29 / 70
第2章~⑫~
しおりを挟む
7月23日(金) 天候・晴れ
翌日も、朝から眩しいほどの太陽が輝き、猛暑日になることが容易に想像できる晴天だった。
前日、大学訪問をすることに決めたあとも、オレたちは、閉館時間である午後六時まで図書館に残って、文献調査続けた。
そして、この日は、入試のため大学見学も兼ねて、キャンパスの総合図書館に足を運んだのだが――――――。
附属図書館の入り口には、
《蔵書点検のため、学外の方の図書館利用は、ご遠慮いただいております》
という張り紙が貼り出されていた。
私鉄の最寄り駅から徒歩二十分をかけて炎天下を歩いてきた身にとっては、ガックリと来る告知内容であったが、これは、致し方のないことだろう。
さらに、スマホで大学附属図書館の案内を調べてみると、論文の掲載誌などの『貴重図書』については、事前の閲覧申し込みなどが必要だったようだ。
「ゴメン……わざわざ一緒に来てもらったのに……昨日、図書館に電話して、確認しておくべきだった……」
小嶋夏海は申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にするが、単なる付き添いのような身の自分としては、彼女を責めるつもりはない。
「まぁ、夏休みだし仕方ないんじゃね? オレとしては、小嶋に誘ってもらわなけりゃ、この大学のキャンパスに来られるチャンスもなさそうだし、貴重な機会に感謝だ。論文を確認するなら、蔵書点検が終わってから、また来ればイイさ」
「――――――ありがとう。そう言ってもらえると、助かる。そうね、また、このキャンパスに戻ってくれば良い……」
彼女は、感謝の言葉を述べたあと、何かを決意したかのように、つぶやいた。
落ち込んでいる様子だった、研究調査のパートナーを励ますと言うよりは、あくまで、こちらの本音を語ったつもりなのだが、彼女の気持ちが楽になったのなら、それに越したことはない。
「で、どうする? ちょっと、時間は早いけど、ネコリナを置いてるショップに行ってみるか?」
そう提案すると、
「うん! 坂井が構わないなら……」
と、了承を得たので、本日の学術調査は打ち切ることになった。
ここから、本日の第二の目的地である雑貨屋に向かうことになるのだが……。
酷暑の中を再び二十分も歩くには、水分と鋭気を補充する必要がある、と二人ともに判断し、図書館に歩いてくる途中で見つけた学生交流課のラウンジで一休みしてから、大学を離れることにした。
※
本日の主要目的地となった動物小物を中心に販売している雑貨屋は、国内有数のターミナル駅から、徒歩十分ほどの場所にあった。ここは、SNSや雑誌などでも、よく話題になるショップが集うエリアだ。
真昼の時間帯で、さらに気温が高くなる中、駅からの道のりで疲労の色を濃くしている様子だった小嶋夏海だが、緩やかに空調の効いた店舗に入った途端、
「!」
と、声にならない興奮の様相を示し、動物小物、とりわけネコグッズに見入り始めた。
店内には、キーホルダーに、コースター、イヤホンジャックに、アクセサリー類、はては何に使用するのか不明な小物まで、様々なモノが揃っている。
やはり、その中でもネコ関連のグッズは人気が高いのか、商品点数が多いようだ。
自分も、なるべく小物には触れないように気を付けながら、店内の商品を観察する。
開店から間もない時間帯のためか、店内には自分たち以外の客はおらず、店主らしき男性も声を掛けてこないため、居心地は悪くない。
それでも、このテの店舗に長時間滞在するのは、自分のような男子学生にとっては、なかなかの苦行ではある。
我らが、『トカリナ』の能力を借りずとも、まるで時が止まったかのように、ゆったりと時間が流れている感覚に襲われる。
(女子は、良く飽きもせずに見てられるな)
と、思いつつ小嶋夏海の様子を眺めていると、ようやくお目当てのモノを発見したようだ。
彼女が手にしたソレは、十センチにも満たない大きさで、両手にすっぽりと収まるサイズだった。
愛おしむように、両手でネコリナを持つ彼女に、
「その毛色ので良いのか?」
と、たずねると、
「うん! お祖母ちゃん家に居た子と近所の子も同じ毛色なんだ」
と、答えが返ってきた。
腹の部分が白く、それ以外の部分は、黒と灰色の縞模様で覆われた塗装がほどこされていて、オーソドックスなネコの毛色だと思うのだが、彼女にとっては、思い入れのあるモノなのだろうか?
そんなことを考えつつ、
「じゃあ、会計をしようか?」
そう言って財布を取り出すと、
「本当に、イイの……?」
と、上目遣いで、遠慮がちに問い掛けてきた。
普段の彼女が見せることのない、その仕草と眼差しに、一瞬、ドキリとして言葉に詰まりかけるが……
「い、いまさら、確認することでもないだろ? 最近、小嶋には、迷惑を掛けたり、頼り切りになりっぱなしだったからな……その礼だと思ってくれ」
何とか取り繕って、返答することができた。
「そっか……ありがとう!」
その満面の笑みをたたえた表情に、またも動揺してしまったことを隠しつつ、彼女とともに商品をカウンターに持って行くと、ネコリナを受け取った店主らしき男性が、
「ありがとうございます。彼女へのプレゼントですか?贈り物用の包装をさせていただきましょうか?」
と、たずねてきた。
隣に立つ彼女の様子をうかがうと、コクリと、首を縦に振ったので、
「はい! じゃあ、お願いします」
と、返答して、夏休み前に両親からの誕プレとしてもらった一万円札を差し出す。
お釣りを受け取り、陶磁製のネコリナを丁寧に梱包してくれている様子を眺めていると、作業を進める男性と数秒前に交わした会話の内容が、脳内によみがえってきた。
「彼女へのプレゼントですか?」
最初の単語が、単純に隣に立つ同級生の女子を指す三人称の意味なら、さして問題はないが、その言葉が、一般名詞としての意味だとしたら――――――。
(思いっきり、『はい!』と答えてしまった。恥ずかしい…………)
三度、心がザワつくのを抑えつつ、チラリと彼女の顔色をうかがうが、特に変わった様子はないようだ。
安心しつつも、さきほどから、周りの言動に動揺し過ぎる自分の感情の不安定さが腹立たしくなる。
同時に、
(いまの会話、気にならなかったか――――――?)
という疑問を彼女自身にぶつけてみたい衝動に駆られたが、そのフレーズを口にしてしまうと、彼女からの答えを待つまでの心の動揺を抑えきる自信がなかったので、なんとか、言葉を飲み込んだ。
そんな、こちらの動揺をよそに、プレゼント包装されたネコリナを受け取った小嶋夏海は、
「ありがとう、坂井」
と、感謝の言葉とともに、屈託のない笑顔を見せる。
「それだけ喜んでくれたら、こっちとしても本望だよ」
そう返答し、店主さんにも礼を述べて、店をあとにする。
外に出ると、すぐに、彼女は、
「ねぇ、坂井。今日はコカリナの調査が出来なくなっちゃったけど、このあとは、どうするの?」
と、聞いてきた。
「う~ん、そうだな~。せっかく、こっちに出てきたし、明後日のプールに行くように水着でも見に行くかな?」
水着を買いに行くのは、前日の土曜でも良いだろう、と考えていたが、色々な店舗が揃う繁華街に出てきた上に、時間もたっぷりあるとなれば、今日中に買い物を済ませておくのも悪くない、と思い直して、答える。
「ふ~ん、じゃあ、私も付き合ってあげよっか?プレゼントをもらったお礼も兼ねてね」
そんな提案をしてきたので、なるべく平静を装って、
「あぁ、小嶋が構わないなら……」
と、答えた。
十日ほど前までなら、
(なんて恩着せがましいヤツだ……)
と、感じていたであろうことを考えると、自分の感情の変化に驚く。
女子を伴って水着を選びに行くということに、気恥ずかしさというか、こそばゆさのようなモノを感じるものの、ここは、彼女の好意に甘えることにする。
買い物を終えた小さな雑貨店から、徒歩五分ほどの場所に、ビル一棟まるごと生活雑貨を扱っている大型店舗があるので、二人で、そのビルに向かい、紺色に落ち着いた柄の入ったインナーメッシュ付きの水着を購入した。
翌日も、朝から眩しいほどの太陽が輝き、猛暑日になることが容易に想像できる晴天だった。
前日、大学訪問をすることに決めたあとも、オレたちは、閉館時間である午後六時まで図書館に残って、文献調査続けた。
そして、この日は、入試のため大学見学も兼ねて、キャンパスの総合図書館に足を運んだのだが――――――。
附属図書館の入り口には、
《蔵書点検のため、学外の方の図書館利用は、ご遠慮いただいております》
という張り紙が貼り出されていた。
私鉄の最寄り駅から徒歩二十分をかけて炎天下を歩いてきた身にとっては、ガックリと来る告知内容であったが、これは、致し方のないことだろう。
さらに、スマホで大学附属図書館の案内を調べてみると、論文の掲載誌などの『貴重図書』については、事前の閲覧申し込みなどが必要だったようだ。
「ゴメン……わざわざ一緒に来てもらったのに……昨日、図書館に電話して、確認しておくべきだった……」
小嶋夏海は申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にするが、単なる付き添いのような身の自分としては、彼女を責めるつもりはない。
「まぁ、夏休みだし仕方ないんじゃね? オレとしては、小嶋に誘ってもらわなけりゃ、この大学のキャンパスに来られるチャンスもなさそうだし、貴重な機会に感謝だ。論文を確認するなら、蔵書点検が終わってから、また来ればイイさ」
「――――――ありがとう。そう言ってもらえると、助かる。そうね、また、このキャンパスに戻ってくれば良い……」
彼女は、感謝の言葉を述べたあと、何かを決意したかのように、つぶやいた。
落ち込んでいる様子だった、研究調査のパートナーを励ますと言うよりは、あくまで、こちらの本音を語ったつもりなのだが、彼女の気持ちが楽になったのなら、それに越したことはない。
「で、どうする? ちょっと、時間は早いけど、ネコリナを置いてるショップに行ってみるか?」
そう提案すると、
「うん! 坂井が構わないなら……」
と、了承を得たので、本日の学術調査は打ち切ることになった。
ここから、本日の第二の目的地である雑貨屋に向かうことになるのだが……。
酷暑の中を再び二十分も歩くには、水分と鋭気を補充する必要がある、と二人ともに判断し、図書館に歩いてくる途中で見つけた学生交流課のラウンジで一休みしてから、大学を離れることにした。
※
本日の主要目的地となった動物小物を中心に販売している雑貨屋は、国内有数のターミナル駅から、徒歩十分ほどの場所にあった。ここは、SNSや雑誌などでも、よく話題になるショップが集うエリアだ。
真昼の時間帯で、さらに気温が高くなる中、駅からの道のりで疲労の色を濃くしている様子だった小嶋夏海だが、緩やかに空調の効いた店舗に入った途端、
「!」
と、声にならない興奮の様相を示し、動物小物、とりわけネコグッズに見入り始めた。
店内には、キーホルダーに、コースター、イヤホンジャックに、アクセサリー類、はては何に使用するのか不明な小物まで、様々なモノが揃っている。
やはり、その中でもネコ関連のグッズは人気が高いのか、商品点数が多いようだ。
自分も、なるべく小物には触れないように気を付けながら、店内の商品を観察する。
開店から間もない時間帯のためか、店内には自分たち以外の客はおらず、店主らしき男性も声を掛けてこないため、居心地は悪くない。
それでも、このテの店舗に長時間滞在するのは、自分のような男子学生にとっては、なかなかの苦行ではある。
我らが、『トカリナ』の能力を借りずとも、まるで時が止まったかのように、ゆったりと時間が流れている感覚に襲われる。
(女子は、良く飽きもせずに見てられるな)
と、思いつつ小嶋夏海の様子を眺めていると、ようやくお目当てのモノを発見したようだ。
彼女が手にしたソレは、十センチにも満たない大きさで、両手にすっぽりと収まるサイズだった。
愛おしむように、両手でネコリナを持つ彼女に、
「その毛色ので良いのか?」
と、たずねると、
「うん! お祖母ちゃん家に居た子と近所の子も同じ毛色なんだ」
と、答えが返ってきた。
腹の部分が白く、それ以外の部分は、黒と灰色の縞模様で覆われた塗装がほどこされていて、オーソドックスなネコの毛色だと思うのだが、彼女にとっては、思い入れのあるモノなのだろうか?
そんなことを考えつつ、
「じゃあ、会計をしようか?」
そう言って財布を取り出すと、
「本当に、イイの……?」
と、上目遣いで、遠慮がちに問い掛けてきた。
普段の彼女が見せることのない、その仕草と眼差しに、一瞬、ドキリとして言葉に詰まりかけるが……
「い、いまさら、確認することでもないだろ? 最近、小嶋には、迷惑を掛けたり、頼り切りになりっぱなしだったからな……その礼だと思ってくれ」
何とか取り繕って、返答することができた。
「そっか……ありがとう!」
その満面の笑みをたたえた表情に、またも動揺してしまったことを隠しつつ、彼女とともに商品をカウンターに持って行くと、ネコリナを受け取った店主らしき男性が、
「ありがとうございます。彼女へのプレゼントですか?贈り物用の包装をさせていただきましょうか?」
と、たずねてきた。
隣に立つ彼女の様子をうかがうと、コクリと、首を縦に振ったので、
「はい! じゃあ、お願いします」
と、返答して、夏休み前に両親からの誕プレとしてもらった一万円札を差し出す。
お釣りを受け取り、陶磁製のネコリナを丁寧に梱包してくれている様子を眺めていると、作業を進める男性と数秒前に交わした会話の内容が、脳内によみがえってきた。
「彼女へのプレゼントですか?」
最初の単語が、単純に隣に立つ同級生の女子を指す三人称の意味なら、さして問題はないが、その言葉が、一般名詞としての意味だとしたら――――――。
(思いっきり、『はい!』と答えてしまった。恥ずかしい…………)
三度、心がザワつくのを抑えつつ、チラリと彼女の顔色をうかがうが、特に変わった様子はないようだ。
安心しつつも、さきほどから、周りの言動に動揺し過ぎる自分の感情の不安定さが腹立たしくなる。
同時に、
(いまの会話、気にならなかったか――――――?)
という疑問を彼女自身にぶつけてみたい衝動に駆られたが、そのフレーズを口にしてしまうと、彼女からの答えを待つまでの心の動揺を抑えきる自信がなかったので、なんとか、言葉を飲み込んだ。
そんな、こちらの動揺をよそに、プレゼント包装されたネコリナを受け取った小嶋夏海は、
「ありがとう、坂井」
と、感謝の言葉とともに、屈託のない笑顔を見せる。
「それだけ喜んでくれたら、こっちとしても本望だよ」
そう返答し、店主さんにも礼を述べて、店をあとにする。
外に出ると、すぐに、彼女は、
「ねぇ、坂井。今日はコカリナの調査が出来なくなっちゃったけど、このあとは、どうするの?」
と、聞いてきた。
「う~ん、そうだな~。せっかく、こっちに出てきたし、明後日のプールに行くように水着でも見に行くかな?」
水着を買いに行くのは、前日の土曜でも良いだろう、と考えていたが、色々な店舗が揃う繁華街に出てきた上に、時間もたっぷりあるとなれば、今日中に買い物を済ませておくのも悪くない、と思い直して、答える。
「ふ~ん、じゃあ、私も付き合ってあげよっか?プレゼントをもらったお礼も兼ねてね」
そんな提案をしてきたので、なるべく平静を装って、
「あぁ、小嶋が構わないなら……」
と、答えた。
十日ほど前までなら、
(なんて恩着せがましいヤツだ……)
と、感じていたであろうことを考えると、自分の感情の変化に驚く。
女子を伴って水着を選びに行くということに、気恥ずかしさというか、こそばゆさのようなモノを感じるものの、ここは、彼女の好意に甘えることにする。
買い物を終えた小さな雑貨店から、徒歩五分ほどの場所に、ビル一棟まるごと生活雑貨を扱っている大型店舗があるので、二人で、そのビルに向かい、紺色に落ち着いた柄の入ったインナーメッシュ付きの水着を購入した。
7
あなたにおすすめの小説
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
『お兄ちゃんのオタクを卒業させてみせるんだからね❤ ~ブラコン妹と幼馴染オタク姫の果てしなき戦い~』
本能寺から始める常陸之介寛浩
青春
「大好きなはずなのに……! 兄の『推し活』が止まらない!?」
かつて、私は信じていた。
優しくて、頼もしくて、ちょっと恥ずかしがり屋な──
そんな普通のお兄ちゃんを。
でも──
中学卒業の春、
帰ってきた幼馴染みの“オタク姫”に染められて、
私のお兄ちゃんは**「推し活命」**な存在になってしまった!
家では「戦利品だー!」と絶叫し、
年末には「聖戦(コミケ)」に旅立ち、
さらには幼馴染みと「同人誌合宿」まで!?
……ちがう。
こんなの、私の知ってるお兄ちゃんじゃない!
たとえ、世界中がオタクを称えたって、
私は、絶対に──
お兄ちゃんを“元に戻して”みせる!
これは、
ブラコン妹と
中二病オタク姫が、
一人の「兄」をめぐって
全力でぶつかり合う、果てしなき戦いの物語──!
そしていつしか、
誰も予想できなかった
本当の「大好き」のカタチを探す、
壮大な青春ストーリーへと変わっていく──。
現実とサキュバスのあいだで ――夢で告白した相手が、同居を始めた話
そう
青春
ある日家に突然現れた謎のサキュバスのホルさん!
好感度はMAXなようで流されるがまま主人公はホルさんと日常を過ごします。
ほのぼのラブコメというか日常系小説
オチなどはなく、ただひたすらにまったりします
挿絵や文章にもAIを使用しております。
苦手な方はご注意ください。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる