人気アイドルが義理の兄になりまして

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学校開始!

出した答え

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 僕は碧さんのことをどう思っているのだろうか。
 自室のベッドに沈み込んで、色々と考える。
 碧さんのことは好きだ。それが、恋愛感情かと聞かれれば……どう、なのだろう。
 今まで付き合った人はいないし、好きな人もいなかったからよく分からない。

「あーどうすればいいんだろう……?」

 このまま答えを出したら、碧さんとの関係性は変わってしまうだろう。OKを出しても、フッてもどっちでも。
 ──それは嫌だ。そう漠然と思う。
 それを言えばいいのではないか。いやでも、それは答えではないしな。

 コンコン、と部屋の扉がノックされた。

「雪都くん、いる?」
「あ、碧さん!」

 慌てて起き上がり、碧さんを自室に招き入れる。

「今さっきは困らせるようなことを言ってごめん。気にしないで」
「そうは言われても気になります。その、すぐには答えは出せませんが、碧さんの好きになるように頑張ります」
「じゃあ、俺は雪都くんに好きになってもらえるように頑張るね」

 碧さんの顔が近づいてきた。キスされると身構える。

「くっくっ、雪都くんは可愛いね」

 碧さんが僕に触れることはなかった。意地悪そうな笑みを浮かべている。
 これからどうなってしまうのだろうか。
 まだ初恋もまだだというのに。告白された相手が芸能人だなんてハードルが高すぎる。
 
「これから覚悟してね、雪都くん」

 ぽかんとしている僕を残して、雪都さんは部屋を出て行くのだった。

 ……これから僕はどうなってしまうのでしょうか。

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