤したあと、再び駆け足になって駅前を目指す間、普段は鳴らないはずのカリヨンの鐘の音が聞こえてきた。
さらに、同じく駅の方に歩く周囲の人たちが、
「久々のカリヨンの演奏、楽しみだね」
と話す声で、人流の多さの理由を理解する。
九月一日の防災の日は、正午から『フランドルの鐘』と呼ばれる駅前広場のカリヨンの演奏が行われることが、毎年の恒例になっている。
この時間は、音色の確認を兼ねた本番前の試験演奏が行われているようだ。
(まったく……タイミングが良いのか、悪いのか……)
学校を出てから、何度目かの苦笑いを噛み殺しながら、普段の数倍以上の人たちが行き交う駅前に向かう。
残りの一◯◯メートルほどの距離を駆け抜け、地上二階の場所にある改札口に直結するカリヨン広場のペデストリアンデッキから、地上にあるバス停を見下ろすと、空港への直行バスが停車していた。
安堵して、
「よし!なんとか間に合った……」
と、思わず声が出る。
市民合唱団や演奏を待つ観衆が居並ぶ人混みをぬうようにして、デッキ上から地上のバス停につながる階段を急いで駆け下りると、バスに乗り込もうとする二人の女性の姿が目に入った。
夏の名残を感じさせる風にたなびいた後ろ髪は、夏休み前の放課後の教室で目にした時のままだ。
バス停に駆け寄りながら、
「小嶋ァァァ~~~~~~!!!!」
周囲に響くような声を上げてしまっていた。
こちらの大声に、ピクリと身体を反応させた小嶋夏海は、こちらの方を振り返り、ハッと、驚いた表情を見せたあと、観念したような面持ちで、母親らしい歳上の女性に声を掛け、乗りかけていたバスの乗車口から停留場へと踵を返す。
そして、急いで階段を駆け下りてバス停にたどり着き、呼吸を整えるオレにを見ながら、ため息をついた。
「なにしに来たの……? って、聞くまでもないか……」
さらに、腕時計で時間を確認し、
「まだ、時間があるみたいだから、デッキの上の方で話さない?」
と、ペデストリアンデッキに移動することを提案してきた。
息を整えながら、何とか「あぁ……」と、うなずくオレの返事を確認して、彼女は、バスの車内の席に座る女性に声を掛ける。
「ちょっと、話して来る……」
「もう、発車時間なんだから、早くしなさい」
無表情で言い放つ女性に、小嶋夏海は、
「わかってる……」
と、無愛想に答え、「行こう……」と言って、デッキの階上へと繋がる階段の方に歩き出した。
そして、早足で歩きながら、慌てて後を追うこちらに向かって、首に掛けたままの木製細工を指差し、表情を変えることなく、言ってきた。
「もう、あまり時間が無いから、話しが長くなるようなら、そのコの能力を使ってね」
「あぁ、わかってるよ……」
と答え、スマホを確認すると、時刻は午前十一時五十五分――――――。
確かに、『トカリナ』の能力を借りずに、悠長に話している時間は無さそうだ。
デッキの階上に上り、カリヨン広場から少し離れた、眺めの良い場所まで移動すると、感情を押し殺したような少女は、
「じゃ、お願い」
と言って、右手の人差し指を差し出す。
その意図を察知し、うなずいたオレは、コカリナの六つの穴を塞ぎ、彼女の指が触れたことを確認して、吹口から息を吹き込んだ。
==========Time Out==========
騒然とした駅前の喧騒は静寂に包まれ、二人だけの世界が広がる――――――。
「始業式の後のことも考えて、この時間なら、誰も来ないだろうと思ったのに……。無断で、コカリナの能力を使ったでしょう?」
最初に口を開いたのは、小嶋夏海だった。
「確かに、小嶋の了承を得たわけじゃないが、あの《契約書》の有効期限は、昨日で終わってるハズだぜ?」
そう言い返すと、彼女は、フッと、表情を崩し、「それも、そうね……」と、自嘲気味に笑い、
「坂井のしつこさは、私の想定外だったわ」
そう付け加えた彼女の言葉に、ニヤリと笑って、言い返してやった。
「蟹座のオトコの執着心を舐めるんじゃねぇよ」
その一言に、今度は呆れたような表情で、彼女は、
「独占欲も、執着心の一種だもんね……」
と、言ったあと、
「ねぇ、『ストーカー規制法』って知ってる? 今はまだ、坂井にも少年法が適用されるかも知れないけど、二十歳になってからは気をつけた方がいいよ?」
などと、注意喚起をしてくるので、友人たちの気持ちを代弁するべく応じる。
「ご忠告痛み入るが、今回は、オレ一人の想いだけじゃないんだよ」
その言葉には、感じるところがあったのか、これまで余裕の表情を崩さなかった彼女は、一瞬、真剣な面持ちになり、問い掛けてきた。
「そう……それで、ユミコとユカは、何て言ってたの?」
「大嶋や中嶋だけじゃない……ヤスユキやテツオ、クラスの他の連中も、小嶋に最後の別れができないことを寂しがっていたぞ」
彼女の問いに応えると、
「わざわざ、そのことを伝えに来たの?ご苦労さま……みんなには、最後のあいさつも出来ずに引っ越すことになって、申し訳ない、って伝えておいて」
小嶋夏海は、もう、これで良いだろう、と会話を打ち切ろうとしているかのような言葉を返してきた。
(そうじゃない! 自分が伝えたいことは……、伝えなければいけないことは……それだけじゃないんだ!!)
そんな思いで、なんとか、次の言葉を探す。
「あぁ、わかった……大嶋や中嶋、クラスのみんなには、伝えておく」
そう言ったあと、ハヤる気持ちを抑えるように、呼吸を整えて、続ける。
「今日、伝えたかったことは、それだけじゃないんだ……前にも話したことがあるかも知れないけど……この夏休みの間、小嶋と、このコカリナの謎を調べるために、あれこれ実験をしたり、色々な場所に出掛けたりしたことは、本当に楽しかった。そして、実験のために色々なアイデアを出したり、図書館で熱心に調べものをしている小嶋のことを、本当にスゴいと思った。その楽しそうな姿を見て、小嶋の気が済むまで、もっともっと、『トカリナ』についての調査を続けてほしいと思ったし、そのための協力なら、なんでもしたいと思った……。そして、出来れば、自分は、コカリナの調査を続ける小嶋のそばに、ずっと居たいと思った! 小嶋の作った『契約書』の期限は、夏休みの終わりまでだったけど……もっと、ずっと、一緒に、このコカリナの研究を続けないか?」
これまで伝えられなかった想いを吐き出すように、一気に言い切った。
こちらの言葉に反応したのか、小嶋夏海の頬が染まったような気がする。
そうして、思いの丈を伝えきったあとの気持ちの昂りを整えながら、さらに、目の前の女子のようすをうかがうと……。
彼女は、瞬時にして、表情を切り替えると、「ハァ~~~」と、深いため息をつき、
「こっちの都合も考えずに、自分の想いだけをまくしたてるとか、最悪の告白なんだけど……夏休みにメッセージアプリで送ったネット記事を読まなかったの?」
呆れたような口調で言い放ち、「その答え、すぐに出さなきゃだめ?」と、付け加えた。
自分が、想定していなかった返答に、
「いや、そういうわけではないが……」
と、言葉に詰まる。
こちらの曖昧の返答に、彼女は、ニコリと笑う。
「そう……時間をもらえて良かった」
そして、何かを思い付いたかのように、こちらの胸元を指差して、こう付け加えた。
「そうだ!コカリナのことで、お願いがあるだけど……しばらく、そのコに会えなくなると思うから……久々に、演奏させてくれない?」
唐突な申し出に、不自然さを感じたものの、特に拒否する理由もなかったので、首元に下げていた『トカリナ』を小嶋夏海に手渡す。
コカリナを受け取った彼女は、ジェルタイプの携帯用アルコール消毒剤を取り出し、ポケットティッシュにジェルを流して、唄口の部分を入念に手入れした。
さらに、切り替えスイッチをOFFの状態にすると、口元でコカリナを構え、
「久々だと、緊張するな~」
などと言いながら、唄口に息を吹き込んだ。
小嶋夏海が、その曲を選んだ意図はわからないが、切なくて、どこか物悲しく聞こえるメロディーは、いまの自分の心情に、ピッタリだと感じる。
自室でも聞いたメロディーに涙腺がゆるむのを悟られたくなくて、口元を手のひらで覆いながら、目尻に人差し指をあて、そこから、そっと、頬をぬぐう。
サビの部分をリピートして、小嶋夏海の演奏は終わった。
そして、しばし、曲の余韻に浸っていると――――――。
周囲に自分の存在を気にしている人間が居ないことは幸運だった。
再度、スマホの待ち受け画面を表示させ、午前十一時四十六分から時刻が進んでいないことを確認する。
そして、首に掛けたコカリナの小窓のカウンターを覗き、数字が、『34』になっていることを確かめた。
ここからなら、徒歩でも十分と掛からずに、駅前のバス停に到着することができる。
横断した場所から、再び北側に進路をとって、全国チェーンの家具量販店の大型店舗の角を右折して、酒蔵通りと呼ばれる石畳の歩道に入った。
そこで、ふと違和感を覚える。
平日の昼間にも関わらず、いつもより人の流れが格段に多い気がするのだ。
スポーツドリンクで喉を潤したあと、再び駆け足になって駅前を目指す間、普段は鳴らないはずのカリヨンの鐘の音が聞こえてきた。
さらに、同じく駅の方に歩く周囲の人たちが、
「久々のカリヨンの演奏、楽しみだね」
と話す声で、人流の多さの理由を理解する。
九月一日の防災の日は、正午から『フランドルの鐘』と呼ばれる駅前広場のカリヨンの演奏が行われることが、毎年の恒例になっている。
この時間は、音色の確認を兼ねた本番前の試験演奏が行われているようだ。
(まったく……タイミングが良いのか、悪いのか……)
学校を出てから、何度目かの苦笑いを噛み殺しながら、普段の数倍以上の人たちが行き交う駅前に向かう。
残りの一◯◯メートルほどの距離を駆け抜け、地上二階の場所にある改札口に直結するカリヨン広場のペデストリアンデッキから、地上にあるバス停を見下ろすと、空港への直行バスが停車していた。
安堵して、
「よし!なんとか間に合った……」
と、思わず声が出る。
市民合唱団や演奏を待つ観衆が居並ぶ人混みをぬうようにして、デッキ上から地上のバス停につながる階段を急いで駆け下りると、バスに乗り込もうとする二人の女性の姿が目に入った。
夏の名残を感じさせる風にたなびいた後ろ髪は、夏休み前の放課後の教室で目にした時のままだ。
バス停に駆け寄りながら、
「小嶋ァァァ~~~~~~!!!!」
周囲に響くような声を上げてしまっていた。
こちらの大声に、ピクリと身体を反応させた小嶋夏海は、こちらの方を振り返り、ハッと、驚いた表情を見せたあと、観念したような面持ちで、母親らしい歳上の女性に声を掛け、乗りかけていたバスの乗車口から停留場へと踵を返す。
そして、急いで階段を駆け下りてバス停にたどり着き、呼吸を整えるオレにを見ながら、ため息をついた。
「なにしに来たの……? って、聞くまでもないか……」
さらに、腕時計で時間を確認し、
「まだ、時間があるみたいだから、デッキの上の方で話さない?」
と、ペデストリアンデッキに移動することを提案してきた。
息を整えながら、何とか「あぁ……」と、うなずくオレの返事を確認して、彼女は、バスの車内の席に座る女性に声を掛ける。
「ちょっと、話して来る……」
「もう、発車時間なんだから、早くしなさい」
無表情で言い放つ女性に、小嶋夏海は、
「わかってる……」
と、無愛想に答え、「行こう……」と言って、デッキの階上へと繋がる階段の方に歩き出した。
そして、早足で歩きながら、慌てて後を追うこちらに向かって、首に掛けたままの木製細工を指差し、表情を変えることなく、言ってきた。
「もう、あまり時間が無いから、話しが長くなるようなら、そのコの能力を使ってね」
「あぁ、わかってるよ……」
と答え、スマホを確認すると、時刻は午前十一時五十五分――――――。
確かに、『トカリナ』の能力を借りずに、悠長に話している時間は無さそうだ。
デッキの階上に上り、カリヨン広場から少し離れた、眺めの良い場所まで移動すると、感情を押し殺したような少女は、
「じゃ、お願い」
と言って、右手の人差し指を差し出す。
その意図を察知し、うなずいたオレは、コカリナの六つの穴を塞ぎ、彼女の指が触れたことを確認して、吹口から息を吹き込んだ。
==========Time Out==========
騒然とした駅前の喧騒は静寂に包まれ、二人だけの世界が広がる――――――。
「始業式の後のことも考えて、この時間なら、誰も来ないだろうと思ったのに……。無断で、コカリナの能力を使ったでしょう?」
最初に口を開いたのは、小嶋夏海だった。
「確かに、小嶋の了承を得たわけじゃないが、あの《契約書》の有効期限は、昨日で終わってるハズだぜ?」
そう言い返すと、彼女は、フッと、表情を崩し、「それも、そうね……」と、自嘲気味に笑い、
「坂井のしつこさは、私の想定外だったわ」
そう付け加えた彼女の言葉に、ニヤリと笑って、言い返してやった。
「蟹座のオトコの執着心を舐めるんじゃねぇよ」
その一言に、今度は呆れたような表情で、彼女は、
「独占欲も、執着心の一種だもんね……」
と、言ったあと、
「ねぇ、『ストーカー規制法』って知ってる? 今はまだ、坂井にも少年法が適用されるかも知れないけど、二十歳になってからは気をつけた方がいいよ?」
などと、注意喚起をしてくるので、友人たちの気持ちを代弁するべく応じる。
「ご忠告痛み入るが、今回は、オレ一人の想いだけじゃないんだよ」
その言葉には、感じるところがあったのか、これまで余裕の表情を崩さなかった彼女は、一瞬、真剣な面持ちになり、問い掛けてきた。
「そう……それで、ユミコとユカは、何て言ってたの?」
「大嶋や中嶋だけじゃない……ヤスユキやテツオ、クラスの他の連中も、小嶋に最後の別れができないことを寂しがっていたぞ」
彼女の問いに応えると、
「わざわざ、そのことを伝えに来たの?ご苦労さま……みんなには、最後のあいさつも出来ずに引っ越すことになって、申し訳ない、って伝えておいて」
小嶋夏海は、もう、これで良いだろう、と会話を打ち切ろうとしているかのような言葉を返してきた。
(そうじゃない! 自分が伝えたいことは……、伝えなければいけないことは……それだけじゃないんだ!!)
そんな思いで、なんとか、次の言葉を探す。
「あぁ、わかった……大嶋や中嶋、クラスのみんなには、伝えておく」
そう言ったあと、ハヤる気持ちを抑えるように、呼吸を整えて、続ける。
「今日、伝えたかったことは、それだけじゃないんだ……前にも話したことがあるかも知れないけど……この夏休みの間、小嶋と、このコカリナの謎を調べるために、あれこれ実験をしたり、色々な場所に出掛けたりしたことは、本当に楽しかった。そして、実験のために色々なアイデアを出したり、図書館で熱心に調べものをしている小嶋のことを、本当にスゴいと思った。その楽しそうな姿を見て、小嶋の気が済むまで、もっともっと、『トカリナ』についての調査を続けてほしいと思ったし、そのための協力なら、なんでもしたいと思った……。そして、出来れば、自分は、コカリナの調査を続ける小嶋のそばに、ずっと居たいと思った! 小嶋の作った『契約書』の期限は、夏休みの終わりまでだったけど……もっと、ずっと、一緒に、このコカリナの研究を続けないか?」
これまで伝えられなかった想いを吐き出すように、一気に言い切った。
こちらの言葉に反応したのか、小嶋夏海の頬が染まったような気がする。
そうして、思いの丈を伝えきったあとの気持ちの昂りを整えながら、さらに、目の前の女子のようすをうかがうと……。
彼女は、瞬時にして、表情を切り替えると、「ハァ~~~」と、深いため息をつき、
「こっちの都合も考えずに、自分の想いだけをまくしたてるとか、最悪の告白なんだけど……夏休みにメッセージアプリで送ったネット記事を読まなかったの?」
呆れたような口調で言い放ち、「その答え、すぐに出さなきゃだめ?」と、付け加えた。
自分が、想定していなかった返答に、
「いや、そういうわけではないが……」
と、言葉に詰まる。
こちらの曖昧の返答に、彼女は、ニコリと笑う。
「そう……時間をもらえて良かった」
そして、何かを思い付いたかのように、こちらの胸元を指差して、こう付け加えた。
「そうだ!コカリナのことで、お願いがあるだけど……しばらく、そのコに会えなくなると思うから……久々に、演奏させてくれない?」
唐突な申し出に、不自然さを感じたものの、特に拒否する理由もなかったので、首元に下げていた『トカリナ』を小嶋夏海に手渡す。
コカリナを受け取った彼女は、ジェルタイプの携帯用アルコール消毒剤を取り出し、ポケットティッシュにジェルを流して、唄口の部分を入念に手入れした。
さらに、切り替えスイッチをOFFの状態にすると、口元でコカリナを構え、
「久々だと、緊張するな~」
などと言いながら、唄口に息を吹き込んだ。
小嶋夏海が、その曲を選んだ意図はわからないが、切なくて、どこか物悲しく聞こえるメロディーは、いまの自分の心情に、ピッタリだと感じる。
自室でも聞いたメロディーに涙腺がゆるむのを悟られたくなくて、口元を手のひらで覆いながら、目尻に人差し指をあて、そこから、そっと、頬をぬぐう。
サビの部分をリピートして、小嶋夏海の演奏は終わった。
そして、しばし、曲の余韻に浸っていると――――――。
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