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第2章~⑦~
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わが街の図書館は、近隣に文化会館やコンサートホールなどが集まり、区画整理によって、時代劇の舞台の様な白壁作りの建物が並ぶようになった文教地区の中心地にある。
午前八時五十分——————。
シャワーを浴びて感じた清涼感も、ものの五分ほどで雲散霧消するほどの気温に耐えて漕いできた自転車を駐輪場に止め、図書館の入り口にむかうと、そこには、小嶋夏海の姿があった。
周囲の壁が作る日陰に立つ彼女は、白と黒のトップスに丈の短いジーパンというスタイルで、普段、高校で見る制服姿よりも、さらに大人びた印象に映る。
「おはよう! 待たせてしまったか? 申し訳ない」
と、声を掛けると、チラリとスマホの画面を見て、素っ気ない返答があった。
「指定した集合時間の十分前でしょ? 問題ない」
いつも通りの反応に、心の中で苦笑しつつ、周りに人気がないことを確認して、彼女にたずねる。
「それで、今日は、どんな実験をするんだ?」
「今日は、《長時間停止》の停止時間の確認ね。コカリナの奏でる音階によって、どれだけ停止時間に違いがあるのか知っておきたいから……。ただ、坂井の意見を尊重すれば、《長時間停止》は、回数に制限があるかも知れないから、慎重に実験しないとね」
『本格的な実験と調査』と、大げさな表現を使っただけはあって、彼女なりの実験計画を立てているようである。
しかし、気になることもある。夏休み中の図書館は、学生が多く集まり、人目につかずに実験を行うには不向きに思えたからだ。
「場所は、図書館で良かったのか? 確かに、暑さ対策には向いているが、結構ヒトが多いだろう?」
疑問をぶつけると、
「停止時間の確認自体は、近くの稲野神社でするつもり。図書館に来てもらったのは、実験が終わった後、コカリナについての文献調査が目的だから……」
と、答えを返してきた。
なるほど、この図書館から徒歩一分も掛からない神社の敷地内なら、木々に囲まれているので木陰も多く、人気も少なそうだ。
おまけに、セミの大合唱の有無が、時間停止の目安にも成り得るので、我らが『トカリナ』の実験を行うには、絶好の場所といえるだろうが――――――。
「神社を実験の場所にするのは良いアイデアだと思うが、図書館での文献調査って、ナニをするんだ?」
再び疑問を投げ掛けると、
「この図書館にある資料で、『トカリナ』の正体がわかるとは、私も思っていないけど……楽器としてのコカリナのルーツとか、コカリナが作られた土地の文化とか時代から、何か推測できることがあるかも知れないと思ったから……坂井は、気にならないの? この不思議なアイテムが、いったい何なのか―――?」
そりゃ、祖父さんが形見として授けてくれたようなモノだから、気にならない訳はないが、その調査をするにしても、自分のような平凡な高校生には、なにから調べれば良いのか、検討もつかない。まさか、最近お笑い芸人が、三代目の局長に就任したテレビ番組の某探偵局に依頼を出すわけにもいくまいし……。
それでも、小嶋夏海が、この祖父さんの形見に、並々ならぬ興味を抱いてくれているなら、ぜひ調査に協力したいと思う。
「確かに、気になる! それに、何だか『夏休みの自由研究』って感じで楽しそうだな!」
そう答えると、彼女は苦笑しながら、つぶやくように語る。
「『夏休みの自由研究』って、小学生じゃないんだから……まぁ、でも、自分たちに出来ることなんて、同じ様なレベルなのかもね。大学に行けば、もっと、本格的なことが研究できるかもだけど……」
そんな取り留めのない話をしていると、いつの間にか開館時間になったようで、入り口の自動ドアが開いたので、空調の効いた図書館内に移動する。
そして、この場所を使い慣れている様子の小嶋夏海の案内に従って、学習室の席を確保したオレたちは、『トカリナ』の実験のために、図書館から歩いて一分の場所にある神社にむかった。
※
言い伝えによると、稲野神社は、千年以上も前にこの地に遷座されたという長い歴史を持つ由緒ある《お社》らしい。その境内には、本殿の他に、名のある神社の分祠がいくつも存在している。
強烈な陽射しを遮る、鬱蒼とした木々の木陰に入ると、うだるような暑さもいく分かは、マシに感じられる。
ジ~ジ~、ジリジリと合唱をしているアブラゼミの声も、今回の実験には、うってつけだ。
本殿からさらに奥まったところにある、直射日光を防ぎ、人気の少ない場所を見つけたオレは、この実験の発案者にたずねる。
「この辺りで、良いか?」
「いいんじゃない? 少しは暑さもしのげそうだし」
了承を得たオレは、コカリナを取り出し、「じゃあ、始めるか」と、声を掛け、
「あと、時間を計るなら、これも必要じゃないか?」
と、ストップウォッチを手に取り、さり気なく『出来るオトコ』であることをアピールしながら、彼女に見せた。
すると、
「時間を計るだけなら、スマートフォンの機能で十分じゃない?時間停止中は、ネットには接続できなくなるみたいだけど、タイマーやストップウォッチの機能は、作動していたから」
思いがけない返答に、トーンダウンした声で応じてしまった。
「そ、そうか……まぁ、そうだな」
「?」
怪訝な表情で、こちらの顔色をうかがう実験の発案者は、
「まぁ、コンマ単位で、より正確に時間を計測するなら、使ってみても良いか……」
と、フォローを入れてくれた。
(や、やめてくれ……こういう時の心遣いは、余計に惨めになる)
そう思いつつも、声には出さず、なるべく表情を崩さないように努力しながら、返答しておいた。
「あぁ、良ければ使ってくれ」
すると、彼女は、特にこちらのようすを気に風もなく、
「わかった。じゃあ、早速始める、前に……私の仮説を聞いてもらってイイ?」
無言でうなずくオレに、スマホを取り出して、持説を展開し始めた。
彼女のスマホの画面には、ソプラノ管コカリナの運指表の図が表示されている。
「この運指表を見て! ソプラノ管コカリナは、♯や♭の半音を合わせて、全部で十五の音階があるの。前にも話したかも知れないけれど、坂井が体験したことをそのまま信用するなら、音階によって、停止する時間の長さが変わるんじゃないかと、私は推測してる。高音のレの音階が鳴らされた時の停止時間は一分間。そして、低音のドの音が鳴らされた時の停止時間は、かなり長く感じた。それなら、低音のドの音と、音階の真ん中にあたるソの音の停止時間を正確に計測できれば、すべての音階の停止時間も、おおよそ判断できるんじゃないか、と思うの。《長時間停止》には、回数制限があると考えるなら、実験する回数もなるべく少ない方が良いと思うし……」
そこまで一気に語ると、「どうかな? 私の仮説は……」と言いたげな表情で、こちらをうかがっている。
どうもこうも、仮説や実験方法について、深く考えているとは言えない自分にとっては、感心するより他はない。
それと同時に、
(コカリナの持つ《時間停止機能》の、ナニが、ここまで小嶋夏海を没頭させるのか?)
とも感じる。
もちろん、(意図したことではないとは言え)この事態に彼女を巻き込んでしまった自分が、そんなことを言える立場でないことは理解しているが……。
そんなことを考えながら、
「小嶋の考えだと、二~三回の《長時間停止》を実行するってことか?」
と、自分の理解が正しいのか、確認を取る。
「そうね、念のため、高音の方も停止時間を確認しておきたいから、三回は機能を発動させることになりそう。どう?回数的に問題ない?」
彼女は、こちらの問い掛けに質問で返してきたが、内容的に問題になることはなさそうだ。
「あぁ、問題ない! それより、効率の良い実験の方法を考えてくれていたんだな、ありがとう」
素直に感謝の言葉を口にすると、予想通りの反応が返ってきた。
「別に……時間があっただけだし……」
ともあれ、確認する方法や手順を共有できたことで、いよいよ実験の準備は整った。
ちなみに、昨日の一件で、暗黙のうちに、コカリナの音を奏でて時間を停止させるのは、オレの役目になっている。
「それじゃあ、始めるか!? 最初は、高音から鳴らすぞ?」
そう、宣言すると、彼女も応じる。
「ストップウォッチは、私が預かる。時間計測は、任せて」
その言葉にうなずいて、頼りになる相棒にストップウォッチを手渡し、コカリナのストラップを首に掛け、吹き口に唇をあてる。そして、両手の親指も背面の指穴から外し、息を整える。
少し緊張しているためか、周囲のアブラゼミの大合唱が、より反響して聞こえるような気がした。
彼女はコカリナの先端に触れ、ストップウォッチを構え、「いつでも良い」といった感じで、首を縦に振った。その仕草を合図に、大きく息を吹き込んだ。
午前八時五十分——————。
シャワーを浴びて感じた清涼感も、ものの五分ほどで雲散霧消するほどの気温に耐えて漕いできた自転車を駐輪場に止め、図書館の入り口にむかうと、そこには、小嶋夏海の姿があった。
周囲の壁が作る日陰に立つ彼女は、白と黒のトップスに丈の短いジーパンというスタイルで、普段、高校で見る制服姿よりも、さらに大人びた印象に映る。
「おはよう! 待たせてしまったか? 申し訳ない」
と、声を掛けると、チラリとスマホの画面を見て、素っ気ない返答があった。
「指定した集合時間の十分前でしょ? 問題ない」
いつも通りの反応に、心の中で苦笑しつつ、周りに人気がないことを確認して、彼女にたずねる。
「それで、今日は、どんな実験をするんだ?」
「今日は、《長時間停止》の停止時間の確認ね。コカリナの奏でる音階によって、どれだけ停止時間に違いがあるのか知っておきたいから……。ただ、坂井の意見を尊重すれば、《長時間停止》は、回数に制限があるかも知れないから、慎重に実験しないとね」
『本格的な実験と調査』と、大げさな表現を使っただけはあって、彼女なりの実験計画を立てているようである。
しかし、気になることもある。夏休み中の図書館は、学生が多く集まり、人目につかずに実験を行うには不向きに思えたからだ。
「場所は、図書館で良かったのか? 確かに、暑さ対策には向いているが、結構ヒトが多いだろう?」
疑問をぶつけると、
「停止時間の確認自体は、近くの稲野神社でするつもり。図書館に来てもらったのは、実験が終わった後、コカリナについての文献調査が目的だから……」
と、答えを返してきた。
なるほど、この図書館から徒歩一分も掛からない神社の敷地内なら、木々に囲まれているので木陰も多く、人気も少なそうだ。
おまけに、セミの大合唱の有無が、時間停止の目安にも成り得るので、我らが『トカリナ』の実験を行うには、絶好の場所といえるだろうが――――――。
「神社を実験の場所にするのは良いアイデアだと思うが、図書館での文献調査って、ナニをするんだ?」
再び疑問を投げ掛けると、
「この図書館にある資料で、『トカリナ』の正体がわかるとは、私も思っていないけど……楽器としてのコカリナのルーツとか、コカリナが作られた土地の文化とか時代から、何か推測できることがあるかも知れないと思ったから……坂井は、気にならないの? この不思議なアイテムが、いったい何なのか―――?」
そりゃ、祖父さんが形見として授けてくれたようなモノだから、気にならない訳はないが、その調査をするにしても、自分のような平凡な高校生には、なにから調べれば良いのか、検討もつかない。まさか、最近お笑い芸人が、三代目の局長に就任したテレビ番組の某探偵局に依頼を出すわけにもいくまいし……。
それでも、小嶋夏海が、この祖父さんの形見に、並々ならぬ興味を抱いてくれているなら、ぜひ調査に協力したいと思う。
「確かに、気になる! それに、何だか『夏休みの自由研究』って感じで楽しそうだな!」
そう答えると、彼女は苦笑しながら、つぶやくように語る。
「『夏休みの自由研究』って、小学生じゃないんだから……まぁ、でも、自分たちに出来ることなんて、同じ様なレベルなのかもね。大学に行けば、もっと、本格的なことが研究できるかもだけど……」
そんな取り留めのない話をしていると、いつの間にか開館時間になったようで、入り口の自動ドアが開いたので、空調の効いた図書館内に移動する。
そして、この場所を使い慣れている様子の小嶋夏海の案内に従って、学習室の席を確保したオレたちは、『トカリナ』の実験のために、図書館から歩いて一分の場所にある神社にむかった。
※
言い伝えによると、稲野神社は、千年以上も前にこの地に遷座されたという長い歴史を持つ由緒ある《お社》らしい。その境内には、本殿の他に、名のある神社の分祠がいくつも存在している。
強烈な陽射しを遮る、鬱蒼とした木々の木陰に入ると、うだるような暑さもいく分かは、マシに感じられる。
ジ~ジ~、ジリジリと合唱をしているアブラゼミの声も、今回の実験には、うってつけだ。
本殿からさらに奥まったところにある、直射日光を防ぎ、人気の少ない場所を見つけたオレは、この実験の発案者にたずねる。
「この辺りで、良いか?」
「いいんじゃない? 少しは暑さもしのげそうだし」
了承を得たオレは、コカリナを取り出し、「じゃあ、始めるか」と、声を掛け、
「あと、時間を計るなら、これも必要じゃないか?」
と、ストップウォッチを手に取り、さり気なく『出来るオトコ』であることをアピールしながら、彼女に見せた。
すると、
「時間を計るだけなら、スマートフォンの機能で十分じゃない?時間停止中は、ネットには接続できなくなるみたいだけど、タイマーやストップウォッチの機能は、作動していたから」
思いがけない返答に、トーンダウンした声で応じてしまった。
「そ、そうか……まぁ、そうだな」
「?」
怪訝な表情で、こちらの顔色をうかがう実験の発案者は、
「まぁ、コンマ単位で、より正確に時間を計測するなら、使ってみても良いか……」
と、フォローを入れてくれた。
(や、やめてくれ……こういう時の心遣いは、余計に惨めになる)
そう思いつつも、声には出さず、なるべく表情を崩さないように努力しながら、返答しておいた。
「あぁ、良ければ使ってくれ」
すると、彼女は、特にこちらのようすを気に風もなく、
「わかった。じゃあ、早速始める、前に……私の仮説を聞いてもらってイイ?」
無言でうなずくオレに、スマホを取り出して、持説を展開し始めた。
彼女のスマホの画面には、ソプラノ管コカリナの運指表の図が表示されている。
「この運指表を見て! ソプラノ管コカリナは、♯や♭の半音を合わせて、全部で十五の音階があるの。前にも話したかも知れないけれど、坂井が体験したことをそのまま信用するなら、音階によって、停止する時間の長さが変わるんじゃないかと、私は推測してる。高音のレの音階が鳴らされた時の停止時間は一分間。そして、低音のドの音が鳴らされた時の停止時間は、かなり長く感じた。それなら、低音のドの音と、音階の真ん中にあたるソの音の停止時間を正確に計測できれば、すべての音階の停止時間も、おおよそ判断できるんじゃないか、と思うの。《長時間停止》には、回数制限があると考えるなら、実験する回数もなるべく少ない方が良いと思うし……」
そこまで一気に語ると、「どうかな? 私の仮説は……」と言いたげな表情で、こちらをうかがっている。
どうもこうも、仮説や実験方法について、深く考えているとは言えない自分にとっては、感心するより他はない。
それと同時に、
(コカリナの持つ《時間停止機能》の、ナニが、ここまで小嶋夏海を没頭させるのか?)
とも感じる。
もちろん、(意図したことではないとは言え)この事態に彼女を巻き込んでしまった自分が、そんなことを言える立場でないことは理解しているが……。
そんなことを考えながら、
「小嶋の考えだと、二~三回の《長時間停止》を実行するってことか?」
と、自分の理解が正しいのか、確認を取る。
「そうね、念のため、高音の方も停止時間を確認しておきたいから、三回は機能を発動させることになりそう。どう?回数的に問題ない?」
彼女は、こちらの問い掛けに質問で返してきたが、内容的に問題になることはなさそうだ。
「あぁ、問題ない! それより、効率の良い実験の方法を考えてくれていたんだな、ありがとう」
素直に感謝の言葉を口にすると、予想通りの反応が返ってきた。
「別に……時間があっただけだし……」
ともあれ、確認する方法や手順を共有できたことで、いよいよ実験の準備は整った。
ちなみに、昨日の一件で、暗黙のうちに、コカリナの音を奏でて時間を停止させるのは、オレの役目になっている。
「それじゃあ、始めるか!? 最初は、高音から鳴らすぞ?」
そう、宣言すると、彼女も応じる。
「ストップウォッチは、私が預かる。時間計測は、任せて」
その言葉にうなずいて、頼りになる相棒にストップウォッチを手渡し、コカリナのストラップを首に掛け、吹き口に唇をあてる。そして、両手の親指も背面の指穴から外し、息を整える。
少し緊張しているためか、周囲のアブラゼミの大合唱が、より反響して聞こえるような気がした。
彼女はコカリナの先端に触れ、ストップウォッチを構え、「いつでも良い」といった感じで、首を縦に振った。その仕草を合図に、大きく息を吹き込んだ。
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